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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・
ファンド・通貨選択シリーズ
販売用資料
2016年4月20日
<資源国通貨バスケットコース><ブラジルレアルコース><円コース>
追加型投信/海外/債券
第56期分配金のお知らせ
当ファンドは、 2016年4月19日に第56期の決算を迎え、各コースの分配金(1万
口当たり、税引前)をそれぞれ、資源国通貨バスケットコース:130円、ブラジル
レアルコース:80円、円コース:60円とすることを決定致しました。
【各コースの分配金実績等】
第56期分配金
(1万口当たり、税引前)
直近3年間
※4
の分配金実績
(1万口当たり、税引前)
設定来累計分配金
(1万口当たり、税引前)
基準価額(分配金落ち後)
2016年4月19日時点
資源国通貨
ブラジルレアル
バスケットコース
コース
130円
80円
60円
各130円
各120円/155円※5
各60円
7,020円
8,085円
3,240円
5,888円
3,960円
8,819円
円コース
※1 分配金は1万口当たり。
※2 上記の分配金は過去の実績であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
※3 分配金額は、分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありま
せん。 分配金が支払われない場合もあります。
※4 直近3年間とは第20期(2013年4月19日決算)から第55期(2016年3月22日決算)までを指しています。
※5 上記直近3年間のうち、第20期(2013年4月19日決算)から第49期(2015年9月24日決算)までが各155円、第
50期(2015年10月19日決算)から第55期(2016年3月22日決算)までは各120円。
当ファンドは基準価額の水準や市況動向等を総合的に勘案し、分配金額を決定して
います。
今般、ブラジルレアルが対円で下落したことなどにより基準価額が下落しているた
め、ブラジルレアルコースの分配金を前期の120円(1万口当たり、税引前)から
80円(1万口当たり、税引前)へと引き下げることを決定致しました。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
運用実績(基準日:2016年4月19日)
<資源国通貨バスケットコース>
【運用実績の推移】
(円)
22,000
(百万円)
20,000
純資産総額(百万円)
18,000
16,000
基準価額[分配金再投資](左軸)
14,000
12,000
基準価額(左軸)
10,000
8,000
4,000
6,000
0
2,000
2011/8/8
1カ月
2012/8/8
3カ月
2013/8/8
2014/8/8
【騰落率(税引前分配金再投資)】
6カ月
1年
2年
2015/8/8(年/月/日)
3年
設定来
(2016/03/18) (2016/01/19) (2015/10/19) (2015/04/17) (2014/04/18) (2013/04/19) (2011/08/09)
1.82%
10.46%
-4.32%
-15.46%
-13.67%
-9.94%
28.62%
<ブラジルレアルコース>
(円)
22,000
(百万円)
【運用実績の推移】
20,000
純資産総額(百万円)
18,000
16,000
基準価額[分配金再投資](左軸)
14,000
12,000
基準価額(左軸)
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
2011/8/8
2012/8/8
2013/8/8
2014/8/8
2015/8/8 (年/月/日)
【騰落率(税引前分配金再投資)】
1カ月
3カ月
6カ月
1年
2年
3年
設定来
(2016/03/18) (2016/01/19) (2015/10/19) (2015/04/17) (2014/04/18) (2013/04/19) (2011/08/09)
0.92%
10.64%
3.67%
-15.56%
-18.48%
-12.35%
18.44%
<円コース>
【運用実績の推移】
(円)
22,000
(百万円)
20,000
純資産総額(右軸)
基準価額[分配金再投資](左軸)
基準価額(左軸)
17,000
12,000
16,000
12,000
8,000
7,000
4,000
2,000
0
2011/8/8
2012/8/8
2013/8/8
2014/8/8
2015/8/8 (年/月/日)
【騰落率(税引前分配金再投資)】
1カ月
3カ月
6カ月
1年
2年
3年
設定来
(2016/03/18) (2016/01/19) (2015/10/19) (2015/04/17) (2014/04/18) (2013/04/19) (2011/08/09)
1.09%
2.45%
-0.77%
-3.61%
-3.66%
2.43%
21.62%
(設定日:2011年8月9日)【運用実績の推移について】※基準価額[分配金再投資]は、税引前の分配金を再投資したものとして計算
していますので、実際の基準価額とは異なります。基準価額[分配金再投資]=前日基準価額[分配金再投資]×(当日基準価額÷前日基
