地域整備構想(美女木向田地区)検討業務公募型プロポーザル

地域整備構想(美女木向田地区)検討業務公募型プロポーザル方式業者選定実施説明書
1
業務概要
本説明書における公募型プロポーザル方式業者選定は、次の業務に対して実施するも
のである。
(1) 業務の名称
地域整備構想(美女木向田地区)検討業務
(2) 業務目的
本市では、昭和47年9月16日に土地区画整理事業の都市計画決定(北部土地区
画整理事業 区域面積:約141ha)を行い、その内、先行して北部第一土地区画
整理事業が昭和48年1月10日に事業計画の決定告示がなされ、昭和62年4月2
1日に換地処分公告をし、平成4年度に清算事務を完了させ、事業完了した。また、
一方、それまで鉄道駅の無かった本市において、昭和60年9月に市内の3駅(北戸
田駅、戸田駅、戸田公園駅)が開業し、北部土地区画整理事業区域に隣接する新曽地
域において北戸田駅及び戸田駅を有する都市基盤未整備地域での土地区画整理事業
を推進することが急務となった。
これを受け、当該都市計画決定区域のうち、事業未着手エリア(美女木向田地区
約
43ha)においては、現在もなお都市計画法に基づく建築制限がなされ続けている。
この様な中、埼玉県は「長期未着手土地区画整理事業区域に係る市街地整備指針」
を策定しており、当該指針では、土地区画整理事業以外の手法で基盤整備を行う場合
は、「地域整備構想」を具現化する「地域整備計画」を定め、事業の廃止や縮小とい
った見直しの考えを整理している。
美女木向田地区においては、社会経済情勢の変化や市街化の進行によって、土地区
画整理事業の実施が困難な状況となっていることから、上記指針に基づき、地域整備
構想の策定に向け検討を進めるため、本業務を実施する。
(3) 支出限度額
5,316千円(消費税及び地方消費税の額を含む。)
(4) 業務の履行期限
契約締結日の翌日から平成29年3月24日まで
(5) その他
業務内容の詳細については、別添「業務仕様書」によるものとする。
ただし、業務仕様書は業者選定における最低限の内容を示すものとしての参考資料
であり、契約にあたっては業者選定において選定された見積徴取予定者の提案に応じ
て仕様を変更することがある。
主な実施内容は次のとおりとする。
1) 施行区域の現状把握
1
2) 権利調査
3) 住民の意向把握
4) 施行区域の課題整理
5) 基盤整備の必要性の検討
6) 土地区画整理事業の実施可能性の検討
7) 広報誌作成
2
他
公募資格要件
この委託業務の公募型プロポーザル方式の業者選定に参加する者に必要な資格は、次
に掲げる条件をすべて満足していること。
(1) 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。
(2) 平成27・28年度の戸田市入札参加資格者名簿に都市計画及び地方計画の業種で
登録されている者であること。
(3) 建設コンサルタント登録規程(昭和52年4月15日建設省告示第717号)に基
づく「都市計画及び地方計画」部門の登録を受けていること。
(4) 国(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令第1条に定める法
人を含む。)、地方公共団体、民間企業又は土地区画整理組合が発注した次のいずれか
の類似業務について、平成18年度から告示日までの間に完了した実績を有すること。
ただし、設計共同企業体としての実績は認めない。
・類似業務 30ha以上の土地区画整理事業に係るまちづくり基本調査(構想策
定)業務及びまちづくり基本調査(構想策定)業務に類する業務(※)、30ha
以上の土地区画整理事業再構築業務
※ 下線については、類似か否かを本市において判断する。
(5) 本業務に係る告示日から契約までの期間に、戸田市の契約に係る入札参加停止等の
措置要綱の規定に基づく入札参加停止措置を受けていないこと。
(6) 本業務に係る告示日から契約までの期間に、戸田市の締結する契約からの暴力団排
除措置に関する要綱の規定に基づく入札参加除外等の措置を受けていないこと。
(7) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続き開始の申立てがなさ
れている者(更生手続き開始の決定を受けている者を除く。)でないこと、又は民事再
生法(平成11年法律第225号)に基づき、再生手続き開始の申立てがなされてい
る者(再生手続き開始の決定を受けている者を除く。)でないこと。
