高金利ソブリンオープン 第136期決算における分配金について

販売用資料
2016年4月19日
ファンドレポート
「高金利ソブリンオープン」
第136期決算における分配金について
平素は弊社ファンドをご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
当ファンドは第136期決算(2016年4月18日)において、基準価額水準や市況動向等を勘案し、今回の分配金(1万
口当たり、税引前、以下同じ)を30円から20円にしましたことをご報告いたします。
(2005年3月~2016年4月 1万口当たり、税引前)
設定来分配金合計額
計6,130円
第3期~第10期
45円
第29期
395円
第11期
295円
第30期~第90期
45円
第12期~第22期
45円
第91期~第135期
30円
第23期
245円
第136期
20円
第24期~第28期
45円
基準価額、純資産総額および分配の推移
【 基準価額と純資産総額の推移 】
(2004年12月3日(設定日)~2016年4月18日、日次)
(円)
(億円)
2,500
19,000
純資産総額(右軸)
基準価額(分配金再投資)(左軸)
基準価額(左軸)
16,000
2,000
13,000
1,500
10,000
1,000
基準価額
6,569円
純資産総額
250億円
500
7,000
4,000
04/12
0
05/12
06/12
07/12
08/12
09/12
10/12
11/12
12/12
13/12
14/12
【 分配の推移(1万口当たり、税引前) 】
200
400
(2016年4月18日現在)
(年/月)
395円
(円)
150
300
15/12
295円
245円
設定来分配金合計額
6,130円
100
200
45円
50
0
04/12
30円
20円
05/12 06/12 07/12 08/12 09/12 10/12 11/12 12/12 13/12 14/12 15/12
(年/月)
※基準価額および基準価額(分配金再投資)は、信託報酬控除後の値です。
※基準価額(分配金再投資)は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。
※分配金額については、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配を行わないことがあります。
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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販売用資料
Q1.当期分配金引き下げの経緯について教えて下さい。
A1.分配金の継続や運用資産の健全性維持、今後予想される配当等収益などに影響を与える市場動向、基準価
額に対する分配金額の水準が高まっていることなどを総合的に勘案した結果、分配金を20円に引き下げること
といたしました。
 当ファンドの分配金は、投資している海外債券(信用力が高く、相対的に金利水準が高い国債等)から得られる配当等収
益や有価証券売買益、当ファンドに蓄えられている分配原資をもとに、基準価額水準、市場動向等を勘案して決定しており
ます。
 当ファンドでは、2004年12月3日の設定後、第3期決算(2005年3月17日)より毎月45円(ただし、第11期決算は295円、第23
期決算は245円、第29期決算は395円)、第91期決算(2012年7月17日)より毎月30円の分配金額を継続してまいりました。
 今回決算時の1万口当たりの配当等収益は約26円、経費は約7円、収益分配対象額(分配落ち後)は約209円です(円未満
切り捨て)。
Q2.当ファンドの最近1年間(2015年3月~2016年3月)の運用状況について教えて下さい。
A2.投資国の金利が概ね低下(債券価格は上昇)した
ことが基準価額に対してプラスに寄与したものの、
リスク回避の動きにより円高圧力が強まったこと
がマイナスに影響しました。
【債券市場】
投資対象国は、デフレ懸念の後退によりユーロ圏の金
利が急上昇したことを背景に、2015年6月にかけて金利は
概ね上昇(価格は下落)しましたが、7月以降は中国の景
気減速懸念や世界的な株価急落によるリスク回避の動き
に加え、原油価格下落による低インフレ懸念から、金利は
概ね低下(価格は上昇)しました。その後は、米国の利上
げ観測から金利上昇圧力が強まる場面もありましたが、
世界的な景気減速懸念を背景としたリスク回避の動きや
原油価格の下落による低インフレ懸念に加え、ECB(欧州
中央銀行)や日銀による追加金融緩和を受けて、金利は
概ね低下基調となりました。
【為替市場】
2015年4月以降、原油価格や米国株の上昇を受けてリス
ク選好の動きが強まったことに加え、米国の利上げ観測
が高まったことから円安圧力が強まったものの、2015年6
月以降、ギリシャの債務不履行懸念による先行き不透明
感に加え、中国の景気減速懸念や世界的な株価急落によ
るリスク回避の動きから円高が進行しました。その後、
ECBの追加金融緩和観測などを背景としたリスク選好の
動きから円安圧力が強まる場面もありましたが、原油価格
下落や世界景気への不透明感に加え、欧州大手銀行の
信用不安を背景としたリスク回避の動きから円高基調が
続きました。
【基準価額(分配金再投資)の推移】
こうした状況の中、2015年6月以降、基準価額は下落基
調となりました。この結果、1年間の運用実績(2016年3月
末基準)はマイナスとなりました。なお、2016年3月31日現
在の期間別騰落率は以下のとおりです。
1ヵ月:+3.2%、3ヵ月:-1.6%、6ヵ月:-1.5%、1年:-5.4%
主な投資対象国の10年国債利回りの推移
(%)
4
(2015年3月31日~2016年3月31日、日次)
米国
英国
オーストラリア
カナダ
ノルウェー
3
2
1
0
15/3
15/5
15/7
15/9
15/11
16/1
主な投資対象国通貨(対円)の推移
120
110
(2015年3月31日~2016年3月31日、日次)
米ドル
豪ドル
ノルウェー・クローネ
英ポンド
カナダ・ドル
100
90
※2015年3月31日を100として指数化
80
15/3
15/5
15/7
15/9
15/11
16/1
16/3
(年/月)
基準価額(分配金再投資)
17,000
(2015年3月31日~2016年3月31日、日次)
(円)
16,000
15,000
14,000
13,000
15/3
15/5
15/7
15/9
15/11
16/1
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証す
