Untitled - UR都市機構

浦安東地区外35号線道路補修実施設計その他業務
特記仕様書
第1章 総則
1.1 適用
本業務は、契約書及び本「特記仕様書」によるほか、
「設計業務等共通仕様書(平成 24 年 11 月首
都圏ニュータウン本部)」
(以下「共通仕様書」という。)に基づき実施しなければならない。
1.2 設計(業務)範囲
設計範囲は、別紙位置図に示す範囲とする。
1.3 履行期間
本業務の履行期間は、契約締結日の翌日から平成 28 年 12 月 20 日とする。
1.4 管理技術者
受注者は、本業務請負契約書第11条の規定に基づき、本業務の管理技術者を定め機構に通知す
るものとする。
管理技術者は、技術士(建設部門、上水道部門(下水道)、総合監理部門)あるいはRCCM(道
路、下水部門)の資格保有者でなければならない。
1.5 照査技術者
(1)受注者は、契約書第12条の規定に基づき、本業務の照査技術者を定め機構に通知するものと
する。
(2)照査技術者は、技術士(建設部門、上水道部門(下水道)、総合監理部門)あるいはRCCM(道
路、下水部門)の資格保有者でなければならない。
1.6 打合せ
(1)設計業務等を適正かつ円滑に実施するため、請負者と調査職員は常に密接な連絡をとり、業務の
方針及び条件等の疑義を正すものとし、その内容についてはその都度、請負者が打ち合わせ記録
簿に記録し、相互に確認しなければならない。
記録簿は協議後3日以内に調査職員に提出し内容の確認を行うものとする。
(2)設計業務等着手時、及び設計図書で定める業務の区切りにおいて、請負者と調査職員は打合わせ
を行うものとし、その結果について請負者が書面(打合わせ記録簿)に記録し相互に確認しなけ
ればならない。
(3)受注者は、仕様書に定めのない事項について疑義が生じた場合は、速やかに調査職員と協議する
ものとする。
(4)協議を円滑に実施するため、打合せ内容、質疑事項及び資料請求は事前に調査職員へ書面で提出
すること。
(5)本業務の履行に伴う打合せ回数は 10 回(半日/回)を基本とする。
1.7 業務計画書
(1)受注者は、契約締結後15日以内に業務計画書を作成し、調査職員に提出しなければならない。
(2)業務計画書には、契約図書に基づき、下記事項を記載するものとする。
・業務概要
・業務組織計画
・実施方針
・打合せ計画
・業務工程
・成果品の内容、部数
1
・使用する主な図書及び基準
・連絡体制(緊急時含む)
・照査計画
・その他(特記事項)
1.8 工程管理の実施
(1)業務の履行にあたって調査職員より提示されるスケジュール(工事発注時期及び対外協議時期)
に基づき実施工程表を作成し調査職員の承諾を得ること。
(2)実施工程表には、各段階毎の目標時期(各工種条件設定時期、検討図、平面、縦横断等の完成時
期、管理者協議時期)及び打合せ予定(主要内容、時期)を記載し相互に確認する。
(3)管理技術者は実施工程表に基づき工程管理を行い、毎月の進捗状況、課題等の報告を調査職員に
行うものとする。業務に支障が生じた場合は調査職員に報告するとともに解決策を講じ全体工程
を遵守する。
1.9 再委託
(1)契約書第8条第1項に規定する「主たる部分」とは、下表①に該当する内容をいう。
(2)受注者は下表②に該当する内容の業務を再委託する場合、調査職員の指示する書式により承諾
を得なければならない。
(3)受注者は、設計業務等を再委託に付する場合、書面により協力者との契約関係を明確にしてお
くとともに、協力者に対し設計業務等の実施について適切な指導、管理のもとに設計業務等を実
施しなければならない。なお、協力者は、機構の建設コンサルタント業務等指名競争参加資格者
である場合は、指名停止期間中であってはならない。
内
容
設計業務の履行において、総合的な判断を要する主たる業務
・総合調整マネージメント
・総合的企画、業務遂行管理
・検討手法、設計条件の決定及び技術的判断
・打合せ等
・成果品の照査
①
再委託不可の内容
②
上記及び下記に規定する以外の業務(※技術的判断を伴わな
あらかじめ承諾を
い作業的な部分)
得て再委託できる
・構造計画、設計(解析業務等含む)
業務
・各種試験等
