釧路市障がい者福祉システム 仕様説明書

釧路市障がい者福祉システム
仕様説明書
平成28年4月
釧路市福祉部障がい福祉課
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調達概要
1.1 調達件名
釧路市障がい者福祉システム改修業務
1.2 調達の背景
釧路市は、平成16年に障害者福祉システム(以下、「現行システム」という。)の導入
を図り長期間使用されて続けてきた。これまでに、現行システムに対して度重なる法の改
正による仕様の変更、追加による改修、機能の追加や削除が頻繁に繰り返された結果、現
行システムは複雑化し、新たなサービス等への対応や維持管理の継続に限界がきている。
また、制度改正等において、改正施行日に対応することができず、本来システムで処理
ができなければならない事務処理に職員を動員し、手作業等の処理で対応せざるを得ない
ケースが発生し、日常の業務に多大な影響を与えている。
これらの問題を解決するため、システムを構築するソフトウェアを見直し、同規模の自
治体における導入事例も参考にし、法改正にいち早く対応できる業務パッケージを基本と
したシステム全体の見直しが必要となっている。
1.3 調達方針
新システムでは、パッケージを基本として、障害福祉施策に関する必要最低限度のカス
タマイズを行い、その運用に要する経費を削減、抑制するため、新たに障がい者福祉シス
テム(以下、「本システム」という。)を改修し、障害福祉施策に係る住民サービスを向上
させることを目的として、庁内業務システムとのデータ連携を図る。具体的な調達方針は
以下のとおりである。
(1)業務パッケージにおける標準機能を活用する。
ア 本市固有の用件がないものについては、業務パッケージの仕様に業務を合わせる。
イ 本市固有の機能をカスタマイズにより組み込む場合は、運用後の経費増加につなが
らない範囲で組み込むこと。
ウ
本市固有の機能をカスタマイズにより組み込まない場合については、代替手段等に
より効率的な運用を図れるものであること。
(2)職員負担を軽減し住民サービスを向上させる。
ア
業務パッケージの標準機能で業務上不都合が生じる場合については、代替手段を組
み込み、職員の負担を軽減すること。
イ
情報セキュリティの向上により、情報漏えい等に対するリスクマネージメントを行
い、利用する市民に不利益を与えないこと。
(3)現行出力帳票を新システムへ移行させる。
ア
新システムにおいて、各業務で出力する帳票については、原則、現行の出力項目と
合わせることとするが、出力様式又はその位置までの互換は求めないこととする。
イ
業務において、エクセル等で出力、作成している帳票についても、新システムから
出力させることとするが、業務パッケージの標準機能を活用する。
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※現行帳票のサンプルについては、業務別にまとめたものを閲覧、貸出する。
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本業務の範囲
2.1 現行システムの状況
現行システムの利用状況は、下記のとおりである。
ア 利用部署
福祉部障がい福祉課、阿寒町行政センター、音別町行政センター
イ 利用クライアント台数
26台
ウ 管理件数
※死亡者含む
約 18,300 件
※死亡者・返還者含む
約 2,400 件
身体障害者手帳
療育手帳
精神障害者保健福祉手帳
約 6,000 件
※死亡者・返還者含む
自立支援医療(更生医療)
約 1,200 件
自立支援医療(育成医療)
0件
約 6,000 件
自立支援医療(精神通院医療)
者:延べ約 17,000 件
補装具
児:延べ約 2,700 件
者:延べ約 24,000 件
日常生活用具
児:延べ約 2,500 件
約 2,200 件
障害程度区分等認定審査会
者:約 4,000 件
障がい者・児サービス
児:約 800 件
移動支援事業
0件
日中一時支援事業
0件
生活サポート事業
0件
重度障がい者訪問入浴事業
0件
特別障害者・障害児・経過的福祉手当
(国3手当)
※氏名・開始日の登録のみ
約 1,000 件
0件
交通費助成事業その他付随事業
現行システムの機能概要は、下記のとおりである。
ア オンライン処理
①
住民の検索により、氏名、性別、生年月日、年齢、電話番号、住所の基本情報
と障害福祉サービスの申請、支給決定、障害者手帳交付状況の閲覧、印刷
② 世帯情報、世帯課税情報、生活保護受給情報の閲覧
③ 身体障害者手帳の申請受付登録、障がい者(児)日常生活用具・補装具の申請
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受付・交付決定登録、申請受付・交付決定一覧閲覧・印刷
④ 更生医療の申請受付登録、実績登録、申請受付・給付一覧閲覧印刷
