12 平成28年(2016年)5月1日 唱歌「春の小川」の舞台 渋谷川のハナシ 唱歌「春の小川」は、渋谷にある川が舞台 なのをご存知でしょうか? 春の小川は さらさら 流る~ (春の小川原詞より) 「 春 の 小 川 」って な あ に? 区 内 には 、渋 谷 川という川 が 流 れ て いま あんきょ す 。そ の 大 部 分 は 暗 渠 化され 、渋 谷 駅 の 南 側 からしか そ の 存 在を目にすることは 宇田川の支流で、代々木地区を こう ほね かわ 流れていた河 骨 川は、唱歌「春 の小川」の舞台になったとされ、 農村の小川のようなのどかな風 景が戦後しばらく存在していま した。 作詞者の高野辰之氏は、明治41 年から代々木3丁目付近に住み、 河骨川のそばを娘とよく散策し、 「春の小川」のイメージをふくら 小田急線沿いを流れる河骨川 (昭和31年)※1 ませたといいます。 できませんが、かつては宇田川などいくつ もの支流が地表を流れていたのです。 行こうよ! 第15回「春の小川」合唱祭 日 5月14日㈯10:00~10:40 場 はるのおがわコミュニティパーク (雨天時は代々木山谷小学校) 問 緑と水・公園課計画調整係 代々木山谷小学校と地 (☎3463-2879 FAX 5458-4946) 域のみなさんで歌います ※2 渋 谷 川って ? 渋谷川は、元々、新宿御苑に 水源を持ち、渋谷区・港区内 (港区内は「古川」と呼ぶ。) を通って東京湾に流れ込む全 長約10㎞の川でした。 戦前から東京オリンピック開 催の頃にかけて段階的に、水 害対策・下水道整備などの理 上 流から宮 益 橋( 現み ずほ 銀 行 渋 谷 支店の脇)を見る(昭和34年)※1 由で 、改 修 や 暗 渠 化が行 わ れ、昭和39年までには、渋谷川上流と支流のほとんどが地表か ら姿を消すことになりました。 これ から の 渋 谷 川 現在、並木橋より放流している清流復 活水を、上流の稲荷橋周辺から放流す ることで、今まで水流が感じられなかっ た区間でも水のせせらぎが感じられる ようになります。併せて、河川上空広 場の整備や河川沿道に植栽や緑地帯 を整備することで、にぎわいと憩いを 創出します。 渋 谷 3 丁目のゲートとなる広 場の イメージ(稲荷橋から下流を望む) 2018年度完成予定※3 ※1渋谷区教育委員会発行「渋谷の記憶」より ※2かつて渋谷川流域にあった水車の模型が神宮前小学校の校庭にあります。 (学校敷地内のため、見学はできません。) ※3画像提供:東京急行電鉄株式会社 平成 14 28 年 熊本地震 被 災 者の皆 様へ そ 4月 日の夜に発生した熊本地震では、 の後 も 震 度7や震 度6の大 きな揺れが一 向 大分県などに広がりました。 におさまらず 、被 災 地 域 も 熊 本 県 周 辺から 今 回の地 震により 亡 く なられた 方々のご 冥 福 をお 祈 り するとともに、被 災 されまし た 皆 様に心よりお 見 舞い申 し 上 げ ま す 。ま た 、被 災 地 が 一 日 も 早 く 復 旧 、復 興 す るこ 15 とを お 祈 り 申 し 上 げ ま す 。 食、 発 災 後 、渋 谷 区では、速やかに支 援 体 制 を 整 え 、4 月 日 に 被 災 地 の 熊 本 県 に 向 枚 、粉 ミル 150 18 700 枚 を トラックで 千 )、食 料3 千 500 本( 1 2L 発 送 するとともに、現 地に職 員3人 を 派 遣 食 、タオル 936 け 、支 援 物 資の毛 布1 千 千 152 し、支 援 活 動 を 行いま した 。さらに、 日に 離乳食 1 も 、飲 料 水3 千 ク、紙 おむつ、衛 生 用 品 等 、物 資の支 援 を 行 20 日からは職 員2人 、さら 日 か らは 応 急 危 険 度 判 定 員4 人 う とともに、 4月 に4 月 を 派 遣いたしました 。 渋 谷 区 としましては、今 後 も 支 援 を 継 続 し、 できる限 りの対 応 を 行いたいと考 えてい ます 。 ま た 、被 災 地への支 援 活 動 と して 、区 役 所 仮 庁 舎 、出 張 所 、区 民 サービスセンター、 文 化 総 合センター大 和 田で、義 援 金の受 付 を 行なっており ま す 。 区 民の皆 様におかれましては、被 災 地への 支 援 に あ た り 温 か なご協 力 を 賜 り ま して 厚 く 御 礼 を 申し上 げま す 。私たちが暮らす 東 京においても 、発 生 が 懸 念 される 首 都 直 下 地 震 がいつ起 きても おかし く ない状 況で す 。各 家 庭での食 料 品や 水の備 蓄 、家 具 等 の転 倒 防 止 金 具の取 付 、地 域やご近 所 との 協 力 体 制や災 害 発 生 時の行 動の確 認 など、 大 規 模 地 震への備 え を 十 分にしていただ き たいと 思いま す 。私 も 、渋 谷 区の安 全・安 心 な ま ちづく りに向 け 、全 力で取 り 組んでま 力のほどよろしくお願い申し上 げま す 。 渋谷区長 長谷部 健 いり ま すので、 これからも 皆 様のご理 解ご協 22 しぶや区ニュースは、毎月1日・15日に発行しています。各戸配布のほか、区の施設、区内の駅広報スタンド・郵便局・ファミリーマート一部店舗などで配布しています。
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