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水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項 対比表
改
正
前
改
日 本 水 道 協 会
水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
正
後
備
考
日 本 水 道 協 会
(施行要項改正の要点)
水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
①単位の表記を規格に合わ
せ見直した。
平成 7 年 8 月31 日制定
②濃い灰色の色名例とし
平成14 年9月5 日改正
項 目
検
査
基
検 査 方 法
準
平成 7 年 8 月31 日制定
摘 要
水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管
項 目
検
査
基
③JIS K 6776(耐熱性硬質ポ
平成28 年4月25 日改正
リ塩化ビニル管)に合わせ
検 査 方 法
準
て、暗灰緑色を記載した。
平成14 年9月5 日改正
摘 要
て名称を耐熱性硬質“ポリ”
塩化ビニル管とした。
水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管
(JWWA K 140)による。
(JWWA K 140)による。
④寸法測定時期をライニン
グ前か後かを明記した。
判定基準 検査の判定は、当該規格、要項の検査方法及び別表[不良
判定基準 検査の判定基準は、当該規格、要項の検査方法及び別表[不
⑤浸出性について、
“給水装
の階級別欠点及び判定基準]による。
良の階級別欠点及び判定基準]による。
置の構造及び材質の基準に
関する省令”に項目及び基
浸出性検査
製
品
検
査
浸出性検査試験 ライニング管の浸出性の検査は、規格 10.6 の
最初に 1 回行う
準値を整合させた。
浸出試験によって行い、別紙表 1 の基準に適合していることを
(ただし、品質変
⑥浸出試験の供試管は、製
調べる。この場合、試験は、当該工場の最小呼び径のライニン
更のあった場合
造する最小呼び径のものと
グ管で行う。
は、その都度行
した。
う)
⑦JIS K 6776 に合わせて“引
製品検査 製品検査は、規格 10.の検査及び規格 7.の材料並びに
浸出性について行う。
張強さ”を“引張降伏強さ”
製
品
検
査
製品検査 製品検査は、規格 10.箇条 8 の検査材料及び規格 7.
と名称を変更し、温度変換
箇条 11 の材料検査について行う。
しない性能表記とした。
なお、製品検査は、浸出性検査に合格したライニング管につ
⑧JIS K 6776 に合わせて、
いて行う。
ビカット軟化温度の性能を
110℃から 95℃に変更した。
[材料検査]
原管 規格 7.(1)の原管の検査は、JIS G 3452(配管用炭素鋼鋼
管)の黒管を用い、水配管用亜鉛めっき鋼管検査施行要項によ
・他の施行要項に合わせ
[材 料 検 査]
原管 規格 7.(1)8 a)の原管の材料検査は、JIS G 3452(配管用
って行う。なお、JIS マーク表示品の場合は、「JIS マーク表示
炭素鋼鋼管)の黒管でを用い、水配管用亜鉛めっき鋼管検査施
水道用品の検査等に関する規則」によることができる。
行要項によって行う。なお、JIS マーク表示品の場合は、「JIS
縮径法に使用する原管 縮径法に使用する原管の検査は、水配管
て浸出性検査の項目を
移動した。
マーク表示水道用品の検査等に関する規則第 13 条 1 の原管検
・受検に伴い、浸出性検
査」によることができる。
査が終了していること
用亜鉛めっき鋼管検査施行要項による。
を明記した。
ただし、縮径用の管の伸びは、40%以上、縮径率は 6%以内と
縮径法に使用する原管 縮径法に使用する原管の材料検査は、水
する。
配管用亜鉛めっき鋼管検査施行要項による。
なお、原管の管内面側は面取り加工しない。
ただし、縮径用の管の伸びは、40%以上、縮径率は 6%以内と
する。
なお、原管の管内面側は面取り加工しない。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
検査の都度
対比表
1
・規則の記載場所をより
明確にした
