平成28年5月6日 ボランティアをご依頼されている皆様及びボランティア活動を予定されている皆様へ この度の平成28年熊本地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 4月22日に熊本市災害ボランティアセンターを開設以後、5月5日現在で 3,500 件 を超えるボランティアご依頼を、被災された皆様よりお寄せいただいております。 また、皆様よりお寄せいただきましたご依頼に対しまして、熊本県内はもとより九州 圏内・本州方面からも多数のボランティアの皆様にお越しいただき、連日に渡り活動い ただいておりますことに感謝申し上げます。 そのような中、ご依頼いただきましたすべてのご依頼について1日でも早くボランテ ィアの皆様を送り出せるよう、職員一同取り組んでいる状況です。一方、報道では「受 付できないボランティアを断っている」という点が多く取り上げられるため、「断るな らうちに来てほしい」という依頼者の方からのお声もいただいております。そこで、な ぜこうした状況が生じるかという点についてご説明させていただきます。 ボランティアの皆様を被災された皆様のお宅に送り出すまでに、センターにおきまし て、地図上での場所の確認、危険が疑われるご依頼の安全確認(訪問しての確認も行っ ています) 、電話連絡による訪問日程調整、送り出すボランティア活動者数の割り出し、 活動内容に応じた必要な資機材の準備、活動場所までの移動手段の確保等の作業を経ま して、翌日の活動予定が決定いたします。 しかし、当日朝の活動最終確認の段階におきまして、活動予定件数の5~10%の件 数においてキャンセル・延期のケース等も発生いたしますため、お越しいただいたボラ ンティアの皆様すべての受付を行う前に、当日分のご依頼に対してボランティア数が充 足することもあります。 お越しいただいたボランティアの皆様に対して申し訳ないという思いと当時に、ご依 頼いただいているにも関わらず、まだお伺いできていないお宅があることについても申 し訳なく思っております。 今後も、お寄せいただいたご依頼のすべてについてボランティアの皆様を送り出せる よう職員一同取り組んでまいります。被災された皆様にはお待たせしてしまうこともあ りますが、ご理解をいただければと思います。また、ゴールデンウィーク以後はボラン ティアの参加人数が減少することが予測されています。これまでお伝えしたように、ま だまだ多くの方のお力をお貸しいただきたい状況ですので、ボランティア活動を予定さ れている皆様にはご理解いただき、ぜひ末永くご協力いただきますようよろしくお願い 申し上げます。
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