法事の食事・お斎(おとき)をもっと心和やかに迎えるために ~法事の食事を取る場所がない!そんな困りごとにちょっとした工夫をご提案~ こんにちは。御食事処 巴の片岡です。普段お世話になっているお客様に、ぜひお伝えしたい法事 の食事・お斎(おとき)のお話です。 亡くなった個人を忍ぶために行う「法事」 。法事の内容は宗派や地域によっても異なりますが、多 くは供養を行う「法要」と、その後の食事「お斎(おとき) 」で構成されます。その食事の場がう まく予約できず、困っている人がとても多いのをご存じですか?実はちょっとの工夫で、もっと スムーズに食事をするお店の確保ができるのです。 ■お斎対応可能な飲食店は意外に少ない 先にも触れたように、一般的な法事では法要の後で食事をいただきます。そのため、 10 時から法要(11 時頃から食事) 11 時から法要(12 時頃から食事) 12 時から法要(13 時頃から食事) と、昼食の時間帯に絡むよう、だいたいこの 3 つのパターンで法要の時間を設定します。ですが、 お斎は 1 回 1 時間では終わりません。食事がコースで出ることなどもあり、2~3 時間はかかり ます。つまり、飲食店が 1 日に何組ものお客様を迎え入れることができないのです。さらに、お 斎に対応できるお店はそれほど多くもなく、慢性的な飲食店不足…とも言える状況に。少人数な ら昼飯時間を気にせず、夕方などに時間をずらして法要を行う人もいるようですが、一般的な規 模であるとそれも難しいかもしれません。 ■お寺の前に、 「飲食店にちょっと電話を」で日程の調整をしやすく そこでご提案したいのが、法要よりも先にお斎を行う飲食店を仮押さえしてしまうという方法で す。そうすれば、 「故人が大好きだったお店で法事の食事をしよう!」「お寺に近い場所でやりた い!」 「参列者に年配の方が多いから、それを考慮したメニューにしよう」といった願いもぐっと 叶えやすくなります。 従来通りお寺で法要を先に予約し、その後飲食店がどうしても見つからなかった…といった場合 はなかなか大変です。再度、法要の日程を変更する必要も出てきます。お寺に迷惑をかけたくな い…と思う人もいるでしょう。飲食店にはちょっと融通を利かせてもらえることも多いですし、 ある程度早めであれば複数の日程で仮押さえをすることも可能です。 膳上げ、一周忌、三回忌など、人が亡くなってから最初の約二年間で数回の法要があります。日 程の調整だけでも大変ですが、 「お斎の予約(問い合わせ)を先にする」だけで、随分簡単になる のです。御食事処 巴でも、もちろん対応可能です。みなさまが心和やかに法事のその日を迎えら れるよう、せいいっぱいおもてなしさせていただきます。 御食事処 巴 片岡 勝也 ライター/シーラカンストークス 倉持 鎮子
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