⑤ 療育手帳の申請受付登録、申請受付一覧閲覧・印刷
⑥
精神障害者保健福祉手帳、精神通院医療受給者証の申請受付登録、申請受付一
覧閲覧・印刷
⑦ 障がい者(児)サービス申請受付登録、判定進捗管理、支給定処理
⑧ 障がい者データの抽出出力
⑨ 対応履歴の入力閲覧印刷
イ バッチ処理
① 更生医療の給付情報のデータ取り込み
②
障がい者(児)サービス支給決定情報のデータ出力(国保連合会用)
、支給情報
の取り込み
2.2 調達範囲
本調達は以下の項目を調達範囲とする。ただし、本調達時に予想し得なかった事象が起
きた場合は、別途協議の上、決定する。なお、本システムの保守・運用業務は別途調達に
なるが、今回調達する本システムは本仕様書にて明記している機能要件のほか、保守・運
用要件を満たすシステムでなければならない。
また、本契約期間を含め、セキュリティ要件に基づき適切なセキュリティ対策を施すも
のとする。
2.2.1 調達システム
本システムは、本仕様書にて記載している全要件を満たす下記の業務の遂行が可能な業
務パッケージを組み込み、稼働可能な状態に設定を施したシステムとする。
なお、当該業務の稼働にあたり、必要なミドルウェア、データベース等のソフトウェア
等の全てを本システム中に含めるものとする。
また、既存パソコンを利用するクライアント側に、別途、ソフトウェア等の追加購入が
必要とならないことを担保しなければならない。
加えて、構築のためのパッケージ等には、利用のための使用料など、継続使用するため
に別途経費を要するものを採用してはならない。
受注者側は、本システムの稼働について、本稼働日を平成29年3月1日とし、本稼働
日前1ヶ月間については、検証期間を有すること。稼働開始にあたり、釧路市が一切の経
費を要しないことを担保しなければならない。
また平成29年4月1日に障がい者総合支援法の改正があった場合には、その改正につ
いても対応したものであること。
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釧路市
本システム
庁 内 業 務 シ ス テ ム
共 通 基 盤 シ ス テ ム
身体障害者手帳
療育手帳
精神障害者保健福祉手帳
自立支援医療(更生医療)
自立支援医療(育成医療)
自立支援医療(精神通院医療)
補装具
日常生活用具
障害程度区分等認定審査会
障がい者・児サービス
移動支援事業
日中一時支援事業
重度障がい者訪問入浴事業
生活サポート事業
特別障害者・障害児・経過的福祉手当(国3手当)
交通費助成事業その他付随事業
外部機関インターフェース
国保連合会
厚生労働省
北海道
本調達における範囲:
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金融機関
2.2.2 初期セットアップ
本システムの着実な稼動を担保するため、セットアップ・テストを実施しなければなら
ない。
テストの際、個人情報及び特定個人情報データは、テストデータとして使用しないこと
を原則とし、各工程において必要となるテストデータ等は受注者が適宜用意する。
また、本システムが正常に稼動するために既存ネットワークなどのインフラ環境に影響
を及ぼす際には、事前に本市と協議を行うものとする。
2.2.3 データ移行
現行システムからの移行データは、選定業者が本市からデータを受領し、新システムへ
移行するものとする。
これらのデータに必要なデータ加工や文字コード変換なども実施した上で、本システム
へ移入すること。
原則として、個人情報及び特定個人情報等非開示情報のデータ移行の作業場所は本市庁
舎内に限定する。
ただし、庁舎外にてデータの取り扱いが必要な場合は、取扱責任者、理由、目的、使用
場所、使用後条件等について本市と協議し、承認を得た上で行うこと。
また、データの複製や漏えい防止などの個人情報保護を鑑みたセキュリティ対策を講じ
ること。
2.2.4 データ連携
以下のデータを連携し、本システムで利用、参照、抽出が出来ること。
・住民記録:住民の異動情報
・宛名管理:住登外宛名情報
・国民健康保険:資格得喪情報
・個人市民税:課税情報
・国民年金:資格得喪情報
・生活保護:資格得喪情報
・介護保険:資格得喪情報
2.2.5 教育研修
運用開始前に本システムを利用する職員に新事務処理の周知とシステム操作を習得させ
るため、業務操作マニュアルをもとに、対象職員に対して十分な操作研修を実施すること。
なお、研修内容に関して研修計画書を研修実施前に本市に提出し、承認を得ること。
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機能要件
3.1 共通基本要件
本システムは、システム共通で以下の観点に基づいたものとする。
ただし、業務別の要件に特段の記載があれば、そちらのほうを優先する。
(1)法令・各種省令及び北海道・釧路市条例・規則への対応
業務パッケージの基本機能として、
