財政比較分析表

(3)市町村財政比較分析表(
)市町村財政比較分析表(普通会計決算)
普通会計決算)
平成25
平成25年度
25年度
兵庫県市川町
将来負担の状況
人
口
う ち 日 本 人
面
積
歳 入 総 額
歳 出 総 額
実 質 収 支
標準財政規模
地方債現在高
13,216
13,140
82.70
5,630,436
5,402,756
214,206
3,720,715
5,768,916
人(H26.1.1現在
(H26.1.1現在)
現在)
人(H26.1.1現在
(H26.1.1現在)
現在)
k㎡
千円
千円
千円
千円
千円
実 質 赤 字 比
連 結 実 質 赤 字 比
実 質 公 債 費 比
将 来 負 担 比
率
率
率
率
市
(
型
)
町
年
村
度
類
毎
14.7
110.7
将来負担比率
当 該 団 体 値
%
%
%
%
(%)
類似団体内平均値
類似団体内順位
65/75
[110.7%]
0.0
35.3
H21 Ⅲ
Ⅲ-1
-1 H22 Ⅲ-1
Ⅲ-1 H23 Ⅲ-2
Ⅲ-2
H24 Ⅲ-2
Ⅲ-2 H25 Ⅲ-2
Ⅲ-2
62.7
50.0
1.9
18.9
29.4
53.9
100.0
110.7
150.0
※平成26年度中に市町村合併した団体で、合併前の団体ごとの決算に基づく実質公債費比率及び将来負担比率を算出していない団体については、グラフを表記しない。
155.8
141.1
134.0
120.7
182.3
200.0
※充当可能財源等が将来負担額を上回っている団体については、将来負担比率のグラフを表記しない。
※類似団体内平均値は、充当可能財源等が将来負担額を上回っている団体を含めた加重平均であるため、最小値を下回ることがある。
兵庫県平均
78.8
将来負担比率の分析欄
類似団体内の
最大値及び最小値
※市町村類型とは、人口および産業構造等により全国の市町村を35のグループに分類したものである。当該団体と同じグループに属する団体を類似団体と言う。
全国平均
51.0
標準財政規模が県下で最小である当町にとって、地方債残高(普通会
計、公営企業及び一部事務組合)などの将来負担額が大きいため、将来
負担比率は、前年度より10.0ポイント改善しているものの、110.7%と類似
団体平均(18.9%)より、91.8ポイントも高い数値となっている。
今後、下水道事業等すでに計画している事業以外の投資的事業を抑制
し、地方債の新規発行を極力抑えるとともに、「行財政改革重点7項目」等
に基づき人件費等をできる限り抑制することにより財政の健全化に努める。
250.0
H21
※「人件費・物件費等の状況」の決算額は、人件費、物件費及び維持補修費の合計である。 ただし、人件費には事業費支弁人件費を含み、退職金は含まない。
H22
H23
H24
H25
※住民基本台帳関係年報の調査基準日変更に伴い、平成25年度の住民基本台帳人口については、平成26年1月1日現在の住民基本台帳に登載されている人口を記載している。
財政力
公債費負担の状況
類似団体内順位
34/75
[0.39]
財政力指数
1.80
全国平均
0.49
兵庫県平均
0.60
実質公債費比率
(%)
類似団体内順位
65/75
[14.7%]
財政力指数の分析欄
1.20
0.90
0.60
0.54
0.30
0.45
0.51
0.44
0.47
0.46
0.42
0.40
0.45
0.39
△ 1.5
町内には大型事業所も少なく地方税収入も落ち込んでおり、標準的な行
政運営にかかる経費に対して標準的な税収入等は、4割程度にしか過ぎ
ず、類似団体平均と比べても低い水準にある。歳入面に関して課題の一
つである徴収率向上を図るうえで、特に滞納整理業務を強化し歳入確保
に努め財政基盤の強化を図る。
0.0
10.0
13.0
12.3
11.6
10.9
20.0
17.8
17.4
16.9
16.1
H21
H22
H23
H24
10.1
14.7
0.18
0.00
兵庫県平均
10.3
実質公債費比率の分析欄
1.46
1.50
全国平均
8.6
18.5
平成13年から平成15年度の間に実施したごみ処理場(中播北部行政事務組
