被災者の皆さんのために頑張る

い の ち
生 命だけは平等だ
徳
洲
新
聞
平成 28 年 4 月 25 日 月曜日│ No.1028 ❹
収まらぬ余震―足りない水・食料・医薬品
「被災者の皆さんのために頑張る」
写真グラフ特集――TMAT の災害医療活動
大きな余震が断続的に発生するなか、NPO法人TMAT隊員たちは昼夜を問わ
御船町の体育館に避難している約 2000 人の地域住民の方々
(17 日午前1時)
ず懸命に災害医療活動に従事。水、食料、医薬品……すべてが不足している状況
福岡徳洲会病院 ER(救急外来)前で橋爪慶人 TMAT 倒れた郵便ポスト
理事(左)から注意事項の説明を受ける(16 日午後 9
時 30 分)
でも、隊員からは「被災者の皆さんのために頑張る」と力強い言葉が発せられた。
あん ど
16
活動拠点には次々に老若男女の患者さんが訪れ、TMAT隊員の姿を見ると、一
様に安堵の表情を見せていた。4月 日夕刻以降のTMAT災害医療活動を写真
グラフで振り返る。
TMAT の現地対策本部となった福岡徳洲会病院 出発のため救急車両に物資を積み込む(16 日午 救急車両内は医療資材などさまざまな物資で満 震源に近い益城熊本空港では災害派遣の車両が
で出発前に打ち合わせする隊員たち(16 日午後 後 6 時 15 分)
載
列をつくっていた(16 日午後 9 時頃)
6 時)
益城町では地震の強い揺れで建物の損傷が激しい(16 日午後 10 時)
◁力合小学校の保健室で診療に
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力合中学校で活動拠点開設前に打ち合わせを行う
(17日午後1時) 足首を捻挫したという患者さんに対応(17 日午前 6 時 40 分、御船町保健センター)
御船町保健センターで診療にあたる(17 日午
前 8 時 40 分)
南阿蘇地域にある体育館に到着した福島安義 TMAT 隊員から現況報告を受ける福島 TMAT 南阿蘇地域の体育館に避難している約 800 人
TMAT 理事長(右)
(17 日午後 8 時)
理事長(左)
の地域住民の方々
小児の患者さんに優しく笑顔で接する
(17 日午後 4 時、御船町保健センター)
体育館の「教官室」を活動拠点に診療にあたる
南阿蘇村で巡回診療を積極的に実施