資料1-1 滋賀県国民保護対応マニュアル見直しの概要 1 滋賀県国民保護対応マニュアルについて 滋賀県国民保護対応マニュアル(以下「マニュアル」という。)は、滋賀県国民 保護計画の中で示した国民保護措置について、実効性のある対応を行うため、県 が主導的に行う部分を中心に整理したもので、本県において発生の可能性が高い と思われる大規模テロ等(ゲリラ等)の突発型で大規模な危険が発生した場合に おいて、迅速かつ実効性のある対応を行うため、初動時における対処(措置の流 れを含む。)、現地における関係機関との連携を重視して記述している。 2 見直し理由について 現行のマニュアルは、平成 18 年度以降、各ハザード別に順次整備したため、 重複する記載等もあり、内容を整理する必要があった。 また、整備から月日が経過しており、国民の保護に関する基本指針※1の変更等 もあり、記載内容を見直す必要があった。 3 主な見直し内容について (1) 各ハザードで共通する対応を「第1編総則」に整理、統合 (2) 「第2編共通編」の新規作成(対応確認シート) (3) 様式集の新規作成 (4) 過去事案の概要等を「第3編事態別対応編」に記載※2 (5) 武力攻撃原子力災害の対応について、県地域防災計画(原子力災害対策編) を準用※3 (6) 「鉄道テロ対応マニュアル」を事態別対応マニュアルの一つとして整理 ※1 国民保護計画の作成基準となるもの ※2 出典:神戸市国民保護実施マニュアル ※3 国民の保護に関する基本指針の改定により、武力攻撃原子力災害の対 応については災害対策基本法を準用することとなり、県国民保護計画を 修正(平成 26 年度)し、地域防災計画(原子力災害対策編)の対応を準 用することとしたため、マニュアルの記載を修正した。 資料1-1 【参考:これまでの経過】 年度 H16 国および県の動き 年度 マニュアル整備状況 国民保護法施行 H18 共通、爆発への対応 国の基本指針の作成 H19 有害物質の漏洩対応 滋賀県国民保護計画の策定 H20 避難救援 H18 国民保護対応マニュアルの策定 H21 H20 国の基本指針の変更 H22 マニュアル見直し H22 滋賀県国民保護計画の変更 H23 鉄道テロ対応マニュアル H25 国の基本指針の変更 H24 鉄道テロ対応マニュアル修正 国の基本指針の変更 H25 マニュアル見直しを決定 滋賀県国民保護計画の変更 H26 マニュアル見直しに係る検討 H17 H26 ※ 訓練等 国民保護共同図上訓練 国民保護図上訓練 国民保護共同実動訓練 国民保護共同図上訓練 国民保護計画およびマニュアルの策定、修正については、国民保護協議会において承認 された年度となります。
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