③
補助的な業務(軽微なもの)
特 に 承 諾 を 要 し な ・コピー、印刷、製本、資料収集といった簡易な業務
い業務
・トレース業務、模型製作、パース作成、写真撮影
・データ入力(作図、数量計算等)
1.10 照査の実施について
(1) 照査計画の作成
・照査技術者は、照査フローチャートに従い、主要な区切りである①基本条件、②細部条件、③成果品の
3段階で設計照査を実施するものとし、照査概要・照査時期を示した照査計画を「1.7照査計画書
」に明記すること。
(2)照査項目の設定
・照査技術者は、別に定める照査項目一覧表(都市再生機構首都圏ニュータウン本部版)を標準として
業務内容、規模、重要度等に応じた照査項目・内容選定及び追加を行い「照査欄」にㇾ印を付
した照査項目一覧表を作成すること。
(3)照査の実施
2
・照査技術者は、業務の各段階毎にその成果の確認を行うとともに、照査技術者自身による照査
を行うこと。照査を完了した項目について「照査欄」にレ印、「日付欄」に日付を記入するものと
する。
・照査技術者は、各段階において、照査内容が未定であったり、確認が一度で済まない場合や条
件決定が順不同となる場合は確認が済んだ事項にㇾ印と日付けを記入し、未確認事項が明確にな
るようにすること。
・照査項目の中に、複数の確認項目がある場合(例えば関係機関協議が複数ある場合)は、必ず
「照査結果と理由欄」又は別紙を用いて確認済み項目が解るようにするものとする。
(4)照査結果の報告
・受注者は、照査結果の内容について受注者欄に照査技術者及び管理技術者の確認印欄に押印し
た後、段階毎に調査職員に報告し、照査状況の確認を受けること。
・照査報告は、原則として照査時に用いた赤チェック(朱書き)の入った報告書、図面、数量計
算書を提出すること。また、主要な設計諸元、使用材料、応力計算等については、設計調書とし
てとりまとめ提出すること。なお、低入札及び重要構造物等の設計業務は、照査報告に宅地品質
管理室の確認検査員が同席する場合がある。
(5)照査報告書の提出
・受注者は、業務完了時に照査内容を照査報告書としてとりまとめ、調査職員に提出すること。
また、提出に際しては、必要に応じて、提示資料欄に記載された資料、各種検討書を別添資料と
して添付すること。
第2章 業務内容
2.1 業務目的
本業務は、浦安東地区 区画道路 35 号線における雨水排水施設設計及び道路補修設計外を行うもの
である。
浦安東地区は東日本大震災により被害が発生したことと、隣接大街区の開発予定があることから既
存道路の仕上り高さの見直しを行うと共に、新たに道路内に設置する雨水排水施設の実施設計を行う
ものである。設計にあたっては、開発計画を見込んだ雨水排水計画を行うと共に、開発計画の宅地仕
上り高さと道路高さの調整及び道路施設の補修方法検討を行うものとする。
また、南八王子地区兵衛川及び湯殿川に放流している雨水管について、占用申請図書作成を行う。
あわせて、南多摩地区 2-9-3 街区の法面部を緑地に変更するため、境界処理のフェンス等施設設置実
施設計を行うものとする。
2.2 使用する技術基準等
本業務で使用する技術基準等は次のとおりとする。
(1) 関係法令等
・都市計画法
・下水道法
・道路法
・道路構造令
・浦安市宅地開発事業に関する条例(平成 18 年 10 月)
・浦安市下水道条例
・河川法
・その他関係法令
(2) 技術基準等
・都市再生機構
基盤整備工事共通仕様書(平成 24 年度)
3
・都市再生機構
土木・造園材料仕様書(平成 24 年度)
・都市再生機構
土木工事標準設計図集(平成 24 年度)
・都市再生機構
CAD による土木工事図面作成要領(平成 16 年 7 月)
・都市再生機構
土木・造園工事積算要領(平成 27 年度)
・都市再生機構
土木工事数量算出要領(案) (平成 20 年 9 月)
・都市再生機構
工事工種体系ツリー図(平成 24 年 10 月)
・都市再生機構
設計照査の手引き(平成 12 年 4 月)
・都市再生機構
発注・設計照査チェックシート
・国土技術研究センター 道路の移動等円滑化ガイドライン
・日本道路協会
道路構造令の運用と解説
・日本道路協会
