仕 様 書 1 件名 平成29年度版特別区職員募集パンフレット等作製業務委託 2 履行期間 契約締結日~平成29年3月31日 3 履行場所 特別区人事委員会事務局任用課及び同課が指定する場所 4 業務の概要 (1) 特別区職員募集パンフレット、リーフレット及びポスターの原稿作成 (2) パンフレット、リーフレット及びポスターの印刷 (3) ホームページ用データ等の作成 5 印刷部数(予定) パンフレット …26,500部 リーフレット … 6,000部 ポスター … 1,135枚 6 製作概要 (1) 作製の目的 特別区人事委員会及び各特別区等が、職員採用試験申込者数及び受験者数の増加 並びに試験合格後の内定辞退者減少を図るために実施する採用PR活動を、円滑か つ効果的に行うためのメインツールとして「パンフレット」「リーフレット」「ポス ター」を作製するものである。 ※特別区人事委員会ホームページコンテンツ及びJR車内動画スポットCM(ト レインチャンネル)については、別途仕様書を引渡す。 (2) コンセプト ア 特別区というステージ 特別区は、国や都道府県と違い、基礎自治体として住民に最も身近な行政サービ スを提供する主体である。また、各特別区は、地域特性を生かした独自の施策を推 進し、互いに切磋琢磨する関係にあり、東京の中枢を担う基礎自治体として大きな 影響力をもっている。「首都東京」の基礎自治体としての先駆的な施策、それを担 っている職員の姿を通じて特別区というステージを強くアピールする構成とする。 イ 特別区職員の仕事 特別区職員の担当業務は多岐にわたるが、職員が担う仕事のすべてが「まちの未 来づくりにつながる」といったメッセージ性を持った構成とする。 1 ウ 特別区職員の成長 住民とのコミュニケーションを通じて職員が成長していく過程が理解でき、受験 希望者等が自分自身の将来の姿と重ね合わせることがイメージできる内容とする。 (3) 作製上のポイント ア パンフレット(A4判) 表紙デザインは、一目見て特別区職員を募集するパンフレットであることがわか るものとする。全体的に知的で洗練された印象を与え、文字の大きさ・写真等もバ ランス良く配置し、全体を通して読みやすいものとする。構成については、別紙1 「平成29年度版パンフレットコンテンツ」の内容を確実に盛り込むとともに、コ ンセプトを明確に表現したわかりやすい内容とする。 また、各作製物を配付するメインターゲットは、全国から集まる受験対象者であ り、特別区についてわかりやすく解説した内容とする。 イ リーフレット(A4判) 大学等での説明会等で使用する基礎資料として作成するものであり、パンフレッ トの内容を要約したものとする。文章・写真・イラスト等は、基本的にパンフレッ トにあるものを使用し、デザインも、パンフレットと統一感のあるものとする。構 成は、別紙2「平成29年度版パンフレットコンテンツ」の内容を確実に盛り込む とともに、コンセプトを明確に表現したわかりやすい内容とする。 ウ キャッチフレーズ 上記6-(1)「作製の目的」に沿ったものを作成する。受験対象者を惹きつけ る強いメッセージ性を持ったものとする。 エ ポスター(B3判) 平成29年度採用試験(Ⅰ類【一般方式】 、Ⅰ類【土木・建築新方式】 、Ⅲ類、身 障者、経験者)の各試験日程を紹介したものとする。パンフレットの表紙と統一感 のあるデザインであり、詳細をホームページに導く構成とし、職員募集であること が一見して理解できるものとする。 オ 紙の種類及び厚み (ア)パンフレット… 表紙・裏表紙:マットコート110kg以上の紙質の用紙 中面:マットコート90kg以上の紙質の用紙 (イ)リーフレット… マットコート110kg以上の紙質の用紙 (ウ)ポ ス タ ー… マットコート135kg以上の紙質の用紙 カ デザイン及びキャッチフレーズに関する留意事項 デザイン及びキャッチフレーズは、必ず3案以上を作成すること。 