熊本地震に伴う被災者への佐賀県営住宅 目的外使用取扱い要領

熊本地震に伴う被災者への佐賀県営住宅
目的外使用取扱い要領
第1条 趣旨
この要領は、「平成28年(2016年)熊本地震に伴う公営住宅等への入居の取扱い
について(平成28年4月18日国住備第5号各都道府県・政令市公営住宅担当部長あ
て国土交通省住宅局住宅総合整備課長通知)」に基づき、熊本地震に伴う被災者(以
下「被災者」という。)の居住の安定を図り、その自立を支援する観点から、地方自治法
(昭和22年法律第67号)第238条の4第7項に基づく目的外使用許可により住宅を使
用させることについて必要な事項を定める。
第2条 許可要件
目的外使用許可が認められる被災者は、震災により居住していた住宅が損傷、また
は、滅失したことにより、緊急に居住の安定を図る必要のある者とする。
なお、住宅が損傷、または、滅失していない場合でも、避難命令等により住宅が使
用できない状態にある場合には、損傷、または、滅失したものとみなす。
第3条 対象住宅
被災者への目的外使用許可対象となる県営住宅は、入居が可能な住宅の中から
被災者の世帯数等の状況に合わせて選ぶものとする。
第4条 目的外使用許可の期間
目的外使用許可の期間は、6ヵ月間とする。ただし、被災者の住宅に困窮する実情
や収入の状況等を勘案の上、当初入居日から1年以内を限度とし、使用を再度許可
できる。
また、公営住宅法第23条の入居要件を満たす者については、目的外使用許可の
期間中に災害による特定入居できるものとする。
第5条 使用料等
(1) 使用料については必要としない。
(2) 敷金については徴収しない。
(3) 保証人については必要としない。
第6条 修繕費用の負担
住宅を明け渡す際、予め承諾を経て住宅を模様替えした場合の原状復旧、その他、
使用者の過失による損害等により修繕の必要が生じたときは、使用者はその費用を負
担するものとする。
第7条 申請の手続き
使用の申請する者は、次の各号に掲げる書類を提出しなければならない。
(1) 佐賀県営住宅一時使用許可申請書(別記様式第1号)と誓約書(別記様式 2 号)
(2) 市町村が発行する当該震災に係る罹災証明書等の被災者である事実を確認
できるもの。
ただし、申請の時点で、罹災証明書の発行が間に合わない場合については、
この限りではなく、発行されしだい提出するものとする。
2
使用延長を申請する者は、佐賀県営住宅一時使用期間延長申請書(別記様式
第1号の2)と誓約書(別記様式 2 号)を提出しなければならない。
3
使用を許可したときは、県営住宅使用許可書(別記様式第3号)を交付するものと
する。
第8条 条例等の遵守義務
佐賀県営住宅条例(平成9年佐賀県条例第34号)(以下「条例」という。)第 12 条、
第 13 条、及び第 20 条から第 26 条、第 35 条、第 36 条、第 39 条、第 40 条、及び
第 53 条から第 58 条、第 61 条、第 62 条、第 64 条、第 66 条、第 67 条の規定につ
いては、これを準用する。
佐賀県営住宅条例施行規則(平成9年佐賀県規則第53号)第 8 条から第 10 条、
第 12 条から第 14 条、及び第 16 条、第 21 条から第 25 条については、これを準用す
る。
但し、条例第 53 条 1 項中の「第 4 条、第 5 条、第 6 条第 2 項、第 7 条第1項、第
8 条第 1 項及び第 2 項、第 9 条から第 13 条まで、」については「第 12 条、第 13 条」
と読み替えるものとする。
第9条 その他
この要領に定めるもののほか、県営住宅の使用の許可に関して必要な事項は、別
に定める。
第11条 期間満了の予告
期間満了の 1 ヶ月前までに、別記様式第 4 号により期間満了の予告通知を行う。
第12条 期間満了後の措置
第4条に定める期間満了後に県営住宅を明渡さない場合、知事は、期間満了の
翌日から当該県営住宅の明渡しを行う日までの期間について、毎月、近傍同種の住
宅の家賃の額の2倍に相当する額以下の金銭を徴収することができる。
第13条 訴訟の提起
明渡期限到来後、なお住宅を明渡さない明渡請求対象者については、被災者の住
宅に困窮する実情や収入の状況等を勘案の上遅滞なく訴訟を提起する。
なお、勝訴判決が確定した場合は、速やかに強制執行を申し立てる。
附 則
この要領は、平成28年4月20日から施行する。
別記様式第 1 号
佐賀県営住宅一時使用許可申請書
(熊本地震被災者用)
平成
佐賀県知事
年
月
日
様
申請者
※
氏名
電話(
)
-
(本人)
電話(
)
-
(本人以外)
(申請者との関係及び氏名:
