Dai-ichi Life Investment Report

Dai-ichi Life Investment Report
当報告書について
 当報告書は、2013年7月の改正「保険業法施行規則」の施行に伴い、対象期間にお
ける運用状況、期初運用方針及び当該運用方針に従った投資が行われたかについ
ての分析、対象期間の翌日以後における運用方針等をご報告するものです。
 当報告書と併せまして、同封しております「特別勘定資産運用状況報告書」にて、お
客さまの特別勘定に属する財産の運用経過等をご確認下さい。
【投資対象別口をご採用のお客さまへのお願い】
「特別勘定資産運用状況報告書」では、各特別勘定の残高や構成割合より、お客さまのご指示通
りに資金振替が行われているかどうかをご確認いただけます。ご確認いただいた際にご不明点等
がございましたら当社担当者宛にご照会くださいますようお願いいたします。
特別勘定特約の基本方針
①保険契約事務の適正な遂行
保険契約の履行に伴う事務(資産運用に係る事務を含む)について、十分な注意をもっ
て適正に行います。
②適正な情報開示の実施
当特別勘定資産の運用状況に関して、適正な情報開示を行います。
③運用手法の明確化
当特別勘定資産の運用手法を明確にし、その運用手法はみだりに変更しません。
運用手法を変更するにあたっては、ご通知します。
④分散投資の実施
当特別勘定資産の運用にあたっては、分散投資に留意します。
⑤同一の者への過度な投資の禁止
同一の者が発行する有価証券の取得及び同一の者への貸付などについては、限度を
定め、過度な投資を行いません。
⑥投資の判断基準
有価証券への投資にあたっては、合理的な投資判断にて行います。
⑦適正な売買発注の実施
適正な判断に基づき、有価証券の売買発注を行います。
⑧流動性の確保
当特別勘定資産の運用にあたっては、十分な流動性を確保するよう留意します。
⑨情報の適切な管理
利益相反取引の発生によりお客さまの利益が不当に害されることを防止するため、特別
勘定において知り得たお客さまの有価証券取引に係る情報等を、特別勘定以外の有価
証券投資を行う部門に伝達しません。
目次
1年間の市場イベント
経済・市場概況
運用概況 総合口
運用概況 第2総合口
運用概況 債券総合口
運用概況 投資対象別口
長期のパフォーマンス状況
経済・市場見通し
運用方針 総合口
運用方針 投資対象別口
【前四半期策定】2015年度第4四半期 運用方針 総合口
【前四半期策定】2015年度第4四半期 運用方針 投資対象別口
運用実績の推移
受託実績の推移
運用体制/売買執行体制等/資産保全
「日本版スチュワードシップ・コード」に関する取組
企業年金受託業務に係る内部統制報告書に係る外部監査の対象及び結果の概要
独立監査人の財務諸表監査及び内部統制監査に係る外部監査の対象及び結果の概要
リスク管理基準
各種情報発信のご案内/要因分析の見方
1
2
6
8
10
12
13
14
15
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
特別勘定特約に関する重要なお知らせ
28
当資料をご覧いただくにあたってのご注意
 総合口 国内債券、為替ヘッジ外債及び国内債券計の記載について
国内金利リスク分散の観点から、短期基本ポートフォリオに国内債券とは別に為替ヘッジ外債を設定し組み入
れています。このため、当資料ではそれぞれの資産を個別にレポートすることを原則としていますが、一部『国
内債券計』として、上記2資産の時価総額や収益率を合算した数値も表示しています。
 総合口 国内株式の先物取引について
総合口 国内株式において、現物の一部代替として先物の組み入れを行っています。当該資産の時価構成比
及び収益率は、先物を含めて算出しています。
 総合口 外国株式、アジア新興国株式及び外国株式計の記載について
収益機会の多様化の観点から、短期基本ポートフォリオに外国株式とは別にアジア新興国株式の組み入れを
行っています。このため、当資料ではそれぞれの資産を個別にレポートすることを原則としていますが、一部
『外国株式計』として、上記2資産の時価総額や収益率を合算した数値も表示しています。
 収益率の表記について、ファンド合計についてはユニット価格伸び率を算出しこれを表示していますが、その
内訳である要因分析や資産別収益率(総合口、第2総合口、債券総合口)については時間加重収益率(厳密
法)により測定しこれを表示しています。
 特段の記載がない限り、当資料は当社の運用実績をお知らせするために作成されたものであり、保険募集を
目的とするものではありません。
 市場データについては当社が信用できると判断した情報源より作成しておりますが、正確性・完全性について
当社が保証するものではありません。
 将来の見通し及び予測・方針等につきましては、特別勘定の運用のために特別勘定運用部にて策定したもの
です。
加えて、当該見通し及び予測・方針等は資料作成時点のものであり、以後の市場環境などの動向に応じて変
更することがあります。
 当資料に関わる一切の権利は、他社資料などの引用部分を除き第一生命に属し、その目的を問わず無断で
引用または複製することを固くお断りいたします。なお、当資料の内容などに関してご不明な点、疑問に思わ
れる点などがございましたら、当社担当者宛にご照会くださいますようお願い申し上げます。
1年間の市場イベント
市場へのインパクト材料
●プラス材料
●ギリシャ問題の沈静化
●ECBの量的金融緩和開始
●原油価格の落ち着き
23,000
▲マイナス材料
●5月米雇用統計堅調
▲中国経済の減速
▲欧州金利の急騰
▲ギリシャ債務交渉の難航 ▲米利上げを巡る不透明感
▲日欧金融緩和政策への失望
▲原油価格の急落
(円)
(ドル)
日経平均(左目盛)
22,000
NY ダウ(右目盛)
21,000
ドラギ総裁が金利変動を
容認する姿勢を示し、
欧州金利が急上昇(6/3)
中国人民銀行、人民元
基準値の切り下げを発表(8/11)
米FOMCで約10年ぶりに
利上げを決定(12/16)
20,000
19,000
19,206
FOMCにて年内利上げ回数が
2回程度に留まることが
示唆される(3/16)
22,000
21,000
20,000
日銀がマイナス金利の
導入を決定(1/29)
ユーロ圏CPIがマイナス圏を脱し、 デフレ懸
念が後退、欧州金利が急騰(4/30)
23,000
19,000
17,685 18,000
18,000
17,776
17,000
ギリシャのツィプラス首相
が、債権国側が提示した
財政再建案の賛否を問う
国民投票の実施を表明
(6/26)
16,000
15,000
17,000
16,758
16,000
仏パリで同時多発テロが発生(11/13)
ユーロ圏首脳会議にて、
ギリシャ金融支援で合意(7/13)
15,000
ECBが大規模な追加金融緩和を発表も、
一段の利下げはないことを示唆(3/10)
14,000
14,000
(円)
140
円/ドル(左目盛)
ECBが金融緩和を拡大するも、
135
黒田総裁が(実質実効為替レートで見て)
小規模にとどまり、市場は失望(12/3)
上海G20が開催され、
一段の円安の可能性は少ないと発言(6/10)
130
通貨の競争的な切り下げ回避を発表(2/27)
125 119.92
120
112.39
115
日本の1-3月期GDPが
日銀金融政策決定会合にて、
米FOMC、海外情勢への懸念
110
年率+2.4%と2四半期連続のプラス成長(5/20) から利上げを見送り(9/17)
金融緩和の補完措置を決定(12/18)
105
2015/3末
2015/6末
2015/9末
2015/12末
2016/3末
注)グラフ掲載期間の始終の数値を記載しています。
1