準価額)(※決算日の当日基準価額は税引前分配金込み)※基準価額は設定日前日を10,000として計算しています。※基準価額は信
託報酬控除後です。なお、信託報酬率は「お客様にご負担いただく費用について」をご覧ください。※上記は過去の実績であり、将
来の運用成果等をお約束するものではありません。
【騰落率について】※騰落率は、税引前の分配金を再投資したものとして算出していますので、実際の投資家利回りとは異なります。
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。※各期間は、基準日から過去に遡っています。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
当ファンドの足元の投資スタンス、およびハイイールド債券市場の投資環境等について
【足元の投資スタンスについて】
ハイイールド債券市場は、2016年に入って軟調な地合いが続いた後、第1四半期後半に急上昇するなど、変動性の高
い状況が続いているため、元本の保全を重視し、保守的な投資スタンスを維持しています。足元で想定以上にスプレッ
ドが縮小しています。しかしながら、商品市況の先行きが不透明な上、ハイイールド債発行体企業の財務が悪化してい
ることから、スプレッド縮小は短期的なものであり、ハイイールド債券市場の急上昇も長くは続かないと見ています。
このような環境を考慮し、引き続き、銘柄選択の重要性が増していると考えます。当社は、年初の市場急落時に割安
になった銘柄の買付を行いましたが、銘柄選択に当たっては、財務が健全で格上げが期待できる質の高い銘柄の発掘に
注力しています。また、ハイイールド債券市場の流動性低下リスクが高まっていることから、保有銘柄の流動性に配慮
する一方、相場急変に備え、現金保有比率を通常よりも高めとしています。地域別配分については、米国を中心とした
組入を継続しつつ、欧州中央銀行(ECB)の債券購入の対象が社債に拡大されたことを受け、欧州ハイイールド債の保
有比率をやや高めとしています。
【米国の利上げ見送りの影響について】
2016年から2017年にかけての利上げペースに関して、米連邦公開市場委員会(FOMC)の意向と市場の期待に乖離
が生じる可能性があります。市場の予想以上に急速なペースで利上げが進んだ場合、ハイイールド債やその他のリスク
資産から急激に資金が引きあげられ、相場が急落する可能性がある点に注意しています。
【エネルギー市場の見通しと影響について】
足元、原油価格は下げ止まりを見せています。当面は供給過多の状況が続くと予想されることから、原油価格は今後
も低水準で推移するとみており、エネルギー関連銘柄については、財務の健全性や競争力等において優位性のある銘柄
を慎重に見極めていくことが重要であると考えています。
【世界ハイイールド債券市場の見通しと投資方針について】
2016年1月から2月にかけての調整局面で拡大したハイイールド債のスプレッドは、その後には大幅に縮小しました
が、これは2015年末にかけての市場の動きと似ています。スプレッドが縮小傾向にあるとはいえ、現在のハイイール
ド債における市場リスクを考慮するとバリュエーション面に妙味が薄いとみています。ハイイールド債券市場は、低迷
し続けている資源価格や、中国の景気減速を巡る不確実性、市場の流動性低下などのリスクに反応しやすい状態にある
ため、今後も値動きの激しい展開を予想します。
地域・通貨配分については、ECBによる金融緩和策や保守的な財政運営が継続されていることから、欧州ハイイール
ド債の組入をやや高めとするとともに、ユーロ建ておよび米ドル建ての優良銘柄については、割安な水準となったとこ
ろで買い増しを検討する方針です。一方、6月に英国で実施される国民投票において英国のEU離脱を巡るリスクがある
ことから、英ポンド建ての銘柄については、慎重な見方を継続しています。
社債のクレジットサイクルは終盤にあり、米国ではM&Aや大規模な起債、自社株買いなどの株主重視の資本政策が
ピークを迎えている点を注視しています。発行体企業の債務が拡大する一方で、債券市場の変動性が高まる中、流動性
の枯渇によって、ハイイールド債券市場が危機的な状況に陥るリスクについては、十分な警戒が必要と考えます。
当ファンドでは、今後もリスク調整後リターンの獲得と元本保全を重視しつつ、徹底したボトムアップ・リサーチに
より、投資機会を追求していく方針です。
※上記コメントはジャナス社の見解などを基にDIAMアセットマネジメント作成。
【世界ハイイールド債券市場の推移】
【原油価格の推移】
(米ドル/バレル)
70
(ポイント)
340
60
320
50
40
300
30
20
15/3/31
15/6/30
15/9/30
15/12/31
16/3/31
(年/月/日)
280
15/3/31
15/7/31
15/11/30
16/3/31
(年/月/日)
※2015年3月31日~2016年3月31日(日次データ)
※使用データ:BofA・メリルリンチ・グローバル・ハイイール
ド・コンストレインド・インデックス
※上記は過去の実績であり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
(出所:BloombergのデータをもとにDIAMアセットマネジメント作成)
※2015年3月31日~2016年3月31日(日次データ)
