2016年4月27日号(PDF/682KB)

REIT ウィークリー・ニュース
2016 年 04 月 27 日
パフォーマンス
* 2016 年 04 月 26 日現在
現地通貨ベース(課税前分配金込み)
1 ヶ月
年初来
2.76%
2.33%
3.35%
4.73%
2.30%
7.49%
2.42%
4.38%
S&P Global REIT
S&P United States REIT
S&P Europe REIT
S&P United Kingdom REIT
S&P Australia REIT
S&P Hong Kong REIT
S&P Singapore REIT
S&P Japan REIT
1年
5.67%
5.08%
-0.42%
-3.88%
7.75%
6.00%
8.44%
13.74%
3 年 (年率)
4.57%
5.03%
-2.80%
-4.96%
11.35%
8.14%
-4.07%
7.52%
5 年 (年率)
9.05%
8.31%
12.65%
12.72%
14.12%
7.99%
-0.22%
10.80%
11.54%
10.66%
10.12%
10.24%
15.97%
17.19%
8.36%
17.82%
(出所:S&P Dow Jones Indices のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
ファンダメンタルズ
* 2016 年 3 月 31 日現在
銘柄数
時価総額
(億米ドル)
S&P United States REIT
(億円)
分配利回り
国債 10 年物
(課税前)
利回り
155
7,562.77
850,017.00
3.74%
1.77%
S&P United Kingdom REIT
21
622.73
69,992.06
3.34%
1.41%
S&P Australia REIT
29
875.24
98,372.61
4.54%
2.49%
S&P Hong Kong REIT
9
181.56
20,406.00
4.70%
1.23%
S&P Singapore REIT
30
311.95
35,061.41
6.35%
1.83%
S&P Japan REIT
49
991.62
111,453.29
2.95%
-0.04%
(出所:S&P Dow Jones Indices、Bloomberg のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
>> 分配利回り & 国債 10 年物利回り
米国
香港
10%
10%
分配利回り
国債10年物利回り
スプレッド
分配利回り
6%
6%
2%
2%
11年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
英国
10年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
10%
分配利回り
国債10年物利回り
分配利回り
スプレッド
6%
6%
2%
2%
国債10年物利回り
スプレッド
-2%
-2%
11年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
豪州
10年01月
11年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
日本
10%
10%
分配利回り
国債10年物利回り
スプレッド
分配利回り
6%
6%
2%
2%
国債10年物利回り
スプレッド
-2%
-2%
10年01月
11年01月
シンガポール
10%
10年01月
スプレッド
-2%
-2%
10年01月
国債10年物利回り
11年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
10年01月
11年01月
12年01月
13年01月
14年01月
15年01月
16年01月
(出所:S&P Dow Jones Indices および Bloomberg のデータに基づき AMP キャピタル・インベスターズ作成)
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REIT ウィークリー・ニュース
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2016 年 04 月 27 日
先週のトピックス (2016.04.18~ 2016.04.22)
米州
第 1 四半期のオフィスセクターは堅調なものの、成長に鈍化の兆し
第 1 四半期の米国のオフィス不動産市場のファンダメンタルズは底堅く推移したものの、同セクターに成長鈍化の兆候
が窺えた。トータル・ネット・アブソープション(合計オフィス需要面積)は 2015 年同四半期と比較し安定している
ものの、「全体的に、まだ非常に良好な状態ではあるが、市場は明らかに以前のような急成長はしていない」と、オ
米国
フィス・リサーチ専門のウォルターページ社のコスター取締役は述べた。
欧州
ロンドン、Brexit 問題が投資に重石
英国の"Brexit"(EU 離脱)の是非を問う国民投票に対して市場が神経質になっており、ロンドン中心部のオフィスビルへ
の投資は前四半期比で 52%下落した。2016 年第 1 四半期は 22 億ポンドのオフィスの所有者が変わったが、2015 年第
1 四半期の 46 億ポンドを下回り、この 4 年間で最も低い水準となった。
英国
欧州、トリスタン・キャピタル・パートナーズが新たなオフィスビルを取得
トリスタン・キャピタル・パートナーズは、パリで 2 件のオフィスビルに 1 億ユーロ以上を投資した。同社のマネージ
ングディレクターであるジャン・フィリップは、「フランスのテナント市場と価格が調整されるのを 2 年以上も待ち、
ようやく我々は 6 ヶ月で 3 物件を取得した。そしてパリ及びフランス国内においてさらなる投資機会を積極的に検討し
てく」と述べ、双方の地域ともに新設または改良される鉄道インフラの恩恵を受ける地域であることを明らかにした。
欧州
アジア・パシフィック
豪州、外国人投資家による需要が後退
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)によると、外国人投資家の不動産需要が後退したとのこと。新規不動産に対
する外国人投資家の需要は 11.8%まで下落し、2014 年の 16.8%から約 2 年半ぶりの低水準となった。「新築および中
古住宅販売シェアは 2015 年第 4 四半期以来の下落となり、外国人投資家の豪州不動産に対する規制強化の導入とほぼ
重なる」と、NAB のチーフエコノミスト、アラン・オスターは述べた。NAB が実施した第 1 四半期の住宅市場調査に
よると、より割安な物件を求めて、ビクトリアやニューサウスウェールズよりもクィーンズランドで物件を探す外国人
豪州
投資家が増えているとのこと。
豪州の戸建て住宅、集合住宅の中央価格がともに下落
APM 社の最近のデータによれば、2016 年第 1 四半期の豪州全体の戸建て住宅の中央価格は 0.5%下落し、集合住宅の
中央価格も 0.7%下落した。戸建て住宅の中央価格はそれぞれシドニー(-1.3%)、ブリスベン(-4.6%)、ダーウィン(4.9%)、アデレード(-1.6%)、キャンベラ(-1.4%)、パース(-1.3%)と下落した一方、メルボルン(+2.9%)とホバート
(+4.3%)は上昇した。また、集合住宅の中央価格については、シドニー(-0.3%)、メルボルン(-1.6%)、ブリスベン(0.1%)、キャンベラ(-2.8%)、パース(-3.7%)、ホバート(-6.8%)と下落した一方、アデレード(+0.3%)とダーウィン
豪州
(+14.9%)は上昇した。
日本の生命保険会社、日本の金利低下で海外投資による利益確保へ
日本の生命保険各社が国内の低金利に対応するために、航空や発電所といった海外のインフラに融資をする高収益投資
に手を広げている。主要な民間保険会社の運用担当者は現在資金の大部分をマイナス金利の日本国債で運用しており、
今後日本国債の代わりにいっそう外国資産を購入する計画を発表した。日本生命は発電所、空港、学校や他の施設など
日本
に投資するインフラ株式ファンドについて新たに 400 億円の投資枠の設定を発表した。
当資料は、投資の参考となる情報の提供を目的として、AMP キャピタル・インベスターズ・リミテッド(オーストラリアにおける登録番号:
AMP キャピタル・インベスターズ株式会社
ABN 59 001 777 591; AFSL 232 497)から提供された情報をもとに AMP キャピタル・インベスターズ株式会社が作成したものであり、特定の
登録番号: 関東財務局長(金商)第 85 号
有価証券への投資を勧誘する目的で作成したものではございません。当資料は、各種の信頼できると考えられる情報に基づいて作成されており
加入協会: 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
ますが、情報の正確性、完全性が保証されているものではありません。当資料中のいかなる内容も将来の投資成果及び将来の市況環境の変動等
を保証するものではありません。当資料の記述内容、数値、グラフ等は作成時点のものであり、予告なく変更される場合があります。
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