事業実施要領(PDF文書)

農林水産業おたすけドローン実証事業実施要領
農林水産業おたすけドローン実証事業に関し必要な事項は、秋田県農林水産部水田総合利用課関
係補助金等交付要綱(以下「交付要綱」という。)に定めるほか、この要領の定めるところによる。
(事業の目的)
第1 農林水産業における作業の効率化や農産物の高品質化等を図るため、農林水産分野でのドロ
ーンの利用に向けた可能性を調査し実用化を推進するため、県内企業者等で構成するコンソーシ
アムを対象に開発等に対する支援を行う。
(事業の内容)
第2 次の内容に関する技術やソフトウエアの開発。
(1) ドローンにより短時間で広範囲のほ場を撮影した画像データを基に、タンパク質含有率予測
技術と収量予測の手法等や生産現場で活用できるソフトウエアを開発する。
(2) 効率的かつ効果的な病害虫防除に向けた農薬用散布機の改良やほ場調査等を実施する。
(補助事業者の要件)
第3 第2の事業内容に関する技術や製品開発が可能で、次の要件をすべてを満たす「事業推進
コンソーシアム」(以下「コンソーシアム」という。)とする。
(1) 次に掲げる事業者等で構成される「コンソーシアム」であること。
① 本事業を主体的に取り組む事業者(以下「中核事業者」という。)
② 開発・製造・販売等に関して連携する他の企業
③ ドローンを活用しようとする農業団体や法人等
(2) 「コンソーシアム」内に開発プロジェクトを統括し、進捗管理等を行う能力を有するプロ
ジェクトマネージャー、またはそれに準ずる人員を配置しているか、事業実施までに配置が
確実と見込まれること。
(3) 中核事業者は、県内に製造拠点を置いている事業者または支店や営業所が県内にあり、第
2の事業内容が可能な事業者。
(4) 「コンソーシアム」に参画する事業者等が以下の事項に該当しないこと。
① 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこと。
② 民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく民事再生手続開始の申立てまたは会
社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てがなされている者
(手続開始の決定を受けた者を除く。)でないこと。
③ 秋田県暴力団排除条例(平成23年秋田県条例第29号)第2条に規定する暴力団また
は暴力団と密接な関係を有する者でないこと。
④ 国税及び都道府県税の滞納がないこと。
(補助対象経費)
第4 補助対象経費は、別表のとおりとし、補助率は消費税を除いた経費の2分の1以内(補助上
限額、10,847千円)とする。
(事業実施の手続き)
第5 補助金を受けようとする「コンソーシアム」は、県が別に定める期間内に、事業計画認定申
請書(様式第1号)に次の書類を添えて知事に申請するものとする。
- 1 -
(1) 補助事業計画概要書(別紙1)
(2) 誓約書(別紙2)
(3) 登記簿謄本
(4) 決算書(直近2期分)
(5) 会社概要
(6) その他(コンソーシアムを構成する機関・企業等に関する参考資料)
2 知事は、前項による申請があったときは、別途定める審査会において審査し、最も優れてい
るものを認定するものとする。
3 事業の着手は、原則として補助金交付決定に基づき行うものとする。
ただし、事業の効果的な実施を図る上でやむを得ない場合は交付決定前に着手できるものと
する。
(補助金の申請等)
第6 前項において採択された事業実施主体は、交付要綱に基づく補助金等交付申請書(様式第1
号)と収支予算書(様式第3号)を知事に提出するものとする。
なお、交付要綱第2号の別に定める様式は、補助事業計画概要書とする。
2 補助事業者は、事業完了後、速やかに交付要綱第10号に基づく補助事業等実績報告書に補
助事業実績書(様式第2号)を添えて、知事に提出するものとする。
(事業の推進指導等)
第7 補助事業者は、知事に対し補助事業の成果報告を行うとともに、県が依頼した専門家によ
る評価及び指導・助言を受けるものとする。
2 補助事業者は、前項の評価及び指導・助言の内容を踏まえ、補助事業終了後の製品化等に努
めるものとする。
(補則)
第8 この要領に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