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
検 査 方 法
ビニル管 規格 7.(2)のライニング管の内面用ビニル管検査は、
ビニル管 規格7.(2)8 b)のライニング管の内面用ビニル管の材
JIS K 6776(耐熱性硬質塩化ビニル管)の 8.の材料及び製造方
料検査は、JIS K 6776(耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管)の 8.箇
法に準じて製造された耐熱性硬質塩化ビニル管で、
水道用硬質
条 9 の(材料)及び製造方法に準じてよって製造された耐熱性
塩化ビニル管検査施行要項によって行い、
表1の性能に適合し
硬質ポリ塩化ビニル管で、水道用硬質塩化ビニル管検査施行
ていることを調べる。
要項及び JIS K 6776 の 10.1.4.1 によって行い、表 1 の性能
に適合していることを調べる。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
2
備
摘 要
検査の都度
考
・規格改正に伴う箇条変
更等を変更した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
能
項
目
性 能
試験時
の温度
引張強さ
23±
2℃
熱間内圧クリープ
性(1)
90℃で 0.9MPa の水圧で 1
時間保持し、漏れその他の
欠点がないこと
90±
2℃
耐水圧
1.0MPaの水圧で1分間保持
し、漏れ、その他の欠点が
ないこと。
常温
へん平
管外径の 1/2 のへん平で、 23±
割れ及びひびがないこと。 2℃
味
浸
出
性
異常でないこと
色度
1.0 度以下
濁度
0.5 度以下
過マンガン酸
カリウム消費量
注
性
能
項
目
2.0mg/L 以下
常温の供試水
残留塩素の
減量
0.7mg/L 以下
90±2℃の供試水
1.0mg/L 以下
鉛
0.008mg/L 以下
熱間内圧クリープ
性(1)a)
90℃で 0.9MPa 以上の水圧
で 1 時間保持し、漏れその
他の欠点がないこと
破損があってはならない。
90±
2℃
耐水圧性
1.0MPa以上の水圧で1分間
保持し、漏れ、その他の欠
点がないこと。破損があっ
てはならない。
常温
へん平性
管外径の 1/2 のへん平で、
割れ及びひびがないこと。
あってはならない。
23±
2℃
ビカット軟化温度 ℃
110℃95 以上
浸
出
性
味
異常でないこと
臭気
異常でないこと
色度
1.0 度以下
濁度
0.5 度以下
過マンガン酸
カリウム消費量
残留塩素の
減量
鉛
亜鉛
2.0mg/L 以下
常温の供試水
0.7mg/L 以下
90±2℃の供試水
1.0mg/L 以下
0.008mg/L 以下
0.5mg/L 以下
注(1a) 熱間内圧クリープ性は、3 か月に 1 回行う。
対比表
3
試験時
の温度
23±
2℃
特に指
定がな
い場合
は 90±
2℃
熱間内圧クリープ性は、3 ヶ月に 1 回行う。
性 能
引張降伏強さ
MPa
-
0.5mg/L 以下
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
考
摘 要
1523℃における引張試験降
伏強さが 50N/mm2
45 以上
90℃における引張試験強さ
が 12N/mm2 以上
異常でないこと
臭気
亜鉛
(1)
110℃以上
備
表1 内面用ビニル管の性能
15℃における引張試験強さ
が 50N/mm2 以上
90℃における引張試験強さ
が 12N/mm2 以上
ビカッ ト 軟化温度
後
検 査 方 法
表1 内面用ビニル管の性能
性
正
・規格との整合を図っ
た。
-
特に指
定がな
い場合
は 90±
2℃
・浸出性については、巻
末の別紙と重複するた
め、本項から削除した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
接着剤 規格 7.(3)の原管の内面に使用する接着剤は、耐熱性を
[ ラ イ ニ ン
グ 検 査
]
項 目
正
後
備
検 査 方 法
購入の都度
摘 要
接着剤 規格 7.(3)8 c)の原管の内面に使用する接着剤は、耐熱
有するゴム系又は合成樹脂系のものを用い、製造業者の試験成
性があるゴム系又は合成樹脂系のものを用い、製造業者の試験
