EI
NEWS RELEASE
“地域のことは地域で考えよう”
2016 年 4 月２6 日
おきぎん県内景況・速報
2016 年 3 月
―県内景況は、拡大している―
■個人消費
スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年同月を上回る。
百貨店売上高は前年同月を上回る。
家電卸出荷額は前年同月を下回り、新車販売台数も下回る。
■建設関連
公共工事請負金額は前年同月を下回る。
生コン、セメントはともに前年同月を下回る。
■観光関連
入域観光客数は前年同月を上回り、観光施設入場者数は下回る。
ホテル稼働率は、シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を
下回る。ホテル客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入(推計値)も上回る。
■企業倒産
件数は前年同月を下回り、負債総額は上回る。
現場主義とお客様からの信頼
※お気づきの点、不明な点などがございましたら、下記までご連絡ください。
(株)おきぎん経済研究所
TEL：098-869-8711
FAX：098-869-2200
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
おきぎん県内景況・速報（2016 年 3 月分）
◎2016年3月　おきぎん「カトレア」景況図
県内景況
個人消費
建設関連
観光関連
企業倒産
良い
ふつう
やや良い やや良い
良 い
◎ 概況：県内景況は、拡大している。
3 月の県内景況は、個人消費関連では、スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年同月を上
回りました。百貨店売上高は雑貨や食料品などが堅調で、前年同月を上回りました。耐久消費財である家電
卸出荷額は、太陽光パネルの売上減少などにより前年同月を下回りました。新車販売台数は軽乗用車需要の
減少などから前年同月を下回りました。
建設関連では、公共工事請負金額は、国やその他公共的団体発注による工事減少などで前年同月を下回り
ました。建設資材である生コンやセメントはともに前年同月を下回りました。
観光関連では、入域観光客数は 42 ヵ月連続で前年同月を上回り、観光施設入場者数は前年同月を下回り
ました。ホテル稼働率はシティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を下回りまし
た。ホテル客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入(推計値)も上回りました。
このような状況に鑑みて、個人消費や建設関連が概ね堅調であり、観光関連でも好調な動きが継続してい
ることなどから「県内景況は拡大している」と景気判断を据え置きました。
（2014 年 2 月の上方修正後から 26 ヵ月連続で判断維持）
主要景気指標前年同月比
（単位：％、ポイント）
60.0
40.0
20.0
3.3
0.0
0.9
8.0
0.7
▲10.2
▲24.7
▲2.3
▲2.7
▲6.5
▲22.2
２
ホテル宿泊収入（
推計値）
観光関連
建設関連
ホテル客室単価
ホテル稼働率（
ビジネス）
ホテル稼働率（
リゾート）
入域観光客数
セメント出荷量
生コン出荷量
公共工事請負金額
新車販売台数
家電卸出荷額
百貨店売上高
（
既存店）
スーパー売上高
（
全店）
スーパー売上高
個人消費関連
▲4.4
ホテル稼働率（シティ）
▲9.6
観光施設入場者数
▲4.1
▲20.0
▲40.0
12.2
7.6
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
■ 個人消費：
（やや良い）
①スーパー・百貨店売上高…スーパー売上高は全店ベ－ス、既存店ベースともに
前年同月を上回る。百貨店売上高は前年同月を上回る。
スーパー売上額
全　店 既存店
単位：％
百貨店
売上額
（％）
35.0
2015/3
△ 5.1
△ 5.6
3.5
4
13.9
11.7
32.8
5
10.1
6.9
25.0
6
7.4
4.5
10.8
7
4.6
1.1
14.2
8
8.7
5.6
32.7
9
7.0
3.7
17.3
10.0
10
6.6
3.3
12.3
5.0
11
4.9
1.5
3.8
0.0
12
4.2
1.5
4.2
2016/1
8.8
5.9
4.0
2
11.1
8.3
10.5
3
3.3
0.9
0.7
百貨店（赤・実線)
30.0
スーパー（全店・青点線）