2015年度第4四半期 経済・市場概況 - 日本 -
日本経済概況
円高進行や新興国の景況感悪化を背景に、国内企業の業績見通しには不透明感が高まっています。また、雇用者報酬は着実に増加しているものの、
個人消費は盛り上がりに欠けています。全体として、日本経済は踊り場局面に差し掛かっています。
国内金利
国内株式
【期初見通し】
日銀の量的質的金融緩和が継続し、金利は低位安定。海外の金利上昇
には注意。
【市場概況】
世界的なリスク回避の動きに加えて日銀が1月末にマイナス金利政策を導
入したことから、金利は急低下し、2月後半以降は10年国債利回りがマイ
ナスとなりました。またプラスの利回りを求める動きから超長期ゾーンの金
利も大幅に低下しました。
【期初見通し】
内需主導で企業業績は安定、緩やかに戻りを試す展開。支持率低下によ
る政権基盤の不安定化を注視。
【市場概況】
年明けから、中国株安や原油価格の下落による世界的なリスク回避を受
けて急落となりました。日銀がマイナス金利政策を導入し、一時的に持直
す局面も見られましたが、円高進行に伴う業績悪化懸念、国内景気への
不安などが重石となり、前期末比では大幅に下落しました。
(%)
(%)
1.8
21,500
1.0
(円)
(ポイント)
1,800
1.5
0.8
0.6
0.9
0.4
1,600
17,500
1,400
0.6
0.2
0.0
19,500
1.2
2015年12月末
2016年3月末
新発10年国債
(左目盛)
0.265
-0.050
新発20年国債
(右目盛)
1.004
0.445
15,500
0.3
(左目盛)
TOPIX
(右目盛)
0.0
-0.2
2014年度
日経平均
2015年12月末
2016年3月末
19,033
16,758
1,547
1,347
1,000
13,500
2015年度
2014年度
インフレ期待の低位安定に加え、
日銀のマイナス金利政策導入を受けて、金利は大幅低下。
1,200
2015年度
円高進行に伴う業績悪化懸念、国内景気への不安が
重石となり、前期末比では大幅に下落。
2
2015年度第4四半期 経済・市場概況 - 米国 -
米国経済概況
雇用・所得環境の改善から、消費・住宅投資は引き続き堅調です。また、製造業の景況感は、ドル高や新興国経済の不冴えから一時的に落ち込みまし
たが、信用市場の改善やドル高の一服を受けて、持ち直しの兆しがあります。米国経済は、勢いを欠きつつも緩やかな成長が継続しています。
米国金利
米国株式
【期初見通し】
金融政策正常化への歩みは慎重なものとなり、長期金利は低水準が継続。
【市場概況】
米国経済指標の改善による追加利上げ観測から金利は上昇する局面も
ありましたが、商品市況の調整をきっかけとしたインフレ期待の低下、世界
景気への不安に加え、FRBが追加の利上げに慎重なスタンスを示唆した
ことから、金利は大幅に低下しました。
(%)
(%)
2015年12月末
3.2
【期初見通し】
企業の潤沢な手元資金、長期金利の低位安定から底堅い展開を見込む
が、金融政策の動向には注意。
【市場概況】
世界景気への不安感、エネルギーセクターを中心とした企業業績の減益
懸念から年初は大幅に調整しました。但し、緩やかな景気回復が持続し
ていることに加え、FRBが追加利上げに対して慎重な姿勢を示したことな
どが好感され、前期末比小幅プラス圏まで値を戻しました。
米国10年国債
(左目盛)
米国2年国債
(右目盛)
2.27
1.04
20,000
2016年3月末
(ドル)
(ポイント)
NYダウ
1.6
1.79
19,000
(左目盛)
S&P500
(右目盛)
0.72
2015年12月末
2016年3月末
17,425
17,685
2,043
2,059
2,300
2,200
1.2
18,000
2,100
2.4
0.8
17,000
2,000
2.0
0.4
16,000
1,900
0.0
15,000
2.8
1.6
2014年度
2015年度
1,800
2014年度
世界景気への懸念、インフレ期待の低下、
FRBの慎重な利上げスタンスを背景に、金利は大幅低下。
2015年度
年初に大幅調整したものの、FRBの利上げに対する慎重な
姿勢を示し、前期末比小幅プラス圏まで回復。
3
2015年度第4四半期 経済・市場概況 - 欧州 -
欧州経済概況
商品市況の調整が長引きインフレ期待が低水準に留まる中、ユーロ安一服による企業業績への不透明感、一部金融機関への信用懸念が台頭していま
す。欧州の景況感改善は頭打ちとなりつつあり、踊り場局面に差し掛かっています。
欧州金利
欧州株式
【期初見通し】
ECBの金融緩和が継続し、金利は低位安定。米国金利の上昇には注意。
【市場概況】
商品市況の調整をきっかけに、インフレ期待は低下しました。域内景気へ
の不安、大手金融機関の信用懸念の高まりに加え、ECBが2月に社債買
入等を含む追加緩和策を実施したこともあり、金利は大幅に低下しました。
2.5
(%)
(%)
独10年連邦債
(左目盛)
2.0
スペイン10年国債
(右目盛)
2015年12月末
2016年3月末
0.62
0.15
1.76
1.43
1.5
【期初見通し】
業績の改善、長期金利の低位安定から底堅い展開が継続。域内の政治
的リスクには注意が必要。
【市場概況】
ECBによる追加緩和期待が下支えし、一時的に持直しの動きとなりました。
しかし、緩和策発表後はECBの追加緩和打ち止め観測や、米ドル安主導
によるユーロ高進行が重石となり、前期末比で大幅に下落しました。
400
3.5
(ポイント)
(ポイント)
380
3.0
12,000
360
11,000
340
2.5
320
1.0
2.0
0.5
9,000
280
EURO STOXX
260
240
1.0
2014年度
10,000
300
1.5
0.0
13,000
(左目盛)
IBEX
(右目盛)
2015年12月末
2016年3月末
345
321
9,544
8,723
2014年度
2015年度
インフレ期待の低下、域内景気への不安、
ECBの追加緩和策実施等により、金利は大幅低下。
8,000
7,000
2015年度
ECBの追加緩和期待で一旦戻りを試すも、追加緩和打ち止め
観測、ユーロ高進行が重石となり、前期末比で大幅下落。
4
2015年度第4四半期 経済・市場概況 - アジア新興国/為替 -
為替
アジア新興国経済概況
中国では構造調整が続く中、商品市況の低迷等から、製造業中心に景況感
が悪化しています。また、金融・財政両面での緩和策による景気浮揚効果も
顕在化するに至っていません。新興国経済全体としても、景況感が底這い状
況から脱出する兆しが、未だ見えない状況です。
アジア新興国株式
【期初見通し】
日・米・欧とも、金融政策の変更は慎重に実施、主要通貨はレンジ推移
継続。
【市場概況】
(円/ドル)
日銀のマイナス金利導入時には円安が進む局面もありましたが、FRBの
利上げ姿勢が慎重であることが明らかになるにつれて円高を試す展開
となり、前期末比では大幅に円高が進みました。
(円/ユーロ)
米国金利の低下からユーロも対ドルでは大きくユーロ高ドル安が進行。
但し、リスク回避の動きで円/ドルが大幅な円高となったことから、対円
では前期末比でユーロ安円高となりました。
【期初見通し】
政府による緩和策が下支えし、下値固めから戻りを試す展開。中国での政策
不安再燃には注意。
【市場概況】
経済指標の悪化、急激な人民元安進行等を背景とした中国当局への疑念か
ら大きく下落したものの、当局が改めて緩和姿勢を明確にしたことに加え、米
ドル安の進展もアジア新興国市場を下支えし、期末にかけて値を戻しました。
(ポイント)
(ポイント)
(円)
140
30,000
32,000
28,000
135
30,000
26,000