『障害者総合支援法』や『行政手続における特定の個
人を識別するための番号の利用等に関する法律』などの関係法規(北海道・本市の条例・
規則などを含む。
)に基づいた事務を処理する機能があり、滞りない業務運営が可能である
こと。ただし、本市の業務運営において有効、市民サービス向上において有効と思われる
事項については、協議の上で実装するものとする。
(2)操作性・画面
ア
OS等のグラフィックユーザインターフェースに準拠した、統一された操作性を有す
ること。
イ
直前の入力の再利用、ショートカットなどの操作性の向上、入力効率化のための支援
機能を有すること。
(3)拡張性
ア
国保連合会データ送受信に対応したデータの出力、障害支援区分の認定調査、及び認
定審査会の審査結果入力等、制度の多様化に対応可能であること。
イ 将来的な機能拡張や制度改正に備えて、容易に拡張可能な構造となっていること。
(4)制度改正対応
ア
今後発生する制度改正には改正施行日に合わせて対応するものとし、調達する業務パ
ッケージを使用しているその他の自治体間で保守費負担が抑えられる保守費用構造であ
ること。
イ
法及び市条例等の改正はパッケージ保守内で対応できること。ただし、大幅な改正は
別途協議の上対応すること。
(5)セキュリティ対策・障害対策
ア
個人情報及び特定個人情報保護の観点に基づき、情報漏えいなどにより市民に不利益
を与えない対策が講じられていること。
イ
万一障害が発生した際には、短時間で復旧可能とし、市民に不利益を与えない対策が
講じられていること。
(6)システム及び処理方式
ア
システムのOS等は仮想環境も含め任意とするが、パッケージを含めすべてシステム
OS等は現行製品とし、5年以上のサポート期間を有すること。
イ 市場性、将来性を考慮し、かつ、クライアント端末資産の管理の容易さや電子自治体
への対応が可能なWeb方式による業務パッケージとする。また、Webブラウザは
IE10 以上に対応しているものとし、稼働時までの IE のバージョンアップにも対応する
こと。
(7)ネットワーク環境等の共通資源の利用
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ア 既設庁内ネットワーク環境等の利用を前提に、システムを構築するものとする。
フロアー内は概ね100~10メガのネットワーク構成となっている。
イ
庁内ネットワークは、すべての業務システムで共用するので、過度なトラフィックを
発生させてはならない。
(8)レスポンス要件
ア サーバとクライアントを同一セグメント内で、直に接続した時、オンライン画面入力
に伴い結果が表示されるまでのレスポンスは、概ね1秒以内とする。
イ 業務終了後の夜間一括更新処理等に要する時間は、概ね2時間以内とする。
ウ 長時間を要する一括処理は、メール等で操作者宛に完了結果の通知を可能とする。
(9)クライアント用パソコンの利用
本システム用のクライアントとなるパソコンは、担当職員の既存の自席パソコン及び、
窓口のパソコンを利用するものとする。
また、クライアントのOSは、Windows 7 Professional、Windows10 Pro に対応するこ
と。
(10)必要ライセンスの確保
本システムの稼働に際し、クライアント数の増加を見込んでいる。このため、現行のク
ライアント数26台分を含め、必要とするライセンス数を40本とする。
(11)サーバー室設備の利用
受注者が構築する本システム用のサーバ等は、24時間稼働を前提としたサーバ室等へ
の設置(既設ラックへの格納)を前提としている。
サーバ室内の業務用LANは、二重化を前提としており、サーバ本体のネットワークア
ダプタも二重化し、障害時には自動切替えが可能な構成としなければならない。この接続
については、冗長構成のSWハブ(2台)のポートの占有数は、調達業務群で各1ポート
とすること。
(12)認証基盤
既設の全パソコンは、Windows2008(ドメインコントローラ)のアクティブディレクト
リーによって管理している。
本システムの認証においては、上記の認証情報を継承しシングルサインオンを実現する
こと、もしくは、CSV形式の人事異動情報により認証情報を一括変更登録可能な仕組み
を実装しなければならない。
なお、シングルサインオンを実装できない場合は、パスワードに対し有効期間が設定で
き、かつ利用者からパスワード変更ができる機能を実装することとする。
(13)他業務との連携
共通基盤システムに導入済みのデジタルルータ装置を経由して、他業務システム要件に
応じ、他業務情報である住民記録情報、宛名情報、国民健康保険資格得喪情報、住民税情
報、国民年金資格得喪情報、生活保護資格得喪情報、介護保険資格得喪情報とのファイル
連携を行う。
ファイル連携方式は、基本的に一括処理によるファイル転送方式とする。
(14)外字管理の連携