道路土工要領(平成 21 年 6 月)
・日本道路協会
カルバート工指針(平成 21 年度)
・日本道路協会
舗装設計施工指針(平成 18 年度)
・日本道路協会
舗装設計便覧(平成 18 年度)
・日本道路協会
舗装施工便覧(平成 18 年度)
・日本下水道協会 下水道施設計画・設計指針と解説(2009 年度)
・日本下水道協会 小規模下水道設計指針
・土木学会
コンクリート標準示方書(2007 年度)
・その他機構が指示する基準
2.3 貸与する技術資料等
・浦安東地区下水道認可図書
・浦安東地区雨水・汚水排水流域図及び流量計算書
・浦安東地区街区確定図
・浦安東地区現況測量図
・浦安東地区道路及び下水完成図
・浦安東地区設計対象隣接地開発計画図面
・南八王子地区兵衛川、湯殿川雨水放流口占用申請参考資料
・南多摩地区 2-9-3 街区平面図データ
・その他、本業務に必要な機構所有の資料
本条及び前条で機構が貸与する書類は、共通仕様書 1.1.29 守秘義務の対象とする。
2.4 設計内容
(1)現地調査及び設計条件の検討
業務の実施にあたり、以下の事項について確認検討するために現地調査を行うこと。
なお、現地調査の実施後、現地の状況を示す写真とともに、設計上留意すべき事項、課題、設計
方針を「問題課題図・設計方針図」としてとりまとめ、調査職員に提出すること。
① 現況調査(浦安東地区 区画道路 35 号線部、南多摩地区 2-9-3 街区)
・道路境界状況、道路周辺施設状況、支障物件等
・既存供給処理施設の状況(河川、下水道、水道、ガス、電気、電話、通信施設等)
・現況土地利用状況等
・工事で使用する道路の状況
・現況地盤、土質等
・出会い工事の進捗状況と影響度
② 設計条件の検討(浦安東地区 区画道路 35 号線部)
・隣接地の開発計画造成高と道路仕上り高の整合性確認
4
・隣接地開発計画道路と区画 35 号線交差部の道路仕上り高及び側溝等施設の整合性確認
・隣接地開発計画道路断面及び勾配と区画道路 35 号線計画の整合性確認
・隣接地開発計画の雨水流量計算を精査し、区画道路 35 号線を含めた雨水区画割を考慮した流量
計算を行い、使用する排水施設の検討を行う。
・下水道整備、既存道路補修に伴う道路規制方法及び仮設道路計画検討
・排水施設の耐震性検討(レベル2)
・下水道流末部人孔部施工方法検討(山留めを含む)
(2)設計対象
① 下水道実施設計(浦安東地区 区画道路 35 号線部)
現況測量結果及び隣接大街区の開発計画を整合させ、最適な道路仕上がり高さを設定後雨水排水
施設の実施設計を行う。最下流部については既設□600*600 のボックカルバートが布設されているため、
割込み人孔の設計を行う。
設計数量
開削工法 φ1000 未満 L=0.178km 道路勾配 5%未満
特殊人孔(割込人孔)設計(山留含む) 1箇所 マンホール深 3.5m 未満
② 道路補修実施設計(浦安東地区 区画道路 35 号線部)
既設道路については東日本大震災の影響で沈下が見受けられるため、①で設定した道路仕上がり
高を基準とし、既設道路施設の撤去設計及び実施設計を行う。
設計数量
既設道路施設撤去設計 W=9.0 L=0.178km(両側歩道、LU 側溝勾配 3%未満)
道路実施設計 W=9.0(両側歩道) L=0.178km 道路勾配 3%未満(土工あり)
③ 既設歩行者専用道路補修実施設計(浦安東地区 区画道路 35 号線部)
区画道路 35 号線に接続する歩行者専用道路 55 号線について、現場調査を実施し東日本大震災の
影響で破損している箇所の補修設計を行う。
設計数量
既設歩行者専用道路補修実施設計 W=4.0m L=0.017km
④ 南八王子地区 兵衛川及び湯殿川雨水放流口占用申請図書作成
機構より貸与する占用申請図書参考資料を修正し、占用面積求積根拠、占用物件仕様及・寸法一
覧表、占用面積集計表等の資料を作成する。また修正した参考資料のデータ化(PDF等)を行
う。
設計数量
占用申請放流口 18 箇所
⑤ 南多摩地区 2-9-3 街区(分筆)整備実施設計
2-9-3 街区(稲城市域)について機構から貸与する画地確定図に基づき緑地と宅地の境界部にフェ
