仕様書

仕
件
様
書
名
貯水槽、排水槽及び中水槽清掃業務等
履行場所
東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
特許庁庁舎
履行期間
概
平成28年7月1日から平成29年3月31日
要
建築物における衛生的環境の確保に関する法律第四条、建築物における
衛生的環境の確保に関する法律施行規則第四条第1項第7号及び第四条の
三第1項の規定に基づいて、貯水槽、排水槽及び中水槽の点検及び清掃を
行い、また、発生した汚泥の収集・運搬及び処分作業を行うものである。
仕
様
1.実施時期
(1)
貯水槽
7月
(2)
排水槽
7月、11月、3月
(3)
中水層
7月
2.設備内容
設備内容・作業場所は、別表及び図面に示すとおりとする。
3.業務内容
(1)
貯水槽
①点
検
・槽外周辺の汚染状況、水槽の変形、腐食、漏水等の有無、マンホールの状況、ポ
ンプ及び付属設備、通気管等の点検、調査を行うこと。
②清
掃
・作業に使用する機材等の消毒を行うこと。
・槽内の溜水をポンプにて排出すること。
・槽内の天井、周壁、底部、配管等の洗浄作業を行う。この際洗剤類は一切使用し
ないこととする。また槽内ライニング、塗装等を傷つけないよう注意すること。
・洗浄後汚水を排出し、更にウエスにて拭浄し、残水を完全に除去すると共に槽内
の点検を行うこと。
・50~100㎎/㍑
濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液にて15分ごとに2回水槽
内の消毒を行い各回ごとに洗浄排出し、30分間静置すること。
・時間経過後、槽内に水を満たし、残留塩素濃度を測定する。また、汚水の有無の
点検を行うこととする。
・送水装置により送水を行い、自動制御装置及びポンプ類の点検を行うこと。
・給水管末端の水栓を開き、その水の残留塩素を測定し、異常のないことを確認す
ること。
・マンホール及びフタ等は充分に消毒を行い、作業終了後直ちに密閉すること。
・作業完了後、設備の機能が正常に作動するか確認すること。
・当該作業場所及びその周辺の清掃を充分行うものとする。
(2)
排水槽
①点
検
・槽外周辺の汚染状況、水槽の変形、腐食、漏水等の有無、マンホールの状況、ポ
ンプ及び附属設備、通気管等の点検、調査を行うこと。
・水槽内の浮遊物、沈殿物、壁面等の付着物等の点検を行うこと。
②清
掃
・槽内の溜水をポンプ及びバキューム車で構外へ排出すること。
・槽内の天井・周壁・ポンプのフードバルブ及びパイプ等をデッキブラシにて洗浄
すること。
・底部に沈殿する異物・汚物を除去し、底部の水洗い後全部吸い取って仕上げるこ
と。
・清掃完了後、次亜塩素酸ソーダ6%溶液を槽内に散布すること。
・排水ポンプ運転状況及びケーブル等の取付状態を点検すること。
・消毒を持続させるためプレート(殺虫プレート)を槽内に吊下げること。
・作業完了後、設備の機能が正常に作動するか確認すること。
・当該作業場所及びその周辺の清掃を充分行うものとする。
(3)
中水層
①清
掃
・槽内、天井、周壁、ポンプのフードバルブ及びバイブ等デッキブラシにて洗浄す
ること。
・底部に沈殿する異物、汚物を除去し底部の水洗い後、全部吸い取って仕上げるこ
と。
・中水ポンプ運転状況及びケーブル等の取付状態を点検すること。
・作業完了後、設備の機能が正常に作動するか確認すること。
・当該作業場所及びその周辺の清掃を充分行うものとする。
(4)
発生した汚泥の収集・運搬及び処分
・本業務によって生じた汚泥等の産業廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法
律、下水道法等の関係法令を遵守し適切に処理するとともに、搬出事業者送付用
の産業廃棄物管理表(マニフェスト)を速やかに提出すること。
・収集・運搬及び処分に関しては、別途産業廃棄物処理委託契約する者と調整し業
務を行うこと。
・予定数量
約9.39t(1回約3.13t
年間3回)過去3年の平均実績による
*参考
平成25年度実績
7月 2.19t
11月 3.76t
3月 3.97t
平成26年度実績
7月 3.79t
11月 2.94t
3月 3.35t
平成27年度実績
7月 3.44t
11月 2.52t
3月 2.18t
4.その他
(1)
本業務に先立ち作業工程表及び作業員名簿を作成のうえ当庁担当官に提出すること。
(2)
請負人は、業務の履行に当たって、この仕様書に定めるほか関係法令等の規定を遵
守すること。
(3)
作業の監督者(責任者)は建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則
第28条第1項第4号に基づく有資格者とする。
(4)
清掃作業従事者は定期的に検査を受け、常時健康を維持し、病原菌に感染していな
い健康体の者とする。また、清掃業者の実施に当たっては、全身を清潔に保つことと
する。
(5)
本業務により発生した損害はすべて請負人の負担とする。
(6)
本業務施工に際し既存物に対して損害等を与えぬよう適切な養生を施すこと。
(7)
本業務施工の際、疑問・不明な点が生じた場合は、当庁担当官と十分協議のうえ決
定するものとする。
(8)
本業務完了後は、速やかに作業報告書を提出するものとし、当庁検収員の検査を受
けるものとする。
5.担当官
総務部会計課厚生班厚生第一係長
栗田
健志(内2225)
人事異動により当該担当職員の変更があった場合は、新たに当該官職に就いたもの
とする