ニュースポーツデ―(NSD)の新しい取組み VOL .26

編集:東久留米市スポーツ推進委員会
発行:東久留米市教育委員会
VOL
26
.
March . 2016
スポーツ推進委員会
ニュースポーツデ―(NSD)の新しい取組み
昨年度は当委員会の 10 年ごとの記念誌「LEAD50」発行のために SPOSUI は休刊となりましたので、本号ではこの 2
年間の新しい取組みを紹介します。
目指せ!NSDマスター
平成 27 年 6 月の NSD から「ニュースポーツデ―・スタンプカード」(NSD カード)の発行を始めました。NSD
カードは、いわゆる“ポイントカード”で NSD の参加者が来場する度にポイントを積み上げ、リピーター増員
のインセンティブとして導入されました。1 回の来場で 1 点、当日のイベント参加で 2 点加算、例年参加者数が
少ない奨励月はポイント 2 倍と点数設定されています。
獲得ポイントが 10 点や 20 点になると
“プレゼント GET”
となり、30 点で“NSD マスター”となります。
〔NSD カードの発行状況〕
月
参加者数
6
カード
リピーター
月
参加者数
発行数
人数
比率
43
43
―
―
10
7
44
36
8
18%
8
32
32
0
9
48
26
22
カード
リピーター
発行数
人数
比率
49
23
26
53%
11
27
8
19
70%
0%
12
51
9
42
82%
46%
1
44
5
39
89%
カード発行 6 カ月後の 11 月から参加者のリピート率が 80%を超えて、今後もこの傾向は続くものと思われます。参加人数が 50
人前後でリピート率が 80%だと、率が 100%となっても 60 人が限界です。NSD の月次参加者数目標 80 人を達成するためには、
既存のリピーター層以外のユーザーの開拓が必須と思われます。今後も、NSD で各種のイベント計画し、NSDカードを用いた
データ分析をすることにより、NSD のより一層の活性化に活用できるものと期待しています。
ネオホッケー
“ネオホッケー” と聞いても、どういうスポーツなのか分からない人が多いと思います。
体育館のフロアで行う「アイスホッケー」と言えば、なんとなく想像出来るでしょうか。スケー
トシューズではなく体育館履きで、プラスチック製のスティックで専用のボールを打ちゴー
ルを狙う新しい競技です。スウェーデンで発案された競技をルーツとして日本の施設環境
等に合わせて改良され、2012 年に「フロアボール」、「ユニバーサルホッケー」、「ユニホッ
ク」の3競技が統合され新たに「ネオホッケー」と命名されました。
ネオホッケーは簡単なルールで安全第一をモットーとしています。例えば、接触プレー
等は危険と見なされ反則とされます。従って、年齢や男女を問わず誰にでも楽しめる生涯
スポーツとして推奨されています。現在、都大会や全国大会も開かれていますが、まだまだ
経験者が少ない競技ですので、初心者として技能の差を気にすることなく始められます。
当委員会が主催するNSDでは、今年度より毎回コートを設定して誰でも体験できるよう
にしています。やってみると、“楽しくて夢中になり自然に体が動いてしまっている♪” とい
った体験を皆様もぜひ味わってみてください。(記・及川委員)
ネオホッケ―競技風景