ンス等の施設を設置する工事の実施設計を行う。
設計数量
フェンス等施設設計 L=138m(位置図、平面図、詳細図、数量計算書他作成)
(3)管理者協議資料作成
本業務を進めるにあたり、浦安市等と協議が必要となることから、設計図面を利用して協議用図書
の作成を行うものとする。
・浦安市道路及び下水協議図書
・東京ガス協議資料
・道路規制に伴う警察協議資料
・水道協議資料
・稲城市との設計協議資料
(4)設計図面作成
①設計図面は 2.2.(2)に示す作成要領により作成するものとする。
②図面作成にあたっては、工事施工展開の検討を行い、工程計画を作成すること。また、この施工展開およ
5
び工程計画に基づいて必要となる仮設道路等の検討を行うこと。
(5)数量計算
①数量計算にあたっては、原則として工事工種体系ツリー図に基づき工事区分及び工種を設定する。
ただし、ツリー図による分類が困難な場合や、ツリー図に基づく分類を行うと図面や数量計算書が煩雑とな
ることが予想される場合は事前に調査職員と協議を行うものとする。
②平面数量の算出に当っては、その根拠を根拠図及び数量計算書として作成する。なお、数量の単位、端数
処理等については、「土木・造園工事積算要領(都市再生機構)」に基づくこと。
③項目ごとに必要な材料、掘削及び埋戻し数量等の単位数量算出を行う。数量の単位、端数処理等について
は、「土木・造園工事積算要領(都市再生機構)」に基づくこと。
④単位数量計算書には断面図等を添付し、計算過程が確認できること。また、項目ごとに、掘削・埋戻し土量
の集計を行い、本工事における土工集計表の作成を行うこと。
⑤見積徴収等
本工事で使用する材料において機構単価や刊行物による積算が困難なものについては、最低3社より見積
を徴収すること。
(6)打合せ
本業務の打合せは、対機構:半日*4回、管理者:半日*2 回、開発事業者:半日*4 回を見込む。
2.7 成果品
提出する成果品は、下記のとおりとする。ただし本業務実施中であっても、調査職員と協
議のうえ、成果品の部分納品を実施することがある。
また、設計説明書及び設計図の成果品項目は共通仕様書に定めるものとする。
・実施設計説明書等の作成
設計の成果に至った各種条件、基準、計算過程及び結果、図面修正事項等を設計説明書として具
体的に取りまとめるものとする。また、併せて概要版の作成を行う。
名 称
種 別
規格・仕様
部数
A3(A4でも可)
3部
A4用ファイルに入れて提出
A4原図
A4コピー
A4原図
A3コピー
一式
一式
一式
一式
1部
3部
1部
3部
A4用箱型ファイルに入れて提出
A4ファイルに入れて提出
A4用箱型ファイルに入れて提出
A4ファイルに入れて提出
設計図
A3原図 一式
1部
A4用箱型ファイルに入れて提出
数量計算書
A4原図 一式
A4コピー 一式
1部
3部
A4用箱型ファイルに入れて提出
A4用ファイルに入れて提出
数量根拠図
A1(A3でも可)
2部
A4用箱型ファイルに入れて提出
工事発注図面製本
A3二つ折製本
3部
工事件名等を記載して製本提出
見積り比較表
見積り書(本書・写)
A4
2部
一覧表を作成し材料ごとにクリ
アファイル入れて提出。
管理者協議資料
A4orA3
3部
原図一式
現地調査報告書
1.設計報
告書
設計説明書(概要版)
設計説明書
2. 工 事 発
注図書
6
提出方法
業務計画書
(変更計画書)
照査報告書
3.その他
打合せ記録簿
A4
一式
3部
A4用ファイルに入れて提出
A4原図
A4コピー
A4原図
A4コピー
一式
一式
一式
一式
1部
2部
1部
2部
A4用ファイルに入れて提出
A4用ファイルに入れて提出
一式
A4用ファイルに入れて提出
一式
A4用ファイルに入れて提出
契約関係書類
A4コピー 一式
(変更契約含む)
その他調査職員と協議 A4原図 一式
して成果品としたもの A4コピー 一式
A4用ファイルに入れて提出
1.報告書に使用するソフトは Windows における、Word、Excel とし、また、図面作成等についは、
AutoCADを使用し、報告書及び図面データを電子媒体(CD等)にて提出するものとする。
