別紙様式(Ⅳ) 商品名:キリン サプリ レモン 健康被害の情報収集体制 健康被害の情報の対 応窓口部署名等 キリンビバレッジ株式会社 お客様相談室 電話番号 0120-595-955 ファックス番号 FAX による受付は行っていない 電子メール https://m.kirin.co.jp/enq/enq_form.php?qIds=9QGof CZmavdv その他 なし 連絡対応日時 (曜日、時間等) その他必要な事項 9:00~17:00(土日祝日除く) お手紙の場合は以下に送付 〒164-0001 東京都中野区中野四丁目 10 番 2 号 中野セントラルパークサウス キリンビバレッジ(株)お客様相談室 宛 (組織図及び連絡フローチャートを添付すること) 1/1 別紙様式(Ⅵ)-2 商品名:キリン サプリ レモン 届出食品に関する表示の内容 科学的根拠を有する機能 性関与成分名及び当該成 分又は当該成分を含有す る食品が有する機能性 本品にはテアニン(L-テアニン)が含まれます。テ アニンは心理的負荷のかかる事務作業により発生 する一時的なストレスを軽減することが報告され ています。 本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続 摂取により日常生活や運動後の疲労感を軽減する ことが報告されています。 一日当たりの摂取目安量 1 日 1 回 1 本(500ml) 機能性関与成分名:テアニン(L-テアニン) 一日当たりの摂取目安量 含有量:200mg 当たりの機能性関与成分 機能性関与成分名:クエン酸 の含有量 含有量:2.7g 保存の方法 直射日光をさけて保存してください。 摂取の方法 一時的なストレスが気になる方は事務作業前に、 疲労感が気になる方は継続的にお飲みください。 摂取する上での注意事項 多量摂取によって、より健康が増進するものでは ありません。 (有・○ 無) 調理又は保存の方法に関 し特に注意を必要とする ものにあっては当該注意 事項 ※内容量等により表示事項が異なる場合、その内容を全て記入する。 (表示見本を添付すること) 1/1 別紙様式(Ⅶ)-1 商品名:キリン サプリ レモン 食品関連事業者に関する基本情報 届出者の氏名 (法人にあっては名称及 び代表者) キリンビバレッジ株式会社 代表取締役社長 佐藤 章 届出者の住所 (法人にあっては主たる 事務所所在地) 東京都千代田区神田和泉町1番地 キンキサイン株式会社 徳島工場 徳島県勝浦郡勝浦町大字生名字屋敷 5 ジャパンフーズ株式会社 千葉県長生郡長柄町皿木 203-1 株式会社ニッセー 第 1~6 工場 静岡県焼津市下江留 896-6 製造者の氏名(製造所又は 加工所の名称)及び所在地 株式会社ニッセー ※複数ある場合、全てを記 第 7 工場 静岡県焼津市利右衛門 1-1 載 日本果実工業株式会社 山口工場 山口県山口市仁保下郷 1771 株式会社日本キャンパック 赤城工場 群馬県前橋市粕川町室沢 1171 株式会社日本キャンパック 利根川工場 群馬県邑楽郡明和町矢島 900-1 消費者対応部局(お客様相 キリンビバレッジ㈱ お客様相談室 談室等)の連絡先 0120-595-955 (電話番号等) 情報開示するウェブサイ トのURL http://safety.kirin.co.jp/ functional-claims/ supli_lemon/information-index.html 届出事項及び開示情報に ついての問合せ担当部局 部 局:キリン株式会社 品質保証部 信頼性保証室 電 話:03-6837-7039 1/7 別紙様式(Ⅶ)-2 届出食品に関する基本情報 商品名 キリン サプリ レモン 名称 清涼飲料水 食品の区分 ☑加工食品(☐サプリメント形状、☑その他)、 ☐生鮮食品 錠剤、粉末剤、液剤で 本品は 500ml 容量の清涼飲料水であることから、摂 あって、その他加工食 取目安量を大幅に超えて過剰摂取する可能性は低 品として扱う場合は いため。 その理由 当該製品が想定する 主な対象者(疾病に罹 ■心理的負荷のかかる事務作業により発生する一 患している者、妊産婦 時的なストレスが気になる方 (妊娠を計画してい ■日常生活や運動後の疲労感が気になる方 る者を含む。)及び授 乳婦を除く。) 本品中には、健康増進法施行規則第 11 条第2項で 健康増進法施行規則 第 11 条第2項で定め る栄養素の過剰な摂 取につながらないと する理由 定める栄養素のうち、糖類及びナトリウムを除き、 ほとんど含まれていない。 ①糖類について 本品 1 本に含まれる炭水化物は 20g、エネルギーは 80kcal である。 一方、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」にお いてその目標値は設定されていないが、“脂質及び たんぱく質の目標値から換算された炭水化物のエ ネルギーに占める割合”の目標値は 50~65%と設 定されている。 