第 11 回 宗吾霊堂紫陽花まつり

平成 28 年 6 月号 第 253 号
発行:一般社団法人成田市観光協会
成 田 市 花 崎 町 839
0 4 7 6 - 2 4 - 3 1 9 8
東日本大震災復興支援
第 11 回 宗吾霊堂紫陽花まつり
宗吾霊堂大本堂裏手に広がる境内には、在来アジサイをはじめ、ガクアジサイ・柏葉アジサイなど
約7,000株の紫陽花が植えられています。中でも、柏葉アジサイは 1,000株以上あり、これだけ多くの
柏葉アジサイを見られる場所は少なく、観光客の目を楽しませてくれます。
紫陽花まつり期間中、宗吾霊堂大本堂では箏・尺八や二胡の演奏が行われ、旧客殿ではお茶会も開催さ
れます。
【 期
間 】 6月5日(日)~6月26日(日) 期間中の各日曜にイベント開催
イベント開催日
演奏会(宗吾霊堂・大本堂)
1 日2回公演(11時~・13時30分~)
お茶会(宗吾霊堂・旧客殿)
10時~15時
(先着順、定員に達し次第受付終了)
6月5日(日)
箏(清翔会)、尺八(竹樹会)
平山 宗洋 先生(表千家)
6月12日(日)
箏(清翔会)、尺八(竹樹会)
今枝 宗幸 先生(裏千家)
6月19日(日)
二胡(ワン シャオフォン)
滝澤 宗理 先生(石州流 不昧派)
6月26日(日)
二胡(ワン シャオフォン)
鈴木 宗三 先生(表千家)
【お問合せ先】 「紫陽花植樹による観光地づくり実行委員会」事務局
一般社団法人 成田市観光協会 TEL 0476-22-2102
航空科学博物館
※6月15日(水)千葉県民の日は、特別開館日。高校生以下の入館料が無料となります。
【空飛ぶデザイン-BOEING100 年の歴史】 模型や解説パネルを用いて、
水上飛行機から最新機まで同社の発展の歴史が紹介されます。
【日 時】 6月1日(水)~7月24日(日) 10時~17時(入館は16時30分まで)
【やさしい航空の話 航空無線の楽しみ】 航空機を安全に運航するため、空港への
離着陸、海上等航空路における飛行など、様々な分野に利用されている無線について、
わかりやすく説明されます。
【日 時】 6月26日(日) 13時~ 【休館日】 月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館。)
【お問合せ先】 航空科学博物館 TEL 0479-78-0557
6月の主な行事予定
千葉県立房総のむら ※6月15日(水)千葉県民の日は、入場料が無料となります。
房総座「柳家三三落語会」 人気・実力とともに、今 最も評判の若手真打柳家三三(やなぎやさんざ)師匠
による落語をお楽しみください。お得な前売り券は房総のむら総屋受付にてお買い求めください。
【日時】6月12日(日)13時15分~、14時30分~ 落語観覧チケットと入場料が必要です。
「大道芸入門」
伝統的な大道芸を体験してみよう!料金無料!(房総のむら入場料が必要です。)
【日時】6月19日(日)11時~、13時30分~(各回約 1 時間)
【休館日】月曜日(月曜日が休日の場合は開館し翌日休館。)
【お問合せ先】 千葉県立房総のむら TEL 0476-95-3333
弘法大師・興教大師御誕生
真言宗の宗祖・弘法大師と中興の祖・興教大師の御誕生を慶祝する行事が成田山新勝寺にて行われます。
弘法大師は、中国に渡り日本に密教を伝えた真言宗の開祖で、密教の第八祖として尊崇されており、
興教大師は、弘法大師の教えを復興したことから、真言宗の中興の祖と仰がれる方です。
6月11日・12日写経大会は、『般若心経』を浄写、納経法会、法話と続き、最後に別席で精進料理の接待
があります。要予約。皆様もこの機会に日常では体験できない仏教文化に触れてみてはいかがでしょうか。
『 写 経 大 会 』 日時:6月11日(土)・6月12日(日)※定員 各日250名
受付開始:10時 光輪閣4階 光輪の間 申込締切日:6月3日(金)
『 弁 財 天 祭 礼 』 日時:6月11日(土)・6月12日(日) 8時~16時 弁財天堂
『 御 誕 生 慶 祝 法 会 』 日時:6月15日(水) 10時~ 大師堂
【お問合せ先】 成田山新勝寺 TEL 0476-22-2111 (8時~16時)
成田山門前町を行く~その⑭
明治期の成田山参詣の隆盛と門前町の発展は、町の諸産業にも様々な変化をもたらしました。
まず、門前町成田を特色づける旅館業をみると、江戸時代末期の天保14年(1842年)に32軒だったとい
う旅館が、明治に入ってしだいに増加し、明治18年(1885年)に発行された『成田山霊場実記』では、61軒
と記されています。ところが、明治30年代に鉄道か開通したことにより日帰り客が増え、宿泊客が少なくなり、
旅館業者は他の営業に転じる方も現れました。
旅館業以外に目をやると、明治前期の産業としては酒の醸造、薬の製造販売、たばこ製造などが盛んでし
た。このうち、薬の製造販売は江戸時代から始まり、明治期に最盛となりました。主に、土産物として参詣客
を対象に販売され、特に有名なものに胃腸薬「一粒丸」があります。
この頃の代表的な土産物としては、「いちごおこし」があげられます。これは、江戸時代からの成田の名物
として古い名残をとどめる土産物でしたが、「栗ようかん」の登場により姿を消していきました。成田のようか
んの始まりは、明治14年15年頃のことであったと言われています。今なお親しまれているようかん。米屋は
明治32年、柳屋は明治末期の創業となります。
明治末期の成田町の工業生産額で最も高い割合を占めるのが菓子類で、全体の46%に上ります。その
大半が栗ようかん・おこし等の土産物であったと考えられます。その他、料理店・飲食店など数多く、成田駅
から新勝寺に通じる参道のいたるところに土産物屋や料理店等が軒を連ねていました。
明治44年11月には、千葉県にあった物産陳列館が成田町に移され、町立千葉県物産館が開館しました。
物産館は、現在、平和大塔のある場所に建っていました。県内外の諸産品の展示や販売が行われており、
同館の設立は、当時の成田町の発展を示すものと言えるでしょう。
☆イベント等の関連情報については、FEEL 成田(http://www.nrtk.jp)をご覧ください。☆