AiA PMコンテスト2016 - 愛知県情報サービス産業協会

B-6
AiA PMコンテスト2016
~プロジェクトマネジメント技術を習得し、PMコンテスト2016で優勝を~
ロボット走行部門コース・ルール
配布資料
2016年6月18日
一般社団法人 愛知県情報サービス産業協会
技術委員会 PMコンテスト 実行委員会
2016/6/18
ロボット走行部門の競技について
全体での競技ルール
<全体での競技ルール>
1.競技は、『タイムレース競技』と『ポイント獲得競技』で行います。
2.順位の決定方法は、タイムレース競技の走行順位(タイムの早い順)による得点にポイント獲得競技で獲得した得点を
合わせた合計得点で決まります(別紙参照)。
3.走行技法は、ライントレース走行(コース上の誘導ラインを光センサーもしくはカラーセンサーでセンシングトレースする走行)と
ベクトル走行(位置、走行距離測定、タイヤの回転数等を機能させての走行)の片方または両技法による走行をOKとします。
※基本の考え方としては、タイムレース競技がライントレース走行、ポイント獲得競技がベクトル走行です。
※遠隔(リモコン)操作による走行は禁止です。
※コース(ライン)以外の不特定位置に置かれた障害物(ペットボトル等)に接触した場合は、失格です。
4.走行の車輪数の指定はありません(EV3基本セット一式の範囲内”の部品使用であれば何車輪でもOKです)
※転落防止(支え)等の取り付けでコースを傷つける恐れがあるものは不可。
※拡張キットの使用は禁止です。
※ジャイロセンサーは、1個のみ使用可能。
5.光センサーおよびカラーセンサーに遮光の加工を施すことは禁止です。
6.車体への装飾(塗装、旗立て、人形を乗せる等)はOKです。 但し、自立走行、各種センサー機能の
性能に直接影響を及ぼすものと判断できる装飾はNGとします。
7.ロボットの縦・横・高さの寸法には制限は無く、デザインも自由です。
8.『タイムレース競技』と『ポイント獲得競技』におけるロボットの形状は同じとし、変更は不可とします(車検で確認)。
※但し、センサーの位置のみ変更を可能とします。
以上
2016/6/18
1チーム目
スタート/ゴール位置
ロボット走行部門の競技について
タイムレース競技
(ライントレース走行)
赤印の間を必ず
通過すること
内周は、タイムレース
競技では利用しない
階段
階段
内周は、タイムレース
競技では利用しない
赤印の間を必ず
通過すること
走行順路
1チーム目
2チーム目
2チーム目
スタート/ゴール位置
<タイムレース競技>
1.2チーム(2台)同時走行によるタイムレースとします。
2.図の左上および右下の赤線:『スタート/ゴール位置』から時計周りで1周する。
3.タイムレース競技では、コースの外周のみ利用し、内周は利用しない。
4.コースのカーブ地点4ヶ所の●印(赤印)ゲートの間を必ず通過すること。
5.コース上の階段(二つ)も必ず通過すること。
◆階段の詳細は別紙参照
6.制限時間は2分とし、2分を超えた場合は失格となります。
7.走行途中でコースアウト等で失格となった場合、その時点で終了となります。
※主な失格内容
・コースシートの外に出た場合
・コース上のラインから外れ、内周等にある障害物に当たった場合
・コース上のラインから大幅に外れ、審判が失格と見なした場合。
8.各チーム2ラウンドの走行を行い、タイムの早い方を採用します。
1ラウンド目と2ラウンド目の走行場所は必ず上下位置が異なります。
9.万一、1チーム目と2チーム目のロボットが接触した場合は、やり直しとします。
※あるチームがラインを大幅に外れ、ライン上を問題無く走行しているチームに当たった場合は、
ラインを外れて接触をしたチームのみ失格となり、問題なく走行していたチームはやり直しとします。
以上
2016/6/18
タイムレース競技 別紙
階段
30cm
30cm
30cm
A
(上面)
A
板厚:約5.5mm
(側面)
60cm
30cm
60cm
階段は、階段部(4個)と頭頂部(1個)の6つのユニットで構成
下り
水平
登り
2016/6/18
ロボット走行部門の競技について
ポイント獲得競技
(ベクトル走行)
下記、詳細②
下記、詳細①
(設置物を押し出し□枠外へ出す)
詳細①
ロボット
スタート位置
詳細②
約111cm
(白部分)
約206cm
●(ペットボトル)を倒す
(設置物を押し出し□枠外へ出す)
約111cm
上記ラインのように左側の□から右側の□へ
うまく走行し、●を倒す
<ポイント獲得競技>
1.詳細①の赤丸(左□枠の中央)からスタートとなります。
2.制限時間30秒以内に各課題をクリアした分だけ得点となります。
各課題は以下の通りとなります。
◆左□枠内にある◎(設置物)を□枠外へ押し出す(◎一つあたり10点、合計40点)
※枠内(白部分)から完全に押し出す必要があり、枠内(白部分)に少しでも◎が残っていた場合は得点となりません。
→枠内(白部分)から完全に出ていればクリアとなり、枠線(黒線)に◎が少し残っていても得点となります。
◆右□枠内にある●(ペットボトル)を倒す(30点)
※左□枠内の◎を一つもクリアできなくても右□枠内の●を倒した場合、30点は獲得できます。
→右枠内の●を倒してから、左枠内に戻って◎を倒す方法でも問題ないです。
3.ポイント獲得競技では、枠外に障害物の設置なく、コースシートから出ない限りは、失格となりません(30秒制限はあり)。
4.各チーム2回挑戦し、ポイント獲得の高い方を採用します。
以上
2016/6/18
別紙:得点表
<タイムレース競技>
点数
1
50
2
43
3
38
4
35
5
32
6
29(※1)
※1_以下順位は-3点づつ減
順位
<ポイント獲得競技>
◎を枠外に出す 各10点
●を倒す
30点
※全部クリアできた場合は70点
(得点参考例)
①タイムレースの順位が3位、ポイント獲得競技で◎2つ&●をクリアした場合
38点+(10点×2)+30点の計88点
②タイムレースの順位が1位、ポイント獲得競技で●だけクリアした場合
50点+30点の計80点
③タイムレースの順位が9位、ポイント獲得競技で◎4つ&●の全てクリアした場合
20点+(10点×4)+30点の計90点