なお、プロポーザルの中で提案されたデザイン案及びキャッチフレーズ案を指標 の一つとして最適な提案者を決定することになるが、デザイン案及びキャッチフレ ーズ案の本決定は、プロポーザル実施後の委託者との協議の中で行うものとする。 2 7 編集方法等 (1) 入稿 ア 方法 入稿原稿は、ワード、テキストファイル等による電子データ、紙原稿、写真・イ ラスト(デジタルデータのほかネガ、ポジ、紙焼き等も含む。)等で行う。受託者 は、委託者が提供する入稿原稿に対して、レイアウト、文字・タイトル・色・罫線・ ロゴ等のデザインを受託者の発案で行い、出校・版下作成・印刷までの処理を行う。 イ 編集業務にかかる入稿方法等 「編集業務」に該当する記事については、委託者は入稿原稿を作成しない。 当初から受託者が企画、取材、写真撮影、記事の執筆、DTPによる紙面デザイ ン業務等を一括して行い、出校・版下作成・印刷までの処理を行う。 (2) 校正 ア 方法等 委託者の指示、校正用原稿への赤字修正及びテキストファイル等の支給に基づき 修正を行うこと。 イ 回数・日程等 ポスターの校正回数は最低3回(初校・二校・色校)とする。リーフレットの校 正回数は最低4回(初校・二校・三校・色校)とする。パンフレットは最低5回(初 校・二校・三校・念校・色校)とする。スケジュールに関しては、別途提示する「作 成スケジュール一覧表(別紙3のとおり)」に記載の日程に基づくものとする。た だし、校正回数・日程とも委託者が別途指定した場合は、これに従うこと。 ウ 出校部数等 各校正回とも10部 エ 校正における特記仕様 各校正出しに合わせて、PDFで出校すること。 PDFデータの変換に際しては、Adobe Reader(Windows 版)で正常な状態で閲 覧及び文字検索が可能なファイルとすること。作成するPDFは1頁ごとに1ファ イル(見開き頁に一つの記事が掲載されている場合は2頁を1ファイルとする)の ものと全頁を1ファイルにしたものとする。 (3) 紙面デザイン業務 紙面デザイン業務については、委託者と協議のうえ、専門のデザイナーを起用す ること。 受託者は、入稿及び校正時の委託者の指示及び原稿への指示書きに基づき、紙面 デザイン業務を行うこと。紙面デザイン作製業務におけるレイアウトの変更、文字・ タイトル・色・罫線等のデザインについては、委託者のデザイン意図等の説明に基 づき受託者の発案で行うこと。 (4) 記事の作成方針等 編集業務(8「編集業務」を参照)に該当しない記事であっても、委託者が指定 3 する記事については、原稿の作成方針等について受託業者が提案するものとする。 8 編集業務 (1) 編集業務の概要 企画、取材、写真撮影、紙面構成、記事執筆及びDTPによる校正原稿から版下 原稿作成までの編集業務を受託者に一括して委託するものとする。 (2) 編集統括責任者の配置 受託者は、編集業務の統括責任者(以下「編集統括責任者」という)を選任し、 編集業務の履行について、委託者との連絡調整及び受託業務全般の統括を行わせる こと。 選任する編集統括責任者は、広告代理店・印刷会社・出版社・新聞社等での採用 募集パンフレットの編集ディレクション経験を有する者とする。 (3)プロローグ・職種紹介の内容等 ア 編集方針 編集方針は、受験希望者が、特別区への関心や働くイメージを持ち、特別区を第 一志望とするきっかけとなるよう記事等を企画・掲載していくものである。編集統 括責任者は、この編集方針に従って受託業務を行わなければならない。 イ 編集に関する打合せ 各ページの編集に当たっては、打合せを随時行うこととする。打合せの日程につ いては、委託者と協議のうえ決定する。 各回の打合せで、委託者は制作目的・意図等を編集統括責任者に提示する。編集 統括責任者は、これに基づき企画・構成を行い、案を複数作成して次回の打合せ時 にその内容を委託者に提示すること。 編集統括責任者は、提示案の内容について、改めて委託者に説明を行い、委託者 とともに内容の検討を行うこととする。編集統括責任者は、この席において委託者 から提示された意見・要望等を踏まえ、修正案を再作成し委託者に提示するものと する。