附 則
この要領は、平成28年5月2日から施行する。
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別表
費 用 区 分
人件費
内
容
補助事業者において当該開発等に直接関与する者の直接作業時間に支
払われる経費とする。ただし、役員が開発等に直接関与する場合にあって
は、専従かつ他の事業所からの所得がないことを前提に、県が認めた者に
ついて対象とする。
コンソーシアムを形成する他の企業等に係る人件費は、本経費には計上
せず、外注委託費等に含めて計上するものとする。
額の算定は、時間給に直接作業時間数を乗じた額とする。ただし、時間
給は2,500円を限度とする。
直接人件費の時間給額は、次の式により算出するものとする。
時間給額 = 年間基本給総額 ÷ 年間所定労働時間
原材料費
当該開発等に直接使用する主要原料、主要材料及び副資材等の購入に要
する経費をいう。
機械装置費
当該開発等に必要な機械装置の購入や借上に要する経費、または機械装
置を自社製作する場合の部品の購入に要する経費、若しくは機械装置の改
良に要する経費をいう。
工具器具費
当該開発等に必要な工具器具の購入や借上に要する経費、または工具器
具の改良に要する経費をいう。
外注委託費
当該開発等に必要な設計や分析等の業務について、コンソーシアムを構
成する企業等を含む他の者に委託する際に要する経費をいう。
技術導入費
研究機関や大学等との共同研究契約等において、相手方に納めることと
決定した経費、またはコンサルタント・専門家等から技術的な指導・助言
を受けるために要する経費をいう。
知的財産権取得関連費
開発によって得られた知見等について、特許・実用新案等の知的財産権
を取得するための弁理士等の報酬に要する経費をいう。
特許等出願費用は対象外とする。
マーケティング関連費
開発する新製品等の販路開拓・拡大に向けた調査等に要する経費とし、
補助事業者の旅費の他、コンサルタント・専門家等に対する謝金・旅費等
の経費をいう。
会議費
コンソーシアムの会議に要する経費(会場借上費等)をいう。
その他経費
上記経費の他、県が特に必要と認める経費をいう。
注)人件費を除く各経費に含まれる消費税及び地方消費税は補助の対象外とする。
- 3 -
様式第1号
事業計画の認定について(申請)
平成
年
月
日
秋田県知事 佐 竹 敬 久
申請者
郵便番号
コンソーシアムの名称と代表事業者(※)
※要領第3の(1)の①の中核事業者の住所(法人にあ
っては事務所の所在地)
同上の商号または名称
印
同上の氏名(法人にあっては代表者職氏名)
○
農林水産業おたすけドローン実証事業実施要領第5の規定により、事業計画の認定を受けた
いので、次の関係書類を添えて申請します。
① 別紙1 補助事業計画概要書
② 別紙2 誓約書
③ 登記簿謄本
④ 決算書(直近2期分)
⑤ 会社概要
⑥ その他(コンソーシアムを構成する機関・企業等に関する参考資料)
- 4 -
(別紙1)補助事業計画概要書
申
請
者
の
概
要
企業名称
代表者職・氏名
住
所
企業概要
設立年月日:
資 本 金:
従業員数:
主たる事業:
担当者職・氏名
連 絡 先
TEL:
FAX:
E-mail:
(県が公募することとした開発テーマを記載ください。)
補
助
事
業
の
計
画
の
概
要
開発テーマ
事業名称
補助事業期間
事業の概要
資
金
収
支
予
算
事業費用の総額
補助金交付申請額
収支内訳
区 分
収入の部
本補助金
補助金交付決定の日
~
平成
年
月
(概要を 200 字程度で簡潔に記載してください。)
予算額(円)
自己資金
その他
合 計
支出の部
直接人件費
原材料費
機械装置費
工具器具費
外注委託費
技術導入費
知的財産権取得関連費
マーケティング関連費
会議費
その他
合 計
- 5 -
円
円
備 考
日
1 事業名称
2 事業概要
(1)開発の背景
(開発する製品等の市場動向や技術動向、開発の動機やねらい等を記載してください。)
(2)開発の目的・達成目標
① 目的
② 達成目標
(3)開発内容
(課題と開発要素を明確にし、課題解決等に向けた取組内容、活用する知見や技術等を
記載してください。)
- 6 -
(4)開発する製品等の優位性
