独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構との共同探鉱契約締結

平成 28 年 5 月 10 日
各
位
会 社 名 三井松島産業株式会社
代表者名 代表取締役社長 天 野 常 雄
(コード番号 1518 東証第1部、福証)
問合せ先 常務執行役員 萩野谷 陽一
(TEL.03-5205-3811)
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構との共同探鉱契約締結について
当社の連結子会社である三井松島インターナショナル社(以下 MMI)は、独立行政法人 石
油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下 JOGMEC)と豪州での石炭開発における共同探鉱契約
を締結しましたので、お知らせいたします。
記
1.JOGMEC との契約内容
今回の契約はMMIが豪州クイーンズランド州に権益を保有するミモザプロジェクトに
JOGMEC が2年間で総額2百万豪ドルの探鉱費用を支出し、その対価として MMI より
その直接保有する権益 41.7%の 42.1%分(全体権益の 17.56%)を取得できるオプション
権を獲得するものです。
なお本契約はJOGMECが平成27年に創設した日系JV制度によるものですが、
その導入後初めての案件となります。
2.ミモザプロジェクトの概要
本プロジェクトはクイーンズランド州中央東部、モーラの南西 55km、積出港である
グラッドストーン港からは南西 186km に位置しており(地図別添)、これまでの試錐から
南部鉱区において、深度 200m までの石炭層に、154 百万トン(JORC 規定)の低灰分、
低硫黄分の良質な一般炭が賦存することを確認しております。
本プロジェクトはアンインコーポレーテッドJVの形態で実施されますが、その権益は
現状、MMI が 41.7%を直接に保有するとともに、残り 58.3%は Square Exploration Pty.
Ltd.社(MMI 社出資:15%)がその 100%子会社を通じて保有しております。
3.今後の進め方
当社のもつ技術に加え、JOGMEC の有する探鉱における知見・ノウハウを活用し、
南部鉱区での試錐調査を継続するとともに、他の鉱区においても炭層状況を確認し、
競争力ある炭鉱の開発を推進してまいります。
4.業績に与える影響
平成 28 年 3 月期及び平成 29 年 3 月期の当社連結業績に与える影響はありません。
以
上