(8) 本業務を遂行する上で、技術上必要な能力と経験を有し、次の項目に該当する予定
技術者(業務責任者及び担当技術者)を配置できること。
1) 予定技術者(業務責任者)の保有資格
予定技術者(業務責任者)は、本業務を遂行する上で、技術上の管理に必要な能力
と経験を有する技術者で次のいずれかの資格を有すること。
2
・技術士(総合技術監理部門「建設部門」)の資格を平成20年度以前に取得した者
・技術士(建設部門「都市及び地方計画」)の資格を平成17年度以前に取得した者
2) 予定技術者(業務責任者及び担当技術者)の業務実績
予定技術者(業務責任者及び担当技術者)は、国(公共工事の入札及び契約の適正
化の促進に関する法律施行令第1条に定める法人を含む。)、地方公共団体、民間企業
又は土地区画整理組合が発注した次のいずれかの類似業務について、平成18年度か
ら告示日までの間に完了した実績を有すること。ただし、設計共同企業体としての実
績は認めない。
・類似業務 30ha以上の土地区画整理事業に係るまちづくり基本調査(構想策
定)業務及びまちづくり基本調査(構想策定)業務に類する業務(※)、30ha
以上の土地区画整理事業再構築業務
※ 下線については、類似か否かを本市において判断する。
3
参加者の失格
参加者が次のいずれかに該当する場合、その者の提出した提出書類を無効とし、その
者は業者選定への参加資格を失う。この場合、参加資格を失ったものに対して失格の旨
を通知する。
(1) 説明書を遵守しない場合
(2) 提出書類に虚偽の記載をした場合
(3) 公募資格要件を欠いていることが判明した場合
(4) 技術提案書が提出期間内に提出されない場合
(5) 業者選定に関して不当な行為又は公正さを欠く行為等があった場合
(6) 支出限度額を超える見積書を提出した場合
4
評価項目及び審査方法
提案については次のとおり審査を行う。
(1) 評価項目
1) 実施体制及び予定技術者の業務実績
2) 企画提案
3) 工程管理
4) 業務責任者の能力
(2) 審査方法
審査は、(1)の評価項目を100点満点とし、一次審査(書類審査)50点と二次審
査(プレゼンテーション及びヒアリング)50点に分けて、地域整備構想(美女木向
田地区)検討業務プロポーザル選定委員会が採点を行い審査する。二次審査後の順位
(以下「最終順位」という。)は一次審査の得点と二次審査の得点の合計得点による
3
ものとする。
5
参加表明書の提出
参加表明書は次のとおり提出するものとする。
(1) 提出方法
持参又は郵送にて提出すること。
(2) 提出期間
1) 持参の場合
平成28年4月28日(金)~5月20日(金)
8時30分~17時15分
ただし、12時~13時並びに土曜日、日曜日及び祝日を除く。
2) 郵送の場合
平成28年4月28日(金)~5月20日(金)消印有効
(3) 提出書類及び部数等
提出書類
様式及び添付書類
提出部数
参加表明書 第1号様式、様式A、平成27・28年度の戸田市入 1部
札参加資格者の登録を証する資料、建設コンサルタン
ト登録を証する資料、業務責任者の技術士資格を証す
る資料、会社概要を示す資料
(4) 提出書類作成上の留意事項
1) 各添付書類には見出しを付けること。
2) 提出書類について、様式及び説明書に示された条件に適合しない場合は、提出書
類全てを無効とすることがある。
(5) 提案書の提出要請
参加表明書を提出した公募資格要件を満たす全ての者に対し、5月下旬にプロポー
ザル関係書類提出要請書により、提案書の提出を要請する。
6
提案書の提出
提案書は次のとおり提出するものとする。
(1) 提出方法
持参にて提出すること。(郵送不可)
(2) 提出期間
平成28年5月26日(木)~6月3日(金)
8時30分~17時15分
ただし、12時~13時並びに土曜日、日曜日及び祝日を除く。
(3) 提出書類及び部数等
提出書類
様式及び添付書類
4
提出部数
提案書
第5号様式、様式B~様式E、 15部(正本1部、写し14部)
企画提案についての書類、各様
式に示す必要資料
(4) 提出書類作成上の留意事項
1) 提案書については次の表のとおり作成すること。
評価項目
1
評価事項
実 施 体 制 (1)
記述内容
様式
業務責任者 平成18年度以降の同種又は 様式B
及 び 予 定 技 術 の 過 去 1 0 年 以 類似業務実績
者の業務実績
内 の 同 種 又 は 類 ・同種業務
30ha以上の長
似 業 務 の 完 了 実 期未着手土地区画整理業区域