績書によって確認する。
成績書によって確認する。
検査証印の確認 ライニング加工前に、原管は、検査証印又は JIS
[ ラ イ ニ ン
マーク表示を確認し、内面用ビニル管は、検査証印を確認する。
グ
検
査
]
考
購入の都度
検査証印の確認 ライニング加工前に、原管は、検査証印又は JIS
マーク表示を確認し、内面用ビニル管は、検査証印を確認する。
浸出試験 ライニング管の浸出検査は、次による。
( 浸出検査)
ライニング管の浸出検査は、
「水道用器具-浸出試験方法及びそ
品質変更の
の性能基準への対応」の附属書 1 によって行い、表 2 に適合し
都度
( 浸 出 検 査 )
浸出試験 ライニング管の浸出検査は、次による。
品質変更の
ライニング管の浸出検査は、
「水道用器具-浸出試験方法及びそ
ていることを調べる。
の性能基準への対応」の附属書 1 によって行い、表 2 に適合し
ていることを調べる。
表 2 ライニング管の浸出性
項 目
品
質
規
表 2 ライニング管の浸出性
定
味
異常でないこと
項 目
臭気
異常でないこと
味
異常でないこと
色度
1.0 度以下
臭気
異常でないこと
濁度
0.5 度以下
色度
1.0 度以下
濁度
0.5 度以下
過マンガン酸カリ
ウム消費量
2.0mg/L 以下
過マンガン酸カリ
ウム消費量
残留塩素の減量
2.0mg/L 以下
常温の供試水
0.7mg/L 以下
90±2℃の供試水 1.0mg/L 以下
鉛
0.008mg/L 以下
亜鉛
0.5mg/L 以下
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
残留塩素の減量
4
品
質
規
常温の供試水
0.7mg/L 以下
90±2℃の供試水 1.0mg/L 以下
鉛
0.008mg/L 以下
亜鉛
0.5mg/L 以下
定
都度
・他の施行要項に合
わせ、浸出性検査の
規定は検査の冒頭に
移動し、浸出性の表
は巻末の別紙に移動
した。
改
正
前
改
項 目
検 査 方 法
摘 要
(性能検査)
性能検査 規格 10.(1)に規定する下記の検査は、
検査通則第3条~
(性能検査)
性能検査 規格 10.(1)11 a)に規定する下記次の検査は、検査通則
試料採取方法 性能検査の試料採取方法は、表 32 による。
表 32 性能及び試料採取方法
性能
試料数
100N/cm2
以上
呼び径 15~50A は、呼び
径ごとに2000本又はその
端数を 1 組として 1 本抜
取る。
呼び径 65~100A は、呼び
径ごとに1000本又はその
端数を 1 組として 1 本抜
取る。
割れ及びひびが
ないこと。
へん平検査
(呼び径
65A 以上)
割れ及びひびが
ないこと。
検査項目
接着力検査
MPa
曲げ検査
(呼び径
50A 以下)
へん平検査
(呼び径
65A 以上)
性能
試料数
1.0100N/cm2
以上
呼び径 15A~50A は、呼び
径ごとに2000 本又はその
端数を 1 組として 1 本抜
取る。
呼び径 65A~100A は、呼
び径ごとに1000 本又はそ
の端数を 1 組として 1 本
抜取る。
割れ及びひびが
ないこと。
考
摘 要
第 3 条~第 6 条によって行い、
規格に適合していることを調べる。
表3 性能及び試料採取方法
曲げ検査
(呼び径
50A 以下)
備
検 査 方 法
試料採取方法 性能検査の試料採取方法は、表 3 による。
接着力検査
後
項 目
第6条によって行い、規格に適合していることを調べる。
検査項目
正
・規格改正に伴う箇
条変更等を変更し
た。
・規格との整合を図
った。
性能検査の判定 表 32 の性能規定に適合すれば、
その試料によって
代表された組を合格とする。
接着力検査 規格 10.(1)11 a)の接着力検査は、規格 910.3 の接着
性能検査の判定 表 3 の規定に適合すれば、その試料によって代表
力試験による。8 時間以上経過した供試管の任意の箇所から軸線
された組を合格とする。
方向に長さ 20mcm のものを 3 個切り取る。その試験片を常温にお
接着力検査 規格 10.(1)の接着力検査は、
規格 9.3 の接着力試験に
いて受け台上に水平に置き、規格図 1 の方法でによって徐々に荷
よる。供試管の任意の箇所から軸線方向に長さ 2cm のものを3個
重を加えて、接着面がはく剥離したときの荷重を測定し、する。