ただし、受注者が同等以上のソフトの利用を希望する場合は調査職員と協議すること。
また、CADデータをPDFもしくはドキュワークスデータに変換し、併せて納品すること。
2.電子化は「土木設計業務等の電子納品要領(案)(ニュータウン業務部版)平成 16 年」及び「CADによる
図面作成要領(案)(ニュータウン業務部版)平成 16 年」による。
3.成果物については「国等による環境物品等の調達等に関する法律(平成 12 年法律第 100 号)」に適合し
ていること
4.提出する電子媒体は最終成果品をCD-Rとするが、業務中途の確認用等の提出はCD-RW等の再利
用できるものを使用すること。
第3章
3.1 業務カルテの作成
受注者は、請負代金100万円以上の業務について、測量調査設計業務実績情報サービス(TECRIS)に
基づき、「業務カルテ」を作成し調査職員の確認を受けた後に(財)日本建設情報総合センターにフロッ
ピーディスクにより、又は公衆回線を通じてオンラインで提出するとともに、(財)日本建設情報セン
ター発行の「業務カルテ受領書」の写しを調査職員に提出しなければならない。提出の期限は、以下のと
おりである。
なお、業務カルテの作成にあたっては、別に定める「テクリス登録要領」を参考とする。
(1)受注時登録データの提出期限は、契約締結後10日以内とする。
(2)完了時登録データの提出期限は、業務完了後10日以内とする。
(3)履行中に受注時登録データの内容に変更があった場合は、変更があった日から10日以内に変更デー
タを提出しなければならない。
3.2守秘義務
(1)受注者は、契約書第6条第1項の規定により、義務の実施過程で知り得た秘密を第三者にもらして
はならない。
(2)受注者は、成果品の発表に際しての守秘義務については、第27条第1項の承諾を受けた場合はこの限
りではならない。
(3)本業務の遂行においては、一部個人情報を取り扱う場合があるため、本業務の契約においては、請
負契約書の締結のほか、「重要な情報及び個人情報の保護に関する特約条項(様式-2)」を締結する
ものとする。
なお上記特約条項第2条に定める重要な情報等の保管場所、取扱場所、及び取扱場所から持ち出
す場合等の手続き等については、下記のとおりとする。
①保管場所は受注者事務所内とし、施錠できる場所に保管する。
7
②取扱場所は受注者事務所内とし、取扱終了後は速やかに保管場所に返却し施錠する。
③取扱場所から持ち出す場合は、事前に担当職員の了解を得、保管場所に返却後はその旨を報告す
る。
④原則として携帯電話に業務に係る個人情報を登録しない。
3.3業務の完了及び誤りの訂正
本業務の完了は成果品を提出し、検査に合格した時点とする。
なお、検査の合格後であっても誤りが発見された場合には、受注者の負担で速やかにこれを訂正する。
3.4 提出書類仕様について
受注者は、仕様書で規定されている提出書類作成に当たっては、
「国等による環境物品等の調達の推
進等に関する法律(グリーン購入法)」の規定に基づく再生紙を使用するものとする。
3.5 土木設計業務成績評定について
本業務の請負金額が 200 万円を超える場合は、業務成績評定対象業務となり、受注者に業務完了後業
務成績評定点を通知する。
なお、
付与した業務成績評定点は、将来業務発注時に価格以外の評価項目として使用することがある。
3.6 暴力団員等による不当介入を受けた場合の措置について
(1)本業務の履行に際して、暴力団員等による不当要求又は業務妨害(以下「不当介入」という。
)を
受けた場合は、断固としてこれを拒否するとともに、不当介入があった時点で速やかに警察に通
報を行うとともに、捜査上必要な協力を行うこと。
(2)(1)により警察に通報を行うとともに、捜査上必要な協力を行った場合には、速やかにその内容を
記載した文書により調査職員に報告すること。
(3)暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被害が生じた場合は、調
査職員と協議を行うこと。
以 上
8
湯殿川雨水放流口:1箇
兵衛川雨水放流口:17箇所
若葉台駅
南多摩地区案内図
若葉台公園
長峰小学校
稲城中央公園
2-9-3街区
向陽台
(No.
