【お詫び】バス乗車扉を開扉したままの走行について 京

平成 28 年 4 月 24 日
京阪バス株式会社
【お詫び】バス乗車扉を開扉したままの走行について
京都市交通局様より委託を受けて当社が運行している路線におきまして、バス停から約 90m
の間、乗車扉を解放したまま走行するという事態を発生させました。
ご利用のお客様および京都市交通局様には大変ご不安、ご迷惑をおかけいたしまして、誠に
申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
お客様を安全にお運びするという公共交通の使命を再認識し、同様の事態を二度と発生させ
ないよう全社を挙げて再発防止に努めてまいります。
記
平成 28 年 4 月 17 日(日) 11:42 頃
1.発生日時
京都市交通局九条営業所の 50 号系統(当社が運行を受託)
2.発生系統
3.発生場所
「衣笠校前」バス停
4.発生状況
当該バスの運転手(当社社員)が、上記バス停にてお客様乗降後、降車扉(前扉)のみ
交差点手前で乗車扉を閉めるまでの約 18 秒間(約 90m)
、乗車扉が開いたままで運行しま
閉じて、乗車扉(後扉)を閉め忘れたまま発車し、当該運転手がそれに気づいて平野神社
当時、車内には 3 人のお客様がご乗車されていましたが、転落やお怪我をされたお客様
した。
はおられません。
バスには乗車扉が閉まってからでないとギアが入らない安全装置が装備されていますが、
当該運転手は乗車扉が閉まりきらないうちにギアを入れて発車準備ができるよう、安全装
置を無断で解除していました。
(1) 当該運転手が乗車扉の閉扉の確認を怠って発車したことと、安全装置を無断で解除し
5.原因
(2) 当社役員・社員の安全意識の浸透が不十分であったこと。
ていたこと。
(1) 全役員・社員が公共交通の使命を再認識し、
「安全最優先」の意識の再徹底を図る。
6.対応
(2) 全運転手に発進時の基本動作の再徹底を厳命する。
(3) 全運転手に安全装置の重要性を再教育し、通常時の同装置の解除を厳禁する。
以上