平成 28 年 5 月 10 日(火) 豊橋市報道発表資料 豊橋市報道発表資料 県内初!! の ら ぎ 豊橋版NORAGI(試作版)の完成とモニタリングの開始について ○目 的 農業者の高齢化が問題になる中、現在の農業者がこの先1年でも長く農業に従事して いただけるように、身体的負担の軽減機能をもち、更に、若者が農業を就職先の一つと して考えていただけるように、農業のイメージ向上を図れるデザインとした「豊橋版N ORAGI」を普及させ、将来の地域農業の担い手確保につなげる。 ○豊橋版NORAGIの特長 ・共同開発企業の技術を応用し、ファッション性と機能性の両立を目指した。 ・主なターゲットは、地域特産野菜であるキャベツや白菜など重量野菜の収穫作業。 ・ゴムの伸縮力を利用し、中腰作業における腰などの負担軽減と身体的故障の予防効 果を発揮。 ・膝をついて作業を行い、腰への負担を軽減する「膝パット」入れを装備。 ・作業の効率性などに配慮し、キャベツや白菜を切る包丁をつるすためのリングや、ス マートフォン・財布などを入れられる胸ポケットを装着。 ・他のモーターアシストスーツと違い、モーターやバッテリーを搭載しないため軽量で、 特別なメンテナンスもなく、価格も抑えることができる。 ○開発経緯 ・平成27年度より「豊橋版NORAGI」を製作し、このたび試作品・5着が完成。 ・試作品は「4Hクラブ」をはじめ、女性農業者にも協力いただき、農作業時に求めら れる機能や、道具や持ち物の収納、色・柄といったデザインなど意見を反映して製作 した。 ・デザインだけではなく、農作業の負担を軽減する機能を持たせることとなり、共同開 発企業の技術をベースに開発することとした。 ○今後の予定 ・5月よりモニタリング開始予定。農業関係団体等を通じて農家の方にお願いし、実際 の農作業で試作品を使ってもらうことで改善点を洗い出す。 ○7月16日から開催される「海フェスタ東三河」で試作品を公開する予定。 ・10月ごろモニタリングで判明した改善点を反映し、完成品を作成。 ○10月開催の豊橋まつりにて完成品の公開を行う予定。 ・完成した「豊橋版NORAGI」の普及を目指す。 ○共同開発企業について ・共同開発した企業は北海道大学発のベンチャー企業「株式会社スマートサポート」。 ・ロボット技術を応用し、身体的負荷の軽減を図るゴムアシストスーツを開発販売。 ○4Hクラブとは 将来の日本の農業を支える 20∼30 代前半の若い農業者が中心となって組織され、農 業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討す るためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活 動を行っているのが、4Hクラブ(農業青年クラブ)です。 4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考え ることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく 暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの 4 つの信条の 頭文字を総称したものです。(農林水産省HPより) 【問合せ先】 産業部農業企画課 課長補佐 藤沢 英樹 TEL 0532-51-2455 上体を引き上げる 体幹を引き締める
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