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」の「推定エ ネルギー必要量(kcal/日)」によると、例えば「30-39 歳女性・身体活動レベルはふつう」の方の推定エネ ルギー必要量は 2000kcal/日であり、その方の炭水 化物の目標摂取量は 250~325g となる。 本品を 1 日の摂取目安量に反して過剰に 3 本(合計 1500ml)を摂取したと想定しても、当該製品から得 る炭水化物摂取量は 60g となり、炭水化物の摂取目 標値 250~325g の 1/4 にも満たず、当該製品に含ま れる炭水化物をすべて糖類に置き換えても、過剰摂 2/7 別紙様式(Ⅶ)-2 取にはつながらないと考えられる。 さらに、食生活全体から摂る栄養素として考えた 場合、厚生労働省・農林水産省が策定した「食事バ ランスガイド」では菓子・嗜好飲料から摂取するエ ネルギーは 1 日に 200 kcal 程度が目安とされてい る。本品に含まれるエネルギー量は 80 kcal である ため、通常の食事にプラスして菓子・嗜好飲料とし て本品を摂取した場合においても、エネルギー並び に栄養素の過剰摂取にはつながらないと考えられ る。 ②ナトリウムについて 本品 1 本に含まれる食塩相当量は 0.5g である。 一方、 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、 1 日のナトリウム摂取量は食塩相当量として 18 歳 以上の男性で 8.0g/日未満、18 歳以上の女性で 7.0g/日未満とされている。 仮に、本品を 1 日の摂取目安量に反して過剰に 3 本 (合計 1500ml)を摂取したと想定しても、本品か ら得るナトリウム摂取量は食塩相当量として 1.5g となり、摂取基準に占める割合は、18 歳以上の男 性で 18.8%、女性で 21.4%程度であることから、 ナトリウムの過剰摂取にはつながらないと考えた ため。 なお、当該製品中のナトリウム含有量 42mg/100ml は、食品表示基準第 7 条 2(別表第 13)における「低 い旨」の表示の基準値未満であること、及び、弊社 の同種の食品(キリン ラブズ スポーツ:50 ㎎ /100ml)と同等であることから、同種の食品に代替 して摂取することによっても、ナトリウムの過剰な 摂取にはつながらないと考えた。 販売開始予定日 2016 年 9 月 6 日 3/7 別紙様式(Ⅶ)-3 作用機序に関する説明資料 1.製品概要 商品名 キリン サプリ レモン 機能性関与成分名 テアニン(L-テアニン) クエン酸 (下線部:本研究レビューが対象とする機能性関与成分) 表示しようとする 機能性 本品にはテアニン(L-テアニン)が含まれます。テアニン は心理的負荷のかかる事務作業により発生する一時的な ストレスを軽減することが報告されています。 本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続摂取に より日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告さ れています。 (下線部:本研究レビューが対象とする機能性) 2.作用機序 ストレスが引き起こす生体反応には、視床下部-下垂体-副腎皮質系を介した内 分泌反応(HPA 軸)が深く関与する。この反応を増強する物質としてグルタミン酸、 抑制する物質として GABA が知られている 1)。 一方、テアニンは in vitro 試験の結果から、グルタミン酸受容体(NMDA 型、 AMPA 型、カイニン酸型)のアンタゴニストとして働くことが明らかとなっている 2) 。また動物試験の結果から、テアニンを腹腔内投与後、脳内の GABA が増加す ることが明らかとなっている 3)。なお、動物試験の結果からテアニンは、経口摂 取されたのち血液脳関門を通過することが明らかとなっている 4)。 以上のことから、経口にて摂取されたテアニンは血液脳関門を通過し、脳内 でグルタミン酸受容体のアンタゴニストとして働くとともに GABA を増加させる ことで、HPA 軸の抑制、即ちストレス抑制効果を発揮するものと考えられる。 