25.0
20.0
15.0
△ 5.0
スーパー（既存店・緑破線）
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
△ 10.0
資料）当社ヒアリング
注2）スーパー売上高（既存店）については、2015年3月、4月データの誤差調整の後、修正を行なっております。本数値を参照の際には、
最新のリリース情報をご覧ください。
３月の個人消費関連では、スーパー売上高は「全店ベース（前年同月比 3.3％増）」が 12 ヵ月連続で前
年同月を上回りました。新規出店効果などにより、ウェイトの高い「食料品(同 3.6％増)」や家電を含む「家
庭用品（同 5.2％増）」の売れ行きが堅調で、前年同月を上回りました。「既存店ベース（同 0.9％増）」は店
舗改装による集客効果などから、12 ヵ月連続で前年同月を上回りました。品目別では、ウェイトの高い「食
料品(同 1.9％増)」は、生鮮全般（精肉・水産・青果）の売れ行きが堅調だったことなどから、前年同月を上
回りました。家電を含む「家庭用品（同 0.9％増）」は季節要因（新年度、買い替え）需要の増加などから白
物家電（洗濯機、冷蔵庫）やテレビの売れ行きが堅調だったほか、訪日観光客による雑貨需要（化粧品、
小物類）の増加などから、前年同月を上回りました。一方で、｢衣料品（同 9.2％減）｣は、天候不順の影響
などから、春物衣料の売れ行きが伸び悩み、前年同月を下回りました。
百貨店売上高は、新規催事の開催や店舗改装による集客効果などから、「雑貨」や「食料品」などの売
れ行きが堅調で、前年同月を上回りました（同 0.7％増）。内訳をみると、ウェイトの高い「衣料品(同 4.8％
減)」は、天候不順の影響や一部フロアの改装などから、主力商品である「婦人服(同 7.2％減）」の売れ行
きが低調で、前年同月を下回りました。また、「身の回り品（同 20.5％減）」は前年に行なわれていた催事が
今年は未開催だったことなどから前年同月を下回りました。一方で、「食料品（同 13.2％増）」は、新規テナ
ント出店、催事開催などによる集客効果のほか、生鮮全般の売れ行きが堅調だったことなどから、前年同
月を上回りました。また、「雑貨（同 14.6％増）」は、継続的な国内外観光客需要により化粧品などの売れ
行きが好調で、前年同月を上回りました。
３
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
②家電卸出荷額…太陽光パネルの売上減少などにより、前年同月を下回る。
単位：％
沖縄県
（％）
2015/3 △ 20.6
4
△ 2.4
5
△ 7.6
6
13.5
7
△ 4.1
8
△ 6.6
9
2.4
10
13.8
11
△ 2.0
12
7.6
2016/1
9.8
2
2.3
3
20.0
10.0
0.0
△ 10.0
沖縄県（赤・実線）
△ 20.0
△ 30.0
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
資料) 当社ヒヤリング
△ 4.1
注）前年同月比
家電卸出荷額は、太陽光パネルの売上減少などにより、4 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました（同 4.1％
減）。品目別では、「テレビ（同 47.0％増）」や「冷蔵庫（同 17.4％増）」、｢洗濯機（同 21.8％増）｣、「エアコン
（同 29.4％増）」などでは、前年に落ち込んだ反動や新型商品効果などから売れ行きが堅調で、前年同月
を上回りました。一方で、太陽光パネル（同 43.1％減）では、新規接続中止の影響が続いていることなどか
ら、前年同月を下回りました。
③新車販売台数…軽乗用車需要の減少などから、前年同月を下回る。
単位：台、％
台　数
合　計
△ 1.4
普通
乗用車
小型
乗用車
△ 8.0 △ 21.6
軽
乗用車
2015/3
6,390
10.6
4
3,637
1.3
27.6
28.7 △ 20.3
5
2,985
△ 9.1
△ 3.9
5.3 △ 21.8
6
5,426
△ 10.7
7
6,648
15.5
6.7
8
2,852
△ 2.1
△ 0.9
28.7 △ 16.2
9
3,948
△ 6.6
△ 6.0
9.5 △ 10.3
10
2,961
△ 6.1
19.3
23.5 △ 23.1
11
3,088
△ 13.1
20.5
20.7 △ 23.5
12
3,973
△ 11.4
7.3
74.9 △ 41.9
2016/1
3,265
△ 3.8
2
4,268
0.5
11.5 △ 17.6 △ 15.7