切り取る。その試験片を常温において受け台上に水平に置き、規
なお、3 個の試験値がいずれも表 32 の性能に適合していること
・規格改正に伴う箇
条変更等を変更し
た。
を調べる。
格図 1 の方法によって徐々に荷重を加えて、接着面がはく離した
なお、接着力は、次式によって算出する。
ときの荷重を測定する。
なお、3 個の試験値がいずれも表 3 に適合していることを調べ
W
F= S
S =3.14×d×l
る。
ここに、
F:接着力(MPa)
W:接着面の剥離荷重(N)
S:接着面積(mm2)
d:原管の平均内径(mm)
l:試験片の長さ 20mm
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
5
・接着力の算出式を
追加した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
曲げ検査 規格10.(1)の曲げ検査は、
規格9.4の曲げ試験による。
正
後
検 査 方 法
備
摘 要
・規格改正に伴う箇条変
曲げ検査 規格 10.(1)11 a)の曲げ検査は、規格 910.4 の曲げ試
供試管の任意の箇所から適当な長さのものを切り取る。その試
験による。供試管の任意の箇所から適当な長さのものを 1 個切
験片を常温において、半径が 8×D(D は原管の外径)の治具に沿
り取る。その試験片を常温において、半径が 8D×D 8(D は原管
って 10°曲げる。
の外径)の治具ジグに沿って 10°以上曲げた時、る。表 2 の性
ただし、試験片の長さは、曲げた試験片の内部が目視できる
考
更等を変更した。
能に適合していることを調べる。
ような長さに切断する。
ただし、試験片の長さは、曲げた試験片の内部が目視できる
ような長さに切断とする。
へん平検査 規格10.(1)のへん平検査は規格9.5のへん平試験に
へん平検査 規格 10.(1)11 a)のへん平検査は、規格 910.5 のへ
よる。
供試管の任意の箇所から長さ 50mm 以上のものを 1 個切り
ん平試験による。
供試管の任意の箇所から長さ 50mm 以上のものを
取る。その試験片を常温において、規格図 2 のように 2 枚の平
1 個切り取る。その試験片を常温において、規格図 2 のように 2
板にはさんで平板間の距離が外径の 2/3 の高さになるまで徐々
枚の平板にはさ挟んで、平板間の距離が原管の外径の 2/3 以下の
に圧縮する。
高さになるまで徐々に圧縮する。した時、表 2 の性能に適合して
ただし、接合部は圧縮方向に直角に置く。
・規格改正に伴う箇条変
更等を変更した。
いることを調べる。
ただし、原管の接合部は圧縮方向に対して直角に置く。
再試験検査 規格 9.3~9.5 の試験の結果、不合格となった接着
再試験 規格 9.3~9.5 の試験の結果、不合格となった場合は、
力、曲げ又はへん平検査が表 2 の性能に適合しなかった場合は、
JIS G 0303(鋼材の検査通則)の 4.4(再試験)によって再試験を
検査通則第 7 条によるほか、JIS G 034034(鋼材の検査通則一般
行う。
受渡し条件)の 9.8.2.2 a)(試験単位が製品 1 個のとき) 4.4(再試
・規格改正に伴う箇条変
験)によって、
不適合品を除いたその組から再試験検査を行うこと
更等を変更した。
ができる。
(外観及び
形状検査)
外観及び形状検査 規格 10.(1)のライニング管の外観及び形状
検査は、目視によって行う。
(外観及び
外観 規格 5.(1)の外観は、内外面は滑らかで使用上有害なきず、 付表 2-3(軽)
形状検査)
割れ等の欠点の有無を調べる。
外観及び形状検査 規格 10.(1)11 a)のライニング管の外観及び
形状検査は、
規格 10.1 の目視によって下記規定に適合している
ことを調べる。行う。
形状 規格 5.(2)の形状は、実用的に真っすぐで、その両端面は
付表 2-4(軽)
外観 規格 5.(1)6 a)のライニング管の外観は、内外面は滑らか
管軸に対して直角であることを調べる。
付表 21-3(軽)
で使用上有害なきず、割れなどの欠点がないこととする。の有
なお、管の両端はプレンエンドとする。
無を調べる。
管の色 規格 5.(3)の内面用ビニル管の色は茶色とし、また、外
付表 2-3(軽)
形状 規格 5.(2)6 b)及び e)のライニング管の形状は、実用的に