130
28,000
24,000
26,000
22,000
24,000
20,000
2015年12月末
2016年3月末
21,914
20,776
26,117
25,341
香港ハンセン指数
18,000
(左目盛)
インドSENSEX
16,000
(右目盛)
2014年度
22,000
20,000
2015年度
(円)
円/ドル
(左目盛)
円/ユーロ
(右目盛)
2015年12月末
2016年3月末
165
120.29
112.39
160
130.67
128.07
155
125
150
120
145
115
140
110
135
105
130
100
125
95
120
2014年度
2015年度
FRBの利上げ慎重姿勢から、ドル独歩安。対ドルでは、
2014年10月の追加緩和直後の水準まで円高進展。
中国での金融・財政両面での緩和策の発動、
米ドル安の進展を材料に値を戻す展開。
5
2015年度第4四半期 運用概況 - 総合口 -
1.ユニット価格の推移
28,000 (円)
25,395
26,000
24,000
23,370
22,000
18,346
18,000
15,448
16,000
16,643
14,737
18,040
15,319
15,079
13,018
12,000
年度
伸び率
23,672
20,728
19,403
20,000
14,000
24,895
24,650
(単位:%)
05年度
06年度
24.49
07年度
5.76
▲14.22
08年度
▲21.78
09年度
18.67
10年度
▲ 2.39
11年度
12年度
1.59
17.76
13年度
14.90
14年度
18.92
15年度
▲ 5.19
(単位:%)
2015年度 四半期伸び率
1Q
2Q
3Q
3.02
▲ 6.78
5.17
4Q
▲ 6.13
2.投資行動
7.0
オーバー
ウェイト
対ベンチマーク時価構成比(月中平均残高)の推移
(%)
5.0
国内債券計
3.0
国内株式
1.0
-1.0
アンダー
ウェイト
外国債券
-3.0
外国株式計
-5.0
-7.0
-9.0
2015/4
短期資産等
2015/5
2015/6
2015/7
2015/8
2015/9
2015/10
2015/11
2015/12
2016/1
2016/2
2016/3
1Q
国内株式はオーバーウェイト幅を拡大、外国株式はオーバーウェイト維持、
外国債券は小幅にアンダーウェイト、国内債券はアンダーウェイト幅を拡大。
2Q
内外株式はオーバーウェイト維持、短期資産等をアンダーウェイトに変更し、
外国債券はアンダーウェイト拡大、国内債券はアンダーウェイト縮小。
3Q
内外株式はオーバーウェイト幅を拡大、外国債券、短期資産等はアンダー
ウェイト幅を概ね維持し、国内債券はアンダーウェイト幅を拡大。
4Q
国内株式はオーバーウェイト縮小、外国株式はオーバーウェイト拡大、外国
債券はアンダーウェイト拡大、国内債券は概ねアンダーウェイト維持。
6
3.パフォーマンス要因分析
(単位:%)
構成比 収益率 構成比 収益率
国 内 債 券
20.1
4.02
26.7
3.81
超過
収益
資産
個別
複合
配分
資産
効果
0.21 ▲ 0.52
0.05 ▲ 0.01
為替ヘッジ外債
2.1
3.58
3.1
3.18
0.40 ▲ 0.08
0.01 ▲ 0.00
国 内 債 券 計
22.2
3.96
29.8
3.74
0.22 ▲ 0.60
0.06 ▲ 0.01
国 内 株 式
36.0 ▲12.84
外 国 債 券
9.7 ▲ 0.40
11.1 ▲ 1.25
0.86 ▲ 0.07
26.6 ▲ 7.82
2.2 ▲ 5.32
2.0 ▲ 4.73 ▲ 0.60
0.02 ▲ 0.01 ▲ 0.00
外 国 株 式 計
28.7 ▲ 7.63
24.7 ▲ 6.06 ▲ 1.58
0.02 ▲ 0.40 ▲ 0.07
短 期 資 産 等
3.3 ▲ 0.65
4.1
0.00 ▲ 0.65 ▲ 0.05 ▲ 0.03
0.01
ベンチマーク
超過
収益
超過収益の要因分析
国 内 債 券
21.0
5.90
26.2
5.40
資産
個別
複合
配分
資産
効果
0.50 ▲ 0.71
0.12 ▲ 0.03
為替ヘッジ外債
2.5
1.38
3.0
1.18
0.20 ▲ 0.08
0.01 ▲ 0.00
国 内 債 券 計
23.5
5.41
29.2
4.96
0.44 ▲ 0.79
0.12 ▲ 0.03
国 内 株 式
35.7 ▲ 9.81
30.9 ▲10.82
1.01 ▲ 0.45
0.35
11.0 ▲ 2.74
0.91 ▲ 0.05
0.10 ▲ 0.01
構成比 収益率 構成比 収益率
外 国 債 券
9.7 ▲ 1.83
外 国 株 式
25.3 ▲ 8.83
アジア新興国株式
2.3 ▲18.47
外 国 株 式 計
27.6 ▲ 9.69
合
計
個別
外国株式、国内株式の銘柄選択がマイナス寄与しました。
資産
個別
国内株式、国内債券、外国債券の銘柄選択がプラス寄与しました。
資産
国内
債券
四半期
2月のデュレーション長期化戦略に加え、割高割安に着目したイールドカーブ戦
略、事業債の銘柄戦略等がプラス寄与しました。
年度
デュレーション長期化戦略やイールドカーブ戦略、事業債の銘柄戦略等がプラス
寄与しました。
四半期
米国のデュレーション長期化戦略やオーストラリアのデュレーション長期化戦略が
プラス寄与しました。
年度
米国のデュレーション長期化戦略やオーストラリアのデュレーション長期化戦略が
プラス寄与しました。
四半期
急速に円高が進行する中、電気機器、化学、輸送用機器、機械等における為替
感応度の高い銘柄の保有がマイナス寄与しました。
年度
建設、情報・通信のオーバーウェイト、並びに内需安定成長(情報・通信、小売、
医薬品)や精密機器での銘柄選択等がプラス寄与しました。
四半期
米ドルの一部対円ヘッジ戦略や対米ドルでのユーロのオーバーウェイト戦略がプ
ラス寄与しました。
年度
対米ドルおよび対ユーロでの英ポンドのアンダーウェイト戦略や米国のデュレー
ション長期化戦略がプラス寄与しました。
100.0 ▲ 6.13 100.0 ▲ 4.29 ▲ 1.84 ▲ 1.18 ▲ 0.53 ▲ 0.13
ファンド
短 期 資 産 等
資産 国内債券のアンダーウェイト、国内株式のオーバーウェイト等がマイナス寄与しま
配分 した。
22.7 ▲ 6.18 ▲ 1.65 ▲ 0.00 ▲ 0.39 ▲ 0.07
(単位:%)
年度累計
資産 国内債券のアンダーウェイト、国内株式のオーバーウェイト等がマイナス寄与しま
配分 した。
0.09 ▲ 0.01
外 国 株 式
計
総合口
合計
30.4 ▲12.04 ▲ 0.81 ▲ 0.48 ▲ 0.25 ▲ 0.04
アジア新興国株式
合
投資行動・実績(まとめ)
超過収益の要因分析
年度
四半期
ベンチマーク
四半期
ファンド
3.5 ▲ 0.57
国内
株式
0.05
22.9 ▲ 8.64 ▲ 0.19 ▲ 0.07 ▲ 0.03 ▲ 0.05
2.0 ▲17.80 ▲ 0.66 ▲ 0.01 ▲ 0.01
為替
ヘッジ
外債
0.00
外国
債券
24.9 ▲ 9.36 ▲ 0.33 ▲ 0.08 ▲ 0.05 ▲ 0.05
4.0
0.03 ▲ 0.60 ▲ 0.00 ▲ 0.02
100.0 ▲ 5.19 100.0 ▲ 4.28 ▲ 0.91 ▲ 1.38
0.01
0.51 ▲ 0.04
注1)ファンドの収益率の合計欄には、ユニット価格伸び率を記載しています。
注2)外貨建資産(外国債券や外国株式)の売買に伴う為替予約などの評価損益や実現損益
が「短期資産等」の区分に計上されるため、「短期資産等」の収益率がマイナスとなること
