立地適正化計画検討業務(その1)公募型プロポーザル方式

立地適正化計画検討業務(その1)公募型プロポーザル方式業者選定実施説明書
1
業務概要
本説明書における公募型プロポーザル方式業者選定は、次の業務に対して実施するも
のである。
(1)
業務の名称
立地適正化計画検討業務(その1)
(2)
業務目的
都市における人口の急激な減少と少子高齢化に適切な対応を図るため、都市再生特
別措置法の一部改正により、市街化区域等において、居住誘導や医療・福祉、商業等
の都市機能の立地誘導と公共交通によるネットワークの連携などによる集約型都市
構造の実現に向けた取組みが制度化され、「立地適正化計画」として市町村で作成で
きることになった。
そこで首都圏に位置する本市では、持続可能な都市の実現を目指して、将来におけ
る重要課題である人口減少や高齢化社会への対応を適切に捉え、都市機能の維持、増
進による将来にわたる居住環境の確保、向上を図るために、立地適正化計画の作成を
進める必要がある。
本業務は、このようなことを踏まえて、本市における人口はじめ様々な分野の都市
の現状や動向などの基礎的情報等を詳細に収集、整理、分析等をするとともに、関連
計画や課題等を整理し、立地適正化計画の作成に向けたまちづくり方針等の検討する
ことを目的とする。
(3)
支出限度額
8,545千円(消費税及び地方消費税の額を含む。)
(4)
業務の履行期限
契約締結日の翌日から平成29年3月24日まで
(5)
その他
業務内容の詳細については、別添「特記仕様書」によるものとする。
ただし、特記仕様書は業者選定における最低限の内容を示すものとしての参考資料
であり、契約にあたっては業者選定において選定された見積徴取予定者の提案に応じ
て仕様を変更することがある。
主な実施内容は次のとおりとする。
1)
現状及び将来見通しの把握(基礎データ調査分析)
2)
現状及び将来見通しにおける課題の分析(各種データの重ね合わせによる課題の
分析)
1
3)
2
まちづくり方針、都市の骨格構造及び誘導方針の検討
等
公募資格要件
この委託業務の公募型プロポーザル方式の業者選定に参加する者に必要な資格は、次
に掲げる条件をすべて満足していること。
(1)
地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。
(2)
平成27・28年度の戸田市入札参加資格者名簿に都市計画及び地方計画の業種で
登録されている者であること。
(3)
建設コンサルタント登録規程(昭和52年4月15日建設省告示第717号)に基づ
く「都市計画及び地方計画」部門の登録を受けていること。
(4)
国(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令第1条に定める法
人を含む。)又は地方公共団体が発注した次のいずれかの類似業務について、平成18
年度から告示日までの間に完了した実績を有すること。ただし、設計共同企業体とし
ての実績は認めない。
・類似業務:都市マスタープランの策定、市町村の総合計画の策定、その他都市計画
に関する基本計画等の策定に関する業務
(5)
本業務に係る告示日から契約までの期間に、戸田市の契約に係る入札参加停止等の
措置要綱の規定に基づく入札参加停止措置を受けていないこと。
(6)
本業務に係る告示日から契約までの期間に、戸田市の締結する契約からの暴力団排
除措置に関する要綱の規定に基づく入札参加除外等の措置を受けていないこと。
(7)
会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続き開始の申立てがなさ
れている者(更生手続き開始の決定を受けている者を除く。)でないこと、又は民事再
生法(平成11年法律第225号)に基づき、再生手続き開始の申立てがなされてい
る者(再生手続き開始の決定を受けている者を除く。)でないこと。
(8)
本業務を遂行する上で、技術上必要な能力と経験を有し、次の項目に該当する予定
技術者(業務責任者及び担当技術者)を配置できること。
1)
予定技術者(業務責任者)の保有資格