面色は濃い灰色とする。
付表 21-5(軽)
真っすぐで、
その両端面は管軸に対して直角であることとする。
・規格改正に伴い、色の
を調べる。
例を追加した。
なお、管の両端はプレンエンドとする。
管の色 規格 5.(3)6 c)のライニング管の内面用ビニル管の色は
茶色とし、また、外面色は濃い灰色(暗灰緑色など)とする。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
6
付表 21-3(軽)
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
内面ビニル管の軸線方向の縮み 規格 5.(4)のライニング管の管
項 目
正
後
備
検 査 方 法
付表 2-4(重)
摘 要
内面ビニル管の軸線方向の縮み 規格 5.(4)6 d)のライニング管
端部における内面ライニング部の軸線方向の縮みは、ビニル管
の管端部における内面ライニング部の軸線方向の縮みは、内面
の厚さの半分までとする。
用ビニル管の厚さの半分までとする。
(寸法検査) 寸法検査 規格 10.(1)の寸法検査は、規格 6.の寸法及びその許容
付表 2-4(重)
(寸法検査)
考
寸法検査 規格 10.(1)11 a)の寸法検査は、規格 10.2 寸法によっ
差により、外径、厚さ及び長さについて、表 4 に適合している
て行い、6.の寸法及びその許容差により、外径、厚さ及び長さ
ことを調べる。
について、表 43 に適合していることを調べる。
付表 21-4(重)
・規格改正に伴う箇条変
更等を変更した。
付表 21-4(重)
なお、内面用ビニル管厚さは、ビニル管の製造時又はライニ
ング前に調べ、外径及び長さについては、ライニング前後のど
ちらで検査を行ってもよい。
ただし、縮径法によって製造した場合、鋼管部の外径は、ラ
イニング後に測定する。
表 4 ライニング管の寸法及びその許容差
単位 mm
呼
び
径
(A)
ラ
鋼
外 径
15
21.7
20
27.2
25
34.0
32
42.7
40
48.6
50
60.5
65
76.3
80
89.1
100
114.3
イ
ニ
ン
グ
部
内 面 用 ビ
ニ ル 管 部
外径の
許容差
厚さの
許容差
管
厚さ
2.5
3.0
3.5
±0.8
4.0
単位 mm
呼
び
径
(A)
長さ(1)
±0.2
±0.5
±0.7
表 43 ライニング管の寸法及びその許容差
管
±0.3
4,000
+規定
しない
0
注(1) 長さは原則として 4m とする。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
7
ラ
鋼
外 径
15A
21.7
20A
27.2
25A
34.0
32A
42.7
40A
48.6
50A
60.5
65A
76.3
80A
89.1
100A
114.3
イ
ニ
管
部
外径の
許容差
ン
グ
内 面 用 ビ
ニ ル 管 部
厚さ
厚さの
許容差
2.5
±0.2
±0.5
3.0
±0.7
3.5
±0.8
4.0
・規格との整合を図っ
管
±0.3
た。
長さ(1)a)
4,000 以
上
+規定
しない
0
注(1a) 長さは、原則として 4m 特に指定のない限り 4000mm
・長さの注を規格に合わ
とする。
せて記載した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
検 査 方 法
備
摘 要
測定器具 寸法検査は、測定器具は、外径及び内面用ビニル管厚さ
・規格改正に伴う箇
JIS B 7507 に規定するノギス、JIS B 7512 に規定する鋼製巻尺
は、JIS B 7502 に規定するのマイクロメータ、JIS B 7507 に規
条変更等を変更し
又はこれらと同等以上の精度を有するもののほか、限界ゲージな
定するのノギス又はこれらと同等以上の精度をもつもの、長さ
た。
どを用いて測定する。
は、JIS B 7512 に規定するの鋼製巻尺又はこれらと同等以上の精
測定器具 寸法検査は、JIS B 7502 に規定するマイクロメーター、
度を有するもつものを用いて測定する。
(渦流探傷又
渦流探傷又は超音波探傷検査 規格 8.1(2)の鋼管を縮径して製造
(渦流探傷又は
渦流探傷又は超音波探傷検査 規格 8.1(2) a)の鋼管を縮径して製