があります。
外国
株式
アジア
新興国
株式
四半期
医薬品・バイオテクノロジー等のヘルスケアのオーバーウェイト、金融、情報技術、
一般消費財・サービス等の銘柄選択がマイナス寄与しました。
年度
生活必需品、小売等のオーバーウェイトが業種配分でプラス寄与したものの、食
品・飲料・タバコ等の銘柄選択効果が相殺し、ベンチマークを下回りました。
四半期
台湾・タイにおける銘柄選択のマイナス寄与を主因に、ベンチマークを下回りまし
た。
年度
国別配分は小幅にプラス寄与しましたが、銘柄選択は中国・台湾でのマイナス寄
与が大きく、全体としてはベンチマークを下回りました。
注)短期資産等を除いて記載しています。
7
2015年度第4四半期 運用概況 - 第2総合口 -
第2総合口(高度リスク分散・安定型バランスファンド) 中長期的に年率3%の安定的な収益の確保を目指します。
(ダウンサイドリスク抑制戦略つき)
1.ユニット価格の推移
11,500 (円)
11,069
11,124
11,131
11,063
10,924
11,063
10,974
11,080
11,080
11,175
11,099
11,054
11,068
11,000
10,500
伸び率
(単位:%)
4月
▲ 0.56
5月
6月
0.50
▲ 1.80
7月
8月
1.27
9月
▲ 0.80
10月
0.81
11月
0.15
12月
0.00
1月
▲ 0.23
0.41
2月
3月
▲ 0.28
0.97
年度累計
0.40
(単位:%)
1Q
▲ 1.86
四半期伸び率
2Q
3Q
1.27 ▲ 0.08
4Q
1.09
2.投資行動
資産別構成比の推移
100%
7%
3%
外貨建運用資産の内訳
国内債券(国債) 40%
1%
53%
57%
外国株式
61%
60%
40%
外国株式
外国債券(国債)
80%
30%
新興国国債
国内株式
新興国国債
5%
5% 1%
1%
3%
20%
27%
0%
2016年1月末
25%
3%
3%
2%
4%
4%
2016年2月末
REIT
3%
4%
3%
2%
1%
2016年3月末
短期資金等
注)第2総合口においては一部先物を活用しており、先物は想定元本を含めて構成比を算出して
います。従って、各アセットの構成比は、『外貨建運用資産の内訳』と必ずしも一致しません。
新興国株式
REIT
新興国株式
25%
25%
25%
20%
5%
10%
5%
1%
0%
5%
3%
2%
3%
2016年1月末
4%
2%
2016年2月末
3% 8%
2%
4%
実質外貨エクスポージャー
2016年3月末
注1)新興国国債、新興国株式、REITについては、私募投資信託で運用を行っており、一部に円貨建資産を含みます。
注2)外国債券(国債)は、先物を利用し、為替リスクをとらない運用を行っているため、上記のグラフには含めておりません。
注3)実質外貨エクスポージャーは、ファンド全体の時価残高に対する割合を表しています。
8
3.パフォーマンス要因分析
(単位:%)
4月
第2総合口ユニット価格伸び率
5月
6月
1Q
7月
8月
9月
2Q
10月
11月
12月
3Q
1月
2月
3月
4Q
累計
▲ 0.56
0.50
▲ 1.80
▲ 1.86
1.27
▲ 0.80
0.81
1.27
0.15
0.00
▲ 0.23
▲ 0.08
0.41
▲ 0.28
0.97
1.09
0.40
▲ 0.57
0.49
▲ 2.46
▲ 2.55
1.91
▲ 1.64
0.10
0.35
1.07
0.00
▲ 0.23
0.84
0.44
▲ 0.25
0.80
0.99
▲ 0.40
0.02
0.01
0.66
0.69
▲ 0.64
0.83
0.71
0.92
▲ 0.92
-
-
▲ 0.92
▲ 0.03
▲ 0.03
0.16
0.10
0.80
先進国国債
▲ 0.33
▲ 0.17
▲ 0.94
▲ 1.43
0.51
▲ 0.01
0.63
1.13
▲ 0.32
▲ 0.26
▲ 0.19
▲ 0.77
1.54
0.44
▲ 0.05
1.93
0.82
先進国株式
1.28
3.69
▲ 4.01
0.81
5.93
▲ 6.52
▲ 1.89
▲ 2.85
5.78
1.23
▲ 1.79
5.16
▲ 0.91
▲ 5.34
5.22
▲ 1.31
1.65
新興国国債
▲ 0.17
3.12
▲ 3.32
▲ 0.47
1.58
▲ 3.34
▲ 3.28
▲ 5.04
4.46
0.89
▲ 3.33
1.88
1.03
▲ 4.52
2.47
▲ 1.15
▲ 4.81
新興国株式
6.16
▲ 0.38
▲ 4.03
1.49
▲ 1.87
▲ 8.08
▲ 5.66 ▲ 14.91
6.15
▲ 1.38
▲ 2.60
1.97
▲ 3.04
▲ 1.15
4.74
▲ 2.60
1.88
▲ 5.54
▲ 6.26
3.46
▲ 6.71
▲ 0.71
▲ 4.17
7.95
0.64
▲ 0.32
8.29
▲ 4.39
▲ 3.54
6.99
▲ 1.33
▲ 4.02
▲ 0.80
▲ 0.68
▲ 1.32
▲ 2.78
1.25
▲ 0.19
0.74
1.81
0.23
0.02
▲ 0.35
▲ 0.10
1.97
1.10
0.42
3.52
2.37
2.18
4.14
▲ 3.65
2.53
3.10
▲ 8.62
▲ 4.77 ▲ 10.28
8.77
1.70
▲ 4.10
6.09
▲ 5.36
▲ 7.40
6.40
▲ 6.75
▲ 8.99
戦略別寄与度
リスク要因分散効果
ダウンサイドリスク抑制効果
資産別収益率(ダウンサイドリスク抑制戦略を除く)
REIT
0.39 ▲ 11.60
(参考)インデックス伸び率
Citigroup - WGBI (日本含む・円ヘッジ・円ベース)
MSCI World Index(円ベース)
注1)
注2)
注3)
注4)
注5)
ダウンサイドリスク抑制効果は、測定期間毎に、ユニット価格伸び率からリスク要因分散効果を差し引いて算出しております。
複数期間の累積寄与度を求める際に発生するリンク誤差(複利効果)を各効果に按分して算出しております。
個別リターンは、ダウンサイドリスク抑制戦略の効果を除いて算出しております。
Citigroup-WGBI: Citigroup-World Government Bond Index
MSCI World Indexは、先進国株式全体の動きを表す株価指数。
投資行動・実績(まとめ)
4Q
・第4四半期は年初から原油価格の下落や中東情勢の緊迫化、米国の景気減速懸念等を受けてリスク回避的な動きが強まりました。また、日銀によるマイナス金利の導
入や米利上げ期待の後退を受けて、債券市場は堅調に推移しました。一方で、為替市場では急速な円高が進行しました。
・このような環境下、リスク要因分散戦略による定量判断に基づいて徐々にリスク性資産のウェイトを引下げたこと、ダウンサイドリスク抑制戦略や高インカム戦略が奏功し
たこと等から、第4四半期のユニット価格伸び率は+1.09%となりました。
年度
・年度前半は、堅調な米経済を好感する形でリスク選好となり、株高、金利上昇となる局面がありましたが、次第にFRBの利上げに対する警戒、中国市場の変調、資源価
格の急落等を受けてリスク回避的な動きが強まり、株式は大幅に下落しました。新興国市場は、米国の利上げを機とした資金流出懸念や、資源価格の急落を受けて軟
調な展開となりました。為替は年度前半には円安を試す局面がありましたが、後半にかけては米国の利上げペース鈍化を織り込みながら、急速に円高が進みました。
・このような環境下、リスク要因分散戦略による定量判断に基づいて8月の株価急落局面を前にリスク性資産保有ウェイトの削減を行ったこと、年度を通してダウンサイドリ
