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指導計画作成のために
1.年間指導時数と教科書の構成
ア 各学年毎週1時間の書写指導を想定し,年間指導時数を次のように計画しました。
1年
34時間(硬筆)
2年
35時間(硬筆)
3年
35時間(毛筆及び硬筆)
4年
35時間(毛筆及び硬筆)
5年
31~32時間(毛筆及び硬筆)
6年
31~32時間(毛筆及び硬筆)
イ 「新編 新しい書写」は,教材を「練習」「生活に広げよう(応用)」「まとめ」「付録」の四つのタイプに
分けて組織しました。
「練習」だけでも,基本的技能をすべて身に付けることができるようにしています。
ウ 「練習」は,学年を追って,点画・筆使い,字形,配列の順に指導の重点を置き,点画・筆使い,字形と
いった基本的な内容は,高学年でも繰り返し学習できるようにしています。
エ 「生活に広げよう」は,「練習」で習得した技能を生活に生かすための応用教材で,総合的に学習できる内
容にしています。各学年3~5教材を配置し,ほかの教科の学習内容や日常生活に関係の深い書式・題材を
取り上げています。学校の実情に応じて,国語やほかの教科の指導と関連させて扱っていただくことも可能
です。
オ 「まとめ」は,既習事項を復習・整理することができる内容にしています。
カ 「付録」は,書写に関する興味・関心を深めたり,生活やほかの教科の学習に使用したりできる資料にし
ています。
キ 3年以上の硬筆の指導は,国語科全体の計画の中に位置付けたり,書くことの指導と関連させて扱ったり,
学校の実情に応じて立案することが可能です。
ク 表中の各教材の配当時間は目安であり,全体の調和を損なわない限り,その変更をされることは差し支え
ありません。
2.毛筆・硬筆の関連指導について
ア 「新編 新しい書写」は,毛筆教材と硬筆教材を組み合わせた教材編成としました。教科書の順序に沿って,
無理なく毛筆・硬筆の関連指導が計画できます。
イ 表中の主な学習活動の欄には,毛筆を使用する学習の項目を○数字で示しました。また,硬毛併用して学
習する項目は,●数字で示しました。
3.評価の年間計画について
ア 指導と評価の一体化を図るため,評価の観点を年間計画の中に盛り込みました。評価の観点については,
「関心・意欲・態度」
(関・意・態),
「知識・理解」
(知・理),
「技能」(技能)の三項目としました。
イ 表中に,前項アの評価の観点を示しました。また,特に重視する観点に◎を付しました。これらの観点の
内容はあくまでも一例であり,全体の調和を損なわない限り,その変更をされることは差し支えありません。
全体‐1
学習指導要領
1・2年
(ア)姿勢や筆記具の持ち方を正しくし,文字の形に注意しながら,丁寧に書くこと。
(イ)点画の長短や方向,接し方や交わり方などに注意して,筆順に従って文字を正しく書くこと。
3・4年
(ア)文字の組立て方を理解し,形を整えて書くこと。
(イ)漢字や仮名の大きさ,配列に注意して書くこと。
(ウ)点画の種類を理解するとともに,毛筆を使用して筆圧などに注意して書くこと。
5・6年
(ア)用紙全体との関係に注意し,文字の大きさや配列などを決めるとともに,書く速さを意識して書くこと。
(イ)目的に応じて使用する筆記具を選び,その特徴を生かして書くこと。
(ウ)毛筆を使用して,穂先の動きと点画のつながりを意識して書くこと。
●硬筆を使用する書写の指導は各学年で行い,毛筆を使用する書写の指導は,第3学年以上の各学年で行うこと。ま
た,毛筆を使用する書写の指導は硬筆による書写の能力の基礎を養うよう指導し,文字を正しく整えて書くことが
できるようにするとともに,各学年年間30単位時間程度を配当すること。
全体‐2