合)埋立最終処分場など、大型事業の地方債の償還が本格化したことなどから
ここ数年悪化していたが、H23~H25年度平均の実質公債費比率は14.7%で類
似団体平均(10.1%)より4.6ポイント高いものの、前年度より1.4ポイント改善した。
平成17年度より着手した特定環境保全公共下水道事業の推進などにより上昇
要因はあるものの、行財政改革によりその他の投資的事業を極力抑制し、地方
債の新規発行を抑えているため平成21年度をピークに減少に転ずると見込んで
いる。
30.0
H21
H22
H23
H24
H25
財政構造の弾力性
経常収支比率
50.0
(%)
定員管理の状況
類似団体内順位
20/75
[84.0%]
全国平均
90.2
兵庫県平均
91.6
人口千人当たり職員数
(人)
経常収支比率の分析欄
70.0
80.0
84.2
90.0
88.8
81.8
87.1
86.1
86.3
86.8
87.0
84.0
85.9
100.0
兵庫県平均
6.68
0.00
8.10
8.13
7.89
5.91
8.05
8.25
10.27
10.00
10.30
10.79
10.35
10.20
定員適正化計画に基づく退職者の不補充により類似団体平均よりも少
ない職員数であるが、今後も行財政改革の推進により、職員数の抑制に
努める。
20.00
27.33
30.00
99.7
40.00
H21
H22
H23
H24
H25
H21
人件費・物件費等の状況
人口1
人口1人当たり人件費・物件費等決算額
200,000
全国平均
6.96
人口千人当たり職員数の分析欄
行財政改革の推進により経常収支比率は、前年度と比べて2.3ポイント、
また類似団体よりも1.9ポイント下回っているものの、依然として人件費、公
債費の割合が高く硬直的な財政状況が続いている。高齢化率の上昇に伴
う医療費、介護給付費などの経費が今後も増加することから、当面、高い
水準で推移する状況が予想される。
「行財政改革重点7項目」に掲げたとおり、今後も人件費や公債費の抑
制を図り義務的経費の削減に努める。
110.0
100,000
類似団体内順位
26/75
[8.25人
[8.25人]
60.1
60.0
0
H25
(円)
151,363
125,852
161,565
136,270
159,381
H23
H24
H25
給与水準 (国との比較)
[117,170円
[117,170円]
類似団体内順位
17/75
全国平均
116,288
兵庫県平均
108,579
ラスパイレス指数
84,307
117,170
119,234
155,688
154,446
300,000
400,000
377,873
500,000
人件費は、議員及び特別職の報酬のほか、職員数や管理職手当等の
削減など、ここ数年にわたる行財政改革の推進により、決算額構成比
(17.0%)は決して低い水準にあるとはいえないものの、決算額は類似団
体平均に比べて低くなっている。
また、物件費は、職員数の減少に伴う嘱託、臨時職員の増はあるものの、
事務事業の見直しによる内部経費の削減などにより、決算額構成比は前
年度に比べて0.2ポイント改善しており、今後も人件費、物件費の削減に努
める。
類似団体内順位
59/75
[97.9]
70.0
人口1
1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口
128,336
H22
86.2
95.0
95.2
99.4
99.1
100.0
110.0
95.1
102.6
102.6
107.2
106.2
H23
H24
97.9
101.2
120.0
H21
H22
H23
H24
H25
H21
1/1
全国町村平均
95.6
ラスパイレス指数の分析欄
80.0
90.0
全国市平均
98.6
H22
H25
平成23年度及び24年度のラスパイレス指数の上昇は、東日本大震災の
復興財源を確保するために、平均7.8%の給与削減支給措置を行ったこと
が主な要因である。
平成25年度は、97.9%と前年度より8.3ポイント改善したが、類似団体平
均の水準を上回っていることから、地域の平均給与の状況を踏まえたうえ
で、今後も給与の適正化に努める。