開催 8 月 2 日(日)~4 日(火) 会場 リバティータワー6 階 午前・午後にガイダンスと模擬授業を実施します。 (各回の詳細な時間は会場の掲示をご覧ください) 1064 教室 8月2日~4日は、アジア史専攻の専任教員による大学で学ぶアジア史についての模擬授業を開催。共 通テーマを「歴史の現場からみるアジア」とし、アジア各地のお茶を味わいながら、歴史の舞台となっ た都市や遺跡を実地に踏査した経験を踏まえ、アジア各地の歴史を考える面白さを紹介していきます。 高田幸男 教授「北京ダックのルーツは南京?―南京からみた中国史」 北京ダックは南京発祥といわれています。そこから中国の南北の違いとそれを統合 しようとする力、抵抗する力がみえてきます。南方の大都市である南京が中国の歴 史の中でどのような位置づけにあり、現在に至ったのかその痕跡を辿ります。 (専門 中国近現代・清末民国史) 8 月 2 日午前・4 日午後 高村武幸 准教授「敦煌からみた漢と匈奴の攻防」 中国からシルクロードへの出入口として名高い都市・敦煌。しかしその始まり は、漢帝国による対匈奴戦争の戦略的必要性によるものでした。文化面が強調さ れがちな敦煌の地理と現地遺跡の状況から、敦煌の歴史的意義を考えます。 (専門 中国古代・秦漢時代史) 8 月 2 日午後 江川ひかり教授「国際都市イスタンブルの魅力を探る」 歴史上、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブルと3度、名前 をかえた国際都市イスタンブルの歴史とその魅力を、とりわけ 19 世紀末・20 世 紀初頭の人びとの生活・文化を中心に紹介します。 (専門 西アジア・オスマン史) 8 月 3 日午前 梶山智史 助教「遊牧と農耕が交錯した都市・大同」 中国の大同市は遊牧文化と農耕文化の結節点に位置します。4世紀後半、北方遊牧 民族の鮮卑はここを首都として北魏を建国し、華北を支配しました。北魏の政治 的・軍事的な中心として機能し、独自の発展を遂げた都市について解説します。 (専門 中国中世・魏晋南北朝史) 8 月 3 日午後 寺内威太郎 教授「500年の都ソウル」 韓国の首都ソウルの歴史は古く、百済の都漢城にまでさかのぼります。今回は、 李成桂が国都に定めた 14 世紀から、20 世紀初頭に至る間の移り変わりについ て、朝鮮王朝時代を中心にお話しします。 (専門 朝鮮史・中朝関係史) 8 月 4 日午前 お問い合わせ アジア史研究室 [email protected]
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