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顛末書及び質疑に対する回答書
4 月 10 日に敢行いたしましたイベントの件につき何点かご意見を頂戴したので回答をさせて頂
きます。双方誤解を含まぬよう、別添にて開催に至るまでの文書のやりとりをまとめております。こ
ちらもご参考になりながら、下記回答をご覧いただければ幸いです。
■頂戴したご意見のまとめ ①出演者に挨拶してないのはなぜか
②開催1ヶ月を切ってタイテが出てないのはおかしい。告知ができない。 キャンセルしたいと苦情
がきた
③ペーペーの私から見てもキャパオーバーと感じるのになぜ引き受けたのか?
④「この曲難しい、できない」という発言に対し憤りを感じた。
⑤ツイッターに投稿した内容はお客様にも私たちにも失礼ではないか
⑥容量のある人だと思ってたが、やってみて不安しかなかった。
⑦私にだけ返信がない
⑧なぜ対バンを見ないのか。何かあったら今村一人で対応させるのか
⑨ IS21 のイベントに知り合いを出演者として呼んだことが恥ずかしい
⑩クレームが出てることがすべて
⑪私は歌を本業としている。これで食べている。
①出演者に挨拶してないのはなぜか
ゲネプロ前にセットリスト・取り置きリスト・オケCDを頂くために各演者の元へ伺ってます。常識的
に考えて挨拶もなく、このやり取りをすることはありえないと考えます。もし、Ancoさんが共演者の
どなたかからそういった苦言があるのであれば、こちらとしては認識違いでございます。また、直接
Ancoさんがお誘いされた共演者の方も含んでたと思います。もしその方への礼節が更に必要だ
ったというのであれば、事前情報としてお名前と出演形態を伺っていた私としては、会場入りして
瞬時に誰がどなたなのかを判断することは困難でしたので、Ancoさんサイドからの紹介があって
もしかるべきではなかったのかと考えます。
②開催1ヶ月を切ってるのにタイテが出てないのはおかしい。告知ができない。キャンセルしたいと
いう苦情がきた。
この件に関してはIS21自体の企画力・遂行力に原因があると思われますので、必要あらば代
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表である今村からの回答が必要かと思われます。なお、「昨日のイベントの責任者はひろこさんで
すか」と尋ねられたため、私ではなく今村であることを事実として告げたまでで、私には責任がない
と主張しているわけではないことはご理解頂きたく存じます。この件に関しても、IS21の一員とし
ての責任も感じております。
③~⑥まとめて
文章を目を通し、気になった点をあげるとしたら「ひろこさんから誘って頂いて嬉しかった」という
記述です。昨年 11 月 23 日に開催した嵯峨野さんのバンドライブは、私が嵯峨野さんに「嵯峨野さ
んをメインとしたイベントを作るから、11 月 23 日に我々がサポートするからぜひバンドでご出演頂
きたい」とお誘いしました。こちらからオファーしたものですからギタリストも手配しました。しかし、
今回は「お二人に 4 月 10 日、我々がサポートするからぜひバンドでご出演頂きたい」とこちら側か
ら熱望した場面はなく、DMを遡る限りは日程や場所、出演形態(Ancoさん単独なのか、嵯峨野さ
んと組まれてるユニットなのか)の判断はAncoさん側に委ねてたようです。肝心の「どちらがやろ
うと言い出した」かというスタート地点はDMやリプライでは特定できず、おそらく 11 月 23 日のライ
ブ後の口頭でのやり取りだった可能性が高く、文面などの記録に残ってない上、その当時から双
方の意図が相違してる可能性もあるので、その点を論述するのは控えます。
私個人が抱えてる業務量が多いことは否定いたしません。本番以前には 3 日と 7 日に別件のラ
イブがありました。しかし、こちらは負担に感じていなかったと認識しております。正直申し上げま
すと、お二方からの難度の高いご注文が一番負担に感じておりました。負担というのは、自分の技
量で演奏しきれるような楽曲ではなかったという意味です。だったらなぜ今回のサポートを引き受
けたのか?と仰るのであれば、別紙時系列にある通り、「バンドライブは 4 月 10 日にユニットで」と
連絡を受けた 1 月 8 日の時点で確定していた演奏曲はお二人のソロ曲 2 曲のみです。少なくとも
私が負担に感じていたものは 2 月 11 日に決定したと連絡を頂いた曲の中にあります。3 月 13 日
の初回リハーサルを終えてからご相談させて頂いた際に申しあげましたが、音源を頂いた段階で
すぐにしっかりと確認しなかった私に非があります。そういったことを個人的にお伝えしたため、私
個人が厳しいと捉えられても仕方ありません。私は寺嶋氏や今村に比べたらまだまだキャリアは