スク抑制戦略や高インカム戦略が奏功したこと等から、リスク性資産が大幅マイナスのリターンとなる中で、年度累計で0.40%の収益率を確保しました。
9
2015年度第4四半期 運用概況 - 債券総合口 -
債券総合口(高インカム債券ファンド(為替ヘッジ))世界の投資適格債券(ヘッジつき)への分散投資により、中長期的に
国内短期金利+2.0~2.5%の安定的な収益の確保を目指します。
1.ユニット価格の推移
11,000 (円)
10,500
10,348
10,239
10,117
10,000
10,000
9,500
(単位:%)
4月
伸び率
5月
―
6月
―
7月
―
8月
―
9月
―
10月
―
11月
―
12月
―
1月
―
2月
1.17
1.21
3月
1.06
年度累計
3.48
(単位:%)
1Q
―
四半期伸び率
2Q
3Q
―
―
4Q
3.48
2.投資行動
資産別構成比の推移
修正デュレーションの推移
100%
7.8
80%
60%
60%
62%
60%
40%
20%
7.6
先進国国債
9%
10%
10%
28%
27%
2%
2%
2016年3月末
15%
新興国国債
7.4
グローバル社債
7.2
短期資金等
7.0
16%
0%
2016年1月末
2016年2月末
6.8
2016年1月末
2016年2月末
2016年3月末
注)各資産の修正デュレーションを、ウェイト(ダウンサイドリスク抑制戦略除く)で加重平均して
算出しております。
10
3.パフォーマンス要因分析
(単位:%)
1月
債券総合口ユニット価格伸び率
2月
3月
4Q
1.17
1.21
1.06
3.48
基本戦略効果
1.14
1.21
1.06
3.45
ダウンサイドリスク抑制効果
0.03
戦略別寄与度
金利上昇シグナル
信用懸念シグナル
― 0.03
― ― ― ― ― ― 0.03
― 0.03
資産別収益率(コア部分)
先進国国債(コア部分)
1.54
1.47
0.48
3.53
新興国国債(コア部分)
0.40
1.64
3.12
5.23
グローバル社債(コア部分)
0.31
0.71
1.82
2.87
NOMURA-BPI 総合
1.26
1.69
0.81
3.81
バークレイズ・グローバル総合インデックス(円ヘッジ・円ベース)
1.40
0.85
0.71
2.99
Citigroup - WGBI (日本含む・円ヘッジ・円ベース)
1.97
1.10
0.42
3.52
(参考)インデックス伸び率
注1) 複数期間の累積寄与度を求める際に発生するリンク誤差(複利効果)を各効果に按分して算出しております。
注2) バークレイズ・グローバル総合インデックスは、世界の債券市場を的確に表すことを目的とした、国債、社債等を含んだ総合型の債券インデックスです。
注3) Citigroup-WGBI: Citigroup-World Government Bond Index
投資行動・実績(まとめ)
4Q
・第4四半期は年初から原油価格の下落や中東情勢の緊迫化、米国の景気減速懸念等を受けてリスク回避的な動きが強まりました。日銀によるマイナス金利の導入や米
利上げ期待の後退を受けて、先進国国債市場は堅調(利回りは低下)に推移しました。また、資源価格の回復等を受けて、新興国債券市場、グローバル社債市場は2
月から3月にかけて非常に堅調な動きとなりました。
・このような環境下、日銀によるマイナス金利の導入を受けて大幅に金利低下した国内債券には及びませんでしたが、金利リスクを抑制した運営の下でヘッジ外債と同等
のリターンを達成し、第4四半期のユニット価格伸び率は+3.48%となりました。
11
2015年度第4四半期 運用概況 - 投資対象別口 -
(単位:%)
四半期
国 内 債
券 口
ファンド
4.05
3.81
0.25
為 替 ヘ ッ ジ 外 債口
3.59
3.18
0.41
国 内 株 式 口 1 型
▲12.85
▲12.04
▲ 0.81
国 内 株 式 口 2 型
▲12.61
▲12.04
▲ 0.57
外 国 債
券 口
▲ 0.36
▲ 1.25
0.89
外 国 株
式 口
▲ 7.74
▲ 6.18
▲ 1.56
新 興 国 株 式 口
▲ 0.88
▲ 1.19
0.31
国内株式口パ ッシ ブ型
▲11.96
▲12.04
0.07
外国株式口パ ッシ ブ型
▲ 6.18
▲ 6.18
0.00
0.01
0.00
0.01
短 期 資
金 口
(単位:%)
年度累計
国 内 債
券 口
ファンド
5.40
0.52
為 替 ヘ ッ ジ 外 債口
1.39
1.18
0.21
国 内 株 式 口 1 型
▲ 9.92
▲10.82
0.90
国 内 株 式 口 2 型
▲10.57
▲10.82
0.25
外 国 債
券 口
▲ 1.97
▲ 2.74
0.78
外 国 株
式 口
▲ 8.65
▲ 8.64
▲ 0.01
新 興 国 株 式 口
▲17.10
▲17.24
0.14
国内株式口パ ッシ ブ型
▲10.86
▲10.82
▲ 0.04
短 期 資
金 口
四半期
2月のデュレーション長期化戦略に加え、割高割安に着目したイールドカーブ戦
略、事業債の銘柄戦略等がプラス寄与しました。
年度
デュレーション長期化戦略やイールドカーブ戦略、事業債の銘柄戦略等がプラス
寄与しました。
為替
ヘッジ
外債口
四半期
米国のデュレーション長期化戦略やオーストラリアのデュレーション長期化戦略が
プラス寄与しました。
年度
米国のデュレーション長期化戦略やオーストラリアのデュレーション長期化戦略が
プラス寄与しました。
国内
株式口
1型
四半期
急速に円高が進行する中、電気機器、化学、輸送用機器、機械等における為替
感応度の高い銘柄の保有がマイナス寄与しました。
年度
建設、情報・通信のオーバーウェイト、並びに内需安定成長(情報・通信、小売、
医薬品)や精密機器での銘柄選択等がプラス寄与しました。
国内
株式口
2型
四半期
機械、電気機器セクターにおける外需系割安銘柄のオーバーウェイトがマイナス
寄与しました。
年度
食料品、不動産、建設セクターにおける内需系割安銘柄のオーバーウェイトがプ
ラス寄与しました。
四半期
米ドルの一部対円ヘッジ戦略や対米ドルでのユーロのオーバーウェイト戦略がプ
ラス寄与しました。
年度
対米ドルおよび対ユーロでの英ポンドのアンダーウェイト戦略や米国のデュレー
ション長期化戦略がプラス寄与しました。
国内
債券口
ベン チ マ ーク 超 過 収 益
5.93
外国株式口パ ッシ ブ型
投資行動・実績(まとめ)
ベン チ マ ーク 超 過 収 益
▲ 8.56
▲ 8.64
0.09
0.09
0.03
0.06
外国
債券口
外国
株式口
新興国
株式口
四半期
医薬品・バイオテクノロジー等のヘルスケアのオーバーウェイト、金融、情報技術、
一般消費財・サービス等の銘柄選択がマイナス寄与しました。
年度
生活必需品、小売等のオーバーウェイトが業種配分でプラス寄与したものの、食
品・飲料・タバコ等の銘柄選択効果が相殺し、ベンチマークを下回りました。
四半期
アジア圏は台湾・タイにおける銘柄選択効果を主因にマイナス寄与しましたが、
非アジア圏はプラス寄与となり、全体ではベンチマークを上回りました。
年度
アジア圏は中国・台湾における銘柄選択効果を主因にマイナス寄与しましたが、
非アジア圏がプラス寄与となり、全体ではベンチマークを上回りました。
注)アクティブファンド(短期資金口を除く)を記載しています。
注1)各ファンドの収益率はユニット価格伸び率です。
注2)お客さまの運用開始時期により、上記収益率は相違します。
12
長期のパフォーマンス状況
アクティブ型商品の長期パフォーマンス状況(年率換算前・2016年3月末まで)
