奈良女子大学COC+事業概要

奈良女子大学COC+事業概要
説明者 西村 拓生
奈良女子大学やまと共創郷育センター
COC+推進機構教育改革部門長
(事業目標)
(1)奈良県の地方創生に寄与する人材の育成
(2)奈良県の地方創生に寄与する人材の
活躍環境の整備
(1)への対応 → 教育改革の実施
(2)への対応 → 就職支援改革の実施
(1)教育改革
・「地域志向型教育」の推進
奈良女子大学的教養 ― 5つの問い
1.大学ならではの学びとは何ですか?
2.女性ならではの知というのはありますか?
3.奈良で学ぶことを通じてあなたは世界にどんな貢献ができますか?
4.大学で学ぶことはあなたと未来の世代の人たちにとってどんな意味がありますか?
5.あなたがよく生きるために必要な知と技(わざ)は何ですか?
→ 従前より重視してきた奈良で学ぶことをより広く、より深く教育として提供
・「地域指向型教育」 その1
地方創生理解科目
→ 奈良を知り、関心を持たせるための科目
全学生に広く受講を推奨
「大学的奈良ガイド」(なら学プロジェクト編,2009年)
代表的な科目
「なら学」
→ リレー講義形式で
「奈良」への多面的な知的関心を養う。
奈良についていろんな角度から
学問的に考える能力を養う。
・「地域指向型教育」 その2
プロジェクト科目
→ 自治体と協力しながら、地域の課題解決に
取り組むPBL型科目
内容の濃い実践的な内容
代表的な科目
「奈良の木造形実習」(新規開講)
→ 奈良県「奈良の木ブランド課」と連携
十津川村での林業体験、製材所見学も
行いながら、木工デザインを実践する。
奈良県の伝統産業「林業」について
学生に考察させる契機とする。
「地域志向型科目」
→ 「地域科目群」として全学部の学生が
履修して卒業する教育カリキュラムを
整備中
奈良で学ぶことを通じて
あなたは世界にどんな貢献ができますか?
→ 教育カリキュラムの整備を通して、
学生に「問い」を投げかけ、
奈良や地域に対する志向性を高めていく。
山辺(やまのべ)の道
(奈良古代道路)
(2)就職支援改革
・奈良県内企業に関する情報発信の強化
奈良県内企業との交流の機会の強化
平成26年度就職者数(奈良女子大学のみ) 323名
うち奈良県内就職者数
30名
↓
平成31年度(補助事業最終年度)終了時
奈良県内就職者を10%以上増の62名(奈良女子大学のみ)とする。
・奈良県内企業パンフレットゾーンの開設
・県内企業様よりご提供いただいた
会社案内・パンフレット等を
キャリア・サポート・ルームの一角に集約し
学生に奈良県内企業の情報を積極的に
発信する。
→ 会社案内・パンフレット等を
作成されました際には、是非とも
ご提供くださいますよう
よろしくお願いいたします。
開設イメージ
・奈良県内企業限定参加による就職説明会
奈良県内企業様のみにお集まりいただく就職説明会
奈良県内企業様と奈良県内への就職を希望する学生、
奈良県内企業への就職も視野に入れている学生との交流の場
平成28年度より新規に実施計画中
実施予定が固まり次第、各企業様宛にご案内を送付させて
いただきます。是非ともご参加ください!
・奈良県内でのインターンシップ実施
• インターンシップ参加者数
→ 平成26年度から平成31年度(補助事業最終年度)までの総数
191名を事業目標値とする(奈良女子大学のみ)
奈良県大学連合インターンシップ制度
滋京奈地域インターンシップ推進協議会主催「社風発見インターンシップ」
各学部開講インターンシップ関連講義を通じて、参加させていただく
→ 学生が奈良県内企業様を知る好機となります。
是非とも受け入れにご協力をお願いいたします!
(3)奈良県の地方創生に向けて
• 奈良県内への就職者を増加させることだけがCOC+事業の目的
だとは決して考えておりません。
奈良が好き、奈良に興味がある、という学生を一人でも多く
育て、社会に送り出すことが大学としてできる一番の奈良への貢献
(Uターン・Iターン者の増加、奈良をPRしてくれる人材の増加 等)
→ 奈良県、各市町村の地方創生戦略とも密接に関連しています。
教育を通じた地方創生事業「COC+」に
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。