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本システムの文字コードは、Unicode とする。ライセンスに基づき釧路市が指定するミ
ドルウェア(富士通製 Charaset Manager)を受注側で調達し、インストールすることで、
スムーズな外字の流通を行うものとする。
(15)データの移行
今回改修を行う本システムにおいて、現行のシステムから全データの移行が必要となっ
た場合、データを受け入れるベンダーは、釧路市からデータの提供を受けデータ移行を行
うものとする。
(16)福祉行政報告例
北海道に定期報告している福祉行政報告例については、別紙機能要件に定めている他、
将来的に報告が必要になるケースに柔軟に対応できること。
(17)地域生活支援事業
別紙機能要件に定める地域生活支援事業について、現在本市で給付管理を行っている業
務(移動支援事業、日中一時支援事業、重度障がい者訪問入浴事業、生活サポート事業)
について管理できるものとし、今後業務が追加された際に対応が可能であること。
(18)汎用機能
本システムには、汎用機能として、本市独自事業や障害の制度に付随した各業務を管理
できる機能を持たせること。またその機能については、今後業務が追加された際に対応が
可能であること。
(19)APPLIC準拠製品
本システムについては、一般財団法人全国地域情報化推進協会(APPLIC)の準拠
登録製品であること。
3.2 ハードウェア要件
ハードウェアは、今回改修を行う本システムの要件を満たす機器等の中から、適切なも
のを選定すること。
3.2.1 ハードウェアの基本的な考え方
ハードウェアにおいては、本システム全体として、高効率・安全・安心に運用でき、
ハードウェア障害によるシステム停止が起き難い構成、かつ万が一の障害発生時には迅
速で的確な対応ができる構成であること。さらに、情報部門の職員が本来業務に専念で
き、極力、ハードウェアトラブルにおける負荷が低減できる構成であること。
3.2.2.ハードウェアの基本要件
ア 円滑な業務遂行のため、十分成熟したハードウェア技術により安定した機能を提供
し続けられる機器構成であること。
イ システムの規模の拡大、分散処理による負荷分散、リスク分散を考慮した機器構成
であること。
ウ システムに障害が発生した時に、正常な動作を保ち続け、システムダウン時間を最
小限とする機器構成であること。
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エ あらかじめ故障が起こることを想定し、被害を最小限にとどめるよう工夫された機
器構成であること。
オ ログなどにより容易に障害を切り分けられ、さらに迅速に対応できるような機器構
成であること。
カ 複数の機器で同じ機能を提供し、機器が故障した場合に、他の機器で処理を継続す
ることが可能であること。
キ 複数の機器や装置部品で構成することで、機器や装置が故障した場合に、他の機器
や装置で処理を継続することが可能であり、また、活性保守対応機器では、システム
停止せずに部品交換が可能であること。
ク 電源は、無停電保証を前提としているため、原則的にUPS装置は要しない。
ケ 業務用データベース等のバックアップは、既存のバックアップ装置を活用し、管理
LANを経由してバックアップデータ等を転送するものとする。
本 シ ス テ ム 側 に は 、 管 理 L A N 接 続 用 1000BASE-T の 搭 載 及 び
CAARCserveBackup r12~r15 までのクライアントエージェントをインストールする
こと。
但し、バックアップ装置を活用できない場合は、同等機器を別途調達すること。
コ テスト系機器が必要なシステムにおいては、テスト系の環境を構築すること。
サ 各出力帳票等は、クライアントパソコンに設定されている既設単票用ネットワーク
プリンタから出力可能であること。
また、貼りあわせハガキなどの連続帳票については、連続帳票用ネットワークプリ
ンターから出力可能であること。
シ 稼働時に必要なサーバーの数は問わないが、形状は19インチラック搭載型とし、
ラックの占有数を4U以内に収めること。
3.3 システムの機能要件
別紙1参照のこと。
3.4 現行の出力帳票
別紙2参照のこと。
4. 保守・運用要件
本システムは、市販パッケージをベースにして、釧路市用に機能要件を満たすような必要
な変更等を施し、市販機器等に組み込み運用可能な状態で納品するものとする。
なお、当市ドメインの設定など、本システムが当市ネットワーク環境で稼働できる状態に
するまでの設定作業は、受注側にて行うこととし、当市が指定する場所へ納品及び設置する
ものとする。
保守・運用は本調達範囲外であるが、今回調達する本システムは、下記の保守運用要件を
満たすシステムでなければならない。
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4.1 基本的な考え方
