<様式2> 平成27年度体力向上における各校の成果(中学校) 福井市 No 教育委員会 学校名 成 果 1 明倫 年間を通して実施することは困難であったが、5分間走の記録を毎回とり、「毎時間記録更新」と いう目標を全体で掲げた。学年の最高記録を伝えたり、各自の記録を評価したりすることで生徒 達の活動への意欲は高まり、毎時間全体の5割以上の生徒が記録を更新している。体育行事 中学校 は、普段の授業の延長として真剣に取り組む姿があり、非常に充実したものであった。保健の授 業を通しても、さまざまな視点から自らの、また家族の健康について考える機会をたくさんもつこ とができた。 2 光陽 ・地区駅伝および県駅伝優勝(全中出場) ○福井地区陸上男子総合優勝(36年ぶり) ○運動 部の好成績(野球部全中出場、柔道部個人全中出場、男女ハンド部および男子バドミントン部 北信越出場) ・今年度から加えた補強運動により、継続して瞬発力・筋力の向上に努めること 中学校 で、立ち幅跳びの記録が向上した。また、身体の使い方が上手くなったように感じる。 ○年間を 通して体育の授業と部活動両面で時間走を行うことで、全ての学年男女で持久走の県平均を超 えた。全体的な底上げができている。また、自己の記録や成長に粘り強く取り組む生徒が増え、 対外的な行事でも勝負強さを発揮している。 3 明道 ・毎年であるが,改修中のグラウンドにはない300mトラックが幾久グラウンドにあり,2時間連 続体育ということも手伝って,生徒にとっては意欲的に活動できる時間となっている。高校生や 地域の 方々と同じ場所で活動することによって,応援や激励もあって頑張れる生徒もいた。体力テスト の結果では,どの学年も持久力の成績は特段によく,環境不足の中頑張っていると思う。また, 中学校 反復横と びと立ち幅跳びにおいても全体的に結果がよく,これらが部活動の成績にも反映してくれること を期待したい。 ・しかし,握力とボール投げについては,なかなかTスコア50に到達することができず,ボールを 持つ手と肘を支える力の関係も考えていかなければならないと感じた。 4 進明 持久走種目の上位記録の掲示だけではなく、体力テスト各種目の上位記録を掲示することで、 走ることが苦手な生徒の意欲向上に繋げることができた。仲間同士での競争意識も芽生え、ど の学年も多くの種目で県平均、昨年の本校学年平均記録を上回ることができた。 中学校 冬季に行っている体育館での10周走では、インターバル走を取り入れてペースを考えて走らせ たり、負荷をかけて走らせたりすることによって例年以上に記録の向上が見られた生徒が多 かった。 5 成和 授業前の補強で実施している腕立て伏せでは、明らかに肘が深く曲がるようになり、筋力がアッ プしていることが伺える。10傑を掲示すると掲示板の前に生徒が集まり、興味津々で見ている。 生徒同士での競い合いもあり、授業中に何本も計測したがる意欲的な生徒も増えてきた。声出 中学校 し体育は前向きな雰囲気を作り、子どもたちの励まし合いにもつながり、補強運動やランニング もみんなで乗り越える姿が見られる。持久走ではペース配分を考えさせることで、ほとんどの生 徒が前年の記録を更新し、自己の成長を実感できている。上位層も先輩を追い抜こうと頑張る 姿が見られる。駅伝の結果に繋がることが期待される。 6 安居 体力、特に持久力の向上を目的に、自主的に男子は3㎞、女子は2㎞の朝のランニングを実施 してきた。毎回、タイムの計測や走行距離の記入などを行い、意欲的に取り組める工夫をして 中学校 いった。その結果、1月末までに男子は150㎞以上、女子は100㎞以上走ることができた。体 力テストにおいても持久走の項目で全学年が県平均を上回る結果を得ることができた。 7 大安寺 教科体育では、定期的に長距離走を行い主に持久力の向上と、コンディショニングの意識向上 中学校 を図ることを心がけて取り組んだ。その結果、生徒達は30分間を完走することはもちろん、目的 に応じた走りがあることを理解し実践することができた。 8 灯明寺 授業の中で、声をしっかりと出し、意欲的に一生懸命取り組む生徒が増えた。