るものではありません。
16/3
(年/月)
16/3
(年/月)
※基準価額(分配金再投資)は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算して
います。また、信託報酬控除後の値です。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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今後の見通し
<債券市場>
米国では、雇用の改善による個人消費の底堅い動きや低
金利による住宅市場の回復を受けて景気が回復基調にある
一方、早期利上げ観測の後退や原油価格の低迷などによる
低インフレ懸念から、長期金利はもみ合う展開を予想します。
オーストラリアでは、低金利や雇用回復を背景とした住宅市
場や個人消費の回復から景気は底堅い推移が見込まれる
一方、主要輸出品である資源価格低迷により追加利下げ観
測が残ることから、長期金利はもみ合う展開を予想します。
英国では、賃金上昇やインフレ率低下による実質所得の増
加を受けて個人消費が堅調に推移していることから景気は緩
やかな回復が見込まれる一方、インフレ率低下懸念が継続し
ていることから、長期金利はもみ合う展開を予想します。
カナダでは、原油安による設備投資の低迷から景気不透明
感がある一方、政府による財政支出拡大が景気を下支えす
ると見られることから、長期金利は低水準でもみ合う展開を
予想します。
ノルウェーでは、消費関連で弱い動きが見られることや原油
価格の低迷により設備投資の回復が期待しづらいことから景
気不透明感が強く、更に緩和的な金融政策スタンスが続く見
込みであることから、長期金利は低水準でもみ合う展開を予
想します。
<為替市場>
米ドルは、米国の利上げペースが緩やかになるとの見方が
強いものの、マイナス金利政策導入により一段と金融緩和姿
勢を強めた日銀との金融政策の方向性の違いを背景に、米
ドルの底堅い推移が見込まれます。
英ポンドは、英国の景気回復基調が続く一方で、足もと利
上げ観測が後退していることやEU(欧州連合)離脱の是非を
問う国民投票に対する不透明感を背景に、対円でもみ合う展
開となる見通しです。
豪ドルやカナダ・ドル、ノルウェー・クローネは、日銀の追加
金融緩和姿勢を背景とした円安圧力が見込まれる一方、中
国の景気減速懸念や資源価格の低迷を背景とした先行き不
透明感などから、対円でもみ合う展開が予想されます。
米国の実質GDP成長率および
消費者物価指数上昇率(前年同月比)の推移
(実質GDP(国内総生産)成長率:2009年~2016年、年次)
(消費者物価指数上昇率:2009年1月~2016年2月、月次)
(%)
6
消費者物価指数上昇率
GDP予測値
4
2
0
-2
実質GDP成長率
-4
09
10
11
12
13
14
15
16
(年)
オーストラリアの実質GDP成長率および
消費者物価指数上昇率(前年同期比)の推移
(実質GDP成長率:2009年~2016年、年次)
(消費者物価指数上昇率:2009年1-3月期~2015年10-12月期、四半期)
(%)
6
GDP予測値
消費者物価指数上昇率
4
2
0
実質GDP成長率
-2
09
10
11
12
13
14
15
16
(年)
(出所)IMF(国際通貨基金)「世界経済見通し2016年4月」、Bloombergのデータを
基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
今後の運用方針
通貨配分につきましては、低インフレ懸念による利下げ観測が残るものの、先進国の中でも相対的に金利水準が高く、
景気が底堅く推移する豪ドルに加え、海外景気の不透明感から早期利上げ観測が後退しているものの、景気回復力
が相対的に強く、先行きの追加利上げ期待もある米ドルの組入比率を高めに維持します。一方、2016年6月に実施予
定のEU離脱の是非を問う国民投票に対する不透明感が景気下押し要因となることが予想される英ポンドのほか、財政
支出拡大の余地はあるものの、資源価格の低迷による景気不透明感が払拭されないカナダ・ドルやノルウェー・クロー
ネの組入比率は抑制した水準を維持する方針です。
ポートフォリオの修正デュレーションは、投資国の金利がもみ合いで推移する見通しのもと、現状程度*の水準を維持
することを基本とし、投資国の市場動向やファンダメンタルズの変化に対応して調整する方針です。
*2016年3月31日現在、6.50年(マザーファンドベース)
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。
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販売用資料
基準価額と分配金の関係
分配金はファンドの純資産から支払われます。したがって、分配金の引き下げに相当する額がファンドの
純資産に留保されます。
【500円の分配金支払い後】
基準価額と分配金の関係【イメージ図】
【 分 配 金 支 払 い 前 】
分配対象額
分配対象額
分配金
支払い前
基準価額
10,500円
分配対象額
合計
10,500円
分配金
500円
【400円の分配金支払い後】
分配対象額
※上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆
あるいは保証するものではありません。
分配金
支払い後
基準価額
10,000円
分配対象額
分配金
支払い後
基準価額
10,100円
合計
10,500円
分配金
400円
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販売用資料
高金利ソブリンオープン
ファンドの投資リスク
ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。したがって、投資者の皆様の投資元本
は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。信託財産に
生じた利益および損失は、全て投資者の皆様に帰属します。投資信託は預貯金と異なります。
為替変動リスク、金利変動リスク、信用リスク
※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。
▼その他の留意点
● ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
ご購入の際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
お申込みメモ
信
託
決
収
購
購
換
換
換
申
課
期
算