37.1
（台）
7,000
（％）
40.0
合 計 販売台数（棒グラフ、左目盛）
6,000
30.0
合 計 前 年 同 月 比（線 グラフ、右 目盛）
5,000
20.0
4,000
10.0
3,000
0.0
2,000
△ 10.0
△ 5.8
50.5 △ 11.5 △ 11.0
40.8 △ 16.4
1.7
1,000
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
△ 20.0
資料）沖縄県自動車販売協会
3
5,778
△ 9.6
32.2
6.5 △ 25.6
注）前年同月比
注）普通乗用車及び小型乗用車は登録車、軽乗用車は届出車の数値を表示。
新車販売台数は、全体で 5,778 台（同 9.6％減）となり、軽乗用車需要の減少などから 2 ヵ月ぶりに前年
同月を下回りました。車種別では、前年に落ち込んだ反動やレンタカー需要の増加などから「普通乗用車
（同 32.2％増）」は 6 ヵ月連続、「小型乗用車（同 6.5％増）」は 3 ヵ月ぶりに前年同月を上回りました。一方
で、「軽乗用車（同 25.6％減）」は軽自動車税増税の影響などから 2 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。
※普通乗用車及び小型乗用車は登録ベース、軽乗用車は届出ベースの数値を合算。
４
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
■ 建設関連：
（やや良い）
①公共工事…公共工事請負金額は前年同月を下回る。
単位：百万円、％
請負金額 前年同月比
53,096
11,991
151.7
△47.8
50,000
5
6
7
12,215
34,358
33,472
△37.9
74.0
△28.3
40,000
23,352
30,835
48,301
0.8
△2.1
74.7
11
12
2016/1
2
14,816
19,114
12,202
44,788
△15.4
△16.8
△15.0
76.4
3
39,972
△24.7
公共工事請負金額 (棒グラフ・左目盛）
175.0
2015/3
4
8
9
10
（％）
200.0
（百万円）
60,000
前年同月比
（折れ線・右目盛）
150.0
125.0
100.0
75.0
30,000
50.0
20,000
25.0
0.0
10,000
△ 25.0
0
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
△ 50.0
3
資料）西日本建設業保証沖縄支店 「公共工事動向」
3 月の公共工事請負金額は、前年同月比 24.7％減の 399 億 7,200 万円となりました(2 ヵ月ぶり減)。
発注者別でみると、「その他の公共的な団体(同 173.2％増)」は浦添市での看護学校関連工事などの大
型工事で前年同月を上回りました。一方、「国(同 29.9％減)」は、前年あった沖縄防衛局の与那国駐屯
地関連工事など、「沖縄県(同 21.9％減)」は宜野湾市浄化センター関連工事など、「市町村(同 35.2％
減)」は市部での市営住宅関連工事などの大型工事の反動などで下回りました。
②建設資材…生コン、セメントはともに前年同月を下回る。
単位：前年同月比 (％)
30.0
生コン
セメント
2015/3
0.9
△ 3.9
20.0
4
△ 7.2
△ 9.3
5
△ 17.6
△ 19.6
10.0
6
△ 2.3
△ 5.3
7
24.3
12.4
0.0
8
8.4
5.9
9
5.5
10.4
10
△ 4.2
△ 0.2 △ 10.0
11
△ 12.2
△ 7.7
12
△ 10.5
△ 9.4 △ 20.0
2016/1
△ 11.0
△ 16.3
2
△ 10.2
△ 1.2
△ 30.0
3
△ 22.2
△ 10.2
（％）
生コン出荷量 (折れ線・破線）
セメント出荷量
（折れ線・実線）
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
資料）当社ヒヤリン グ 等による
(注1) セメント出荷量は、速報値につき、確報にて修正される場合がある
建設資材関連では、生コンの出荷量は 22.2％減少し 6 ヵ月連続で前年同月を下回りました。内訳では、
公共工事向け出荷が前年同月より 28.0％下回り、民間工事向け出荷も 18.3％下回りました。
セメント出荷量も 10.2％減と 6 ヵ月連続で前年同月を下回りました。
５
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
