トヨタ自動車安全衛生協力会 1/2 協力会ニュース 平成28年 4月 20日 指導分科会だより ■平成28年度『パワーアップ研修会』が開催されました 日時 :平成28年3月25日(金) 14:00~16:30 場所 :刈谷市北部生涯学習センター「かきつばた」 出席者 :協力会パトロール員・その他 参加総数134名 《研修会風景》 ◎開会の辞 ご来賓のご紹介 平成28年度 パワーアップ研修会 次第 1 開会の辞 ご来賓のご紹介 2 指導分科会 会長挨拶 3 ご来賓挨拶 4 協力会 専務理事挨拶 5 平成28年度 指導分科会活動報告 6 平成29年度 指導分科会活動計画 7 協力会パトロール員の心得と記録方法 安全衛生旗に一礼 8 パトロール予定等の説明 指導分科会 柏原 委員 9 パトロール員事前申請ツール入力の説明 10 質疑応答 (休憩) 11 安全 講話 【管理者の本気度で職場が変わる】 ~トヨタの安全文化構築活動~ 12 総評 13 閉会の辞 ◎指導分科会 松澤会長挨拶 指導分科会 松澤 会長 ご来賓 田畑 主幹様 松永 専務理事 戸田 総務委員長 前田 副会長 松澤 会長 本日は指導分科会パワーアップ研修会にご参集いただき、誠にありがとうございます。安全衛生 協力会及び指導分科会活動においてもご理解とご支援をいただきまして、感謝申し上げます。 昨年度は災害発生状況及び構内パトロール指摘状況共に、前年度に比べ大幅に減少しており ます。皆様のご指導の成果の現れであり、安全基準のレベルアップを感じます。しかしながら、災 害0件という目標には未達であり、安全活動に終わりは無いと思っております。構内作業で自分の 仲間をケガさせないため、継続的な活動をお願いいたします。指導分科会のスタンスは“会員会 社と共に会員会社の目線”で災害の未然防止活動に取組む、にあります。今回の研修会を契機 に皆様が大活躍され、そのお力をお貸しいただけるようお願いし挨拶とさせていただきます。 ◎ご来賓挨拶 トヨタ自動車㈱ 安全健康推進部 田畑 主幹様 日頃は構内工事及び安全活動に絶大なるご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうござ います。 一昨年前より工事会員の充実を進めており、しっかりした仕事を進めるためには事前打合せや 調整が必要で、特に仕事は『段取り八分、仕事二分』と言われるように仕事の良し悪しは段取りで 決まるほど。先ずは計画部署を中心に働きかけ、計画者に対する教育の充実を図る中で人の育 成を進めております。また、連休工事などで貴重な“現場の生の声”をいただきながら、共に工事 管理に繋げ最終的には“やり易い仕事”良い仕事をやるためにどうやっていくのかという目的に向 かい取組んで参りたいと思いますので、今後もご指導ご支援宜しくお願い申し上げます。 ◎協力会 松永専務理事 挨拶 協力会 松永 専務理事 日頃はトヨタ構内における安全管理に皆様のお力をお貸しいただきまして、誠にありがとうござ います。昨年と比べますと災害は減っております。また、日頃からパトロール実施並びに構内安全 作業や安全工事においても、お力添えをいただきありがとうございます。 災害は減少傾向にあるものの、無くなったわけではありません。どうにか0件にしていきたいと 思っております。中でもSTOP6と称される重点災害は死亡災害に繋がるもので、無くす必要があ ります。また、歩行・移動災害が減りません。少しの注意や気付きで減らすことができますので 我々の方向として、重点災害と行動災害の低減・撲滅を目指していきたいと思っております。 2/2 平成28年 4月 20日 ◎指導分科会 副会長・各委員より報告 ◇平成27年度 活動報告 1. 活動目標 2. 活動内容 3. 反省及び課題 (詳細別紙にて報告) ◇平成28年度 活動計画 ◇協力会パトロール員の心得と記録方法 1. 