過去5年の累積超過収益率
1.12
過去10年の累積超過収益率
0.14
総合口
総合口
<ご参考>
0.40
国内債券口
0.69
国内株式口1型
-3.83
-0.62
10.37
新興国株式口 注2)
10
15
20
(%)
-10
0
R&Iファンド大賞2010
・確定給付年金/国内株式グロース部門(2010年)
国内株式口2型
マーサーMPA(Japan)アワード
・第7回2009 国内株式(大型)総合部門(5年)
・第8回2010 国内株式(大型)総合部門(5年)
外国債券口
外国株式口
3.28
10
新興国株式口 注2)
20
 国内株式口1型
国内株式口1型
為替ヘッジ外債口 注2)
外国株式口
3.28
5
1.10
為替ヘッジ外債口 注2)
5.48
0
12.56
外国債券口
1.10
-5
国内債券口
4.64
国内株式口2型
2.64
-10
0.08
*各受賞年度の前年までのパフォーマンスを評価
 外国債券口
マーサーMPA(Japan)アワード
・第7回2009 外国債券総合部門(5年)
・第8回2010 外国債券総合部門(5年)
・第9回2011 外国債券総合部門(5年)
*各受賞年度の前年までのパフォーマンスを評価
(%)
注1)過去5年の累積超過収益率は2011年度から、過去10年の累積超過収益率は2006年度から2015年度までの累計実績です。
注2)為替ヘッジ外債口、新興国株式口は2011年10月より運用しているため、過去5年、過去10年の累積超過収益率は2011年10月から2015年度までの累積超過収益率です。
「R&Iファンド大賞」は、過去のデータに基づいたものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。当大賞は、投資の参考となる情報を提供することのみを目的としており、投資家に当該ファンドの購入、売却、
保有を推奨するものではありません。また、R&Iの顧客に対して提供している定性評価情報とは関係ありません。当大賞は信頼すべき情報に基づいてR&Iが算出したものであり、その正確性及び完全性は必ずしも保証されて
いません。当大賞は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信
用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。当大賞に関する著作権その他の権利は、R&Iに帰属します。R&Iの許諾無く、これらの情報を使用(複製、改変、送信、頒布、切除を含む)する
ことを禁じます。「投資信託/総合部門」の各カテゴリーについては、受賞運用会社の該当ファンドの平均的な運用実績を評価したもので、必ずしも受賞運用会社の全ての個別ファンドそれぞれについて運用実績が優れている
ことを示すものではありません。投信の基準価額等はQUICK調べ。詳細はR&Iのウェブサイト( http://www.r-i.co.jp/jpn/ie/itr/fund_award/ )をご覧下さい。
「マーサーMPA(Japan)アワード」とは、マーサージャパン株式会社が優れた運用パフォーマンスを達成した結果(過去の定量性結果)を讃えるため、運用機関へ授与しているものです。マーサーMPA(Japan)アワードの詳細
については、マーサージャパン株式会社のウェブサイト( http://www.mercer.co.jp/)をご覧下さい。
13
経済・市場見通し
26,000
25,000
24,000
23,000
22,000
21,000
20,000
19,000
18,000
17,000
16,000
15,000
14,000
13,000
12,000
(円)
楽観シナリオ
日経平均
【発生確率】
20%
17年3月末 22,500円
17年3月末 18,000円
■ 世界経済は、個人消費・住宅投資に下支えされるが、製造業の景況
感の回復は遅れ、加速感のない中で景気拡大基調を維持。
■ 日本経済は、雇用・所得の改善が消費に繋がらない中、円安一服によ
る製造業の業況悪化から、踊り場局面へ。
■ 内外株式は、金利が低水準で安定し、米国主導の緩やかな景気回復
が確認されるにつれ、米国では戻り高値を、日本は下値固めから戻り
を試す展開。
■ 内外金利は、金融当局が、低インフレが継続する中で成長重視の政
策を選択しやすい環境にあり、低水準でのレンジ推移が継続。
■ 為替は、G20以降自国通貨安に依存する政策からの脱却が求められ、
当面は円の戻りを試す展開も、金融政策の違いから徐々に円安へ。
メイン
シナリオ
【発生確率】
60%
17年3月末 14,500円
15/3
15/6
15/9
15/12
16/3
16/6
16/9
2015年
3月末
実績
新 発 1 0 年 国 債
16/12
17/3
2016年
3月末
実績
■ 米国の金融政策正常化は緩慢なペースとなり、商品市況の調整は一
服。欧州では英国がEUに留まる決断を下し、政治的融和が進む。中
国は金融緩和・財政拡大を進め、景況感改善が明確化。日本は参議
院選挙で与党が圧勝し、官邸主導で財政拡張、規制緩和が進展。世
界景気は、持ち直しから加速感が出るまでに改善。
悲観シナリオ
【発生確率】
20%
■ 米国の金融政策正常化がハイペースで実施され、商品市況の下落が
一段と進行。欧州では、難民問題やシリア情勢の悪化を背景に、域内
での政治的分離が加速。中国では構造改革を優先し景気浮揚策が
不発。日本では財政拡張姿勢が否定され、海外景気の急減速に抗し
きれず、資産価格調整と相俟って景気後退期入りへ。
2016年
6月末
予測水準
2016年4-6月
予測レンジ
( % )
0.395
▲ 0.050
▲ 0.300
~
0.300
均
( 円 )
19,206.99
16,758.67
14,500
~
20,500
X
(ポイント)
1,543.11
1,347.20
1,150
~
米 国 1 0 年 国 債
( % )
1.93
1.79
1.50
独 1 0 年 連 邦 債
( % )
0.18
0.15
日
T
経
O
平
P
I
▲ 0.100
2017年3月末予測水準
メイン
楽観
悲観
▲ 0.050
0.300
▲ 0.250
17,000
18,000
22,500
14,500
1,650
1,350
1,450
1,850
1,150
~
2.25
1.75
2.00
3.00
1.25
0.00
~
0.50
0.15
0.15
1.00
0.00
N
Y
ダ
ウ
( ドル )
17,776.12
17,685.09
15,500
~
19,250
18,200
18,500
20,000
15,000
円
/
ド
ル
( 円 )
119.92
112.39
100.00
~
120.00
110.00
115.00
125.00
95.00
ロ
( 円 )
128.79
128.07
120.00
~
140.00
126.50
132.50
150.00
115.00
ド ル / ユ ー ロ
( ドル )
1.0740
1.1395
1.1000
~
1.3000
1.1500
1.1500
1.2500
1.0500
M S C I - E M
( ドル )
974.57
836.80
710
~
970
860
920
1,090
680
円
/
ユ
ー
14
2016年度 運用方針 - 総合口 -
1.2016年度短期基本ポートフォリオ及び2016年度期待収益率
(単位:%)
2016年度期待収益率
2016年度
基本ポートフォリオ
国
内
債
券
許容範囲
2016年度
期待収益率
24.0 11 ~ 37
0.4
2.2
18.8
20.0
- 4.0
▲ 2.6
2.1
9
0.3
3.8
2.0
5.0
- 1.0
▲ 5.3
2.7
