詳細PDFを表示

01EJ614
精神障害学特論
Rehabilitation for Individuals with Mental Disorders
授業形態:講義(80%)と実習(20%)を併用
標準履修年次:1・2年次
授業時間:秋学期 A・Bモジュール,火曜日7・8時限(2単位)
担当教員:高橋 正雄
目的・ねらい
統合失調症と躁うつ病に関する実践的な知識や対応能力を身につける。また、文学や芸
術、歴史等を精神医学的に解釈・鑑賞する視点を養う。
授業概要
現代における二大精神障害とされる統合失調症とうつ病に関する臨床的・実践的な講義
を行うとともに、精神障害を抱えながら偉大な業績を挙げた夏目漱石やゲーテ等の病いと
創造の関係について検討を加えるなど、文化精神医学的な観点からも精神障害を考える。
キーワード:統合失調症,うつ病,漱石,ゲーテ,病跡学
評価方法
出席状況や授業での発言,レポート等によって,総合的に評価する.
教材・参考書
「気分障害の診療学」「病の自然経過と精神療法」(以上,中山書店)ほか.
授業計画
現代における二大精神障害とされる統合失調症とうつ病に関する臨床的・実践的な講義
を行うとともに,精神障害を抱えながら偉大な業績を挙げた夏目漱石やゲーテ等の病いと
創造の関係について検討を加えるなど,文化精神医学的な観点からも精神障害を考える.
1. 統合失調症の概念と歴史
2. 統合失調症の急性期Ⅰ
3. 統合失調症の急性期Ⅱ
4. 統合失調症の慢性期
5. 精神障害者の正常性
6. 夏目漱石の病いと創造性
7. (躁)うつ病の概念と歴史
8. (躁)うつ病の症状と経過
9. (躁)うつ病の治療
10. ゲーテの病いと創造性
35