短いので、個人的な技量の問題も関係あると思います。しかし、該当の楽曲は個人の技量の問題
だけではなく、今回のために集結したメンバーで結成した即席編成で、人様にお見せできる状態に
もっていくことは困難だと感じました。できないと口にしたのはお二方にそういったことをご理解頂
きたかったためです。
また、4 月 10 日のライブで当時未完成のオリジナル曲を披露する思惑があることはご連絡を頂
いた 1 月 8 日時点では何も聞かされておりません。仮にこちらが聞き逃していたとしても、その音
源が本番まで1か月を切った状態で受け取ることになると推測するのは大変困難だと感じます。別
紙時系列にも記載しましたが、DMを遡った結果「オリジナル曲は2月後半か3月頭に完成する」と
いうレスが残っております。しかし実際に受け取ったのは 3月13日のリハーサル時でした。この日
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程が「3月頭」に入るのか疑問です。3月頭=上旬と捉えるならば、上旬とは 10 日までのことを指
すと辞書にありました。全員に意思を確認したわけではないですが、2月後半か3月頭に音源がも
らえることを条件に今回の件を受けてくださっていた方もいるかもしれません。つまり、今回Anco
さん側が提示していた期限という約束が守れておりませんでしたので、本来であれば契約違反で
こちら側から抗議されてもおかしくないと思います。もちろんお二人も先方からの納品が遅かった
かもしれませんが、それは先方とお二人での問題ですのでこの先の矛先は先方に向けざるを得ま
せん。私はバンドメンバーからオリジナル曲はどうなったのか何度も尋ねられ、その度にまだ音源
はもらっていない、そのことに関する連絡はきていないと何度も謝罪してます。そのような声があっ
たことを教えてくれればいいのにとお思いになるかもしれませんが、Ancoさん側から連絡がない
=何らかの理由で楽曲を我々に渡せる状態ではないのだろうと判断していたため、催促はしませ
んでした。
別添資料にもあるように時系列で鑑みても、今回のセットリストにおける難度に関しては、曲単位
の難易度に加え、いただける時期に音源投下がなかった状況から、短期で仕上げることの大変さ
をご理解ください。後者は同じくして短期間で作詞されたお二人も苦労されたかと思いますが、再
現する楽器隊は更に重くのしかかる内容です。この辺の部分をお二人にもご理解頂きたく存じま
す。「容量のある人だと思ってたが、やってみて不安しかなかった」というのも、不安材料を先に用
意したのは音源提出含めそちらの認識でおります。思うべく部分があるならば、こちらは口にして
いたわけですから、終わってから発言されるこういった内容には、回答するにも双方が平行線をた
どる内容しか浮かばないかと思われます。迷惑をかけてないといえば嘘になるのでしょうが、キャ
パオーバー問題についてはお二方の難度の高い注文によって生じたものだと私は思います。
以上の流れから私個人としては自信をもって披露できる段階ではなかったため、当日は事故を
起こすような無茶な演奏をしないことを心がけていました。ですので「こなしていた」と受け止められ
ても仕方ないと思います。ツイッターでの発言も次回ステージに立つ際には今回の反省点を踏ま
えて挑もうといった気持ちのもと、「挽回」という言葉を使いました。公然の場に書いたことは反省し
ておりますが、投稿内容はそこに至るまでのプロセスから生み出されたものと捉えていただけたら
と思います。
まとめ
3 か 月 前 ( 1 月 8 4月10日にユニットでのバンドライブ希望と連絡。
日)
演奏曲は各ソロ2曲(真紅の人魚姫、夜の魔女)が決定と報告を受ける
2 か 月 前 ( 2 月 3 今回のためにオリジナル楽曲を制作している
日)
それは 2 月後半から 3 月頭までに完成すると連絡。
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この段階でも各ソロ2曲以外は決まってないと報告を受ける。
2か月前(2月11 カバー3曲、ユニットオリジナル(未完成)2曲が当日の演奏曲であると報告を
日)
受ける。翌日、夜の魔女、カバー2曲の音源を受理。
1か月前(3月13 制作していた楽曲の音源を受理
日)
⑦私にだけ返信がない
終了後に嵯峨野さんにリプライしたことをお気になさってるのであれば、内容の通り、私が岐路
につく際に電車遅延情報を見て心配になったためリプライしました。もし、Ancoさんにも同様のこ
とが起こっていたにも関わらず、そちらにはリプライできていなかったのであれば、それは 私の確
認もれかと存じます。ライブ終了後に頂いたメッセージに関しては確認しておりましたが、こちらか
ら返信する前に本件の問い合わせを頂き、早急に対応すべき内容のように感じたので、早急に本
件の対応をした次第です。