予定技術者(業務責任者)は、本業務を遂行する上で、技術上の管理に必要な能力
と経験を有する技術者で次のいずれかの資格を有すること。
・技術士(総合技術監理部門「建設部門」)の資格を平成20年度以前に取得した者
・技術士(建設部門「都市及び地方計画」)の資格を平成17年度以前に取得した者
2)
予定技術者(業務責任者及び担当技術者)の業務実績
予定技術者(業務責任者及び担当技術者)は、国(公共工事の入札及び契約の適正
化の促進に関する法律施行令第1条に定める法人を含む。)又は地方公共団体が発注
した次のいずれかの類似業務について、平成18年度から告示日までの間に完了した
実績を有すること。ただし、設計共同企業体としての実績は認めない。
2
・類似業務:都市マスタープランの策定、市町村の総合計画の策定、その他都市計画
に関する基本計画等の策定に関する業務
3
参加者の失格
参加者が次のいずれかに該当する場合、その者の提出した提出書類を無効とし、その
者は業者選定への参加資格を失う。この場合、参加資格を失った者に対して失格の旨を
通知する。
(1)
説明書を遵守しない場合
(2)
提出書類に虚偽の記載をした場合
(3)
公募資格要件を欠いていることが判明した場合
(4)
技術提案書が提出期間内に提出されない場合
(5)
業者選定に関して不当な行為又は公正さを欠く行為等があった場合
(6)
支出限度額を超える見積書を提出した場合
4
評価項目及び審査方法
提案については次のとおり審査を行う。
(1)
評価項目
1)
実施体制及び予定技術者の業務実績
2)
企画提案
3)
工程管理
4)
業務責任者の能力
(2)
審査方法
審査は、(1)の評価項目を100点満点とし、一次審査(書類審査)50点と二次審
査(プレゼンテーション及びヒアリング)50点に分けて、立地適正化計画検討業務
(その1)プロポーザル選定委員会が採点を行い審査する。二次審査後の順位(以下
「最終順位」という。)は一次審査の得点と二次審査の得点の合計得点によるものと
する。
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参加表明書の提出
参加表明書は次のとおり提出するものとする。
(1)
提出方法
持参又は郵送にて提出すること。
(2)
提出期間
1)
持参の場合
平成28年4月28日(木)~5月20日(金)
8時30分~17時15分
ただし、12時~13時並びに土曜日、日曜日及び祝日を除く。
3
2)
郵送の場合
平成28年4月28日(木)~5月20日(金)消印有効
(3)
提出書類及び部数等
提出書類
様式及び添付書類
提出部数
参加表明書 第1号様式、様式A、平成27・28年度の戸田市入 1部
札参加資格者の登録を証する資料、建設コンサルタン
ト登録を証する資料、業務責任者の技術士資格を証す
る資料、会社概要を示す資料
(4)
提出書類作成上の留意事項
1)
各添付書類には見出しを付けること。
2)
提出書類について、様式及び説明書に示された条件に適合しない場合は、提出書
類全てを無効とすることがある。
(5)
提案書の提出要請
参加表明書を提出した公募資格要件を満たす全ての者に対し、5月下旬にプロポー
ザル関係書類提出要請書により、提案書の提出を要請する。
6
提案書の提出
提案書は次のとおり提出するものとする。
(1)
提出方法
持参にて提出すること。(郵送不可)
(2)
提出期間
平成28年5月26日(木)~6月3日(金)
8時30分~17時15分
ただし、12時~13時並びに土曜日、日曜日及び祝日を除く。
(3)
提出書類及び部数等
提出書類
提案書
様式及び添付書類
提出部数
第5号様式、様式B~様式E、 19部(正本1部、写し18部)
企画提案についての書類、各様
式に示す必要資料
(4)
提出書類作成上の留意事項
1)
提案書については次の表のとおり作成すること。
評価項目
1
評価事項
実 施 体 制 (1)
記述内容
様式
業務責任者 平成18年度以降の類似業務 様式B
及 び 予 定 技 術 の 過 去 1 0 年 以 実績
者の業務実績
内の類似業務の
完了実績
(2)
