「高経年化プラントの維持管理」カンファレンスプログラム 2016 年 5 月 31 日-6 月 1 日 早稲田大学・国際会議場 共催: KCI Publishing / Material Technology Institute 協賛:株式会社キッツ / 日揮株式会社 1 日目(5 月 31 日) 9:30-9:45 オープニング挨拶 9:45-10:20 タイス·エルスホフ(KCI Publishing、CEO) / ポール·リウ(Materials Technology Institute、ディレクター) 高経年化プラントの維持管理について 日本におけるプラント高経年化の現状や海外との比較を含め、高経年化に対する化学企業経営者の視点からの講演 10:20-10:45 高圧ガス保安のスマート化の検討について 10:45-11:10 RBI リスクベースインスペクションに関する海外(アメリカ)からの視点 RBI の早期技術開発が行われてから、25 年が経とうとしている中、RBI は高齢化プラント設備検査の管理に大きな 影響を与えています。当初のコンセプトから現在の API RP580 および RP581 における RBI の歴史概説や、長年に わたる技術と方法論の進化を議論し、RBI プログラムのメリット測定例を紹介 発表者:フィリップ. ヘンリー (The Equity Engineering Group, Inc.) 休憩 日本における インフラの高経年化とリスク・ベース・メンテナンスの重要性 日本のインフラの歴史と展望を踏まえ、今後の維持管理への指針を講演 発表者:藤原健嗣(旭化成) 発表者:高橋正和(経済産業省高圧ガス保安室長) 11:10-11:40 11:40-12:05 発表者:酒井潤一(早稲田大学) 12:05-12:30 「高経年化プラントの維持管理」の重要性と対応(グローバルな視点) プラント老朽化による現象と対応、そしてその重要性を、住友ケミカルエンジニアリング運営経験を基に、経営 面、プラント稼動面、老朽面を国際企業からの観点でとらえた講演 12:30-14:00 14:00-14:25 昼食 14:25-14:50 複合的な供用適正評価のアメリカおける考え方 コークドラムを例に高経年設備への包括的な供用適正評価の適用と寿命延長 発表者:石丸裕(大阪大学) エンジニアリング会社からの視点 最近の材料選定、防食設計情報の扱い方の変化、各種要素技術を用いたプラントの問題へのソリューションの提供 とその展開 発表者:細谷敬三(日揮) 14:50-15:15 発表者:ジュリアン. ベドヤ (Stress Engineering Services, Inc.) 国際保険ブローカーからの見解 化学プラントの事故、損害に係る保険業界の役割と高経年化プラント問題について 15:15-15:30 休憩 15:30-17:00 ワークショップ:日本における RBI 適用の現状 発表者:高尾義行(マーシュブローカージャパン) セッション長:中原正大(旭化成) 事例発表::中原正大(旭化成)検査データを活用した損傷発生可能性評価法検討事例 事例発表:フィリップ. ヘンリー (The Equity Engineering Group, Inc.) 事例発表:松田 宏康(ベストマテリア)化学工場での保温材下腐食への RBI の適用 17:00-19:00 ネットワーク懇親会* * 別途登録が必要となります 2 日目(6 月 1 日) 9:30-9:55 「高経年化プラントの維持管理」:日本の操業会社からの視点 日本の石油精製プラントは、戦後の高度成長期に各地域にコンビナート形成のひとつの核企業として設置され、現 在に至っている。その間、部分的な改造、新設を行ってきたが、設置後 40 年以上になろうとしており、安全安心 の設備健全性確保が、以前にも増して重要となってきている。これら経年劣化と近年の話題について紹介。 発表者:川野浩二(出光興産) 9:55-10:20 10:20-10:45 ヨーロッパ国際腐食専門家から経年化尿素プラントでの腐食問題 炭酸アンモニウムは、高合金化ステンレス鋼にでさえも、強い(ブレンステッド)酸で非常にアグレッシブに反応 します。尿素合成部分で発生する、異なった形態の腐食を発表では取り上げると共に、高経年化した尿素プラント で腐食故障を制御する方法を紹介。 発表者:ジル. ノッテン (NTT Consultancy) MOSMS-経営に資する「戦略的保全マネジメントシステム」に関して 発表者:若槻茂(日本プラントメンテナンス協会) 10:45-11:15 11:15:12:30 休憩 ワークショップ セッション A: 樹脂材料の劣化 セッション B: 保温材下腐食 セッション長:久保内昌敏(東京工業大学) セッション長:中原正大(旭化成) 事例発表:昆野哲哉(JX エネルギー) 石油精製設備にお ける保温材下腐食への対応と課題 事例発表:大島義生(旭化成)保温材下腐食への旭式発 生評価方法を基にした管理方法構築 14:25-14:50 事例発表:宮下隼基(日揮) 樹脂材料劣化事例紹介 事例発表:田中 隆介(非破壊検査) 超音波法を用いたライニング剥離検査技術による劣化 診断 事例発表:草野正大(現久保内研) FRP の劣化事例 と検査における RBI 昼食 金属に関する高経年化の事例 発表者:小薄孝裕 (新日鉄住金) 高経年化プラント - 知識格差による影響 14:50-15:00 移動時間 15:00-16:30 ワークショップ 12:30:14:00 14:00-14:25 事例発表:三浦到(三菱化学)保温材下腐食への非破壊 検査の開発と適用状況 発表者:エモリー フォード (MTI) セッションA: 「大型 SDM における課題と解決への取り組み」 大型 SDM における計画から運転までの流れについて概 説し、国内の大型 SDM における課題と解決に向けての 取り組みをプラントオーナー及びコントラクターの立 場から紹介し、海外での取り組みや事例と対比して課 題解決の方向性を模索する 16:30-16:45 セッションB: 「高経年化プラントの維持管理」に貢献する最新の設備 保全技術 長期に渡る高経年化プラント維持管理の関連課題とし て、各種プラント設備(静機器、動機器、計装)の安全 安定稼動に必要な最適保全要求に対し、IoT のキーワー ドに代表される最新の技術動向と実例に基づく状況、課 題等について、プレゼンテーションを中心として討議。 セッション長:金重正規(新興プランテック) セッション長:吉田雅美(アズビル) 事例発表:田島文彦(東燃ゼネラル石油) “設備オーナーの視点から” 事例発表:永山浩二(新興プランテック) ”コントラクターの視点から“ 事例発表:Jim Watt (KBC) 経年プラント大型 SDM の課題と海外での取り組み 閉会挨拶 タイス·エルスホフ(KCI Publishing) 事例発表:前田純(日揮プラントイノベーション) 配管維持管理へのビッグデータ解析技術適用の可能性 事例発表:福永辰也(旭化成エンジニアリング) 回転機器診断を中心とした最新技術事例と課題 事例発表:髙井努(アズビル) 計装機器診断を中心とした最新技術事例と課題 2016 年 5 月 10 日現在 発表者および内容変更の可能性と、また、直近に発生する予期せぬ事情の場合、プログラムは事前連絡なく変更になる可能性があります事、予めご了 承願います。
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