【参考】住宅投資(2月)…着工戸数は前年同月を下回る。
単位：戸、％
着工戸数
2015/2
前年同月比
1,338
3.1
3
980
△36.4
4
1,172
△17.3
5
1,254
12.4
6
1,828
27.7
7
1,362
16.2
8
1,764
19.0
9
1,527
17.4
10
1,118
9.8
11
1,306
7.4
12
1,306
△4.5
2016/1
1,366
15.7
2
1,000
△25.3
（戸）
2500
持家
貸家
給与住宅
分譲住宅
2000
1500
1000
500
0
2015/2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
資料）国土交通省「住宅着工統計」
新設住宅着工戸数 (2 月) は、全体で前年同月比 25.3％減の 1,000 戸と 2 ヵ月ぶりに前年同月を下回
りました。利用別戸数をみると、ウェイトの高い「貸家 (同 25.3％減)」や「持家(同 1.2％減)」に加えて、「分
譲住宅(同 47.8％減)」などが前年同月を下回りました。
６
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
■観光関連：
（良い）
①入域観光客数（国内客・外国客の合計）…42ヵ月連続で前年同月を上回る。
単位：千人、％
入域
観光客
前年
同月比
2015/3
659.0
4.6
4
635.4
12.3
5
611.4
8.9
6
610.0
9.5
7
714.0
9.2
8
797.5
8.8
9
10
724.7
696.8
10.0
18.9
11
619.6
9.8
（千人）
800.0
（％）
20.0
前年同月比（線グラフ、右目盛）
700.0
15.0
600.0
500.0
10.0
400.0
5.0
300.0
200.0
0.0
12
613.6
11.7
100.0
2016/1
581.6
9.7
0.0
2
622.5
13.0
3
709.2
7.6
入域観光客（棒グラフ、左目盛）
△5.0
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
資料）沖縄県文化観光スポーツ部
※外国客は乗務員等を含む
外国客 入域観光客数…32ヵ月連続で前年同月を上回る。
単位：千人、％
入域
観光客
前年
同月比
2015/3
4
79.0
130.6
62.2
76.7
5
6
7
8
9
133.7
149.2
163.0
154.7
149.6
45.8
56.2
76.6
83.7
49.7
10
11
12
2016/1
2
3
145.1
113.4
128.3
114.9
149.9
137.9
54.7
101.1
98.3
69.2
72.9
74.6
（％）
（千人）
150.0
180.0
160.0
前年同月比（線グラフ、右目盛）
140.0
100.0
120.0
100.0
50.0
80.0
60.0
0.0
40.0
20.0
外国客入域観光客（棒グラフ、左目盛）
△50.0
0.0
2015/3
4
台湾
5
6
7
韓国
8
中国本土
9
10
香港
11
12
その他
2016/1
2
3
前年同月比
資料）沖縄県文化観光スポーツ部
※外国客は 乗務員等を含む
3 月の入域観光客数は、50,200 人多い 709,200 人（前年同月比 7.6％増）となり、42 ヵ月連続で前年同
月を上回りました。3 月としては過去最高、2015 年度ベースでも 793 万 6,300 人（前年度比 10.7％増）とな
り、過去最高を更新しました。
内訳をみると、「国内客（同 1.5％減）」は 571,300 人と、春休みの旅行需要などにより関西、福岡、名古
屋方面では好調さがみられたものの、東京方面において一部航空会社の提供座席数が減少したことなど
から、4 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。
他方、「外国客（同 74.6％増）」は、137,900 人と 32 ヵ月連続で前年同月を上回りました。各方面におい
て、航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増加等により空路・海路ともに好調に推移したことから、前
年同月を上回りました。
「台湾（同 50.0％増）」「韓国（同 54.5％増）」「中国本土（同 149.5％増＝約 2.5 倍）」「香港（同 42.0％増）」