)
現 場 説 明 書
件
名
交 付 日
浦安東地区外 35 号線道路補修実施設計その他業務
平成 28 年 4 月 28 日~5 月 18 日
説
明
事
項
特 記 事 項
1.この業務の入札(又は見積書の提出)にあたっては、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第5
4号)等に接触する行為を行ってはならない。
2.落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に相当する額を加算した金額(当該額の1円未満
の端数がある時は、その端数を切捨てた額)を落札金額とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税業者で
あるかを問わず、見積もった契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
3.機構は、工事等の中止が行われたときは、そのときまでに支払われた前払金(以下「支払済前払金」という。
)の返還を要求
できるものとする。なお、その請求があったときは、請負者は支払済前払金を返還しなければならない。
4.土木関係建設コンサルタント業務、地質調査業務及び測量請負者は、当該業務について測量調査設計業務実績情報サービス(T
ECRIS)入力システム(
(財)日本建設情報総合センター平成7年3月)に基づき、
「業務カルテ」を作成し担当職員の確
認を受けた後に、
(財)日本建設情報総合センターに提出するとともに、
(財)日本建設情報総合センター発行の「業務カルテ
受領書」の写しを担当職員に提出しなければならない。
提出の期限は、以下のとおりとする。
①受注時登録データの提出期限は、契約締結後10日以内とする。
②完了時登録データの提出期限は、業務完了後10日以内とする。
③なお、業務履行中に、受注時登録データの内容変更があった場合は、変更があった日から10日以内に変更データを提出
しなければならない。
※但し、100万円未満の土木関係建設コンサルタント業務、地質調査業務及び測量は除く。
5.本業務は業務成績評定対象業務である。受注者には、業務完了後業務成績評定点を通知する。付与した業務成績評定点は、将
来業務発注時に価格以外の評定項目として使用することがある。
6.低価格による受注に関する調査
1)落札価格が予定価格の10分の7を乗じて得た額を下回ったときは、落札価格、業務履行体制及び業務履行状況に関する調
査を実施するので協力されたい。
2)調査においては、以下の調査資料の提出を求める。
①当該価格で入札した理由(様式-2)
②入札金額の積算内訳(様式-3)
③業務実施体制(様式-4)
④手持ち業務の状況(様式-5)
⑤配置技術者名簿(様式-6)
⑥過去に実施した同種又は類似の業務名及び発注者(様式-7)
3)調査資料は、機構が通知を行った日の翌日から起算して7日以内(土日祝日を含む)に提出してください。
なお、提出期限後の資料の差し替え及び再提出は出来ないのでご注意ください。
4)資料の内容に関しては、入札の責任者(代表者、又はその権限代行者)及び管理技術者等から事情聴取を行います。なお、
事情聴取の日時及び場所は対象となる者に追って連絡します。
5)調査において、入札者が履行可能な理由として説明した事項は、確認事項として打合せ記録簿で提出することとし、業務履
行状況の調査時にその内容を確認する。
6)調査対象者が当該調査において虚偽の資料提出若しくは説明を行ったことが明らかとなった場合又は業務履行状況の調査の
結果と入札時の調査の内容とが著しく乖離した場合(合理的な理由が確認できる場合を除く)は、業務成績評定点に厳格に
反映するものとします。また、調査資料の提出がなかった場合についても、業務成績評定点に厳格に反映することとなりま
すのでご承知おきください。
7.上記以外は特記仕様書による。
以 上
(様式-1)
低価格受注調査等対象業務通知書
平成28年○月○日
東京都○○区○○ ○3丁目○番○号
○○○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○○○
殿
独立行政法人都市再生機構首都圏ニュータウン本部
本 部 長 ○○○○○○
