日本海とその周辺の自然史の調査企画展 Map data ©2015 Google 日本海とその周辺の自然史の調査研究は、大型調査船の調達やロシアの調査許可等の問題により、当館ではこれまであまり行われていませんでした。平成23年度から5カ年計画で始まった今回の総合研究では、ロシア科学アカデミーの協力とJAMSTEC（海洋研究開発機構）や東京大学大気海洋研究所の調査船、深海掘削船の利用の機会を得ることができ、非常に実りのあるものとなりました。すでに論文として公表された多くの研究成果を含め、このたび企画展という形でその概要を紹介します。現在の日本列島は、約２千万年前にユーラシア大陸から分離し形成されました。日本列島の形成史や動植物の多様性を考えるうえで、大陸側の調査はたいへん重要です。この研究成果が、少しでも日本列島の自然史解明に貢献できればと考えます。 2016 年 4月26日（火）（日）毎週月曜日休館 ∼ 5月29日＊5月2日（月）は開館国立科学博物館［東京・上野公園］地球館１階オープンスペース〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20 （土）∼5月5日（木）は午後6時まで。入館は閉館時刻の３０分前まで。開館時間：午前９時∼午後５時金曜日は午後８時まで＊4月30日常設展示入館料のみでご覧いただけます。一般・大学生６2０円（団体３1０円）/ 高校生以下および６５歳以上無料＊団体は２０名以上ハローダイヤル 03- 5777- 8600 http://www.kahaku.go.jp/