※乗務員等を除く 2016 年 3 月実績＝全体 693,000 人（同 6.0％増）、外国客 121,700 人（同 65.4％増）、国内客は変わらない。
７
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
②観光施設入場者数…3ヵ月ぶりに前年同月を下回る。
単位：％
入場者数（前年同月比）
全体
南部
中部
（％）
20.0
北部
2015/3
1.1
0.2
△ 2.2
4
4.3
4.2
2.1
5.1
5
7.3
3.4
7.0
10.9
6
5.3
7.4
1.8
4.3
7
6.0
6.4
10.1
4.8
8
4.1
6.3
△ 2.7
4.3
9
10.3
8.7
21.4
9.0
10
14.4
12.7
9.8
17.2
11
0.6
△0.4
0.3
1.7
12
△ 1.6
1.4
△ 3.6
△3.8
2016/1
1.8
△0.7
△ 1.4
4.6
南部
中部
北部
全体
2.9
2
3.7
3.3
3.5
4.0
3
△ 4.4
△4.6
△ 11.4
△2.2
10.0
0.0
△ 10.0
2015/3
4
5
6
資料）当社ヒヤリング
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
注）棒ｸﾞﾗﾌは各地域の寄与度を示している
＊調査対象施設数＝南部6、中部6、北部5施設
観光施設入場者数は、全体で前年同月より 4.4％減少（3 ヵ月ぶり）しました。地域別にみると、南部にあ
る観光施設は同 4.6％減と 2 ヵ月ぶり、中部は同 11.4％減と 2 ヵ月ぶり、北部は同 2.2％減と 3 ヵ月ぶりに
前年同月を下回りました。
③ホテル稼働率…シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を下回る。
シティ
単位：％、ポイント
稼働率
前年同月差
リゾート ビジネス シティ リゾート ビジネス
84.6
80.6
82.4
△ 2.2
△ 1.0
9.1
4
82.1
79.1
78.1
5.8
△ 0.4
16.9
5
72.9
72.4
67.1
5.4
3.0
8.6
6
78.0
75.3
73.6
5.8
△ 2.9
2.6
60.0
7
87.2
88.3
80.6
6.1
0.6
1.1
50.0
8
87.5
89.4
82.2
3.1
1.9
5.0
40.0
9
89.3
90.7
82.1
3.5
1.9
7.0
10
83.9
87.3
78.6
8.0
10.7
8.4
11
82.9
76.7
77.6
2.9
5.7
1.9
20.0
12
72.8
61.5
67.4
△ 1.8
△ 3.3
0.3
10.0
△ 0.5
2.2
80.5
71.5
67.3
4.2
2
88.3
83.9
83.4
△ 1.2
△ 3.3 △ 2.7
3
82.3
77.9
75.9
△ 2.3
△ 2.7 △ 6.5
20.0
稼働率（線グラフ、左目盛）
90.0
2015/3
2016/1
（ポイント）
(%)
100.0
15.0
80.0
70.0
10.0
5.0
0.0
30.0
前年差（棒グラフ、右目盛）
△ 5.0
シティ
リゾ ート
シティ
0.0
2015/3
4
ビ ジネス
リゾ ート
5
6
7
ビ ジネス
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
△ 10.0
資料）当社ヒアリング
注）シティ9ホテル、リゾート19ホテル、ビジネス７ホテル
注）2015年10月より、シティホテル対象施設数が変更（10⇒9）と
なったことから、2014年10月以降の数値を遡って改定した。
※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする。
県内ホテル稼働率は、シティホテルが 82.3％と 2.3 ポイント減少（2 ヵ月連続)、リゾートホテルが 77.9％と
2.7 ポイント減少（4 ヵ月連続）、ビジネスホテルが 75.9％と 6.5 ポイント減少（2 ヵ月連続）しました。
８
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
④ホテル客室単価・宿泊収入…客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入も上回る。
客室単価
単位：％
宿泊収入
（％）
30.0
2015/3
△0.3
0.3
4
0.8
4.0
5
9.9
16.8
6
8.0
6.3
7
7.6
9.2
8
6.1
9.4
9
21.1
25.5
10
8.2
25.3
△5.0
客室単価
11
7.1
13.5