※使用データ:WTI原油先物
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
資源国通貨の動向と見通し
【
ブラジルレアル
】
ブラジルでは、インフラ投資の遅れや労働コストの上昇などにより国際競争力が低下していることに加え、景気の
悪化とインフレ率の高止まりが深刻化しています。さらに、国営石油会社に関連した汚職疑惑の捜査が進む中、ル
セフ政権の信認低下に伴い、政局の不安定化も懸念されています。
しかしながら、人口の多さ、豊富な資源など同国の潜在成長力は高いと考えており、悪材料の織り込みも相当程度
進んだと考えられることから、金融市場が落ち着いてくる局面では買い戻しの資金流入も期待されます。
【
豪ドル
】
2015年半ばより世界的な金融市場の混乱を背景に下落を続けていましたが、足元では米国が追加利上げを慎重に
進めるとの姿勢を見せたことや中国の経済指標が予想を上回る内容となったことをうけて、やや下げ止まったとみ
ています。鉄鉱石価格など一部の資源価格が反発したほか、失業者数も予想以上に改善するなど明るい兆しも見え
始めています。今後も低金利による景気刺激策の効果が内需中心に見込まれることから、引き続き豪ドルは底堅く
推移するものと思われます。
【
南アフリカランド
】
南アフリカは世界的な金融市場の動向や投資家のリスク許容度の影響を受けやすい市場であり、今後も米国の利上
げペースや世界景気の動向に左右される展開が想定されます。一方、ポジション調整に伴う売りも相応に進んでお
り、割安感も高まっていると考えられることから、金融市場が落ち着きを取り戻す局面では、同国への資金回帰も
期待されます。
各国の為替の推移(直近1年)基準日:2016年3月31日
<ブラジルレアル/円>
(円)
42
36
93
30
85
24
15/3/31
15/6/30
15/9/30
15/12/31 16/3/31
(年/月/日)
<南アフリカランド/円>
(円)
12.0
<豪ドル/円>
(円)
101
77
15/3/31
(ポイント)
110
15/6/30
15/9/30
15/12/31 16/3/31
(年/月/日)
<資源国通貨バスケット>
100
10.0
90
8.0
80
70
6.0
15/3/31
15/6/30
15/9/30
15/12/31 16/3/31
(年/月/日)
15/3/31
15/6/30
15/9/30
15/12/31 16/3/31
(年/月/日)
※各為替レートはTTM(東京外国為替市場の対顧客電信仲値)を使用しています。※上記は過去の実績であり、将来の市場環境
の変動等を保証するものではありません。※資源国通貨バスケットは、豪ドル、ブラジルレアル、南アフリカランドに3分の1
ずつ配分したものとして、日次騰落率を指数化した合成指数を示しています。なお、基準日の1年前の値を100としています。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
ファンドの特色(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
高水準のインカムゲインの確保と、信託財産の成長をめざして運用を行います。
○ 「DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ」は、以下3つの通貨コースで構成される投資信託です。
<資源国通貨バスケットコース>、<ブラジルレアルコース>、<円コース>
※資源国通貨バスケットとは、豪ドル、ブラジルレアル、南アフリカランドの各通貨に原則として3分の1程度ずつ配分したものをいいま
す。
○ 主として世界のハイイールド債券(*)に実質的に投資を行い、高水準のインカムゲインの確保と、信託財産の成長をめざして運用を
行います。
・各通貨コースは、外国投資信託であるDIAM ケイマン・トラスト−グローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・カレンシー・セレクション
への投資を通じて、世界のハイイールド債券に投資します。
・ハイイールド債券の運用は、ファンダメンタル分析に基づくボトムアップ・アプローチを用いて、ジャナス・キャピタル・マネジメント・エル
エルシーが行います。
(*)ファンドにおいてハイイールド債券とは、S&P、ムーディーズ、フィッチのいずれかの格付会社によって、BB格相当以下に格付され
ている債券をさします。
※米ドル建以外の通貨建資産に投資を行った場合には、原則として対米ドルでの為替取引を行います。
※各通貨コースは、「DIAM ケイマン・トラスト−グローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・カレンシー・セレクション」の他に、「DIAMマ
ネーマザーファンド」にも投資します。
※外国投資信託の名称から「DIAM ケイマン・トラスト−」を省略することがあります。
○ お客さまのご投資ニーズに合わせて3つの通貨コースから選択することができます。
・各通貨コースが投資を行う外国投資信託においては、原則として米ドル売り取引対象通貨買いの為替取引(*)を行います。この結
果、各通貨コース(円コースを除きます)の基準価額は、取引対象通貨の対円為替変動の影響を受けます。
(*)為替取引とは、保有資産通貨を売り予約し、取引対象通貨を買い予約する契約を結ぶことです。為替取引を行うと実質的に取引