生徒の中ではそ れが習慣化され、灯明寺中学校の声を出す体育の授業が成立してきた。数える声やあいさつだ 中学校 けを大きく言うのではなく、アドバイスや、励ましの声など質の高いかけ声も生まれてきたことか ら、集団での活動や発表の時、自然に拍手や歓声が起きて仲間を認めあう、よい学習の雰囲気 を作れるようになった。 9 至民 短距離走では、中2・3の男女ともに昨年度のデータより上回ることができた。(自校比) 中学校 体育の授業での準備運動で必ずグーパー体操(30回)を取り入れているため握力が男子です べて県平均を上回った。 10 国見 体育時に行うトレーニングにより、柔軟性や瞬発力が少しずつ高まってきたと考えている。部活 前の5分間走を行ったり、長距離走や体幹トレーニングを継続して行うことにより、記録の向上も 中学校 見られた。22人中20人昨年度の持久力の記録を更新した。特別活動では縦割りの活動を設け たため、上級生のリーダーが中心となる場面が多くなった。その結果、上級生の意識向上につ ながった。また、下級生は今後の自分たちの役割を自然と認識し、良き伝承の場となった。 11 大東 ICT機器を活用したり、ペア学習・グループ活動を取り入れたり、目標設定などをしたことで、生 徒は体育の授業に意欲的に取り組んだ。例えば、持久走の単元では、毎回目標を設定し、ペア 同志で励まし合ったりアドバイスを伝え合ったりしたことで、辛くても前向きに取り組む生徒が多 中学校 かった。冬場の5分間走では、毎回走った距離を記録していったことで、持久力向上につながっ た。また、クラスの伸び率を伝えたことで生徒の意欲も高まった。体育委員を中心とした授業を 実施しているため、体育祭や球技大会では、体育委員を中心とした運営ができ、日頃の積み重 ねを感じることができた。 12 殿下 ・体育の授業で春先から筋力・敏捷性向上に主眼をおいた補強運動を取り入れた結果、5人中 3人の生徒は握力の調査で、昨年度の記録及び県平均以上の 記録を残すことができた。 中学校 ・教科体育と連携して部活動でも持久力及び敏捷性向上の補強トレーニングを行った結果、校 内マラソン大会の記録が全員向上した。また、夏の陸上記録会でも全ての生徒が自己のベスト 記録を更新した。 13 川西 年間を通して保健体操を行ったことにより、柔軟性の向上につながった。また、体育の授業で月 に一度10周走を行ったことで、平均タイムが、最初始めた頃よりも約10秒速くなった。また毎回 中学校 授業で筋力トレーニングを行ったので、腹筋を一秒に一回できる生徒の割合が高まったり、腕立 て伏せを素早く、深く曲げてできる生徒が増えたりした。 14 棗 ・体育の時間の補強運動やソフトテニス部の活動により、日頃から瞬発力がついてきている。5 0m走と反復横跳びでは、県平均を上回った生徒が多かった。 ・補強運動、体幹を鍛えるトレーニングを導入したため、女子全体に上体起こしの記録がアップ 中学校 し、県平均を大きく上回った。 ・持久走では、県平均には及ばないが、昨年の記録を上回ることが多く、徐々にではあるが成果 が出てきている。 15 鷹巣 ・年間を通じて授業の始めにランニングと補強運動4種目を実施した。握力、上体起こし、50m 走に関してはどの学年、男女とも自校昨年比、並びに県平均比を上回った。持久走も県平均で は全体的に上回った。これからも授業や部活動などで鍛えていきたい。 中学校 ・栄養職員による食生活,生活行動へのアドバイスや体力テストの結果をもとに,生徒が継続し て体力つくりに取り組んでいけるように支援していった。 ・地域(砂浜)の環境を利用する活動や,ヨサコイ・夜網節の踊りの練習を通して,楽しみながら 効果的に体力を高めることができた。 16 森田 体力・運動能力調査の結果をみると、顕著だったのが、授業時に取り組んでいるグーパー体操 と上体起こし、5分間走に関わる3つの種目の記録が県平均を上回っており、その他の種目の値 が低いと言うことであった。継続して行っている種目は上がるが、取り組んでいない種目は上 がっていなかったので、低かった種目の強化に取り組む必要があろう。