は超音波探傷
する方法のうちピーニングによる場合は、渦流探傷又は超音波探
超音波探傷検
造する方法のうちピーニングによる場合は、渦流探傷又は超音波
検査)
傷試験を行う。ただし、この試験は、製造業者の試験成績書によ
付表 2-1(致命)
査)
探傷試験を行う。ただし、この試験は、製造業者の試験成績書に
ることができる。
(塗装検査)
一次防錆塗装の検査 ライニング管の一次防錆塗装の検査は、塗り
付表 2-3(軽)
(塗装検査)
一次防錆せい塗装の検査 ライニング管の一次防錆せい塗装の検査
付表 1-3(軽)
は、塗り漏れの有無を目視によって塗り漏れの有無を調べる。
原管及び内面用ビニル管の表示 材料検査に合格した原管及び内面
付表 2-3(軽)
(表示検査)
ビニル管の表示及び配列と位置は、付図1による。
ただし、同一工場及び同系列工場でライニングを施す場合、一
原管及び内面用ビニル管の表示 材料検査に合格した原管及び内面
付表 2-3(軽)
ビニル管の表示及び配列と位置は、付図1による。
結束ごとに次の事項を表示した荷札を取り付けてもよい。
ただし、同一工場及び同系列工場でライニングを施す場合、一
呼び径、製造方法を表す記号、数量、工場名、検査年月日、そ
結束ごとに次の事項を表示した荷札を取り付けてもよい。
の他
呼び径、製造方法を表す記号、数量、工場製造業者名、検査年
完成品の表示 ライニング管の外側に、容易に消えない方法で、次
月日、その他
完成品の表示検査 規格箇条12の表示の検査は、目視によって行い、 付表 21-3(軽)
の事項を表示する。
付表 2-3(軽)
なお、表示配列とその位置は、付図2による。
ライニング管の外側に、次の事項が容易に消えない方法で、次の
(1) 水の記号
事項を表示する。してあることを調べる。
(2) 製造業者名又はその略号
なお、表示配列とその位置は、付図2による。
(3) 種類の記号
a)(1)水の記号
(4) 呼び径
b)(2)製造業者名又はその略号
(5) 製造年月
c)(3)種類の記号
d)(4)呼び径
e)(5)製造年月
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
付表 1-1(致命)
よることができる。
漏れの有無を目視によって調べる。
(表示検査)
考
対比表
8
改
項 目
検 査 証 印
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
検査証印
種類
正
後
備
検 査 方 法
考
摘 要
種類
1. 検査通則第9条による検査証印は、表5による。
1. 検査通則第9条による定める検査証印は、表54による。
・他の施行要項に合
2. ビニル管原管の事前証印の場合は、4mmとする。
2. ビニル管原管の事前証印の場合は、4mmとする。
わせて表現を変更
3. ライニング管の事前証印の場合は、押印は9mm、刷り込みは1
3. ライニング管の事前証印の場合は、押印は9mm、刷り込みは15
した。
5mmとする。
mmとする。
表5 検査証印
管種
表54 検査証印
呼び径
(A)
寸法
(mm)
種 類
備 考
15~65
4
刻 印
80~
100
6
呼び径
(A)
寸法
(mm)
種 類
備 考
打 刻
15~65
4
刻 印
打 刻
刻 印
打 刻
80~
100
6
刻 印
打 刻
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み及
び荷札に
表示する
とき
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み及
び荷札に
表示する
とき
黒管
15~
100
材
料
ビニ
ル管
ライニング
管
9
15~
100
9
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み及
び荷札に
表示する
とき
15~65
15
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み
80~
100
30
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み
管種
黒管
ビニ
ル管
ライニング
管
9
15~
100
9
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み及