対象通貨を保有することと同様の効果があります。
○ 毎月決算を行い、原則として利子配当等収益等を中心に安定分配を行うことを基本とします。
・毎月19日(休業日の場合は翌営業日)の決算時に、基準価額水準、市況動向等を勘案して分配金額を決定します。
・「原則として利子配当等収益等を中心に安定分配を行うことを基本とする」方針としていますが、これは、運用による収益が安定したも
のになることや基準価額が安定的に推移すること等を示唆するものではありません。また、基準価額の水準、運用の状況等によっては
安定分配とならない場合があることにご留意ください。
※将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
※分配金額は、分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。
分配金が支払われない場合もあります。
○ 資金動向、市況動向等によっては、上記の運用ができない場合があります。
【各指数の著作権等】
■BofA・メリルリンチ・グローバル・ハイイールド・コンストレインド・インデックスはバンクオブアメリカ・メリルリンチが算出している指数で、著作権
等の知的財産その他一切の権利はバンクオブアメリカ・メリルリンチに帰属します。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
主な投資リスクと費用(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
ファンドの基準価額は 、 ファンドに組入れられる有価証券の値動き、 為替変動等により影響を受けますが、 運用による損
益は 全て投資者の皆さまに帰属します。したがって、 投資者の皆さまの投資元本は 保証されて いるものでは なく、 下記の
変動要因により基準価額が下落し、 損失を被り、 投資元本を割り込むことがあります。また、 投資信託は 預貯金と異なりま
す。
なお、基準価額の変動要因は、下記に限定されるものではありません。その他の留意点など、くわしくは投資信託説明書(交付目
論見書)をご覧ください。
○ 金利リスク………………
一般的に金利が上昇すると債券の価格は下落します。各通貨コースは、実質的に債券に投資を
しますので、金利変動により基準価額が上下します。各通貨コースが実質的に投資するハイイー
ルド債券は、こうした金利変動の影響をより大きく受ける可能性があります。
○ 為替リスク………………
■各通貨コース(円コースを除く)
各通貨コースの主要投資対象である外国投資信託では、原則として米ドルを売り予約し、各通貨
コースごとの取引対象通貨を買い予約する為替取引を行います。しかし、米ドルの為替変動の影
響を完全に排除できるものではありません。加えて取引対象通貨の対円での為替変動の影響を大
きく受けます。この場合、取引対象通貨に対して円高になった場合には基準価額が下がる要因と
なります。また、為替取引においては、いずれの通貨コースにおいても取引対象通貨の金利が米
ドルの金利より低い場合、その金利差相当分のコストがかかることにご留意ください。
■円コース
円コースの主要投資対象である外国投資信託では、原則として対円での為替取引を行い為替リ
スクの低減を図りますが、為替リスクを完全に排除できるものではなく、米ドルの為替変動の影響を
受ける場合があります。また、為替取引においては、円の金利が米ドルの金利よりも低い場合、そ
の金利差相当分のコストがかかることにご留意ください。
※資源国通貨バスケットコース(うちブラジルレアルのみ)、ブラジルレアルコースについては、為
替取引に際し為替予約取引と類似する直物為替先渡取引(NDF)を利用します(2015年11月現
在)。NDFの取引価格は、需給や当該通貨に対する期待、当該国の資本規制や税制等により、
金利差から理論上期待される水準とは大きく異なる場合があります。この結果、ファンドの投資成
果は、実際の為替市場や金利市場から想定されるものと大きく乖離する場合があります。
※外国為替市場の混乱等により為替予約取引やNDF取引が行えなくなった場合、取引対象通貨
の為替への投資ができなくなる等ファンドの投資方針に沿った運用ができなくなる場合がありま
す。特にNDF取引は為替予約取引に比べ当該国の資本規制や税制等の影響により流動性が乏
しくなることがあることから、そのリスクが高くなります。
※米ドル建以外の通貨建資産に投資を行った場合には、原則として対米ドルでの為替取引を行
いますが、為替リスクを完全に排除できるものではなく、米ドル以外の通貨の為替変動の影響を受
ける場合があります。また、当該米ドル以外の通貨と米ドルの為替取引によるプレミアム(金利差相
当分の収益)/コスト(金利差相当分の費用)が発生します。
○ 信用リスク………………
各通貨コースが実質的に投資する債券の発行者が経営不安・倒産に陥った場合、またこうした状
況に陥ると予想される場合等には、債券の価格が下落したりその価値がなくなることがあり、基準
価額が下がる要因となります。ハイイールド債券に投資する場合、格付の高い債券に比べ信用リ
スクが大きくなる傾向があります。
○ 流動性リスク……………
各通貨コースにおいて有価証券等を実質的に売却または取得する際に、市場規模、取引量、取
引規制等により十分な流動性の下での取引を行えない場合には、市場実勢から期待できる価格