保守・運用業務においては、本システム全体として、高効率・安全・安心に運用でき、
万が一の障害発生時には迅速で的確な対応ができること。
さらに、本システムの利用者及び情報部門の職員が本来業務に専念でき、極力、システ
ム運用・保守に関する負荷を軽減できること。
制度改正対応や本市要求事項などによるシステム保守については、最適で効率的な方法
で実施できること。
中でも有償となる保守が発生した場合には、保守に関する必要な作業内容・手順、その
他必要な費用内訳などその根拠を明示できること。
突発的な不具合の発生などに迅速に対応できる体制を有すること。
保守・運用業務の実施後は、その作業結果を、市が定める書式で報告書を提出しなけれ
ばならない。
4.2 稼働時間
本システムは、バックアップ及びバッチ処理に伴うシステム利用停止、計画停止を除き
24時間356日稼働すること。また、別途協議により定めるシステムメンテナンスやそ
の他の指定日は除くものとする。
4.3 サポート体制
問題発生後必要に応じて、概ね2時間以内に、当市在住のSE等による迅速な対応がで
きる体制を有し、障害の切り分けを完了できること。
同等自治体規模におけるサポート導入実績及び実務経験があり、複数の専門SEによる
サポート体制を有すること。
日常的な問い合わせ、操作方法や障害等を受け付ける窓口となる専門のヘルプデスク(サ
ポートセンター)を設置すること。
4.4 保守運用経費
本件システム運用開始後には、下記範囲内で納品後最低6年間、保守を履行できなけれ
ばならない。
ハードウェアについては、スポット保守を前提とし、定期保守契約等を結ばなくても修
繕を行うことができ、業務の運用に支障を来さないこと。
パッケージ部分の保守運用については、国等の補助対象となる大規模改修、法制度改正
に伴う新たな機能の追加を除く、運用に必要な保守サービスを実施可能な契約先が存在し
ていること。
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5. セキュリティ要件
5.1 セキュリティ対策
(1)個人情報及び特定個人情報等を含むデータや機器の取扱いに関する条件・実施手順・セ
キュリティ対策を定めた文書を作成し、本市の承認を受け、当該内容に沿って実施するこ
と。
(2)個人情報及び特定個人情報の複製や漏えい防止などの個人情報保護対策を講じること。
(3)システム管理者(職員)機能を有し、システム利用者の認証・権限を制限することによ
り、システムの不正利用や未権利使用を防止できること。
(4)システム利用者の認証において、マイナンバーを利用できる者とそうでない者との権限
を制限でき、マイナンバー利用権限のない者は、マイナンバーを閲覧できないこと。
(5)利用者その他による操作証跡(誰が、いつ、どのような機能・情報について、何を行っ
たか等)を記録してCSV形式等で取得できること。
(6)システムの稼働状態の情報、及び、異常・故障・障害等の情報をログ情報として記録し
て取得できること。
(7)OS、ミドルウェア、業務パッケージなどに対するセキュリティパッチを、適切な時期
に迅速に適用可能な設定を行うこと。
(8)必要に応じ、テスト環境を設置し、障害発生等のトラブルを未然に防ぐ仕組みを講じる
こと。
(9)その他、構築するシステムの保守のため必要なセキュリティ対策を実施すること。
(10)ライセンスに基づき釧路市が用意するウイルス対策ソフト、監視ソフトを構築するシス
テムに組み込むこと。
5.2 障害対策
(1)障害発生時の体制・対応手順・連絡方法などを定めた文書を作成し、本市の承認を受け
当該内容に沿って実施すること。
(2)障害発生時に速やかに対応可能なサポート体制を維持すること。
(3)障害発生の直前の状態に復旧できるようバックアップを取得すること。
(4)その他、構築するシステムの保守のため必要な障害対策を実施すること。
6. 納品物
納品物件
内
容
本システム
システム一式
・サーバー機器等
(業務パッケージ、ミドルウェア、
・クライアント機器等
DBソフトウェア等の本システム
媒
・電子媒体1部
の稼働に必要となる全ソフトウェ
アを含む)
MicrosoftAccess
最新版 2016
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体
・5台分
システムドキュメント
①システム全体説明書
・電子媒体1部
※右記の内容に相当する
・機能仕様
・紙媒体 1部
ドキュメントを納品する
・システム連携図
こと
②サブシステム説明書
・操作マニュアル
各サブシステム
(オンライン・バッチ操作手引)
・電子媒体1部
・業務フロー図
・紙媒体 1部
・帳票レイアウト集
・クライアント設定手順書
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