益
入
入
金
金
金
込 締
税
分
単
価
単
価
代
切 時
関
間
無期限(平成16年12月3日設定)
日
毎月17日(休業日の場合は翌営業日)
配
年12回、毎決算時に収益分配を行う方針です。
分配金額については、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配を行わない
ことがあります。
位
額
位
額
金
間
係
販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
換金申込受付日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を差し引いた価額とします。
原則として、換金申込受付日から起算して5営業日目からお支払いします。
原則として、販売会社の営業日の午後3時までとします。
課税上は株式投資信託として取り扱われます。
公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
(平成28年4月1日以降は未成年者少額投資非課税制度も対象となります。)
ファンドの費用
▼お客様が直接的にご 負担いただく 費用
購
入
時
購入価額に販売会社が個別に定める手数料率を乗じて得た額とします。
購 入 時 手 数 料 ( 上限 3 . 2 4 %( 税抜 3 .0 %) )
換
金
時
換金申込受付日の翌営業日の基準価額に対して0 . 2 %の率を乗じて得た額とします。
信 託 財 産 留 保 額
▼お客様が間接的にご 負担いただく 費用
保有期間中
運 用 管 理
( 信 託 報
保有期間中
費 用
酬 )
そ の 他の 費用 ・手 数料
純資産総額に対して年率1 . 1 8 8 %( 税抜1 . 1 %)
監査費用、有価証券の売買・保管、信託事務に係る諸費用、マザーファンドの解約に伴う信託財産留保額等を
その都度(監査費用は日々)、ファンドが負担します。これらの費用は、運用状況等により変動するなどの理由
により、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※上記の手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に示すことができません。
委託会社およびファンドの関係法人
■ 委 託 会 社 : 三井住友トラ スト ・ア セットマネジメ ント株式会社 [ファンドの運用の指図]
ホームページアドレス http://www.smtam.jp/
フリーダイヤル 0120-668001(受付時間は営業日の午前9時~午後5時)
■ 受 託 会 社 : 三井住友信託銀行株式会社 [ファンドの財産の保管および管理]
■ 販 売 会 社 : 当フ ァンドの販売会社については、最終ペー ジ の【販売会社一覧】をご 確認ください。
[募集・販売の取扱い、目論見書・運用報告書の交付等]
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販売用資料
■販売会社一覧
加入協会
商号等
*
登録番号
日本証券業
協会
一般社団法人
日本投資顧問
業協会
一般社団法人
金融先物
取引業協会
一般社団法人
第二種金融商
品取引業協会
登録金融機関 関東財務局長(登金)第8号
○
○
株式会社京都銀行
登録金融機関 近畿財務局長(登金)第10号
○
○
株式会社北海道銀行
登録金融機関 北海道財務局長(登金)第1号
○
○
三井住友信託銀行株式会社
登録金融機関 関東財務局長(登金)第649号
○
○
○
SMBC日興証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第2251号
○
○
○
○
株式会社SBI証券
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第44号
○
○
○
カブドットコム証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第61号
○
○
髙木証券株式会社
金融商品取引業者
近畿財務局長(金商)第20号
○
フィデリティ証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第152号
○
マネックス証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第165号
○
楽天証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第195号
○
株式会社あおぞら銀行
○
○
○
○
2016年4月18日現在
*2014年11月4日以降、新規の買付けを停止しており、換金のみの受付となります。
(ただし、再投資コースの分配金再投資は引き続き行われます。)
・販売会社は今後変更となる場合があります。
【 ご留意事項 】
● 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類で
はありません。
● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご
判断ください。
● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準
価額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損
益は全て投資者の皆様に帰属します。
● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではあ
りません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。
● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するもの
ではありません。また、今後予告なく変更される場合があります。
● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を
示唆あるいは保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更される
場合があります。
● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の
開発元もしくは公表元に帰属します。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類でありません。
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