どおりに取引できないことや、値動きが大きくなることがあり、基準価額に影響をおよぼす可能性が
あります。
○ カントリーリスク…………
各通貨コースの実質的な投資対象国・地域における政治・経済情勢の変化等によっては、運用
上の制約を受ける可能性があり、基準価額が下がる要因となります。
各ファンドへの投資に伴う主な費用は購入時手数料、信託報酬などです。
費用の詳細につきましては、当資料中の「お客様にご負担いただく費用について」および投資信託説明書(交付目論見書)を
ご覧ください。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
お申込みメモ(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
購入単位
購入価額
購入代金
換金単位
換金価額
換金代金
申込締切時間
購入・換金不可日
各販売会社が定める単位(当初元本:1口=1円)
お申込日の翌営業日の基準価額とします。
お申込みをされた販売会社が定める所定の日までに購入代金を販売会社に支払うものとします。
各販売会社が定める単位
換金のお申込日の翌営業日の基準価額とします。
原則として換金のお申込日より起算して7営業日目から支払います。
原則として販売会社の毎営業日の午後3時までとします。
ニューヨーク証券取引所、ニューヨークの銀行、ロンドンの銀行のいずれかの休業日に該当する日には、購入・換金・スイッチング
のお申込みの受付を行いません。
換金制限
信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の換金請求に制限を設ける場合があります。
購入・換金申込受付 金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、購入・換金・スイッチン
の中止および取消し グのお申込みの受付を中止することおよびすでに受付けた購入・換金・スイッチングのお申込みの受付を取り消す場合がありま
す。
信託期間
繰上償還
決算日
収益分配
スイッチング
課税関係
2021年5月19日までです。(設定日:2011年8月9日)
主要投資対象とする外国投資信託が存続しないこととなった場合は、信託契約を解約し、信託を終了させます。
次のいずれかに該当する場合には、受託会社と合意の上、信託契約を解約し、当該信託を終了する場合があります。
①受益者のために有利であると認める場合。
②各ファンドにつき受益権口数が30億口を下回ることとなった場合。
③やむを得ない事情が発生した場合。
原則として毎月19日(休業日の場合は翌営業日)
年12回、毎決算日に、収益分配方針に基づき、収益分配を行います。
※「分配金受取コース」の場合、決算日から起算して原則として5営業日までにお支払いを開始します。
※「分配金再投資コース」の場合、税引後、無手数料で自動的に全額が再投資されます。
「DIAM グローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ」を構成する各ファンド間でスイッチングができます。
スイッチングの際には、ご換金時の税金および各販売会社が定める手数料がかかる場合があります。
※販売会社によってはスイッチングのお取扱いをしない場合がありますのでご留意下さい。スイッチングのお取扱い等、くわしくは
販売会社にお問い合わせください。
課税上は、株式投資信託として取り扱われます。
原則として、分配時の普通分配金ならびに換金時の値上がり益および償還時の償還差益に対して課税されます。
※公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の適用対象です。
※税法が改正された場合等には、上記内容が変更となることがあります。
お客様にご負担いただく費用について(くわしくは投資信託説明書(交付目論見書)を必ずご覧ください)
以下の手数料等の合計額等については、保有期間などに応じて異なりますので、表示することができません。
詳細については、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
※税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
●購入時
購入時手数料
購入価額に3.78%(税抜3.5%)を上限として各販売会社が定める手数料率を乗じて得た額とします。
※くわしくは販売会社にお問い合わせください。
スイッチング手数料 各通貨コースへのスイッチングによる購入時には、購入価額に3.78%(税抜3.5%)を上限として各販売会社が定める手数料率を
乗じて得た額となります。
※販売会社によっては、スイッチングのお取扱いをしない場合があります。くわしくは販売会社までお問い合わせください。
●換金時
換金手数料
ありません。
信託財産留保額 ありません。
●保有期間中(信託財産から間接的にご負担いただきます。)
運用管理費用
実質的な運用管理費用(信託報酬):信託財産の純資産総額に対して年率1.6596%(税抜1.58%)(概算)
(信託報酬)
・各通貨コース:信託財産の純資産総額に対して年率1.0746%(税抜0.995%)
・投資先外国投資信託:投資先外国投資信託の純資産総額に対して年率0.585%程度
※外国投資信託の信託報酬には、年間最低報酬額が定められている場合があり、純資産総額等によっては年率換算で上記の
