平成28年4月27日(水) 国土交通省関東地方整備局 荒 川下流河 川事務 所 記者発表資料 防災船着場をもっと身近な施設に 5月1日から『船着場利用促進に向けた社会実験』を実施します! 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの会場設置が予定されている東京湾臨海部は、荒川・ 隅田川・江東内部河川といった河川を通じて都市部とアクセスが可能であるため、河川舟運は活性 化の好機と考えています。一方で、災害時の復旧活動のために河川に整備された防災船着場は、 一般の方の認知度が低いのが現状です。 防災船着場の平常時の利用を促進し、認知度を高めていただくため、昨年度は社会実験として事 業者等だけでなく一般利用者まで対象を拡大し、防災船着場の開放を行いました。 さらに今年度は、一部の防災船着場において、利用者に社会実験期間中、鍵を貸与して防災船 着場を利用してもらうことで、船着場開放に向けて、自己責任を基本とする利用ルールの試行・検 証を5月1日より行います。 1.実施内容について(位置図等は別紙1参照) 日 時:平成28年5月1日(日)~11月30日(水) 対象船着場:一般利用者:荒川下流河川事務所管理の防災船着場:2箇所(小松川・堀切) 事業者、NPO法人等非営利団体:荒川下流河川事務所管理の防災船着場:11箇所 (小松川・堀切・岩淵・新砂・足立・新田・川口・板橋・戸田・志茂・平井水上ス テーション) ※ 堀切は葛飾区、岩淵は北区、戸田は戸田市に共同管理者としてご協力いただいております。 ※ 平井水上ステーションは、江戸川区管理の防災船着場です。 2.船着場利用について 船着場を利用する手続きについては、荒川下流河川事務所ホームページにて、「船着場利用の手 引」を掲載しますので、利用をご希望される方は必ずご確認をお願いいたします。 http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00133.html 発表記者クラブ 竹芝記者クラブ 神奈川建設記者会 埼玉県政記者クラブ 東京都庁記者クラブ(東京都) 川口市記者クラブ 問い合わせ先 国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所 いけべ けんじ 副所長(技) 池部 憲次 TEL:03-3902-2067 保全対策官 杉原 郁夫 TEL:03-3902-8745 すぎはら しみず いくお まさゆき 地域連携課長 清水 昌之 TEL:03-3902-8745 「自己責任を基本とした船着場利用ルール」の社会実験の詳細 別紙1 ◆目的 •荒川等に整備されている防災船着場の平常時の利用促進を図るため、事業者等及び一般利用者を対象 に自己責任を基本とした船着場利用ルールによる船着場利用の試行・検証を行う。 •未開放や利用が少ない船着場の平常時の利用を活性化させ、管理者の立会なしで船着場を開放できる 仕組みづくりの推進を図る。 •事業者等や一般利用者が利用できる船着場の増加を図る。 (社会実験は、東京低地河川活用推進協議会において検討・協議しております。) ◆対象船着場位置 戸田RS(国土交通省・戸田市) 板橋RS(国土交通省) 川口RS(国土交通省) 鍵貸与対象船着場 (事業者、NPO法人等非営利団体) 岩淵RS(国土交通省・北区) 堀切リバーステーション 志茂(国土交通省) 足立RS(国土交通省) 新田RS(国土交通省) 堀切RS(国土交通省・葛飾区) 鍵貸与対象船着場(事業者、NPO法 人等非営利団体、一般利用者) 平井水上ST(江戸川区) 小松川リバーステーション 小松川RS(国土交通省) 鍵貸与対象船着場 (事業者、NPO法人等非営利団体、一般利用者) 新砂RS(国土交通省) 【参考】東京低地河川活用推進協議会について 東京低地河川活用推進協議会は、荒川下流管内、隅田川及び江東内部河川に設置された船着場の平常時 利用について、民間開放とこれによる利用促進を目指し、河川管理者、施設管理者、学識経験者、関係諸団 体・機関等が、その実現に向け協議することを目的したものです。 ~構 成~ 学識経験者、国土交通省(荒川下流河川事務所、東京港湾事務所)、東京都(建設局、産業労働局)、葛飾区、墨田区、 江東区、江戸川区、その他関係諸団体
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