績
に係る地域整備構想策定業務
又は地域整備構想策定業務に
類する業務(※1)
・類似業務
30ha以上の土
地区画整理事業に係るまちづ
くり基本調査(構想策定)業務
及びまちづくり基本調査(構想
策定)業務に類する業務(※
1)、30ha以上の土地区画
整理事業再構築業務
(2)
業務責任者 平成18年度以降の同種又は 様式C
以 外 の 担 当 技 術 類似業務実績
者 の 過 去 1 0 年 ・同種業務
30ha以上の長
以 内 の 同 種 又 は 期未着手土地区画整理業区域
類 似 業 務 の 完 了 に係る地域整備構想策定業務
実績
又は地域整備構想策定業務に
類する業務(※1)
・類似業務
30ha以上の土
地区画整理事業に係るまちづ
くり基本調査(構想策定)業務
及びまちづくり基本調査(構想
策定)業務に類する業務(※
1)、30ha以上の土地区画
整理事業再構築業務
5
2
企 画 提 案 テ ー マ に 関 す る 1)
(※2)
提案内容
美女木向田地区における 任 意 様
今後の市街地整備の考え方と 式
方向性
2)
(A3判
同地区における住民・事業 2 枚 以
者対応と合意形成に向けた方 内(両面
法等
3
工 程 管 理 実 施 工 程 の 考 え スケジューリング、考え方
(※2)
方
4 見積額
評価なし
可))
様式D
地域整備構想(美女木向田地 様式E
区)検討業務についての見積額
※1 下線については、同種又は類似か否かを本市において判断する。
※2
施行区域の廃止・縮小までの内容について、P9(参考1)「基本的な手順」
を参考にして作成すること。ただし、平成29年度以降の内容については、参考
として取扱い、評価の対象には含めないものとする。
2) 提案書の提出期限後において、記載された内容の変更を認めない。また、提案書
に記載した予定技術者は、原則として変更できない。ただし、病気、死亡、退職等
のやむを得ない理由が生じた場合には、本市の同意を得て変更することができる。
3) 提出書類について、各様式記載上の注意事項を参照すること。なお、説明書及び
各様式に示された条件に適合しない場合は、提出書類全てを無効とすることがある。
4) 様式毎に書類名を記載したインデックスを添付すること。
7
一次審査(書類審査)
一次審査は次のとおり審査を行う。
(1) 提案内容について書類による審査を行い、提案者が3者を超えた場合は、原則とし
て上位3者を二次審査の審査対象者(以下「二次審査対象者」という。)として選定す
る。
(2) 提案者に対し、平成28年6月中旬に一次審査結果通知書により結果を通知する。
また、二次審査対象者に対しては二次審査の開催について併せて通知する。
8
二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング)
二次審査は次のとおり行う。
(1) 予定技術者(業務責任者)は二次審査に出席し、提案書の提案内容についてプレゼ
ンテーションを実施しなければならない。
(2) 提案書及びプレゼンテーションの内容に対し、ヒアリングを行う。
(3) プレゼンテーションとヒアリングの所要時間は1者あたりそれぞれ15分以内とす
る。
6
(4) 二次審査の結果通知は業者選定の結果通知書を以てそれに代える。
9
見積徴取予定者の選定
見積徴取予定者を次のとおり選定する。
(1) 最終順位の上位1者を本業務における見積徴取予定者として選定する。
(2) 二次審査対象者に対し、平成28年7月中旬に結果通知書により業者選定の結果を
通知する。
(3) 二次審査後の事務手続については別途通知する。
10
二次審査対象者及び見積徴取予定者に選定されなかった者に対する理由の説明
二次審査対象者及び見積徴取予定者に選定されなかった者は、選定されなかった理由
について次のとおり説明を求めることができる。
(1) 提出方法
選定されなかった理由について説明を求める者は、文書(任意様式)を持参にて提
出すること。(郵送不可)
(2) 提出期間
通知を受けた日から1週間以内
(3) 回答方法
市は説明を求められたときは、説明を求めた者に対し、持参があった日の翌日から
3週間以内に書面により回答するものとする。
11
その他注意事項
(1) 業者選定に要する費用は、提案者の負担とする。
(2) 業者選定の流れはP10(参考2)「業者選定の流れ」のとおりとする。
(3) 提案書の評価項目のうち、企画提案及び工程管理については、施行区域の廃止・縮