信託報酬率を上回る場合があります。
その他費用・手数料
組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料、信託事務の諸費用、監査費用、外国での資産の保管等に要する諸費
用等が信託財産から支払われます。
※投資対象とする外国投資信託においては、上記以外にもその他費用・手数料等が別途かかる場合があります。
※その他費用・手数料については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません。
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。
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DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズ
投資信託ご 購入の注意
投資信託は、
① 預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加えて、証券会社を通して購
入していない場合には投資者保護基金の対象にもなりません。
② 購入金額については元本保証および利回り保証のいずれもありません。
③ 投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなります。
当資料のお取扱いについてのご 注意
○ 当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が作成した販売用資料です。
○ お申込みに際しては、販売会社からお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
○ 当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完全性、正確性について、同
社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
○ 当資料に記載されている運用実績は税引前分配金を再投資したものとする基準価額の変化を示したものであり、税金および手数料は計算に含ま
れておりません。
○ 当資料における内容は作成時点(2016年4月19日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。
○ 各ファンドは、実質的に債券等の値動きのある有価証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の
発行者にかかる信用状況等の変化により基準価額は変動します。このため、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
◆ファンドの関係法人 ◆
<委託会社>DIAMアセットマネジメント株式会社
<受託会社>みずほ信託銀行株式会社
<販売会社>販売会社一覧をご覧ください
◆委託会社の照会先 ◆
DIAMアセットマネジメント株式会社
コールセンター
0120-506-860
(受付時間:営業日の午前9時∼午後5時)
ホームページ
URL http://www.diam.co.jp/
販売会社(お申込み、 投資信託説明書(交付目論見書)のご 請求は、 以下の販売会社へお申し出く ださい)
○印は協会への加入を意味します。
商号
2016年4月19日現在
登録番号等
日本証券
業協会
一般社団法人
日本投資顧問
業協会
一般社団法人
金融先物取引
業協会
一般社団法人
第二種金融商
品取引業協会
○
○
○
○
みずほ証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第94号
備考
●その他にもお取扱いを行っている販売会社がある場合があります。
また、上記の販売会社は今後変更となる場合があるため、販売会社または委託会社の照会先までお問い合わせください。
<備考欄について>
※1 新規募集の取扱いおよび販売業務を行っておりません。
※2 備考欄に記載されている日付からのお取扱いとなりますのでご注意ください。
※3 備考欄に記載されている日付からお取扱いを行いませんのでご注意ください。
(原則、金融機関コード順)
※巻末の「当資料のお取扱いについてのご注意」および別紙1∼3をご確認ください。 160420情報313938-40ファンド通信-2
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別紙1
投資信託の収益分配金に関するご説明
投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので分配金が支払われると、そ
の金額相当分、基準価額は下がります。なお、分配金の有無や金額は確定したものではありません。
分配金
投資信託から分配金が
支払われるイメージ
投資信託の純資産
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場
合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
分配金額と基準価額の関係(イメージ)
分配金は、分配方針に基づき、以下の分配対象額から支払われます。
①配当等収益(経費控除後)、②有価証券売買益・評価益(経費控除後)、③分配準備積立金、④収益調整金
