平成27年度 調布市立第七中学校 学校評価報告書 領 域 学 力 向 上 健 全 育 成 健 康 ・ 体 つ く り 保 護 者 ・ 地 域 と の 連 携 特 色 あ る 教 育 活 動 自己評価結果の概要 ■授業の工夫改善による学習意欲の喚起 ○数学科の少人数習熟度別指導に関して、授業アンケートで生徒から好 評の声を得るとともに、各学年共通の計算力テストでは次のような結果を 残している。3年平均点93.3点、2年81.9、1年60.3、但し1年で0点が6名 いることから下位層への手厚い指導が今後の課題である。 ■各教科等によるOJTの励行とライフステージに応じた研修参加・情報共 有 ○職員会議後、分掌部会を開催し分掌内の進捗状況や課題 等の確認を行い情報共有に努めながらOJTを励行している。 ○前年 度に引き続き、各自の夏季研修の内容・成果等を冊子にまとめ、共有 財産とした。 ○全教員と週案簿によるコミュニケーション・課題の共有化など 実施 ■人権意識の醸成と予防的生活指導の充実 ○全校生徒が集まる場で定期的に校長講話を設定し、校訓や人権等 に関する意識の高揚に向け働きかけるとともに、各学年・学級での指 導に生かすことができている。 ○いじめ等の事案に対しては、学年・ 生活指導部を中心に迅速且つ適切に対応している。 ■関係諸機関との緊密な連携と組織力の向上 ○地域の健全育成団体等との関係強化により、本校の新たな取組で あるボランティア活動が市の表彰を受けることとなった。 ○特別支援校内 委員会で、現在各学年複数名の生徒が話題に上っている。複雑な生育 歴による不登校等の案件について、一層関係機関との連携を図ってい く。 ■スポーツ教育の推進 ○前年度に引き続き、本校のみならず近隣小などでのコオーディネーショント レーニングの実施・普及に努めているが、効果検証までには至っていな い。今後も継続して取り組むとともに、定期的な意識・能力調査などに よる検証を行っていく必要がある。 学校関係者評価結果の概要 様式1 次年度への改善策 ○基礎基本の充実に向けた取組が実施できている。 ○少人数習熟度 ○次年度、都ICT教育環境整備事業の仮決定を受け、各教科等での実 別指導は有効である。 ○下位層への働きかけに注目 ○学力の底上 践的な取組を通して学習意欲の一層の喚起・向上に努めていく。 げに向けた関連団体等の活用、要検討 ○評価結果の経年変化に着 ○次年度も継続して、各種検定試験にチャレンジさせていく。 目 ○学校体制として、計画的継続的にOJTが行われている。 ○情報の 共有化を図る上で形式・方法等の検討が必要 ○「週案簿・夏季研修・校内自主研」をキーワードに、次年度も継続して取 り組む。 ○次年度、初任者の複数配置が想定されるため、若手教員 を中心とした校長指導の機会を増やしていく。 次年度 優先順位 A C ○心を耕すメッセージを発信し続けるとともに、「ならぬことはならぬもの」 ○学校評価アンケートで「学校にはいじめや暴力はない」という項目に対し といった意識を共有し同一歩調で指導に当たる。また、問題が発生した て、否定的な回答を寄せている生徒が未だ10%程度存在している。0% 場合には学年・学校体制で迅速に対応する。 ○次年度も、いじめ等に を目指して欲しい。⇒今後ともいじめ問題を直視して正面から取り組ん 関する本校独自の学校生活アンケート調査を毎学期実施し指導に当た でいく。 る。 B ○地域・PTA・近隣小等との連携が更に強化される取組に期待する。 ○関係機関との連携強化に向けては、定期的な情報交換・共有のため ○地域住民として、また保護司会の一員として今後とも協力していきた の機会を積極的に設定し働きかけていく。 い。 B ○コオーディネーショントレーニングを一層校内に浸透させるとともに、外部に向 ○発達段階や成長・発達の面で、小学校段階からコオーディネーショントレーニ けても講師依頼を積極的に受け入れ市内全体への発信・普及に努め ングを継続して取り組むことが有効である。 る。 C ■教科横断的な食育指導の推進 ○柏野小栄養士との連携により、今年度初めて弁当給食を年間3回実 ○健康の保持・増進という観点などから、食育指導の重要性について ○自作弁当のレシピ紹介など実現可能な取組を再考し、食に対する意 施するとともに、3月11日5校時には1年生全員を対象とする食育指導を 理解はできる。ただ、中学校段階では授業時数等との関連から自ずと 識を全校的に高めていく。 実施する予定。しかし、食育指導が小・中栄養士段階に止まり全校に 限界があるのではないか。 は広がらず、教科横断的といった状況には至っていない。 C ■広汎な情報発信と“face to face”の人間関係づくり ○HPの更新頻度を高め最新の情報を発信していく。 ○周年事業に関 ○現在毎月のHPへのアクセス数が約1万件で、2月末で20万に達し、急激 ○年々小中の連携が深まり、地域教育懇談会や教員研修などの取組 しては、毎月の例会などを通して地域との連携強化を図りながら11月2 な増加は本年度2学期以降顕著である。 ○周年事業関連では制服リ も活発になってきている。また、体育・数学・英語の出前授業は小学生 日式典当日を迎える。 ○小中連携では合同研修会などの質的な充実 ニューアルと教育目標改訂に加え、ボランティアネットワークを立ち上げ地域に「七 にとって大変有益である。 を図る。 中生の今」を発信するとともに、生徒に地域貢献の意識を高めていく。 A ■外部人材の積極的な活用と新たなネットワークの構築 ○白百合大学に加え、10月から学芸大学の院生が週一日SSルーム・相 ○特別支援教育の観点からも、地域人材の発掘・確保の必要性が増し ○情報収集を行い地域人材の活用に努めるとともに、近隣大学等へ出 談学級での臨床実習を行っている。今後この取組を他大学にも広げ、 て来ているのでは… 向き学生ボランティアなどの人材を発掘する。 学生・大学及び本校双方にとって意義あるものとしていく。 A ■学校・学年行事等の充実及び潤いのある環境づくり他 ○本校二大行事、体育祭と合唱コンクールに対して生徒の肯定的評価が ○生徒が行事に対して意欲的で、内容が充実している。 ○緑が増え 98%保護者は99%に達し、一定の達成感や評価などが得られているよ るなど目に見えた変化・活動結果があって良い。 うである。 ○周年事業の一環として、校庭緑化やベンチの試作など計 画的に環境改善を図っている。 ○二大行事に関しては、本校の伝統として更なる充実を図っていく。 ○環境改善に向けては、生徒のボランティア活動とタイアップして進めてい く。 B ■部活動による心と体の鍛錬 ○バドミントン部の全国大会初出場、バレーボール部・陸上部・合唱部の都大 ○部活動の加入率が高い。 ○各部活動の成果等、積極的な発信に 会出場に加え、運動部を中心に各部活動が熱心に取り組んでいる。上 期待 位の大会へ駒を進めるためには、まさに心技体とりわけ心の鍛錬が求 められる。 ○各部活動の活動状況を紹介するコーナー設置 ○顧問・指導者の生徒と向き合う時間の確保が欠かせない。そのた め、諸会議の削減と時間短縮に努める。 ○部活動コーナーの活用 B
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