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新梢伸 長抑制剤による剪 定作業の軽 減効果について の調査
(平成 28・29年度)
1はじめに
緑 地や庭 園に植 栽さ れた樹 種の 中には 、枝 葉の伸 長が速 いた め剪定 しても すぐ に大
きくなる 樹種があり ます。
これ らは年 間を通 じて 2~3 回の 剪定を しな いと樹 形が保 てま せんの で、維 持管 理作
業が増え る要因とな っています。
こ の対策 として 、市 販され てい る新梢 伸長 抑制剤 を使用 する ことに より、 この 剪定
作業 を減ら すこと がで きれば 、剪 定に伴 う剪 定枝の 処分費 も不 要とな ること から 、維
持管理費 の削減に寄 与するものと思わ れます。
新梢 伸長抑 制剤の 散布 効果を 調査 し、よ り詳 細な使 用方法 につ いて明 らかに する こと
を目的と して調査を 行っています。
2調査樹種
広く 植栽さ れてい る緑 化木の 中か ら、新 梢が よく伸 びる性 質の アベリ ア、ト キワ マン
サク、ヒ ラドツツジ の3樹種。
3調査方法
<平成2 8年度>
新梢伸長 抑制剤( 茎葉処理剤・ 土壌処理剤の 2タイプ)について散布 時期を「初期」、
「中期」、「後期」 に区分して
散 布効果を無散 布区と比較する 。
<平成2 9年度>
前述 の抑制 剤につ いて 、連年 散布 した場 合の 適正濃 度や適 正散 布量を 知るた め、 濃度
や散布量 を変えた調 査区を設置して無 散布区と比較す る。
<平成2 8・29年 度共通>
散布によ る薬害と維 持管理費削減効果 を調査する
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