計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合
計算期間中に発生した収益の中から支払われる場合
ケースC
ケースB
ケースA
<前期決算日から基準価額が上昇した場合> <前期決算日から基準価額が下落した場合>
10,600円
期中収益
(①+②)
10,500円
10,550円
分配金100円
100円
基準価額
*500円
(③+④)
期中収益
10,500円
10,500円
*500円
(③+④)
*500円
(③+④)
分配金100円
(①+②)50円
*50円
10,450円
*450円
(③+④)
10,500円
10,400円
*500円
(③+④)
配当等収益
分配金100円
(①)20円
*80円
10,300円
* 420円
(③+④)
前期決算日
当期決算日
分配前
* 分配対象額
500円
当期決算日
分配後
* 分配対象額
500円
前期決算日
当期決算日
分配前
*分配対象額 *50円を
500円
取崩し
当期決算日
分配後
* 分配対象額
450円
前期決算日
当期決算日
分配前
*分配対象額 * 80円を
500円
取崩し
当期決算日
分配後
*分配対象額
420円
上図のそれぞれのケースにおいて、前期決算日から当期決算日まで保有した場合の損益を見ると、次の通りとなります。
ケースA:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差0円=100円
ケースB:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲50円=50円
ケースC:分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲200円=▲100円
★A、B、Cのケースにおいては、分配金受取額はすべて同額ですが、基準価額の増減により、投資信託の損益状況はそれ
ぞれ異なった結果となっています。このように、投資信託の収益については、分配金だけに注目するのではなく、「分配金の
受取額」と「投資信託の基準価額の増減額」の合計額でご判断ください。
※上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではないのでご留意ください。
投資者(受益者)のファンドの購入価額によっては、分配金の一部ないし全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場
合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
分配金の一部が元本の一部払戻しに相当する場合
普通分配金
元本払戻金
(特別分配金)
投資者
(受益者)の
購入価額
分配金支払後
基準価額
(当初個別元本)
(個別元本)
※元本払戻金(特別分
配金)は実質的に元本
の一部払戻しとみなされ、
その金額だけ個別元本
が減少します。また、元
本払戻金(特別分配金)
部分は、非課税扱いと
なります。
分配金の全部が元本の一部払戻しに相当する場合
元本払戻金
(特別分配金)
投資者
(受益者)の
購入価額
分配金支払後
基準価額
(当初個別元本)
(個別元本)
普通分配金
:個別元本(投資者(受益者)のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者(受益者)の個別元本は、元本払戻金(特別分配金)の額だけ減少します。
(注)普通分配金に対する課税については、投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。
通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
別紙2
● 通貨選択型の投資信託は、株式や債券などといった投資対象資産に加えて、為替取引の対象となる通貨も選
択することができるように設計された投資信託です。
< DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・
通貨選択シリーズのイメージ図>
選択した通貨
取引対象
通貨
対象通貨を選択
Ⓑ為替取引(注1)
Ⓒ為替変動
投資
申込金
投資者
(受益者)
ファンド
分配金・償還金など
世界の
ハイイールド債券
(注2)
Ⓐ投資対象資産の
利子収入、価格変動
(注1)取引対象通貨が円以外の場合には、当該取引対象通貨の対円での為替リスクが発生することに留意が必要です。
(注2)米ドル建以外の通貨建資産に投資を行った場合には、原則として対米ドルでの為替取引を行います。
※円コースは、原則としてⒷの対円での為替取引により、為替変動リスクの低減を図ります。ただし、為替変動リスクを完全に排除できるものではありま
せん。
● DIAMグローバル・ハイイールド・ボンド・ファンド・通貨選択シリーズの収益源としては、以下の3つの要素があ
げられます。
これらの収益源に相応してリスクが内在していることに注意が必要です。
① 投資対象資産による収益(上図Ⓐ部分)
・ 世界のハイイールド債券が値上がりした場合や利子が支払われた場合は、基準価額の上昇要因となります。
・ 逆に、世界のハイイールド債券が値下がりした場合には、基準価額の下落要因となります。
② 為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)(上図Ⓑ部分)