編集統括責任者は修正案について委託者の承認を得たうえで、取材・写真撮 影、記事執筆及びDTPによる初校原稿の作成を行うこととする。 ウ 取材・写真撮影・記事執筆 取材・写真撮影を行う場合は、委託者と事前協議のうえ、その指示に従って行う こと。 取材・写真撮影の日数は、15日間~20日間程度とする(取材・写真撮影の必 要な項目については、別紙1を参照)。取材・写真撮影を行う区域は、東京23区 内全域(主に各区役所本庁舎や出先機関等)とする。 写真撮影は原則として取材と合わせて行うこととし、受託者の事情により写真撮 影のみ別途行う場合はこの回数に含めない。 写真撮影はプロカメラマンを起用すること。また、委託者が求める品質に達しな 4 いと判断し不採用とした場合は、再度撮影のうえ提出をすること。 取材・写真撮影時に事故等が発生し取材対象又は第三者に損害等を与えた場合は、 誠意をもって当事者に対応するとともに、速やかに委託者に報告すること。 なお、取材・記事執筆にはプロのライターを起用して「8(3) プロローグ・職 種紹介の内容等 ア (ア) 進行管理 編集方針」に従って原稿を作成すること。 受託者は、現場に編集統括責任者を配置し、進行管理に当たらせること。 (イ) 記事執筆 受託者は、取材等の内容について録音・反訳を行い、これを基にプロのライ ターを起用し、 「ア 編集方針」に従って主記事を執筆すること。また、委託者 から要求があった場合には、速やかに反訳を提出すること。 エ 原稿の校閲 原稿の作成に関しては、プロの校閲者(一般書籍の校閲を得意分野とする者)を 起用すること。校閲者は受託者が作成した校正原稿を確認し、誤字・脱字・用語の 間違い等のチェックをすること。 なお、校閲回数は、全ページをとおして最低2回は実施すること(校閲のスケジ ュールやタイミングについては、委託者と協議のうえ決定する) 。 9 著作権 本契約に基づいて製作された製作物及びその過程で製作された製作物全ての著作 権及びデザイン等の版権は、二次使用も含めて、委託者に帰属する。 10 納品場所及び納期(別紙4のとおり) 特別区人事委員会事務局任用課及び同課が指定する場所へ、定められた日に納品す ること。 11 ホームページ用データの作成 (1) ホームページ用データ 特別区人事委員会のホームページ用として、ポスターまたはリーフレットの表紙 デザイン等を基に作成した特別区人事委員会トップページ掲載用ロゴ及びPDF (Windows 対応)に変換したパンフレット完成原稿(版下用データ)を委託者が指示 する日程までに提供すること。また、作成するPDFは1頁ごとに1ファイル(た だし、見開き頁に一つの記事が掲載されている場合は、2頁を1ファイル)のもの と全頁を1ファイルにしたものとする。 なお、閲覧者の使用環境によらず、常に印刷物と同一のものが表示できるように し、かつ、ファイル容量の軽量化に努めること。 5 12 各種データの納品 (1) 各種データ 版下用データファイル、EPS、JPG(使用した写真を変換したもの)、撮影 したすべての画像データ、修正可能なデザイン等のデータファイル及び Adobe Reader(Windows 版)で正常な状態で閲覧及び文字検索が可能なPDFファイル(全 頁を1ファイルにしたもの)を納品すること。 また、パンフレットはホームページ上にてPDF形式だけでなく電子ブックとし ても閲覧できるよう、電子ブック化したデータも納品すること。 (2) 納品方法 CD-R等で納品すること。 なお、使用するメディアは受託者が用意すること。 13 パンフレット版下用データファイルの提供 委託者は受託者に対し、パンフレットの版下用データファイルを提供する。 14 特記事項 業務に当たり疑義が生じた場合は、その都度委託者と協議し、その指示に従うこと。 15 担当者 特別区人事委員会事務局任用課採用係 長崎・齋藤 電話:03-5210-9787 以 6 上
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