滋賀県労働委員会の主な活動状況について (平成 27 年度) ○労働争議の調整 労働組合と使用者との労働争議の調整を行うため、 「あっせん」 、「調停」 、「仲裁」 の 3 つの方法があり、手続きが簡易な「あっせん」が最も多く利用されています。 労働組合と使用者のどちらからでも申請できます。 ○個別的労使紛争のあっせん 労働者個人と使用者との間で起きた、解雇や賃金などの労働条件を巡るトラブル について、当事者双方が納得できる解決ができるようお手伝いする制度です。 労働者と使用者のどちらからでも申請できます。 ○不当労働行為の審査 労働組合法第 7 条で禁止されている行為を使用者が行ったと思われるとき、労働 組合または労働者個人は救済を申し立てることができます。 申立てがあると労働委員会は審査を行い、不当労働行為があったと判断した場合、 これを是正するよう命令します。また、審査の過程で和解を勧めることもあります。 ○労働委員会委員による労働相談 労働委員会では、労使問題に経験豊かな委員による労働相談を行っています。平成 23 年から、10 月の「個別労働関係紛争処理制度周知月間」に合わせて、労使関係のトラブ ルに関する無料労働相談会を開催しているほか、平成 25 年 6 月からは、毎月 1 回の月例 労働相談を実施しています。 1.労働争議の調整 最近 5 年間の取扱件数の推移 23 年 度 24 25 取扱件数 6 3 2 26 2 うち新規申請件数 6 3 2 2 27 4 4 ※取扱事件はすべてあっせんで、調停および仲裁はありません。 平成 27 年度における取扱事件の調整事項別内訳 経営または人事 賃金等 福利厚生 団交促進 解 雇 退職一時金 休業手当 1 1 1 1 3 ※同一事件で複数の調整事項が含まれる場合があるので、取扱件数とは一致しません。 平成 27 年度における取扱事件の申請・終結状況 前年 終 結 新規 取扱 から 申請 計 解決 取下 打切 不開始 繰越 0 4 4 2 0 2 0 終結 計 次年 度へ 繰越 4 0 2.個別的労使紛争のあっせん 最近 5 年間の取扱件数の推移 23 年 度 24 25 3 5 3 取扱件数 3 うち新規申請件数 5 1 26 4 27 7 4 6 平成 27 年度における取扱事件の調整事項別内訳 経営または人事 賃 金 等 賃金 解 雇 懲戒処分 退 職 賃金減額 退職一時金 解雇手当 未払い 2 1 1 1 1 2 1 労働条件等 休業手当 1 職場の人間関係 年次 パワハラ・嫌がらせ 時間外労働 安全・衛生 有給休暇 1 1 1 1 ※同一事件で複数の調整事項が含まれる場合があるので、取扱件数とは一致しません。 平成 27 年度における取扱事件の申請・終結状況 前年 終 結 新規 取扱 から 申請 計 解決 取下 打切 不開始 繰越 1 6 7 4 0 3 0 終結 計 次年 度へ 繰越 7 0 3.不当労働行為事件の審査 最近 5 年間の取扱件数の推移 23 年 度 24 25 取扱件数 13 1 3 26 3 うち新規申立件数 4 1 2 1 27 7 6 平成 27 年度における取扱事件の申立事項別内訳 団交拒否、 不利益取扱 支配介入 不誠実団交 2 5 1 ※同一事件で複数の申立事項が含まれる場合があるので、取扱件数とは一致しません。 平成 27 年度における取扱事件の申立・終結状況 終 結 前年 新規 取扱 取下・和解 命令・決定 から 申立て 計 無関与 関与 全部 一部 繰越 取下 棄却 和解 和解 救済 救済 1 6 7 0 0 5 0 0 1 却下 0 終結 計 次年 度へ 繰越 6 1 4.労働委員会委員による労働相談 ◎月例労働相談 相談件数 年 度 25 26 27 相談件数 3 10 8 ※25 年度は年度途中から実施 平成 27 年度における相談者の労使別内訳 労働者側 使用者側 計 5 3 8 平成 27 年度における相談事項別内訳 経営また 職場の 集団的 賃金等 労働条件等 その他 計 は人事 人間関係 労使関係 2 0 2 2 3 2 11 ※同一の相談で複数の相談事項が含まれる場合があるので、相談件数とは一致しません。 ◎無料労働相談会(10 月) 相談件数の推移 23 年 度 相談件数 13 24 25 26 10 6 6 27 10 平成 27 年度における相談者の労使別内訳 労働者側 使用者側 計 9 1 10 平成 27 年度における相談事項別内訳 経営また 職場の 集団的 賃金等 労働条件等 その他 計 は人事 人間関係 労使関係 5 2 1 1 2 1 12 ※同一の相談で複数の相談事項が含まれる場合があるので、相談件数とは一致しません。
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