こんな活動やってます!! 詩吟教室 初心者から師範まで、みんな一緒に練習する のが詩吟教室の特徴です。喉の奥からしっかり 声を出すために、自然と背筋を伸ばしています。 漢詩や和歌を吟じるので、意味を知ると歴史 や文学の勉強にもなるそうです。 市内では健康のため、地域の絆を深めるため、〝みんなの居場所づくり〟が大切とい う機運が高まっています。市内の各公民館や自治会館など、多くの公共施設でも居場 所づくりの取り組みが行われています。 その中で、髙田 健治さんが個人宅敷地に作った、みんなの居場所「アスレチックルー ム」(古高町)を取材しました。 に 人 が 集 ま る よ う に な り、 み ん な の 居 年 ご ろ に「 折 り 紙 教 室 」、 平 場 所「 ア ス レ チ ッ ク ル ー ム 」に な り ま し た。 平 成 ま し た 。 決 ま っ た 教 室 は 3 つ で す が 、髙 詩吟に折り紙、百歳体操 集まれば「みんなの居場所」 髙田 健治さんは、定年退職まで数年と い う こ ろ 、「 ぼ ち ぼ ち 内 職 を し な が ら 、 田 さ ん や 各 教 室 メ ン バ ー の 提 案 で「 ポ ー 年 ご ろ に は「 は つ ら つ 学 級 」を 開 き のんびり孫と遊んだりして過ごそう」 セ ラ ー ツ 」「 ひ ょ う た ん 絵 付 け 」な ど 、趣 成 と 第 二 の 人 生 を 思 い 描 い て 、自 宅 敷 地 に 向 を 変 え た 教 室 や つ ど い を 開 い て、 3 ないしょくば 内職場と な る 建 物 を 造り まし た。 け で 開 催 す る こ と に な り ま し た。 髙 田 2 月 に 開 か れ た「 つ ど い 」も 、 髙 田 さ ん の「 み ん な で 竹 飯 し い ひ ん か 」の 声 掛 教室の仲間が集まることもあります。 車 が あ っ て え え な ぁ。 私 は も う 詩 吟 も さんが知人からもらってきた孟宗竹で 平 成 5 年 ご ろ、 ご 近 所 に 足 の 不 自 由 な 詩 吟 愛 好 家 が い て 、 ふ と「 髙田 さ ん は 続 け ら れ へ ん 」と 世 間 話 を し た こ と が ア もう そう スレチックルーム誕生のきっかけでし た。 いし づか きん せい と も に 長 年「 詩 吟( 錦 城 流 )」を 趣 味 に 楽 し ん で い た、 健 治 さ ん と か ず 江 さ ん ご 夫 婦 は、 詩 吟 を 習 っ て い る 石 塚 錦 睲 先 生 に 相 談、 ご 近 所 さ ん も 誘 っ て、 内 職場を予定していた建物で詩吟教室を 開 く こ と に し ま し た。 内 職 場 に は 詩 吟 飯 を 炊 き、 3 教 室 の 生 徒 さ ん た ち が 集 迷惑になると思い辞めました。でもアス も活動をしていましたが、老いて仲間の の 生 徒 さ ん や 孫、 孫 の 友 達 な ど、 徐 々 まってワイワイとにぎやかなひととき レチックルームはいつでも、何歳になっ ても同じように楽しく過ごせる居場所で す」と話していました。髙田さんも皆に喜 んでもらえるのがうれしく、 「みんなの居 医者通いをする前に 「歌う」 「笑う」 「動く」 緒に年齢を重ねてきた髙田さんご夫婦も、 したりと変化しています。メンバーと一 きしているのは、メンバーも私たち夫婦 いでしょう。アスレチックルームが長続 す。 「楽しいことは大勢の方がもっと楽し と髙田さんは古高みまわり隊や神社の諸 頭衆として地域に馴染み活躍していま もろ 場所」にしてよかったと心から思うそうで す。 「喋る」が大切、アスレチックルームの活 も無理をしない、作ったというより自然 しゅう 動は楽しいだけでなく健康のためにもな だったり、在宅介護の合間を縫って参加 若 アスレチックルームができて 年超。 かったメンバーも、体調を崩して療養中 「歌う」 「笑う」 「動く」 「喋る」 楽しむことが元気の秘訣 を楽しみました。 2月に開かれた「つどい」。炊きあ がった竹飯㊤みんなで味わいお喋 りを楽しむ参加者㊦ 4 2016.4.15 No.1190 広報もりやま 広報もりやま 2016.4.15 No.1190 5 20 に で き た み ん な の 居 場 所 だ か ら で は 」と はつらつと体を動かす健康づくりの会。普段 は百歳体操をしていますが、ラジオ体操でもいい んです。男性参加者も歓迎なんですけど、今のと ころみんなで体を動かした後のティータイムは 女子会のようになっています。 じ けん だ たか 22 笑顔で話していました。 級 はつらつ学 髙田 健治さん宅 アスレチックルーム 心が「かよう」 居場所教室 しゃべ 「歌って、笑って、動いて、 喋って」 みんなではつらつ 折り紙教室 20 ると、ご近所誘い合わせて集まっていま ほ す。参加者の一人は 「以前は公民館などで 助け合ったり教え合ったり褒め合ったりしなが ら、四季折々の折り紙作品を作っています。 お喋りや笑いの花も教室の大切な要素。折り紙 だけでなく、趣味の手芸も仲間で見せ合って楽し んでいます。 髙田さん(最前列左)とアスレ チックルームの「つどい」に集 まった生徒さん、ご近所さん
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