)
昼間に確実に連絡の取れる電話番号とし、全ての記載は不要です。
標記について、次のとおり佐賀県営住宅の一時使用許可を受けたいので、必要な書類
を添えて申請します。
なお、入居の条件等については、佐賀県建築住宅課の指示に従います。
入居
使用団地
県営住宅
棟
号室
希望地名
使
用
期
間
平成
年
氏
名
同
居 親
族
添付書類
(1)罹災証明書
(2)誓約書
月
続柄
日から平成
年
月
日
まで
備考(高齢者、障害者等の特記事項があれば記入してください。
)
別記様式第1号の2
佐賀県営住宅一時使用期間延長申請書
(熊本地震被災者用)
平成
佐賀県知事
月
氏名
電話(
年
月
印
)
-
(本人)
日に一時使用許可を受けた県営住宅について、下記の理由
により、同一の条件による一時使用の期間延長の許可を受けたいので申請します。
記
〇理
由
〇申請期間
添付書類
日
様
申請者
私が平成
年
平成
誓約書
年
月
日から平成
年
月
日まで
別記様式第 2 号
誓
佐賀県知事
約
書
様
私が、このたび一時使用を許可される佐賀県営住宅施設等につきましては、
許可条件を遵守して使用し、また、緊急避難措置の趣旨を踏まえ、定められた
期限までに必ず退去いたします。
平成
氏
名
年
月
日
印
(自署の場合は押印不要)
別記様式第 3 号
県 営 住 宅 使 用 許 可 書
建 第
平成 年
使用者住所
氏名
号
日
月
様
佐賀県知事
佐賀県営住宅の目的外使用許可について
平成
年
月
日付けで申請のありました県営住宅の目的外使用につ
いては、地方自治法(昭和22年法律第67号)238 条の4第 2 項 4 号により下記のと
おり使用を許可します。
なお、この許可は、その更新が無く、期間の満了によってその効力が失われます
ので、使用者は期間が満了する時までに当該住宅を明渡さなければなりません。
記
使用を許可する県営住宅は、次のとおりとする。
団地名
佐賀県営
団地
棟
号
月
日
まで
使用許可期間
平成
年
月
日から平成
年
確認印
㊞
使用料
月額
円
※ 敷金・保証人は不要とする。
その他
その他、裏面にある許可条件を遵守すること。
裏面
その他の許可条件
佐賀県営住宅条例(平成9年佐賀県条例第34号)(以下「条例」という。)第 12 条、
第 13 条、及び第 20 条から第 26 条、第 35 条、第 36 条、第 39 条、第 40 条、及
び第 53 条から第 58 条、第 61 条、第 62 条、第 64 条、第 66 条、第 67 条の規定
については、これを準用する。
佐賀県営住宅条例施行規則(平成9年佐賀県規則第53号)第 8 条から第 10 条、
第 12 条から第 14 条、及び第 16 条、第 21 条から第 25 条については、これを準用
する。
但し、条例第 53 条 1 項中の「第 4 条、第 5 条、第 6 条第 2 項、第 7 条第1項、
第 8 条第 1 項及び第 2 項、第 9 条から第 13 条まで、」については「第 12 条、第
13 条」と読み替えるものとする。
本条件に関し疑義のあるとき、その他使用の許可を受けた県営住宅の使用につ
いて疑義を生じたときは、全て知事の決定するところによるものとする。
教
示
1
この処分について不服があるときは、処分があったことを知った日の翌日から起
算して60日以内に佐賀県知事に異議申立てをすることができます。
2
この処分の取消しの訴えは、この処分があったことを知った日の翌日から起算し
て6か月以内に佐賀県を被告として(知事が被告の代表者となります。)提起するこ
とができます。ただし、この処分があったことを知った日の翌日から起算して60日以
内に異議申し立てをした場合には、この処分の取消しの訴えはその異議申立てに
対する決定があったことを知った日の翌日から6か月以内に提起しなければならな
いこととされています。
別記様式 4 号
事
平成
務
年
連
月
絡
日
住所
氏名
様
佐賀県 建築住宅課
住宅管理担当
県営住宅の目的外使用許可期間満了について
記
平成
年
月
日付 建第
号 の県 営 住 宅 目
的 外 使 用 許 可 につきましては、下 記 の期 限 をもって期 間 満
了 となります。
期 間 満 了 までに下 記 住 宅 を明 渡 してください。
期 限 が迫 っておりますので、明 け渡 しのご予 定 がつかない
場 合 には、下 記 の連 絡 先 まで連 絡 をお願 いいたします。
所在地
住宅名・番号
使用許可期限
平成
年
月
日まで
佐賀県県土整備部建築住宅課
住宅管理担当
TEL 0952-25-7368