△10.0
宿泊収入
12
4.6
△1.4
△15.0
2016/1
4.2
3.1
2
r 14.1
r 13.9
3
12.2
8.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
資料）当社ヒアリング
※対象施設数：28施設（シティ9、リゾート19）、ビジネスは除く
※客室単価は28施設の平均値、宿泊収入は各施設の推計値の総額（稼働率及び客室単価より当社推計）
※2015年10月より、シティホテル対象施設数が変更（10⇒9）となったことから、2014年10月以降の数値を遡って改定した。
※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする
※2014年4月指標より新たに掲載
ホテル客室単価（シティ＆リゾート）は前年同月比 12.2％増と前年同月を上回りました。宿泊収入も同
8.0％増と前年同月を上回りました。
９
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
■企業倒産：
（ふつう）
企業倒産…件数は前年同月を下回り、負債総額は上回る。
単位：百万円、件
負債総額 倒産件数
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
451
62
313
546
1,685
2,936
649
333
665
919
375
282
2,050
9
1
4
7
4
6
8
3
6
7
5
5
5
(件)
(百万円)
負債総額
(棒グラフ、左目盛）
3,500
16
3,000
14
2,500
12
倒産件数
（線グラフ、右目盛）
2,000
10
8
1,500
6
1,000
4
500
2
0
0
2015/3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
3
資料)東京商工リサーチ沖縄支店
3 月の企業倒産件数は、5 件(うち、10 億円以上の大型倒産が 1 件、1 億円以上の大口倒産は 2 件)発
生し前年同月より 4 件少なく、負債総額は 20 億 5,000 万円で前年同月より約 4.5 倍に増加しました。
【参考】 雇用関連：
（良い）
(参考）有効求人倍率(2月)…沖縄は前月より上昇、全国は同水準。
沖縄県
2015/2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
0.78
0.80
0.81
0.83
0.84
0.85
0.86
0.88
0.89
0.90
0.91
0.90
0.91
単位：倍
全 国
1.15
1.16
1.17
1.18
1.19
1.21
1.22
1.23
1.24
1.26
1.27
1.28
1.28
(倍)
1.40
全国
1.20
1.00
0.80
沖縄県
0.60
0.40
0.20
2015/2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
2
資料）沖縄労働局、厚生労働省
注）季節調整済
注）季節調整法は、センサス局法Ⅱ（Ｘ-12-ＡＲＩＭＡ）による
2 月の雇用状況は、月間有効求人数（季節調整値）は前月比 6.7％増の 26,006 人に対して、月間有効
求職者数（同上）は前月比 4.7％増の 28,520 人となり、有効求人倍率（季節調整値）は 0.91 倍となり前月よ
り 0.01 ポイント上昇しました。
１０
調査インフォメーション（2016・4・26）
おきぎん経済研究所
(参考) 完全失業率(2月)…前月より下落。
(％)
沖縄県
2015/2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2016/1
2
6.2
5.5
4.4
4.8
5.4
5.3
4.6
5.0
5.3
4.7
5.4
4.8
4.3
単位：倍
全 国
7.2
3.5
3.4
3.4
3.3
3.4
3.3
3.4
3.4
3.2
3.3
3.3
3.2
3.3
6.2
沖縄県
5.2
4.2
3.2
全国
2.2
1.2
0.2
2015/2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
注）季節調整済
資料）沖縄県、総務省統計局
2 月の完全失業率(季節調整値) は、4.3％となり前月より 0.5 ポイント下落しました。
１１
12
2016/1
2

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faxn1512 - 全日本港湾労働組合