『紫外線アレルギー』について

H28.5月号
この度は、当薬局をご利用頂きありがとうございます。
今月は『紫外線アレルギー』についてのお話です。
◆予防方法
紫外線をなるべく浴びないことが必要です。
まず外出する時に日焼け止めを忘れずに塗るようにしましょう。
また、紫外線を直接浴びないように、袖の長いシャツを着たり、
帽子をかぶることもおすすめです。日傘を利用するなど直接紫
外線を浴びないようにしましょう。
◆5月は紫外線量のピーク
日焼けやシミの原因となることで知られる紫外線ですが、この季節
に腕や首などに湿疹ができたり、赤くはれたりしていませんか?それ
は「紫外線アレルギー」かもしれないです。
4月くらいから夏にかけて紫外線が強くなる
ので今から注意が必要です。
◆日焼け止めの塗り方
日焼け止めは基本的には日焼けを防止するためではなく、日
焼けする時間を延ばす効果がある、くらいに思っておいたほう
がいいです。
日焼け止めを塗るときはたっぷり塗って下さい。一回でつける
と、白く浮き出てしまうのでこまめに何回も重ね塗りをしましょう。
◆紫外線アレルギーとは
紫外線アレルギーは日光アレルギーや
日光過敏症、日光性皮膚炎とも呼ばれます。
日光や日光の紫外線が原因で引き起こされる
アレルギー反応のことをいいます。
普通の人が浴びても問題のないほどの紫外線照射で皮膚に異常
反応が起こります。
◆日焼け止めの種類
日焼け止めには2種類あります。
・紫外線吸収剤
紫外線が肌に当ったときに、化学反応が起きて、紫外線の浸透
を防御してくれます。紫外線をブロックする効果は高いです。
ただし成分として配合されているものは、肌への刺激が強いも
のが多く、これが紫外線アレルギーを悪化させる一因になりま
す。
・紫外線散乱材
紫外線が散乱することによって肌を守ってく
れます。配合成分は酸化亜鉛や酸化チタン
などであり、肌へ低刺激です。
しかし、紫外線吸収剤よりは紫外線をブロック
する効果が低くなります。
◆紫外線アレルギーの症状
赤い湿疹、かぶれ、かゆみなどが主な症状です。
人によっても症状の出方は異なりますが、目が赤くなったり、涙が
でたり、いつも目に何か入っているような異物感を感じます。
全身症状では頭痛、発熱や吐き気がする場合もあります。
★ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください★
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