NO. 項目 1 総論 2 総論 3 総論 4 総論 質問 回答 本事業創設に至った経緯及び本事業の趣旨は何ですか。 復興庁では、平成27年度で終了した「新しい東北」先導モデル事業で構築したノ ウハウ等の普及・展開を進め、被災地の「自立」につながる取組を加速するととも に、これらの取組の担い手を育成するため、(自治体や)企業・各種民間団体によ るスタートアップをきめ細かに支援することとしています。 (自治体については、平成27年度より「自治体版ハンズオン支援事業」にて地域 課題の解決に向けた新たな取組に対する支援を行っているところでありますが、) 地域課題の解決に向けた新たな取組に挑戦する「被災地の民間団体・企業」に対 しても、被災地の自立につながる取組について、取組の質と持続性の向上を図る ための研修を行うとともに、スタートアップに必要な資金を支援することとしまし た。 本事業と、「新しい東北」先導モデル事業との違いは何です か。 「新しい東北」先導モデル事業は、幅広い担い手(企業、大学、NPO等)による、 先駆的かつ自発的な取組(他の地域のモデルとなるような先導的な取組であって 震災前には見られなかった「新たな取組」)をすくい上げ、これを育て(加速し)、被 災地に展開していこうとするものです。このため、第一の要件として「先導性」を設 けていました。また、(人件費も含め)ソフト面の経費を包括的に支援してきまし た。 他方、本事業は、これまで先導モデル事業で数多くの取組が芽生えたことも踏 まえ、地域の課題解決に資するとともに、被災地の自立に繋がる取組について、 地域への「定着」や他地域への「普及・展開」に必要な支援を実施するものです。 このため、要件として「先導性」は問わず、「持続性」等の要件を重視しています。 また、取組を持続的なものとするため、「人件費」も支援の対象とはしていません (それに伴い、支援対象金額も減少しています)。さらに、資金面での支援のみな らず、取組の質と持続性の向上を図るための研修を用意している点が異なりま す。 本事業と、「心の復興」事業との違いは何ですか。 「心の復興」事業では、「被災者の生きがいづくりに資する取組としての効果が 期待されること」や「多くの仮設住宅居住者の参加が見込まれる取組であること」 等が対象事業として必要な点とされています。 他方、本事業においては、分野での制限は設けておらず、多様な分野における 地域課題の解決や地域の自立に向けた取組を支援することとしています。さら に、資金面での支援のみならず、取組の質と持続性の向上を図るための研修を 用意している点が異なります。 支援額が最大100万円(税込)である理由は何ですか。 ノウハウの普及・展開に際し、地域のNPO等が活動を始める際の経費の支出 が困難であることが多いという問題があり、各所で意見交換を行う中で、50万円 ~100万円程度の資金的な支援があるとスタートアップしやすくなるという意見が 多かったためです。約1年間の取組に対して支援を行うため、「最大」100万円(税 込)としました。また、年間の取組概要を「新しい東北」官民連携推進協議会ウェ ブサイトに公表した上で、平成29年度当初の支払いとなります。 企業単独、地方公共団体単独での応募ができないとありま 応募可能です。具体的には、特定非営利活動法人、医療法人、財団等を想定し 5 応募資格 すが、それ以外の法人・団体であれば、単体で応募できます ています。 か。 公募要領の選定基準に記載されている「持続的に取組を進 事業期間だけでなく、将来にわたって、持続的に提案された取組が実施される 6 選定基準 める事務局体制が構築されているか。」とは、具体的にどの ことが可能な事務局体制の構築を想定しています。 ようなことを想定していますか。 支援対象となる経費は、プロジェクトの立ち上げ段階におけるソフト面の取組に 係る経費です。支援対象となる経費の例としましては、関係者の合意形成に向け たワークショップ等の開催に関する経費や講演会・勉強会等の開催のための専 門家招聘に係る経費です。また、先進地等の関係者との交流のための提案団体 の職員の旅費・宿泊費も対象です(ただし、単なる視察のための旅費・宿泊費は 対象外です。) 7 経費 支援対象とする経費は、地域課題の解決という名目であれ ば何に使用しても問題ありませんか。 8 経費 「先進地等の関係者との交流」とは、各取組分野における先進地等へ訪問し、 現地の関係者からの説明を受けるのみならず、ワークショップやディスカッション 等を行うことにより、先進地等の関係者と訪問者(取組主体)の双方にとって、各 「単なる視察」と先進地等の関係者との交流(双方の取組発 自の事業の前進に寄与する成果を得ることを目的とする取組を指します。なお、 表等)の違いは何ですか。 これらの取組は「新しい東北」官民連携推進協議会ウェブサイトでも公表して頂き ます。 他方、「単なる視察」とは、各取組分野における先進地等に訪問し、現地の関係 者から説明を受ける(通り一辺倒の質疑応答を含む。)のみの場合を指します。 9 経費 今年度、他の補助金等の申請を予定していますが、本事業 に応募することは可能ですか。 10 経費 本事業の対象とする経費が他の補助金等の対象経費と明確に区分できるので あれば、応募することは可能です。 