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平成28年4月19日
島根県防災部防災危機管理課
青山、桐田
TEL 0852-22-5885
FAX 0852-22-5930
平成 28 年熊本地震に係る関係部局長会議の開催結果について
1.開催日時
平成28年4月19日(火)
13:00∼13:25
2.会議概要
場 所:島根県庁6階 防災センター室
出席者:知事、副知事、各部局長、松江地方気象台
計22名
3.内容
(1)熊本県熊本地方を震源とする地震の状況について(松江地方気象台)
【松江地方気象台】別紙1のとおり
・熊本県から大分県にかけては、活発な地震活動が続いている。家屋の倒壊や土砂災
害などの危険性が高い。
・地震活動の見通しとして、1週間程度は余震に注意、6弱程度の活動が考えられる。
(2)現在の支援状況及び今後の対応等について
別紙2のとおり
【健康福祉部】
・熊本県からDMAT(災害派遣医療チーム)の追加派遣要請あり
・県が編成する救護班については、国からの派遣要請はないが、次の対応を準備中
①医師会、薬剤師会及び看護協会に事前準備を依頼
②医療救護班を保有している災害拠点病院に事前準備を依頼
・災害時等における「心のケア」に対応するため派遣するDPAT(災害派遣精神医
療チーム)については、4 月 16 日に熊本県から依頼を受けた厚生労働省DPAT事
務局から要請があり、こころの医療センターと協議の上、1班:4 月 22 日∼23 日、
2班:4 月 24 日∼25 日において派遣可能と回答。今後、要請があれば、出動する。
・被災し避難生活が必要となった高齢者と障がい者については、県内の社会福祉施設
へ緊急的に受け入れを行って差し支えないとの通知と被災地における社会福祉施設
等への職員の確保が困難な場合は、他県から職員の派遣を行う場合があるとの通知
が厚生労働省よりきている
・厚生労働省からの通知については、県内の関係施設へ周知をしており、国から要請
があった場合は速やかに協力をお願いしている
【総務部】
・南阿蘇村での避難所支援について、21 日から3名を派遣予定。その後、総務部を中
心に事務職を派遣予定。
・5月以降は他部局に派遣を依頼することになるので、協力をお願いする。
【環境生活部】
・17 日に救援物資相談窓口を開設し、11 件(内訳:企業2件、個人9件)の相談がき
ている。
【教育庁】
・本日、文部科学省より「熊本地震における被災地域の児童生徒等の就学機会の確保等
について」通知がきている
・現在本県に児童生徒の受け入れ希望はきていないが、本通知は「被災した児童生徒等
の県内の公立学校への受け入れの希望があった場合は可能な限り弾力的に扱い、避難
してきた児童生徒等を速やかに受け入れるように」という内容であり、同通知につい
て市町村教育委員会へ周知をすることとしている
【警察本部】
・現在 46 人(内訳:広域緊急援助隊 13 名、緊急災害警備隊 24 名、広域警察航空隊4名、
地域特別派遣部隊2名、機動警察通信隊3名)を派遣
・被災地の行方不明者の捜索活動や交通整理等の災害警備活動に従事
・今後も引き続き現地の県警と連携し被災地で災害警備活動を行う
・更なる要請があっても直ちに対応できるよう体制を整備している
【企業局】
・給水車を持っている市町村では給水車と職員派遣をしており、その交代要員という形
で待機している
・企業局で給水袋 3000 袋を持っているので、直ちに提供できるように準備している
【地域振興部】
・物資の搬送については県のトラック協会に要請することになるが、車両の確保に時間
を要するため関係部局には早めの連絡をお願いしたい
【防災部】
・今後とも防災部から各部局の対応について情報収集をし、速やかな情報共有を図って
いく
・各部の連携が必要なものについてはそれぞれ連携をしながら対応していく
・熊本県の状況は動いており、今後も支援の必要性が拡大していくことが見込まれるの
で今後とも全庁的に対応していきたい。
(3)知事からのコメント
・関係部局で被災県や国の関係機関と連携すること
・県民からの質問に対して丁寧に状況説明を行うこと
・県庁内の各部局間で連携し、情報を共有すること