平成28年○月○○日に落札となった○○○○○○○業務につい
ては低価格による受注に関する調査等の対象業務となりましたので、同調査に御協力い
ただきたく、通知します。
ついては、次に掲げる資料を作成し、平成28年○月○日までに提出してください。
① 当該価格で入札した理由 (様式-2)
② 入札金額の積算内訳 (様式-3)
③ 業務実施体制 (様式-4)
④ 手持ち業務の状況 (様式-5)
⑤ 配置技術者名簿 (様式-6)
⑥ 過去に実施した同種又は類似の業務名及び発注者 (様式-7)
以上
(様式②)
当該価格で入札した理由
○当該価格で入札した理由
(注)手持ち業務の状況、手持機器等の状況、過去に実施した同種又は類似の業務の実績、
保有する技術者の状況、再委託会社の協力等の観点から記載すること。
(様式③)
入札金額の積算内訳(土木設計)
(単位:千円)
業務名称
項目
工種
種別
細別
直接費
直接人件費
小計
直接経費
小計
計
間接費
諸経費
技術経費
計
合計
(注)設計数量総括表等に対応する内訳を記載すること。
(注)見積もり等積算根拠を示すものがあれば添付すること。
単位
数量
金額
備 考
(様式④)
業務実施体制
技術者の区分
氏 名
役職・部署
備 考
担当する役割の内容
管理技術者
照査技術者
担当技術者
担当技術者
担当技術者
担当者
担当者
管理技術者
照査技術者
・担当する役割の内容
・担当する役割の内容
担当技術者
・担当する役割の内容
担当技術者
・担当する役割の内容
担当者
・担当する役割の内容
担当者
・担当する役割の内容
担当者
・担当する役割の内容
再委託等の相手方
・再委託等に係る業務の内容、再委託等の予定金額、再委託等を行う理由
(注1)配置する技術者の役割を分担させたときは、それぞれの配置する技術者の役割
を、体制図として記載すること。
また、契約書に基づき再委託等をするときは、再委託等の相手方の商号又は名
称、再委託等に係る部分、再委託等の理由等について記載すること。
(注2)技術者の区分及び体制図は業務に応じて適宜記載すること。
(様式⑤-1)
手 持 ち 業 務 の 状 況
管理技術者名
業務名
職務上の立場
※ 技術者1名につき 1 枚作成する。
発注機関
履行期間
契約金額
(様式⑤-2)
手 持 ち 業 務 の 状 況
照査技術者名
業務名
職務上の立場
※ 技術者1名につき 1 枚作成する。
発注機関
履行期間
契約金額
(様式⑤-3)
手 持 ち 業 務 の 状 況
担当技術者名
業務名
職務上の立場
※ 技術者1名につき 1 枚作成する。
発注機関
履行期間
契約金額
(様式⑥)
配置技術者名簿
技術者の区分
氏 名
資 格
管理技術者
照査技術者
担当技術者
担当技術者
担当技術者
担当者
担当者
担当者
(注)技術者の区分は業務に応じて適宜記載すること。
取得年月日
免許番号
交付番号
備 考
(様式⑦-1)
過去に実施した同種又は類似の業務名及び発注者
管理技術者名:
同種又は類似業務の実績①
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
同種又は類似業務の実績②
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
※ 技術者1名につき1枚作成する。記載する件数は2件までとする。
(様式⑦-2)
過去に実施した同種又は類似の業務名及び発注者
照査技術者名:
同種又は類似業務の実績①
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
同種又は類似業務の実績②
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
※ 技術者1名につき1枚作成する。記載する件数は2件までとする。
(様式⑦-3)
過去に実施した同種又は類似の業務名及び発注者
担当技術者名:
同種又は類似業務の実績①
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
同種又は類似業務の実績②
業
務
分
類
同種業務 ・ 類似業務
業 務 名
TECRIS登録番号
発注機関名
契約金額
履
行
期
間
業務の概要
※ 技術者1名につき1枚作成する。記載する件数は2件までとする。