(開発する製品等の新規性や独自性等、市場における優位性に関する内容を記載してくださ
い。
また、競合する既存製品等がある場合のみ次表を追加し、記載してください。)
(5)事業実施体制
①コンソーシアムの体制
(コンソーシアムの組織体制及び構成機関等の役割が判る概略図を記載してください。)
- 7 -
②コンソーシアムを構成する企業・機関等の概要
名
称
代表者職・氏名
住
所
概
要
設立年月日:
資 本 金:
(大学・試験研究機関等の場合、本欄は記載不要です。)
従業員数 :
主たる事業:
担当者職・氏名
連 絡 先
TEL:
FAX:
E-mail:
(コンソーシアムを構成する企業・機関等が複数の場合は、適宜、追加してください。)
③プロジェクトマネージャーまたはそれに準ずる人員の略歴等
所
属
職・氏名
連 絡 先
TEL:
FAX:
Email:
略
歴
(プロジェクトマネジメント及びそれに相当する実績等を記載してください。)
備
考
(プロジェクトマネージャーが開発プロジェクトの統括能力を有することに関し
て補足説明がある場合は記載してください。)
④開発プロジェクトに参画する担当者及び役割
コンソーシアムを
構成する機関等の名称
株式会社○○○○
担当者職氏名
○○課長 ○○○○
役 割
○○のデザイン・設計
⑤その他の協力者
(コンソーシアムを構成する者以外で該当する場合は記載してください。)
- 8 -
(6)事業実施スケジュール
項 目
5月
6月
7月
8月
9月
10 月 11 月 12 月
1月
2月
3月
(上表には、開発等のプロセスを示すスケジュールのほか、コンソーシアムの会議等の開催
計画も記載してください。記載しきれない場合は、別紙として作成してください。)
3 成果の製品化・事業化
(1) 製品化・事業化の計画
(新製品等の主たる製造場所や販路確保の施策等、具体的な計画を記載してください。)
(2)製品化・事業化により期待される経済的効果
(製品化・事業化によって見込まれる売上高、従事者数等を記載してください。)
- 9 -
4
事業費用明細
区
分
種
別
仕
様
(A)
単価(円)
単位
(B)
数量
(C)=(A)×(B)
補助事業に要する
全経費 (円)
直接人件費
小計
原材料費
小計
機械装置費
小計
工具器具費
- 10 -
小計
外注委託費
小計
技術導入費
小計
知的財産権取得
関連費
小計
マーケティング
関連費
小計
会議費
小計
その他
小計
合
計
注)記載しきれない場合は、複数枚にしてすべてを記載してください。
- 10 -
(D)≦(C)
補助対象経費
(円)
(E)≦(D)
補助金申請額
(円)
備
考
(別紙2)誓約書
誓 約 書
事業推進コンソーシアムを構成する事業者等が、農林水産業おたすけドローン実証事業実施要
領第3の(4)の①から④の事項に該当しないことを誓約します。
平成
年
月
日
秋田県知事 佐 竹 敬 久
郵便番号
コンソーシアムの名称と代表事業者(※)
※要領第3の(1)の①の中核事業者の住所(法人に
あっては事務所の所在地)
同上の商号または名称
印
同上の氏名(法人にあっては代表者職氏名)
○
- 11 -
様式第2号
補助事業実績書
1 事業名称
2
事業実施主体名
3 事業実績概要
(1)開発の背景
(開発する製品等の市場動向や技術動向、開発の動機やねらい等を記載してください。)
(2)開発の目的・達成目標
①目的
②達成目標と達成状況
(3)開発内容
(4)製品化・事業化の実績
(新製品等の主たる製造場所や販路確保の施策等、具体的な実績を記載してください。)
(5)製品化・事業化により期待される経済的効果
(製品化・事業化によって見込まれる売上高、従事者数等を記載してください。)
- 12 -
4
事業費用明細
区
分
種
別
仕
様
(A)
単価(円)
単位
(B)
数量
(C)=(A)×(B)
補助事業に要する
全経費 (円)
直接人件費
小計
原材料費
小計
機械装置費
小計
工具器具費
小計
- 13 -
外注委託費
小計
技術導入費
小計
知的財産権取得
関連費
小計
マーケティング
関連費
小計
会議費
小計
その他
小計
合
計
注)記載しきれない場合は、複数枚にしてすべてを記載してください。
- 13 -
(D)≦(C)
補助対象経費
(円)
(E)≦(D)
補助金申請額
(円)
備
考