30.0 17 ~ 43
0.4
2.2
20.8
25.0
- 5.0
―
為替ヘッジ外債
6.0
国 内 債 券 計
3 ~
リスク
2016年3月末
実績構成比
2016年6月末
予定構成比
対基本
ポートフォリオ比
楽観
悲観
―
国
内
株
式
30.0 20 ~ 40
9.8
18.5
36.1
35.0
+ 5.0
39.5
▲12.5
外
国
債
券
11.0
4 ~ 18
3.0
10.1
8.8
8.0
- 3.0
6.4
▲10.5
国
株
式
24.0 15 ~ 33
10.7
19.3
28.2
28.0
+ 4.0
34.8
▲26.7
5
14.9
24.4
2.8
2.0
± 0.0
46.4
▲27.8
26.0 17 ~ 35
11.1
19.4
31.0
30.0
+ 4.0
―
▲ 0.1
0.3
3.3
2.0
- 1.0
0.0
▲ 0.1
6.3
10.4
100.0
100.0
―
20.9
▲11.2
外
アジア新興国 株式
2.0
外 国 株 式 計
短 期 資 産 等
合
計
0 ~
3.0
0 ~
100.0
―
8
―
注)2016年3月末の実績構成比は、2016年4月1日付キャッシュフローを反映した数値です。
現時点では内外株式をオーバーウェイト、現金及び内外債券をアンダーウェイトとしておりますが、引続き内外政策・政局・景気動向や信用・
資 産 配 分 不動産等他のリスク性資産の推移を見ながら、各資産とも機動的な売買を実施する方針です。
2.長期基本ポートフォリオ
(単位:%)
基本ポート
フォリオ
期待
収益率
許容範囲
リスク
国 内 債 券
32.0
17
~
47
0.80
3.0
国 内 株 式
25.0
10
~
40
6.30
19.4
外 国 債 券
13.0
3
~
23
2.10
10.5
外 国 株 式
25.0
15
~
35
7.30
18.2
短期資産等
5.0
0
~
15
0.25
0.6
3.94
8.9
合
計
100.0
―
15
2016年度 運用方針 - 総合口・第2総合口・債券総合口 -
運用方針
総合口
• 「マクロ経済分析」や「財政・金融政策」、「各市場ごとの需給動向」などの判断に基づく資産配分、ならびに各個別資産ごとの銘柄選
択効果により、安定的にベンチマークを上回る運用を目指します。
• 総合口の運用に際しては、長期的なマクロ経済の分析・市場予測をベースとした長期基本ポートフォリオ(10年程度)を設定した上で、
各資産の1年程度の市場見通しを考慮し、当年度における資産配分のベンチマークとして短期基本ポートフォリオを設定します(今年
度の基本ポートフォリオについては、前頁をご覧ください)。
• 金利分散の強化の観点から、長期基本ポートフォリオ上の円貨建公社債の一部として、為替ヘッジ付外貨建公社債を組み入れます。
また、収益機会の多様化の観点から、外国株式の一部として、アジア新興国株式を組み入れます。
• ベンチマークは、総合口の短期基本ポートフォリオと各資産のベンチマークを基に算出した複合ベンチマークとします。
• 各資産別の運用方針については、投資対象別口の内容をご確認ください。
第2総合口
• 定量分析の活用により、高度なリスク分散を図った資産配分戦略と高利回りかつ低リスクを追求した個別資産戦略を実施し、価格下落
リスクを抑制しつつ、中長期的に年率3%程度の期待収益率を目標とした運用をします。
• 資産配分比率は、ファンド全体の目標リスク(年率3%~4%)をターゲットに月次で見直しを行います。また、市場リスクが高まったと判
断した際には、短期資金への資金移動を速やかに実施します。
• 投資対象は、リスク分散を高度に行うために、先進国国債、先進国株式、新興国国債、新興国株式、REIT、短期資金とします。
• 先進国国債、先進国株式、新興国株式、REITについては、地域・銘柄等の分散を図りつつ、高利回り・低リスクを追及した運用を行い
ます。新興国国債については、参照ベンチマークから信用リスクの高い銘柄を除いて、低リスクを追求した運用を行います。
• ファンド全体のベンチマークは特に定めません。
• 期待収益率および目標リスクは、長期的な運用環境の変化に対応するため、必要に応じて見直しを行います。
債券総合口
• グローバルに投資適格債券を投資対象とし、為替リスクはヘッジしリスク抑制に重点を置きつつ、中長期的に国内短期金利+2.0~
2.5%の期待収益率を目標とした運用をします。
• 投資対象は、先進国国債、新興国国債、グローバル社債、短期資金とします。
• 資産配分については、70%を「コア・ポートフォリオ」とし、先進国国債、新興国国債、グローバル社債をそれぞれ一定の比率とします。
30%については、「動的配分ポートフォリオ」とし、各資産の投資魅力度(リスク対比のインカム利回り)をもとに配分します。
• ファンド全体のリスクについては、年率3%程度をターゲットとしますが、市場リスクが高まったと判断した際には、リスク抑制を行います。
• 「コア・ポートフォリオ」運用にあたっては、先進国国債は、地域・銘柄の分散を図りつつ、投資魅力度等をもとに運用を行います。新興
国国債は、参照ベンチマークから信用リスクの高い国を除くことにより、リスクを抑制した運用を行います。グローバル社債は、アクティ
ブ運用とし、分散投資を図りつつ合理的な投資判断に基づき運用を行います。また、「動的配分ポートフォリオ」運用にあたっては、機
動性、流動性を高めた運用を行います。
• ファンド全体のベンチマークは特に定めません。
• 期待収益率および目標リスクは、長期的な運用環境の変化に対応するため、必要に応じて見直しを行います。
16
2016年度 運用方針 - 投資対象別口 -
(単位:%)
2016年度
期待収益率
リスク
2016年度
期待収益率
楽観
悲観
国内債券口
0.4
2.2
▲ 2.6
2.1
為替ヘッジ
外債口
0.3
3.8
▲ 5.3
2.7
国内株式口
1型
9.8
18.5
39.5
▲12.5
国内株式口
2型
9.8
18.5
39.5
▲12.5
国内株式口
パッシブ型
9.8
18.5
39.5
▲12.5
外国債券口
3.0
10.1
6.4
▲10.5
外国株式口
10.7
19.3
34.8
▲26.7
外国株式口
パッシブ型
10.7
19.3
34.8
▲26.7
新興国
株式口
15.3
24.3
47.6
▲28.7
▲ 0.1
0.3
0.0
▲ 0.1
短期資金口
運用方針
国内 • 金利予測によるデュレーション調整、イールドカーブ形状予測による短中長期債ウェイト調整、債券市場分析に
基づく種類別ウェイト調整、および個別銘柄選択などによって、ベンチマークを上回る収益を目指します。
債券口
為替
• グローバルなマクロファンダメンタルズ分析や需給分析等を通じて、金利の方向性、イールドカーブ形状、市場
ヘッジ
間スプレッドの拡大・縮小を予測、多岐にわたる超過収益の源泉から安定的なリターンの獲得を目指します。
外債口
国内
• 市場コンセンサス(株価)と本来価値とのギャップに着目し、企業訪問などを通じたボトムアップアプローチによ
株式口
る銘柄選択によって、ベンチマークを上回る収益を目指します。
1型
国内 • 独自の日本株バリュエーションモデルを用いて、相対的な割安度を判定し銘柄選択を行います。また、近年の
株式口
株式市場の構造変化を考慮し、業績進捗率から推測される将来的な予想利益の修正ファクターを加え、安定
的な超過収益の獲得を目指します。
2型
外国
債券口
• グローバルなマクロファンダメンタルズ分析や需給分析等を通じて、金利・為替の方向性、イールドカーブ形状、
市場間スプレッドの拡大・縮小を予測、多岐にわたる超過収益の源泉から安定的なリターンの獲得を目指しま
す。
