体育会練習始まる 一心不乱

飯塚市立二瀬中学校
校長 吉田 浩昭
平成28年5月12日
熊本地震義援金 飯塚市教委へ
ご協力ありがとうございました
体育会練習始まる
一心不乱
GW明けの9日から体育会に向けての練習が始まりました。1日目、2日目とあいにくの雨により、
体育館での練習となりましたが、集団行動を中心に熱気のある練習が行われました。その全体練習の
冒頭に「二瀬らしい体育会を創ってほしい。
」と生徒に話をしました。二瀬らしいとは「統率がとれ、
きびきびと動き、声を出して一生懸命に競技・演技」することであり、長い二瀬中の歴史の中で脈々
と受け継がれてきたものだと思っています。生徒会が打ち出
した体育会のテーマも「一心不乱」とまさに二瀬中の体育会
を象徴するテーマだと思います。
さらに今年は「周りの人に感謝し」
「自分たちが感動でき
る」
「見ている人感動させる」ことのできる体育会を生徒と
先生が力を合わせ、創り上げたいと考えています。
「これが二瀬の体育会だ!」といえる体育会をお見せする
ことができると思います。ぜひ、子どもたちを励ましてくだ
さい。お願いします。
なお、練習期間中、近隣のご家庭には、ご迷惑をおかけし
ますが、学校も最大限の配慮をいたしますので、ご理解とご協力をお願いします。
集団行動に思う
感謝
感激
熊本地震により被災された方に学校として何かできないか、との問いかけに本校生
徒会役員が立ち上がってくれ、4月21日から28日まで生徒昇降口前で募金活動を
行いました。多くの生徒・保護者が募金に協力してくれ、総額76,776円の募金
を集めることができました。中には瓶に入った小銭を募金してくれる生徒もいまし
た。きっと、家じゅうで協力してくれたんだなあと思い、胸が熱くなりました。この
募金に賛同、協力いただきました生徒並びに保護者の皆さんに感謝します。ありがと
うございました。
5月10日(火)には、この募金を持って、飯塚市教育委員会へ行き、本校生徒会
長と副会長が片峯教育長へ手渡しました。教育長のお話では、飯塚市は東日本大震災
の経験を活かし、ピンポイントの支援を行うことを決めており、この義援金は熊本県
西原村に送り、復興に役立ててもらうとのことでした。送り先が決まっていることに
よって、
「このお金は西原村のためになるんだ。
」と支援の目的が明確になりました。
生徒会長、副会長も真剣な眼差しで教育長のお話に聴き入っていました。
しかし、大切なことは継続した支援だと思います。募金は終わりましたが、
「私達
にできることはなんなのか。
」と常に問いかけ、実行に移していきたいと考えます。
感動
私が二瀬中学校に戻ってきて驚かされることは、多々ありますが、その中の1つに集団行動があります。
とにかくすごい!わずかなずれもなく列を揃え、きびきびと動く。生徒はだれもせずにひたむきに行動して
いる。恥ずかしながら、私はここまでできませんでした。ともすると「集団行動は個性重視の社会に逆行し
ているのでは?」といわれがちです。しかし、集団行動は集団で生活するための規律づくり、つまり基盤づ
くりです。この基盤が集団にあってこそ、人は安心して自分の考えをいうことができ、自分の特性つまり個
性を発揮することができると思うのです。そして何より、社会を生き抜くための基盤になると思うのです。
このように、本校では集団行動を集団づくりの基盤として位置づけ、基盤をしっかり作った上で良好な人
間関係を構築させ、生徒の良さを伸長させ、将来に向けた力を生徒につけてさせていきたいと考えています。
体育会では一段成長したお子様の姿を見て、感動していただけると確信しています。そして、その姿から
お子様の将来を見てください。
5 月行事
13
17
20
21
22
金
火
金
土
日
市 P 連総会
スクールカウンセラー来校
学校安全の日
会場作成(給食あり)
体育会
23
24
25
31
月
火
水
火
振替休日
振替休日
体育会予備日(給食あり)
2,3 年歯科検診
スクールカウンセラー来校
学校通信はホームページにも掲載しています。
(
「二瀬中学校」で検索)