・ 「選択した通貨」の短期金利が、「世界のハイイールド債券の通貨」(米ドル)の短期金利よりも高い場合は、
その金利差による「為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)」が期待できます。
・ 逆に、「選択した通貨」の短期金利のほうが低い場合には、「為替取引によるコスト(金利差相当分の費用)」が生じます。
※「選択した通貨」が新興国通貨の場合などは、金利差がそのまま反映されない場合があります。
③ 為替変動による収益(上図Ⓒ部分、円コース除く)
・上図Ⓑ部分とは異なり、上図Ⓒ部分については対円での為替取引を行っていないため、「選択した通貨」の円に対する為
替変動の影響を受けることとなります。
・ 「選択した通貨」の対円レートが上昇(円安)した場合は、為替差益を得ることができます。
・ 逆に、「選択した通貨」の対円レートが下落(円高)した場合は、為替差損が発生します。
●これまで説明しました内容についてまとめますと、以下のようになります。
収益の源泉
=
世界のハイイールド債券の
利子収入、値上がり/値下がり
金利の低下 等
収益を得られる
ケース
損失やコストが
発生する
ケース
+
為替取引による
プレミアム/コスト
+
取引対象通貨の短期金利
>米ドルの短期金利
為替差益/為替差損
円に対して取引対象通貨高
(円安)
ハイイールド債券
価格の上昇
プレミアム(金利差相当分の
収益)の発生
為替差益の発生
ハイイールド債券
価格の下落
コスト(金利差相当分
の費用)の発生
為替差損の発生
金利の上昇
発行体の信用状況の悪化 等
取引対象通貨の短期金利
<米ドルの短期金利
円に対して取引対象通貨安
(円高)
※円コースを除きます。(注3)
(注3) 円コースは、原則としてⒷの対円での為替取引により、為替変動リスクの低減を図ります。ただし、為替変動リスクを完全に排除できるもの
ではありません。
※市況動向によっては、上記の通りにならない場合があります。
※ 上記に加え、各通貨コースは米ドル建以外の通貨建資産に投資を行った場合には、原則として対米ドルでの為替取引を行いますが、為替リスク
を完全に排除できるものではなく、米ドル以外の通貨の為替変動の影響を受ける場合があります。また、上図Ⓑの為替取引とは別に、当該米ド
ル建以外の通貨と米ドルの為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)/コスト(金利差相当分の費用)が発生します。
NDF(ノン・デリバラブル・フォワード)取引について
別紙3
為替予約取引とNDF取引
為替取引を行うにあたり、通常は「為替予約取引」を用います。
しかし、一部の新興国通貨では・・・・
【理由】
(中国元、ブラジルレアル、インドルピー、
インドネシアルピアなど)
為替市場が未成熟であったり、当局
が国外での自国通貨の流通を制限
しているなどの理由で、本国以外で
多額の当該通貨の保有、調達、決
済などが難しいためです。
「為替予約取引」ができません。
そこで
NDF取引を活用
NDF(ノン・デリバラブル・フォワード)取引とは
●直物為替先渡取引の一種です。主に金融機関との相対取引で、当該通貨の受渡しが発生せず、
主に米ドルなど主要通貨で差金決済を行います。
●通常の為替予約取引と比べ、取引参加者が少ないことや、当局による金融・資本市場における
制約などから、金利裁定(割高や割安を是正する市場のメカニズム)が働きにくいだけでなく、取
引参加者の為替見通しを反映した需給の影響をより強く受けることがあります。そのため、NDF
の取引価格から想定される金利(NDFインプライド金利)が、取引時点における当該通貨の短期
金利水準から、大きく乖離する場合があります。
<NDF想定金利と短期金利が乖離する例(イメージ)>
(%)
NDF想定金利>短期金利
通貨下落期待や需給の関係などが影響
短期金利
NDF想定金利
0
(時間)
NDF想定金利<短期金利
通貨上昇期待や需給の関係などが影響
NDFの取引価格から想定される金利
(NDFインプライド金利)は、通貨に対す
る需給や通貨の上昇期待が反映され、
マイナスになる程低くなる場合もありま
す。その場合、為替取引によるプレミア
ム(金利差相当分の収益)の減少やコ
スト(金利差相当分の費用)の発生によ
り、ファンドのパフォーマンスに影響を
与えることがあります。
※左記は、イメージであり、すべての事象があてはまるとは限りま
せん。また、将来の水準を予測、または示唆するものではありま
せん。
●外国為替市場の混乱等によりNDF取引が利用できなくなった場合には、選択した通貨への投資
ができなくなるなどファンドの運用方針に沿った運用ができなくなるリスクもあります。同様のこ
とが通常の為替予約取引についてもいえますが、特にNDF取引は為替予約取引に比べて流動
性が乏しくなることがあるため、そのリスクが高くなります。
※上記の要因以外でも、投資対象資産の通貨の短期金利が上昇した場合は、為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)が減少したり、コスト(金利差
相当分の費用)が生じる可能性があります。
※上記は、NDF取引や為替市場に関する説明の一部であり、NDF取引および為替市場についてすべてを網羅したものではありません。
(出所:各種情報に基づきDIAM作成)