業務責任者 平成18年度以降の類似業務 様式C
4
以 外 の 担 当 技 術 実績
者の過去10年
以内の類似業務
の完了実績
2
企画提案
テ ー マ に 関 す る 1)
提案内容
本市の立地特性を踏まえ 任 意 様
た立地適正化計画について
2)
本市の特性を踏まえた都 ( A 3 判
市構造上の課題分析について
3)
式
2 枚 以
本市の特性を踏まえた誘 内(両面
導区域の考え方について(※) 可))
4)
本市の特性を踏まえた誘
導施策の考え方について(※)
5)
本市の立地特性を踏まえ
た公共交通等の考え方につい
て(※)
3
工 程 管 理 実 施 工 程 の 考 え スケジューリング、考え方
(※)
方
4
評価なし
※
見積額
平成28年度の見積額
様式D
様式E
立地適正化計画の策定予定年度である平成30年度までの3か年の内容につい
てP8(参考1)
「立地適正化計画作成の流れ」を参考にして作成すること。ただ
し、平成29年度及び平成30年度の内容については、参考として取扱い、評価
の対象には含めないものとする。
2)
提案書の提出期限後において、記載された内容の変更を認めない。また、提案書
に記載した予定技術者は、原則として変更できない。但し、病気、死亡、退職等の
やむを得ない理由が生じた場合には、本市の同意を得て変更することができる。
3)
提出書類について、各様式記載上の注意事項を参照すること。なお、説明書及び
各様式に示された条件に適合しない場合は、提出書類全てを無効とすることがある。
4)
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様式毎に書類名を記載したインデックスを添付すること。
一次審査(書類審査)
一次審査は次のとおり審査を行う。
(1)
提案内容について書類による審査を行い、提案者が3者を超えた場合は原則として
上位3者を二次審査の審査対象者(以下「二次審査対象者」という。)として選定する。
(2)
提案者に対し、平成28年6月中旬に一次審査結果通知書により結果を通知する。
また、二次審査対象者に対しては二次審査の開催について併せて通知する。
5
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二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング)
二次審査は次のとおり行う。
(1)
予定技術者(業務責任者)は二次審査に出席し、提案書の提案内容についてプレゼ
ンテーションを実施しなければならない。
(2)
提案書及びプレゼンテーションの内容に対し、ヒアリングを行う。
(3)
プレゼンテーションとヒアリングの所要時間は1者あたりそれぞれ15分以内とす
る。
(4)
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二次審査の結果通知は業者選定の結果通知書をもってそれに代える。
見積徴取予定者の選定
見積徴取予定者を次のとおり選定する。
(1)
最終順位の上位1者を本業務における見積徴取予定者として選定する。
(2)
二次審査対象者に対し、平成28年7月中旬に結果通知書により業者選定の結果を
通知する。
(3)
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二次審査後の事務手続きについては別途通知する。
二次審査対象者及び見積徴取予定者に選定されなかった者に対する理由の説明
二次審査対象者及び見積徴取予定者に選定されなかった者は、選定されなかった理由
について次のとおり説明を求めることができる。
(1)
提出方法
選定されなかった理由について説明を求める者は、文書(任意様式)を持参にて提
出すること。(郵送不可)
(2)
提出期間
通知を受けた日から1週間以内
(3)
回答方法
市は説明を求められたときは、説明を求めた者に対し、持参があった日の翌日から
3週間以内に書面により回答するものとする。
11
その他注意事項
(1)
業者選定に要する費用は、提案者の負担とする。
(2)
