平成28年度宇都宮ブランド戦略取組方針(PDFファイル

平成28年度宇都宮ブランド戦略の事業計画(素案)
平成28年度ブランド戦略の取組(案)
宇都宮ブランド戦略の基本的な考え方
◆宇都宮ブランド戦略の目的
・本市のイメージ・魅力を高め,市内の人が誇りを持って住み続け,さらに市外の人
たちに対しても,積極的に宇都宮市を PR している状態になる。
・宇都宮市が「憧れを持って注目される都市」になり認知度や魅力度が高まり,訪れた
り,住んだりしたくなる都市になる。
◆ブランド戦略の進め方:3つのステップ
認知
信頼
◆基本的な考え方
・アクションプランに掲げた目標を達成するため,市民には誇りを持ち自発的な行動につなげるための事業を,市外
には来訪リピーターを増やし定住化・企業立地の促進につなげるための事業を重点事業とし,同プランを推進する。
・居住年数が短い市内の若者,地方暮らしに興味がある東京圏の若者へのアプローチを強化する。
・「ダブルプレイス」をキーワードとする宇都宮の暮らしの良さについての情報発信のほか,市制120周年や LRT
なども活用しながら,ブランドの情報発信を強化する。
・ブランド戦略活動支援業務の委託のあり方を見直し,地域資源や市内の人的ネットワーク等をさらに活用した情報発
信に取り組む。
①「認知」
:宇都宮の魅力を知ってもらう取組
②「信頼」:宇都宮を好きになってもらう取組
③「愛着」:認知と信頼の取組により市民の誇りと
市外からの憧れを獲得
愛着
宇都宮ブランド戦略これまでの取り組み状況(平成21~27年度)
・愛着(誇りと憧れ)の獲得に向け,市民参加型シティプロモーションを全国に先駆けて実施(H21~)
・宇都宮の暮らしのよさを発信する「ダブルプレイス」などの取組を推進(H26~)
・居住年数が短い市内の若者,地方暮らしに興味がある東京圏の若者を優先ターゲットに設定(H27~)
[目標指標の推移(宇都宮ブランド戦略第2期アクションプラン)]
*市民の誇り
: H25 年度 40.8% → H26 年度 44% → H27 年度 41.4% (H29目標:60%)
*市民の愛着度: H25 年度 67.4% → H26 年度 74% → H27 年度 71.0% (H29目標:75%)
居住年数が短い市内若者の愛着度:H26 年度 51.5% →H27 年度 57.1%
*市外来訪意向: H25 年度 13.8% → H26 年度 15% → H27 年度 16.0% (H29目標:30%)
社会動向と本市の動き
・全国的に地方創生の機運が高まっており,地方暮らしに関心のある東京圏在住の若者が増加。
・本市では,市制120周年,LRT 着工,各大学における地域連携機運の高まりなどによって,魅力
の再発見や拡大,情報発信の強化が図れる機会を迎えている。
・第2期アクションプラン(25~29 年度)の後期を迎え,目標達成に向けた取組の強化が求められて
いる。
評価及び課題
・アクションプラン(25~29 年度)の後期を迎える中,目標である市民の誇りや市外からの来訪意向
が目標に達成していないため,ブランド戦略の定着と拡大を図る必要がある。
・居住年数が短い市内若者の愛着度は微増しているが依然として低いため,また地方暮らしに関心の
ある東京圏在住の若者が増加しているため,若者へのアプローチを強化する必要がある。
・「ダブルプレイス」がウェブ上で広がっており,マスコミから大きな反響を得ていることから,「ダ
ブルプレイス」をキーワードに宇都宮の暮らしの良さについての情報発信を強化するとともに,市
政120周年や LRT を活用した情報発信などにも取り組む必要がある。
・宇都宮の暮らしの良さ等について情報発信するにあたっては,地域資源への精通や市内の人的ネッ
トワークや機動力が求められることから,首都圏メディアへのアプローチを優先したブランド戦略
活動支援業務の委託のあり方を見直す必要がある。
◆具体的な取組み
(1) ターゲット
(市内)全市民
※居住年数の短い10代後半~20代の市民を重点的なターゲットとする。
(市外)東京圏における地方暮らしに興味のある若者及び企業
(2) 全体像
参考資料1参照
(3) 主な内容(新規・強化事業)
・市民等による本市の魅力発信の自分ゴト化をより促進するため,市民・学生等による本市PR活動の提案を募集し,
採択事業に対し実施支援を行う①。
・市制120周年を契機として,改めて市民に本市の地域資源を知ってもらうため,広報紙と連動した地域をめぐるス
タンプラリーの実施や,本市の歴史・文化や魅力を分かりやすく編集したパンフレットの作製・配布等を行う②。
・企業等が本市に関心を持っていただけるよう,LRTの活用等都市の活力や可能性などを編集したパンフレットを作
製・配布するなどPRを実施する③。
・地方暮らしに興味がある東京圏の若者等が本市に関心を持ち訪れてもらえるよう,キーワード「ダブルプレイス(2
地域生活)」を活用し,東京圏でのPRイベントや宇都宮の暮らしの良さを体験できるツアー等を強化実施④⑤。
・東京圏メディアが本市に関心を持ちさらに情報発信をしてもらえるよう,本市の魅力を伝える情報提供に加え,現地
プレスツアーを実施するなど,メディア誘致活動を強化する⑥。
・ウエブを活用した情報発信を強化するため,開設から7年が経過した宇都宮ブランド推進協議会ホームページをリニ
ューアルし,本市魅力について新鮮で分かりやすい情報発信を行うとともに,ブランド戦略全体の事業について周知
し,市民等の事業参加を促す⑦。
新規・強化事業