一次サンプル採取マニュアル 6535 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 2.血液学的検査 >> 2B.凝固・線溶関連検査 von Willebrand因子 (フォン・ウィルレブランド因子) von Willebrand factor 基本情報 分析物 識別 JLAC10 材料 測定法 第2章 第1款 D006 診療報酬 18 von 2B480 von Willebrand因子(フォン・ウィルレブランド因子) JLAC11 (暫定案) 022 血漿 血小板凝集法(VW(von Willebrand)因子活性,etc.) 316 特掲診療料 第3部 検査(1) 検体検査実施料 (血液学的検査) 出血・凝固検査 Willebrand因子(VWF)活性 136点 測定物 B2631 von Willebrand因子(フォン・ウィルレブランド因子) 識別 0001 材料 244 血漿(クエン酸入り) 測定法 第1節 検体検査料 検査オーダー・検体採取 患者同意に関する 要求事項 検査結果に影響を 与える臨床情報 検体 ⇒ 検査項目分類 ⇒ 血液学的検査 ⇒ 凝固・線溶関連検査 ⇒ von Willebrand因子 検体 ⇒ 検体検査 ⇒ 外注検査(一般) ⇒ 外注(血液) ⇒ von Willebrand因子 オーダーボタン 検査予約 至急オーダー 検体ラベル(単項目オーダー時) 不可 ホンバン テスト 検査予約について オーダーについて 注 800 外 N60 患者の検査前準備 検体採取の タイミング 冷 記号 添加物(キャップ色等)・採取容器 B 3.2%クエン酸ナトリウム(黒) 採取材料 ◎血液 採取量 2mL 測定材料 →血漿 VW. 09.03 血液 @ 外注1 B 採取容器について 検体採取について 採取量厳守 検体搬送について 採取後ただちに搬送. 病棟での検体保存方法 遠心分離後の血漿を凍結保存 再検査・追加検査の対応可能日数 検体到着日から60日(検体量ある場合のみ) http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1/3 **-****-54004* 2ml **-***-*** 一次サンプル採取マニュアル 6535 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 2.血液学的検査 >> 2B.凝固・線溶関連検査 von Willebrand因子 (フォン・ウィルレブランド因子) von Willebrand factor 検査結果報告 測定機器 検査所要日数 まいこネット開示までの目安 検査部門 ベーリングコアグレーションシステム(BCS) 2~5日 3~6日後(土日祝日を除く) 外部委託(LSIメディエンス) 5225 基準値 期間 現行 測定方法 固定血小板凝集法 項目 01 von Willebrand因子 基準値設定材料 血液 男性 女性 60 - 170 60 - 170 緊急異常値 電話連絡対応 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 2/3 単位 % 一次サンプル採取マニュアル 6535 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 2.血液学的検査 >> 2B.凝固・線溶関連検査 von Willebrand因子 (フォン・ウィルレブランド因子) von Willebrand factor 臨床情報 臨床的意義 フォン・ヴィルブランド因子(von Willebrand factor:vWF)は血管内皮細胞および骨髄巨核球で産生され, 血漿, 血管内皮下組織および血小板 に存在する高分子糖蛋白である. 遺伝子は12番染色体短腕(12pter-12p12)上に位置しその機能は, 損傷血管内皮下組織への血小板の粘着 において, 両者を結合させ, 一次止血機構に重要な働きをする. また, このvWFの量的・質的異常がフォン・ヴィルブランド病(von Willebrand disease:vWD)である. vWDは, 先天性の常染色体遺伝性の出血性疾患で血友病aについで多い. vWDはFⅧ, vWFag, Rcof, マルチマー分析 により種々の病型に分類されている. また, 従来より血友病Aの保因者診断にはFⅧ/vWF Ag比が利用されている. 異常値を示す病態・疾患 低下する疾患 vonWillebrand病(典型例) 関連項目 凝固因子活性検査第Ⅷ因子, フォンヴィレブランド因子マルチマー解析, 第Ⅷ因子様抗原定量(フォンヴィレブランド因子抗原) 参考文献 エスアールエル Web Page「検査項目レファレンス」 MacfarlaneDE et al:Thrombos Diathes Haemorth 34-306~308 1975 高橋幸博:日本臨床53-増-100~104 1995 変更履歴 2015年4月1日 2016年4月1日 URI 外部委託先変更(SRL⇒LSIM)(検査所要日数変更) 平成28年4月診療報酬改定 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6535.html http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 3/3
© Copyright 2024 ExpyDoc