び荷札に
表示する
とき
15~65
15
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み
80~
100
30
ゴム印
又は銅板
押印又は
刷込み
付 則
この要項は、平成 7年10月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成14年5月 1 日から実施する。
付 則
この要項は、平成28年5月2日から実施する。
付 則
この要項は、平成 7年10月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成14年5月 1 日から実施する。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
15~
100
材
料
対比表
9
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
検 査 方 法
付 図 1
材料の表示配列とその位置
[原管]
H 又は C 20
←
管端より約200mm
H 又は C 20
→
←
[内面ビニル管]
管端よりから約200mm
→
[内面ビニル管]
H 又は C 20
←
摘 要
付 図 1
材料の表示配列とその位置
[原管]
管端より約200mm
H 又は C 20
→
←
管端よりから約200mm
凡 例
検査証印
検査証印
製造業者名又はその略号
H 又は C
製造業者名又はその略号
加熱膨張又は縮径の記号
20
H 又は C
呼び径(A)
)|(
加熱膨張又は縮径の記号
20
付 図 2
完成品の表示配列とその位置
呼び径(A)
付 図 2
完成品の表示配列とその位置
SGP-HVA 20 02-4
)|(
← 管端より約300mm →
SGP-HVA 2016-4
← 管端よりから約300mm →
凡 例
凡 例
検査証印
)|(
→
凡 例
検査証印
水の記号
)|(
製造業者名又はその略号
水の記号
製造業者名又はその略号
SGP-HVA
種類の記号
SGP-HVA
種類の記号
20
呼び径(A)
20
呼び径(A)
02-4
製造年月
02-416-4
製造年月
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
10
備
考
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
検 査 方 法
備
考
摘 要
・他の施行要項に合
別紙
わせて浸出性評価基
浸出性評価基準
準の表を移動した。
表 1 ライニング管の浸出性
項目
品質規定基準
を整合した。
鉛及びその化合物
mg/L
鉛の量に関して0.01 0.008mg/L以下
亜鉛及びその化合物
mg/L
亜鉛の量に関して 1.0 0.5mg/L 以下
有機物[ 全有機炭素
(TOC)の量] mg/L
3 以下
味
異常でないこと
臭気
異常でないこと
色度
度
51.0 度以下
濁度
度
20.5 度以下
残留塩素の減量
mg/L
90℃±2℃の供試水浸出液 1.0 mg/L
以下
常温の供試水浸出液
0.7mg/L
以下
特に指定がない場合は、90℃±2℃の浸出液によって浸出試験を
行う。ただし、残留塩素の減量は、常温の浸出液でも試験を行
う。
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
11
・現行の省令と文言
製 呼
造 び
月 径
日 (A)
片
記
(本)
号
数 試
量 験
製 造
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
3
2
1
3
cm
2cm
さ
平
均
内
径
長
cm
2
接
着
面
積
N
はの
く 荷
離重
接着力試験100N/cm2
2
曲
げ
試
験
平
試
験
ん
へ
定
判
考
備
製造工場名 N/mm
接
着
強
さ
正
2
1
規
格
年 月 日
立会検査員 
ライニング管の内面品質試験成績書
日本水道協会
検 査 部 長 様
参 考
改
前
改
12
正
後
備
語を修正した。
考
・規格改正に伴い、単位・用
製
造
月
日
試
験
片
記
号
押
呼 製
品
出
成
作
形
び
機
数 番
名
号
径 量 格
規
引 張 試 験
℃
2
2
2
N/
