日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN) 産業戦略委員会 委員会社のアンケート結果 Q1:以下のマッチングニーズの 中から、部材供給先に対する御 社のニーズを選んでください。 Q2:下記6項目の中で御社が 部材供給先に求める条件を複 数選んで、優先順位をつけてご 回答ください。 医療機器製品の提案 自社にない優れた固有技術を有すること 医療機器の設計・開発・試作への参加 要求する精度の加工技術を有すること 部品・部材の供給 安定して高品質の製品(部材)を供給できること 医療機器製品のOEM供給 評価機器・検査機器の供給 安価な製品(部材)を供給できること 少量でも長期間、安定して供給できること 生産技術・Factory Automationの提案 製造設備の供給 Q3:部材供給メーカーを選定・ 採用する際に考慮する相手の 医療機器関連ビジネスの経験 で、以下の4項目の優先順位を ご回答ください。 当該部材の製造・供給実績(相手は非 医療機器メーカーでもOK) 医療機器メーカーへの部材の供給経験 の有無 医療機器製造業許可の取得の有無 CEマーキングの第三者認証機関(NB: Notified Body)のベンダー監査を受けることが可能であ ること 回答委員会社 11社(12委員) ISO9002またはISO9001の取得の有無 アンケート実施: 2016年3月 1 MTJAPAN会員企業が部材供給先に求めるもの 製造設備の供給 生産技術・Factory Automationの提案 評価機器・検査機器の供給 医療機器製品のOEM供給 部品・部材の供給 医療機器の設計・開発・試作への参加 医療機器製品の提案 0 2 4 6 8 10 12 その他 部材供給先に対するニーズ・意見 A社 B社 C社 医療機器メーカーに対する部材供給に関しては、長いお付き合いになることが多いので、お互いを結ぶ信頼構築が 重要です。 尖った技術、高品質、納期厳守に関する信頼が構築されれば、他の事業領域に比べても、より繰り返し発注されるだ けでなく、次世代製品の構想段階から相談されることや、他の医療機器メーカーにその部材供給会社の高評判が伝 わる口コミ効果が期待できると思います。(ただし、逆もまた真なり。) 品質、納期 優れたシーズを持つ企業も、他分野に比較し少量、長期供給の観点で難色を示されるケースもあり、このあたりが、 アカデミックでのシーズ検討と比較し一つのハードルとなっている。 部材供給先に求める条件 15 10 件 5 0 優先順位1位 優先順位2位 優先順位3位 優先順位4位 優先順位5位 優先順位6位 CEマーキングの第三者認証機関(NB: Notified Body)のベンダー監査を受けることが可能であること 少量でも長期間、安定して供給できること 安価な製品(部材)を供給できること 安定して高品質の製品(部材)を供給できること 要求する精度の加工技術を有すること 自社にない優れた固有技術を有すること 項目 CEマーキングの第三者認証機関(NB: Notified Body)のベン ダー監査を受けることが可能であること 少量でも長期間、安定して供給できること 安価な製品(部材)を供給できること 総合評価 △ ○ ○ 安定して高品質の製品(部材)を供給できること ◎ 要求する精度の加工技術を有すること ○ 自社にない優れた固有技術を有すること ◎ 部材供給メーカーを選定・採用する際に優先する 医療機器関連ビジネスの経験 ISO9002またはISO9001の取得の有無 医療機器製造業許可の取得の有無 医療機器メーカーへの部材の供給経験の有無 当該部材の製造・供給実績(相手は非医療機器メーカーでもOK) 1 3 件 4 1 3 4 1 3 5 3 5 4 3 3 1 優先順位1位 優先順位2位 優先順位3位 項目 優先順位4位 総合評価 ISO9002またはISO9001の取得の有無 医療機器製造業許可の取得の有無 △ ○ 医療機器メーカーへの部材の供給経験の有無 ◎ 当該部材の製造・供給実績(相手は非医療機器メーカーでもOK) ◎ 部材供給先に求める技術例 D社 E社 F社 G社 H社 I 社 J社 K社 L社 M社 ・PC等の射出成形技術(管理環境) ・アルミナの成形・研磨技術 ・PE等の切削加工技術 ・クリーンルーム内でのアセンブリ技術 ・板金加工技術 ・制御基板実装技術 ・制御ソフトウエアコーディング技術 ・ハーネスのアセンブリ技術 ・製品のtraceabilityを考慮した革新的なラベル3点セット(製品ラベル、添付文書、製品名などが印刷された梱包資材) ・信頼性が高く、価格競争力がある塩ビ代替シート、チューブ ・医療機器におけるInternet of Thingsの活用に関するコンサルティング ・精密金型技術 ・微細金属加工技術 ・単一工程(例えば射出成形のみ)だけでなく、一次加工、二次加工を委託出来るメーカー ・プロセスバリデーションの概念に基づく工程確立が出来るメーカー ・接着、溶着技術を確立出来るメーカー ・精密加工金型技術 ・特殊材料成型技術 ・モニタリング・センシング技術 ・長期間(1ヶ月以上)皮膚接触して、皮膚に刺激の少ない導電性材料技術。 ・樹脂の成形、加工技術 ・金属の切削加工技術 等 ・高品質、品質安定、安定供給、小ロット供給対応 ・供給部材に係る設計・開発力(高い技術開発力) ・医療機器へ部材供給する上での基本理解と品質管理体制等 ・溶射等の金属表面加工技術 ・金属積層造形技術による部品・半製品の供給 ・PE成形技術 ・試作品アップへのスピード ・表面改質技術(可塑性樹脂への展開)
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