業者選定の流れはP9(参考2)「業者選定の流れ」のとおりとする。
(3)
提案書の評価項目のうち企画提案及び工程管理については、立地適正化計画の策定
予定年度である平成30年度までの3か年の内容について提案するものとする。ただ
し、平成29年度及び平成30年度の内容については、参考として取扱い、評価の対
象には含めないものとする。
また、この公募型プロポーザル方式業者選定は、平成29年度以降の立地適正化計
6
画の策定に係る業務の業者選定に関与するものではない。このことにより、本業務の
契約の相手方となった提案者に損害が生じても、本市はその損害について一切負担し
ないものとする。
(4)
提出書類に虚偽の記載をした場合は、当該提出書類を無効とするとともに虚偽の記
載をした者に対して、戸田市の契約に係る入札参加停止等の措置要綱(平成27年3
月19日市長決裁)に基づく入札参加停止を行うことがある。
(5)
提出書類の文字サイズは原則11ポイント以上とする。言語は日本語、通貨は日本
円、単位は日本の標準時及び計量法によるものとする。
(6)
提出書類は、提出者に返却しないものとする。
(7)
質問への対応
質問は次のとおり行う。
1)
質問の方法
文書(任意様式)を E-mail により提出し、提出期間中に電話にて送信した旨を
連絡すること。
また、文書による回答を受ける担当窓口の部署、電話番号、FAX 番号及び E-mail
アドレスを併記すること。
2)
提出期間
平成28年4月28日(木)~5月13日(金)17時15分
ただし、電話受付時間は、8時30分~17時15分とし、12時~13時並び
に土曜日、日曜日及び祝日を除く。
3)
回答方法
回答は、受理日の翌日から3日(土曜日、日曜日及び祝日を除く。)以内に質問者
に対して E-mail により行うものとする。
4)
回答の公開
回答は次の期間内にホームページに掲載するものとする。
平成28年5月18日(水)~6月3日(金)
12
問合せ及び提出先
問合せ及び提出先は次のとおりとする。
郵便番号 335-8588
戸田市
都市整備部
戸田市上戸田 1 丁目 18 番 1 号
都市計画課
都市創造担当
電話番号:048(441)1800 内(392) FAX: 048(433)2200
E-mail:[email protected]
7
(参考1)立地適正化計画作成の流れ
基礎データ調査分析及び
各種データの重ね合わせによる課題の分析
関連する計画や他部局の施策等に関する整理
平
成
現状及び将来見通しにおける都市構造上の課題の分析
28
年
度
まちづくり方針、
都市の骨格構造及び誘導方針の検討
まちづくりの方針の検討
目指すべき都市の骨格構造の検討、誘導方針の検討
懇談会、アンケート等による
誘導区域の設定
住民意見の聴取
平
29
年
度
誘導施策の検討
目標値の設定
反映
成
施策の達成状況に関
する評価方法の検討
立地適正化計画案の作成
・有識者、市民、議員、市職
員から成る委員会を計6回
程度開催予定
・市民懇談会を計3回程度開
催予定
・パブリックコメントを計3
回程度実施予定
・アンケート調査を1回実施
予定
平
30
立地適正化計画の作成
反映
成
市都市計画審議会の意見聴取
年
度
8
庁内調整
庁外意見聴取等
計画案の作成
(参考2)業者選定の流れ
予定時期
4/28(木)~6/3(金)
内容
市ホームページにて公表
4/28(木)~5/13(金) 質問書の提出(E-mail)(随時 E-mail にて回答)
4/28(木)~5/20(金) 参加表明書の提出(郵送可)
消印有効
5月下旬
提案書の提出要請
5/18(水)~6/3(金)
質問及び回答の公開(市ホームページ)
5/26(木)~6/3(金)
要請者による提案書の提出(郵送不可)
6月上旬~中旬
一次審査(書類審査)
6月中旬
一次審査結果通知
6/24(金)
二次審査(プレゼンテーション及びヒアリング)
7月中旬
二次審査対象者へ結果通知
見積徴取予定者へ見積徴取
7月中旬
契約予定者と随意契約
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