支援対象とする経費について、申請した経費項目の予算が 他の経費項目の流用は認められません。また、選定後は支援対象となる経費 超過した場合、他の経費項目から流用することは可能です の増額は認められません。 か。 11 実施期間 事業開始はいつ頃からですか。 本事業の採択通知日を事業開始日とします。なお、採択通知日は6月下旬頃を 予定しております。 12 選定 選定結果はどのように通知されますか。 選定団体は本事業ホームページ(パソナのホームページ)で公表します。また、 選定団体に対しては、採択通知書及び本事業開始までに提出頂く書類一式を郵 送又はメールにてお送りします。 13 選定 不採択の場合、事務局からの通知はありますか。 不採択となった場合も、それぞれの提案団体に結果を通知いたします。 14 選定 各県ごとの選定団体数は決まっていますか。 各県の選定団体数は特に決まっておりませんが、地域バランスやテーマ(分野) バランスも考慮し、支援対象事業を選定します。また、選定団体数は合計で60件 程度を予定しております。 15 選定 有識者の情報は公開されないのですか。 公募期間終了後に、パソナのホームページにて公開します。 16 研修 選定団体は全ての研修に必ず参加しなければなりません か。 全ての研修に参加する必要はございませんが、必ず1つ以上の研修に参加い ただきます。事業実施期間中に、実施主体ごとに適したテーマの研修に参加して いただくことを想定しています。研修の内容や時期等の詳細については、事務局 から選定団体に対してご連絡いたします。 17 研修 それぞれの取組が持続的に実施され、被災地の自立につながるためには、取 選定団体が1つ以上の研修に参加することを必須とした理由 組の質の向上や、各団体の組織・運営体制の強化等が必要となります。そのた は何ですか。 め、本事業では、資金面での支援に加えて、そうした点に資する研修を実施し、 支援を行うこととしているためです。 現時点では、選定団体の要望を踏まえて研修内容を決定した上で、秋以降に岩 手県、宮城県及び福島県の3県で開催することを想定しております。 研修内容については、「担い手育成(人材・マネジメント等)」「取組の質の向上 (各分野での先進事例紹介等)」「取組の持続性の向上(財務、組織運営、IT等)」 等、テーマ別の研修を各県で事務局が開催する予定です。 回数については、選定団体の要望の多かった研修内容によって異なることも想 定されるため、選定後に決定いたします。 18 研修 研修は、いつ頃、どこで、どのような内容で、何回程度の開 催を想定していますか。 19 研修 研修会場までの交通費を本事業の申請額に含めることはで 研修会場までの交通費は自己負担となります。本事業の申請額に含めることは きますか。 できません。 20 研修 選定団体は全ての構成員が研修を受ける必要があります か。また、研修の受講について人数制限はありますか。 必ずしも選定団体の全ての構成員が研修を受ける必要はございません。参加 者については、選定団体の判断に委ねられます。また、現時点では人数制限は 想定しておりませんが、参加者が多数となった場合は同一の研修を複数回実施 する可能性もございます。参加人数を予め把握するために、様式1-1【11.研修会 の参加】の欄に想定している参加人数を記載ください。 21 研修 不採択となった団体も研修に参加できますか。 不採択となった団体は研修に参加できません。 22 成果確認 選定後、定期的に事務局への報告する事項はありますか。 毎月の報告等は現時点では想定しておりませんが、取組の実施期間中に数回 程度取組の進捗状況について報告をして頂く予定です。具体的には、報告書(応 募様式2の更新等を想定。)の作成業務等が発生するほか、事務局からの問い 合わせへの対応等が想定されます。 支援対象事業の成果を把握するため、年度末に、成果物の検査を行うととも に、今後の展開について確認します。成果物の検査については、領収証等の経 成果の確認の対象となる最終的な成果物の内容はどのよう 費支出実績のわかる書類の提出を求める場合があります。また、復興庁ウェブサ 23 成果確認 なものを想定していますか。 イト等に掲載するための取組内容(得られた成果等の記述等も含む。)の概要版 (質問66の報告書のうち、取組終了時に作成するものと同義。)の提出をお願い する予定です。 24 支払 支援金はいつ頃支払いを受けることができますか。 「新しい東北」官民連携推進協議会ウェブサイトへの公表、成果物の確認のの ち、平成29年度当初に支払う予定です。従って、後払い方式となります。 25 支払 提案した金額どおりの支払いを受けることができますか。 成果物の検査の結果によって、金額を決定してお支払いします。このため提案 した金額と実際にお支払する金額が一致しない場合があります。(なお、提案した 金額以上の金額の支払を受けることはありません。) 26 その他 公募は何回程度を予定していますか。 現時点では、2回目以降の公募は未定です。2回目以降公募する場合は、本事 業のホームページ等に掲載しますので適時ご確認ください。
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