参考文献 No. 1) 2) 著者名、タイトル、掲載雑誌等 【著者名】Herman JP 【タイトル】Role of GABA and glutamate circuitry in hypothalamo-pituitary-adrenocortical stress integration 【掲載雑誌】Annals of the New York Academy of Sciences, 1018, 35-45, (2004) 【著者名】Takami Kakuda 【タイトル】Inhibition by theanine of binding of [3H]AMPA, [3H]Kainate, and [3H]MDL 105,519 to glutamate receptors 【掲載雑誌】Biosci. Biotechnol. Biochem., 66(12), 2683-2686, (2002) 4/7 別紙様式(Ⅶ)-3 3) 4) 【著者名】Ryohei Kimura 【タイトル】Influence of alkylamides of glutamic acid and related compounds on the central nervous system. I. Central depressant effect of theanine 【掲載雑誌】Chemical and Pharmaceutical Bulletin, 19(6), 1257-1261, (1971) 【著者名】Hidehiko Yokogoshi 【タイトル】Effect of theanine, r-Glutamylethylamide, on brain monoamines and striatal dopamine release in conscious rats 【掲載雑誌】Neurochemical Research, 23(5), 667-673, (1998) 5/7 別紙様式(Ⅶ)-3 作用機序に関する説明資料 1.製品概要 商品名 キリン サプリ レモン 機能性関与成分名 テアニン(L-テアニン) クエン酸 (下線部:本研究レビューが対象とする機能性関与成分) 表示しようとする 機能性 本品にはテアニン(L-テアニン)が含まれます。テアニン は心理的負荷のかかる事務作業により発生する一時的な ストレスを軽減することが報告されています。 本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続摂取に より日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告さ れています。 (下線部:本研究レビューが対象とする機能性) 2.作用機序 クエン酸の疲労軽減の作用機序は、肝臓中のグリコーゲン合成の促進が関与 していると推定されている。ラットの肝臓を用いた in vitro 試験において、ク エン酸がホスホフルクトキナーゼを阻害することが報告されている 1)。この結果 として、ヘキソキナーゼの活性を高めることによって、グルコース-6-リン酸濃 度が高まり、グリコーゲンの合成が促進されると考えられ、ラットを用いた試 験にて、運動後のクエン酸摂取によって、肝臓中のグリコーゲンが上昇するこ とが報告されている 2)。またクエン酸摂取によるマウス肝臓の遺伝子発現量の変 動をフォーカストアレイにより解析したところ、グルコキナーゼが 2.01 倍に上 昇し、ホスホフルクトキナーゼが 0.79 倍に、ピルビン酸キナーゼが 0.61 倍に 低下した。さらに同試験にて肝臓中のグリコーゲン量が有意差はないものの上 昇した。これら 3 つの酵素は解糖系の律速酵素であることから、クエン酸摂取 により、肝臓中ではグルコースが解糖によるエネルギー産生に用いられるので はなく、グリコーゲン合成に用いられる可能性が示唆された 3)。一方、肝臓中の グリコーゲンは、分解されグルコースとなり血中に放出されることにより血糖 の供給源として重要な役割を果たしている 4)。以上から、クエン酸は、肝臓中の グリコーゲン合成を促進させることにより血糖値が維持され、疲労軽減作用を 示すと推定されている。 参考文献 No. 著者名、タイトル、掲載雑誌等 6/7 別紙様式(Ⅶ)-3 1) 2) 【著者名】Underwood, A. H. 【タイトル】PROPERTIES OF PHOSPHOFRUCTOKINASE FROM RAT LIVER AND THEIR RELATION TO THE CONTROL OF GLYCOLYSIS AND GLUCONEOGENESIS. 【掲載雑誌】The Biochemical journal, 1965, 95, 868-75 【著者名】Saito S. 【タイトル】Enhanced glycogen repletion in liver and skeletal muscle with citrate orally fed after exhaustive treadmill running and swimming. 【掲載雑誌】Journal of nutritional science and vitaminology, 1983, 29, 45-52 3) 【著者名】原百合恵 【タイトル】クエン酸の単独摂取はマウスの糖新生を亢進する 【掲載雑誌】果汁協会報, 2013, 656, 9-19 4) 【著者名】下村吉治 【掲載雑誌】スポーツと健康の栄養学 第 3 版, 2010 7/7
© Copyright 2024 ExpyDoc