小までの内容について提案するものとする。ただし、平成29年度以降の内容につい
ては、参考として取扱い、評価の対象には含めないものとする。
また、この公募型プロポーザル方式業者選定は、平成29年度以降の業務の業者選
定に関与するものではない。このことにより、本業務の契約の相手方となった提案者
に損害が生じても、本市はその損害について一切負担しないものとする。
(4) 提出書類に虚偽の記載をした場合は、当該提出書類を無効とするとともに虚偽の記
載をした者に対して、戸田市の契約に係る入札参加停止等の措置要綱(平成27年3
月19日市長決裁)に基づく入札参加停止を行うことがある。
(5) 提出書類の文字サイズは原則11ポイント以上とする。言語は日本語、通貨は日本
円、単位は日本の標準時及び計量法によるものとする。
(6) 提出書類は、提出者に返却しないものとする。
7
(7) 質問への対応
質問は次のとおり行う。
1) 質問の方法
文書(任意様式)を E-mail により提出し、提出期間中に電話にて送信した旨を
連絡すること。
また、文書による回答を受ける担当窓口の部署、電話番号、FAX 番号及び E-mail
アドレスを併記すること。
2) 提出期間
平成28年4月28日(木)~5月13日(金)17時15分
ただし、電話受付時間は、8時30分~17時15分とし、12時~13時並び
に土曜日、日曜日及び祝日を除く。
3) 回答方法
回答は、受理日の翌日から3日(土曜日、日曜日及び祝日を除く。)以内に質問者
に対して E-mail により行うものとする。
4) 回答の公開
回答は次の期間内にホームページに掲載するものとする。
平成28年5月18日(水)~6月3日(金)
12
問合せ及び提出先
問合せ及び提出先は次のとおりとする。
郵便番号 335-8588 戸田市上戸田 1 丁目 18 番 1 号
戸田市 都市整備部
都市計画課
都市創造担当
電話番号:048(441)1800 内(392) FAX: 048(433)2200
E-mail:[email protected]
8
(参考1)基本的な手順
※ 本業務
基本的な手順
公共施設の整備状況
上位計画の位置づけ
第1段階
住民の意向
施行区域の現状把握や課題整理
「地域整備構想」の策定
(土地利用や整備水準などを検討)
第2段階
なし
基盤整備の必要性
修復型、敷地整序
型等の小規模な区
画整理も検討する
第3段階
都市計画
変更の必要性
なし
あり
あり
土地区画整理事業の実施可能性
なし
土地区画整理事業
土地区画整理事業以外
案の整合
第4段階
「地域整備計画」の策定
住民への公表=住民に約束
○ 第1~第3段階の結果を簡潔にまとめる
・区域の現状や課題
・地域整備構想
・土地区画整理事業の検討結果など
○ 整備計画図(基盤及び土地利用)
○ 整備手法、整備スケジュール
*
土
地
利
用
*
都
市
施
設
*
(道路事業・街路事業・住宅市街地総合整備事業・
優良建築物等整備事業・住宅地区改良事業等)
○ 関連する都市計画(地区計画等)
【必要事項】
[新設・拡幅を要する道路等]
【任意事項】
防火・準防火地域
高度地区
用途地域の変更
地区計画
地区計画の地区施設
(又は)
道路の区域決定
関
連
す
る
都
市
計
画
【任意事項】
地区計画(保全型)
防火・準防火地域
高度地区
用途地域の変更
区域区分の変更
住民との合意形成
同時に手続き
第5段階
施行区域の廃止・縮小
「地域整備計画」に基づく基盤整備
段階的(ゾーン毎)に施行区域を廃止・縮小することは可
埼玉県都市整備部「長期未着手土地区画整理事業区域に係る市街地整備指針」平成24年3月
- 23 9
(参考2)業者選定の流れ
予定時期
4/28(木)~6/3(金)
内容
市ホームページにて公表
4/28(木)~5/13(金) 質問書の提出(E-mail)(随時 E-mail にて回答)
4/28(木)~5/20(金) 参加表明書の提出(郵送可)
消印有効
5月下旬
提案書の提出要請
5/18(水)~6/3(金)
質問及び回答の公開(市ホームページ)
5/26(木)~6/3(金)
要請者による提案書の提出(郵送不可)
6月上旬~中旬
一次審査(書類審査)
6月中旬
一次審査結果通知
6/22(水)
二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング)
7月中旬
二次審査対象者へ結果通知
見積徴取予定者へ見積徴取
7月中旬
契約予定者と随意契約
10