熊本地震について 校長 堀内省剛 観測史上初めて、震度7を2回記録した熊本地震では、多くの被災者がでてしまいました。そして、今なお、 被害状況の全貌が明らかにならないくらい、甚大な災害となってしまいました。犠牲になられた多くの方々、 その関係者の方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、 現在、 避難所生活を余儀なくされている多くの方々、 その関係者の方々に対しまして、お見舞いを申し上げます。 私たちは、震災のたびに同じ光景、同じ苦しみが繰り返される現実を目の当たりにします。しかし、その現 実を前にただ茫然とするのではなく、その中から教訓となるべきものを見つけ、これからの生活に生かさねば なりません。 本校では、来る5月10日(火)に両教育部門合同の避難訓練を実施いたします。今回は、緊急地震速報シ ステムが作動し、警報音が校内に流れた時の基本行動と安全確保について訓練を実施いたします。緊急地震速 報の音は警報音であるために、耳にした人たちに緊張感や危機感を与えるように作られています。一方で本校 には、音に反応し、心身の変調をきたす児童・生徒も在籍しておりますので、その対処方法の確立は、安全を 確保するためにも非常に重要なこととなります。 私たちは、緊急地震速報の警報音をいつ耳にするかわかりません。各ご家庭におかれましても、お子様やご 家族の皆様の安全を確保するための対応などについて、改めてご確認くださいますようお願いいたします。 平成28年5月1日 【緊急地震速報 平成27年1月発行】 ※気象庁ホームページより
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