mm mm mm
N/
N/
漏
れ
そ
の
他
そ
漏
の 有 無
れ
他
度
度
色
度
1
度
以
下
亜
鉛
mg/L
ビカット
軟化温度
試験
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
mg/L
℃
温度
110℃
以上
考
備
製造工場名 mg/L mg/L mg/L
1
異常で
mg/L ないこ
と
以下
圧子が
1mm
臭気及 侵入し
び味 たとき
の油の
常温 90±2℃
温度
残留塩素
の減量
0.008 0.5 0.7
2mg/L
mg/L mg/L mg/L
以下
以下 以下 以下
試 験 成 績 書
過酸
マカ消
ン リ費 鉛
ガウ量
ンム
溶 出 試 験
年 月 日
立会検査員 
正
mm mm2 N
90
℃
引
張
強
さ
90℃で
濁
0.9MPaの
水圧 割れ及 度
水圧1時間
びひび 0.5
保持し、漏
のない 度
れその他の 1.0MPa こと
以
欠点の無
下
いこと
熱間内圧
耐水圧 へん平
クリープ
試験
試験
性試験
水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管の内面用ビニル管材料試験成績書
15℃における引張強さ
2
50N/mm 以上
90℃における引張強さ
2
12N/mm 以上
15
測
厚
最
引 ℃
断
定
大
張 引
面
時
荷
強 張
積
温
さ
重
さ 強
度
さ
日本水道協会
検 査 部 長 様
参 考
改
前
改
対比表
13
正
後
備
考
・水道用硬質塩化ビニルライ
ニング鋼管検査施行要項と
整合を取り、ビニル管材料試
験成績書は削除した。
改
正
前
改
別表
致命
重
検査項目
欠点の種類
備
考
不良の階級別欠点及び判定基準
判 定 基 準
超音波探傷
欠 点 の 指 示
傷が認められたものは不可
渦流探傷
欠 点 の 指 示
傷が認められたものは不可
形状・寸法
外
径
管
厚
長
さ
内面ライニング部の
軸線方向の縮み
許容差の範囲を超えるものは不可
許容差の範囲を超えるものは不可
許容差の範囲を超えるものは不可
内面ビニル管の厚さの半分を超え
るものは不可
曲
り
(実用的真直ぐ)
5.5m で 8mm を超えるものは不可
4.0m で 6mm を超えるものは不可
ふ
は
異
き
管
物
れ
れ
入
ず
色
はなはだしいものは不可
はなはだしいものは不可
あるものは不可
はなはだしいものは不可
内面ビニル管の色は茶色、外面色は
濃い灰色とし、それ以外は不可
ぬ
り
れ
あるものは不可
示
示
間違っているものは不可
表示のないもの、抜けているものは不可
形状・寸法
軽
後
別表
不良の階級別欠点及び判定基準
不良の
階 級
正
ライニング
外
観
外面塗装
表
示
誤
無
く
が
混
の
も
表
表
不良の
階 級
致命
重
検査項目
欠点の種類
超音波探傷
欠 点 の 指 示
きず傷が認められたものは不可
・規格改正に伴う文言を修正
渦流探傷
欠 点 の 指 示
きず傷が認められたものは不可
した。
外
径
管
厚
厚
さ
長
さ
内面ライニング部の
軸線方向の縮み
許容差の範囲を超えるものは不可
許容差の範囲を超えるものは不可
・規格に合わせて管厚から厚
許容差の範囲を超えるもの
許容差の範囲を超える規定長さ未満のものは
さとした。
不可
内面ビニル管の厚さの半分を超えるものは不
可
形状・寸法
形状・寸法
形
状
ライニング
外
観
軽
外面塗装
表
25 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管検査施行要項
対比表
14
示
判 定 基 準
曲
り
(実用的真っすぐ)
膨
剥
異
割
き
管
塗
誤
無
物
混
の
り
漏
表
表
れ
れ
入
れ
ず
色
れ
示
示
5.5m で 8mm を超えるものは不可
4.0m で 6mm を超えるものは不可
目視によって曲がりが認められるもの
・塗覆装鋼管の施行要項と整
合を取り変更した。
はなはだしいものは不可
はなはだしいものは不可
あるものは不可
あるもの
・規格との整合を図り、割れ
はなはだしいものは不可
を追加した。
内面ビニル管の色は茶色、外面色は濃い灰色
(暗灰緑色など)とし、それ以外のものは不可
・規格改正に伴い、色の例を
あるものは不可
追加した。
間違っているものは不可
表示のないもの、抜けているものは不可