指導分科会 市川 委員 活動目標:会員会社 と一体となって『自主 自立 型安全考動』に より災害の未然防止 に繋がる指導・支援 活動を実践する 指導分科会 2. 活動内容 前田 副会長 (詳細別紙にて報告) ◇パトロールの予定等について説明 ◇パトロール員事前申請ツール入力の説明 1. 協力会パトロール 持込電動工具類 一斉点検予定 2. 部会パトロール計画 3. パトロール編成表 (詳細別紙にて報告) 指導分科会 杉山 委員 指導分科会 井辺 委員 1. 2. 3. 4. 心得:トヨタ自動車安全 衛生協力会の指導者と して誇りと自覚を持って 行動する 服装 準備 点検 記録と報告 (詳細別紙にて報告) 1. 安全パトロール員の方の入・出門方法 2. パトロール申請⇒入門⇒退門 3. 事前申請ツール記入例(画面イメージ1~3) 4. ファイル保存のイメージ 1)事前面会申請書(メール添付用) 2)事前面会申請書(印刷用) 指導分科会 5. 承認行為後のメール自動送信連絡【例】 堀田 委員 6. お願い事項 (詳細別紙にて報告) ◎安全講和【管理者の本気度で職場が変わる】 ~トヨタの安全文化構築活動~ 昭和三十年代の法順守の取組みから再発防止の取組みへ更に、未然防止 の取組みへと活動が移り変わり、災害が減少してきましたが、まだ発生はして います。災害は結果ではなくプロセスが重要で、これを潰していくための未然 防止活動“STOP6”重点災害防止活動として取組みその結果、重点災害は減 少するも全災害は下げ止まりになってしまった。そこで一旦立ち止まり、振り 返って身の丈を知り、足許固めを進めることで全災害を減らしていく流れになり、 安全文化構築開始のきっかけとなりました。 トヨタ自動車㈱ トップの意識改革と現場第一線の意識改革、二つの方向から変えていき安 安全健康推進部 全最優先に対する“こだわり”を持った活動を通じ、意識改革を図りました。 田畑 主幹様 現在の取組みは、『場づくり』『作業づくり』『人づくり』これらがしっかり出来て いる職場に災害は無いことから、目指す姿は 改善モ デル職場活動 何人たりとも構内で重大災害を発生させないために 『何人たりとも構内で災害を発生させない』とし、 ◆場: 1.明るくきれいな職場づくり 明るくきれいな 職場づくり (1)現場作業環境改善のやりきり 決意を新たに活動をしております。“安全”に特 (2)後戻りしない仕組みづくり 効薬は無く、長い年月を掛け継続的に取組む必 ◆作業: 2.ハイリスク作業に対するルールの統一化 ぶれない安全活動 (1)高所作業 要があります。また、常に4Sをしていることで異 (2)重量物 常に気付き易くなり、コミュニケーションをとるこ ◆人: 3.保全作業管理 とで相手を気遣い、信頼関係が生まれ、ルール コミュニケーション 4.仕入先工事管理 (1)入場時の安全教育受講確認 を守る環境が整っていきます。組織≒家族“風 (2)工事ラップ調整 通しの良い職場づくり”を目指し取組んでおりま 5.構内請負・ 委託への支援 ・困りごとの吸い上げ改善 す。との講話をいただきした。 ◎総評 戸田 総務委員長 日頃はパトロール員の皆様、連休等、本来休日のところパトロールいただきまして、誠にあり がとうございます。 今年度、皆様のご努力のおかげで、災害が非常に減りました。何処に災害が残っているかと 言うと、歩行災害・行動災害の割合が多くなっています。今後のパトロールにおいては重点項 目はもちろんのこと、ルール以前の不安全行動にも目を向けていただいて“自分の子ども”が やっていたらといった気持ちで不安全行動を見逃さないよう、観ていただきたい。また、通路の 確保・物の見方・立ち位置なども併せて確認いただければ行動災害も無くせるのでは、と思い ます。来年度も皆様のご協力をいただきまして災害ゼロとなるよう、お願いいたします。
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