そういうことから、イン 中学校 ターバル走を取り入れるようになったが、生徒の走る様子が少し、変わってきたように感じるの で、春からも継続して経過を見たい。全体的に活気ある授業が見られるようになってきたが、1, 2年女子には若干物足りなさも感じるので、声かけをしながら、本校教育スローガンである「根 気・和気・活気・覇気」の充実を図っていきたい。 17 足羽 体育委員会が考えた「体力テストの結果と考察」の全校発表で取り上げた。「足羽中学校の体力 の傾向と改善のための対策」を知らせることで、生徒の体力向上意欲を高め、冬期間中の部活 動毎の取り組みや年度初めの身体作りに好影響を与えたと思われる。特に持久走は、ほぼ全 中学校 学年男女で県の平均を上回っている。一般的に女子は、2年生から3年生にかけては記録が伸 びない傾向にあるが、本校では3年生になっても、2年生時より3秒記録を伸ばしているのが特徴 的である。毎時間、個人ファイルを持たせ授業に参加させることで、自己の過去の記録やベスト 記録を容易に確認でき、具体的な個人の目標値を定めやすく、意欲的に活動できている。 18 足羽一 母校訪問校下一周駅伝競走大会にむけ、生徒の取り組む意識を高めるために、9月からの体 育の時間を中心に持久力の向上に努めた。クラス対抗で競うこともあり、帰りの会の時間を利用 してクラスごとに自主的に走り込みをしたり、家庭では休日に試走に取り組んだりして、学校だけ 中学校 ではなく地域と連携しながら体力づくりに取り組むことができた。また、全校で練習する時間を設 定し、持久力を高める工夫をした。 持久走について、ただ長距離を走るのではなく、「ラップ記録用紙」を活用し、自分の走りについ て理解を深めた。結果、ほとんどの学年男女で県平均を上回ることができた。 19 藤島 今年度、長距離走の授業で、パシュート形式の走り方を取り入れたところ、長距離走に対して、 いつも意欲の低い生徒が、一生懸命に走る場面が多々見られた。パシュート形式の走り方と 中学校 は、グループ内で交代しながら走るやり方で、走る距離の担当場所を自分たちで決めるやり方 である。このやり方を取り入れたのが直接的な原因になったかどうかは定かではないが、本校 の持久力平均記録が向上した。 20 社 中学校 21 美山 今年度も,体力テストの結果もふまえ、持久力向上を重点に取り組んだ。授業前にランニングや 体育の授業での5分間走や20mシャトルラン、12月以降の冬場では、縄跳びの運動を授業の 中に5分程度継続して行った(ハイスピード単縄・時間跳び・技術跳び)。それにより、生徒一人 ひとりの体力は徐々にではあるが向上してきている。しかし家庭での運動時間はほとんどなく、 中学校 体育や部活動でしか運動していないのが現状である。来年度も,年間を通してランニングや筋ト レ、縄跳びなど基礎体力つくりを来年度も継続して授業に積極的に取り入れていきたい。生徒数 減による様々な授業での弊害などに対しても年間指導計画の見直しや授業の改善等で諸問題 の改善を行っていきたい。 22 越廼 23 清水 サーキットトレーニングの中に「反復横跳び」や、短い綱を使い1対1で引き合う「綱引き」をとり 入れた。よって体力テストでは、敏捷性や体幹、握力を強化することができた。 ・体育館で授業を行う際は毎時間倒立を行い、逆さ感覚と体幹を鍛えたため、中学生全員が マット運動のほん転技を習得することができた。 ・部活動の800m走により、半年でタイムが平均15秒程度速くなった。 中学校 ・視覚教材・タブレット端末の利用などにより、運動の分析や取り組み方・考え方が、より高度に なった 「声だしランニング」の声の大きさや迫力など、毎時間、教員が評価をしてきたことにより、生徒 の授業を受ける態度や学習への取組が大変良くなり、活動にも勢いがついてきている。体育科 中学校 での読解力の育成をめざし、ペア・グループ学習での話し合い・声かけ活動の充実を図った。そ の結果、教え合いや励まし合いなどの言葉を発して活動を積極的に行うようになり、技能の向上 や記録アップにつながった。部活動でも、どの部においても好成績を収めることができた。
© Copyright 2024 ExpyDoc