⑧なぜ対バンを見ないのか。何かあったら今村一人で対応させるのか
開演中に何をしていたかというと、ギターのお二人と今回の件の話をしておりました。特に寺嶋
氏に今回の演奏依頼をしたのは私で、リハーサルの休憩時など以前からお二人に対する苦言を
聞いていたので、声をかけた身としてちゃんとお話を聞きたいと感じておりました。話す場なんてい
くらでもあるだろうと思うかもしれませんが、以前から「もし今後、同様の機会があるなら考えさせて
もらう」と言われており、こうして話す機会は今後もうないと感じ、イベントは今村一人でも対応でき
るだろうという認識で離れました。諸々の至らなかった点は反省し、今村にも謝罪しております。
⑨知り合いを出演者として呼んだことが恥ずかしい
別添の参考資料にもありますように、私は 1 月 25 日に一度、現状では開催困難である状況であ
る旨をお二人にご相談しました。一度は諦めざるを得ないようなメッセージを頂きましたが、「ギタリ
ストは私も知り合いに当たってみてる」「出演者は私のほうでも何人か当たってみることは可能」と
仰りましたので、開催を希望する意思は強いものだと感じました。もちろん出演する立場ならその
ような気持ちが強くあるのは当然のことだと理解しています。しかし、弊社の企画力の無さを目の
当たりにし、心苦しい状況下でお二方に現状を報告し相談いたしました。このようなことはとても情
けない話だと思っております。しかしAncoさんのご協力もあって開催できる運びになりました。イ
ベントが開催できたことに関して、Ancoさんのお力添えがあったからという意味合いでは大変感
謝いたします。がしかし、順序といたしましては、出演者探しをご協力頂けるというAncoさんから
の後押しもあり、今回の開催が実現に至ったとも取れます。開催にあたってはAncoさん の気分を
害する事もあったのかもしれませんが、私個人がすべて責められる内容ではないかと思われます。
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⑩クレームが出てることがすべて
仰ってることは間違ってると思いませんので、反論するつもりはありません。しかしながら、今回
のバンドに関してお二人には同じ言葉を返さざるを得ません。頂いたご意見の一部として、別添の
参考資料にスクリーンショット画像を掲載しました。口頭で頂いたご意見につきましては、記録 が
残っているわけではないため掲載は控えておりますが、ご希望があればお伝えいたします。この
資料からもお二人はバンドメンバーに対して不信感を抱かせていたことが読み取れると思います。
そのような思いをさせてしまったことをオファーした私の責任として何度も謝罪しております。このよ
うなことを後から述べることに対して思うこともあるかもしれませんが、お二方と他のサポートメン
バーの関係を悪化させないためにと思い、終了まで言わずにおりました。 本番終了後も前述の発
言により、次の機会は無いと判断したため、特段お伝えすることも考えておりませんでした。難度
や期間などを問わずに務め上げるのがサポートの使命だと主張なさるかもしれませんが、非現実
的な無理難題があったことは事実だと思います。それでもできるようにするべきというの であれば
素人の我々ではなく、演奏することを仕事としているスタジオミュージシャンに依頼するべきだった
のではと感じます。参考資料からもそういった意図が読み取れるのではないのではないかと思い
ます。
⑪私は歌を本業としている。これで食べている。
「これ=歌で食べている」と述べている一方で「こんなペーペーの私でも…」という記述があり、そ
ちらの音楽に対する向き合い方は、音楽で食おうとするプロ意識なのか、素人感覚なのか、矛盾
が生じ理解に苦しみます。屁理屈を述べさせていただくとしたら、意識はプロとしていらっしゃるが、
都合が悪いときは素人根性が出てくる人なのかもと思ってしまいます。「音楽で飯を食う」 という高
い志を持ち、そういった実力を披露する場として、弊社IS21も利用いただいて感謝しております。
発表の場に出るというご自身の設定される目標を立てたとして、目的意識を共有できる環境(バン
ドメンバーの招集、スタジオの手配など)を弊社IS21に最終的に責任転嫁されてる、ともとれる発
言は、こちらとしても言いづらい内容ですが逆に迷惑であったりもします。
出演者からクレームをもらったと記述されておりますが、ご意見を述べたい方がいらっしゃるので
あれば、ご意見のあるご本人からご連絡頂けると幸いです。(IS21としての対応を迫られる内容
は今村まで)。最後になりましたが、私個人がAncoさん側に失礼があった部分は多分に含んでた
かと思います。個人的な部分に関してはお詫び申し上げます。
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