外国 • 企業訪問などで得られた調査情報をもとに、トップダウンによる「地域配分・セクター配分」ならびにボトムアップ
による「銘柄選択」を行い、ベンチマークを上回る収益を目指します。
株式口
新興国 • ベンチマーク構成国のうち、アジア地域におけるアクティブ運用と、その他地域におけるベンチマークへの連動
を目指すリスク抑制的な運用によって、ファンド全体としてベンチマークを上回る収益を目指します。
株式口
注)アクティブファンド(短期資金口を除く)を記載しています。
17
【前四半期策定】
2015年度第4四半期 運用方針 - 総合口 -
運用方針
国内債券
• デュレーション戦略は、レンジ相場を想定し、想定レンジ内でデュレーションを調整します。
• 引き続き、イールドカーブのロールダウン効果※や、年限間の割高・割安に着目した戦略も併用する方針です。
• 種別選択では、日銀社債オペによる好需給を予想し、事業債等のオーバーウェイトを維持する方針です。
為替ヘッジ外債
• 先進国の長期金利上昇は限定的と考え、デュレーション長期化戦略を基本としつつ、機動的に長短の調整をします。また、ECBによ
る追加緩和期待から、欧州周辺国についてオーバーウェイトの機会を窺う方針です。
• 資源への依存度が高い南アフリカや、政治リスクを孕むポーランドの非保有戦略を検討します。一方、新興国の中でもファンダメンタ
ルズが堅固なメキシコはオーバーウェイト戦略を検討します。
国内株式
• 世界景気の先行き不透明感が拭えず、企業業績への期待が高まり難い状況の下、米国の金融政策や原油価格など外部環境の動
向に神経質な展開が継続すると見ています。こうしたなか、銘柄選択では、来期に向けて増益確度の高い銘柄や、バリュエーション
に割安感のある銘柄への選別を徹底します。業種配分では、内外需バランスの維持を基本に、建設や情報・通信の強気を継続しま
す。
外国債券
• 利上げ期待の後退等により英ポンドの下落余地は大きいとの判断から、対ユーロおよび対米ドルでのアンダーウェイト戦略を継続し
ます。また、資源国通貨である豪ドルの対米ドルでのアンダーウェイト戦略を継続します。対米ドルでのユーロのオーバーウェイト戦略、
米ドルの一部対円ヘッジ戦略を継続します。
• デュレーション戦略、国別配分戦略は、為替ヘッジ外債と同様です。
外国株式
• 国別配分は、米国のオーバーウェイト、オーストラリア・カナダなどの資源国のアンダーウェイトを継続します。また、欧州は金融緩和
効果や原油安効果を見込みますが、基本は中立方針で臨みます。業種配分は、米国内需関連(消費・メディア・レジャーなど)やヘ
ルスケア、食品製造中心に安定消費財をオーバーウェイトする方針です。また、ドル高による収益への悪影響を考慮し、海外売上比
率の高い米国企業はアンダーウェイトとする方針です。
アジア新興国株式
• 国別配分は、ベンチマークに対して中立を基本とします。
• 銘柄選択については、中国では構造改革の期待できる国営系企業に加え、インフラ投資や再生可能エネルギーといったテーマ性の
ある銘柄などを重点的に保有します。インドでは経済改革の進展や金利の低下が追い風となる景気敏感銘柄を引き続きオーバー
ウェイトする方針です。
※ロールダウン効果とは、順イールドのカーブ形状が不変であった場合、時間の経過に伴って利回りが低下することにより債券価格が上昇する効果をいいます。
注)短期資産等を除いて記載しています。
18
【前四半期策定】
2015年度第4四半期 運用方針 - 投資対象別口 -
運用方針
国内
債券口
• デュレーション戦略は、レンジ相場を想定し、想定レンジ内でデュレーションを調整します。
• 引き続き、イールドカーブのロールダウン効果※や、年限間の割高・割安に着目した戦略も併用する方針です。
• 種別選択では、日銀社債オペによる好需給を予想し、事業債等のオーバーウェイトを維持する方針です。
• 先進国の長期金利上昇は限定的と考え、デュレーション長期化戦略を基本としつつ、機動的に長短の調整をします。また、ECBによる追加緩和期待から、
欧州周辺国についてオーバーウェイトの機会を窺う方針です。
為替ヘッジ
外債口 • 資源への依存度が高い南アフリカや、政治リスクを孕むポーランドの非保有戦略を検討します。一方、新興国の中でもファンダメンタルズが堅固なメキシコは
オーバーウェイト戦略を検討します。
国内
株式口
1型
• 世界景気の先行き不透明感が拭えず、企業業績への期待が高まり難い状況の下、米国の金融政策や原油価格など外部環境の動向に神経質な展開が継
続すると見ています。こうしたなか、銘柄選択では、来期に向けて増益確度の高い銘柄や、バリュエーションに割安感のある銘柄への選別を徹底します。業
種配分では、内外需バランスの維持を基本に、建設や情報・通信の強気を継続します。
国内
株式口
2型
• 引き続き、日本株バリュエーションモデルを用いて、経常利益株価比と独自指標による株価への業績の織り込み度判断に加え、資産価値と収益性に着目し
た評価(魅力度)をベースに、相対的な割安度を判定し銘柄選択を行います。また、近年の株式市場の構造変化を考慮し、業績進捗率から推測される将来
的な予想利益の修正ファクターを現行モデルに加える改良を3月に行う予定です。
外国
債券口
• 利上げ期待の後退等により英ポンドの下落余地は大きいとの判断から、対ユーロおよび対米ドルでのアンダーウェイト戦略を継続します。また、資源国通貨
である豪ドルの対米ドルでのアンダーウェイト戦略を継続します。対米ドルでのユーロのオーバーウェイト戦略、米ドルの一部対円ヘッジ戦略を継続します。
• デュレーション戦略、国別配分戦略は、為替ヘッジ外債口と同様です。
外国
株式口
• 国別配分は、米国のオーバーウェイト、オーストラリア・カナダなどの資源国のアンダーウェイトを継続します。また、欧州は金融緩和効果や原油安効果を見
込みますが、基本は中立方針で臨みます。業種配分は、米国内需関連(消費・メディア・レジャーなど)やヘルスケア、食品製造中心に安定消費財をオー
バーウェイトする方針です。また、ドル高による収益への悪影響を考慮し、海外売上比率の高い米国企業はアンダーウェイトとする方針です。
新興国
株式口
• 国別配分は、ベンチマークに対して中立を基本とします。
• 銘柄選択については、中国では構造改革の期待できる国営系企業に加え、インフラ投資や再生可能エネルギーといったテーマ性のある銘柄などを重点的
に保有します。インドでは経済改革の進展や金利の低下が追い風となる景気敏感銘柄を引き続きオーバーウェイトする方針です。
• 非アジア圏については、ベンチマークへの追随を目指します。
※ロールダウン効果とは、順イールドのカーブ形状が不変であった場合、時間の経過に伴って利回りが低下することにより債券価格が上昇する効果をいいます。
注)アクティブファンド(短期資金口を除く)を記載しています。
19
運用実績の推移
(単位:%)
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
ファンド
ベンチマーク
超過収益
1.59
2.55
▲ 0.96
—
—
—
—
—
—
2.97
2.94
0.03
▲ 2.14
0.59
▲ 2.74
0.31
0.59
▲ 0.28
4.75
4.99
▲ 0.24
1.01
1.05
▲ 0.04
2.06
0.50
1.56
27.38
27.27
0.11
17.76
16.98
0.79
—
—
—
—
—
—
3.41
3.72
▲ 0.31
26.26
23.82
2.44
23.47
23.82
▲ 0.35
17.32
17.73
▲ 0.41
4.77
4.58
0.19
28.66
28.99
▲ 0.33
17.94
16.89
1.05
14.90
14.33
0.57
—
—
—
—
—
—
0.61
0.58
0.03
19.45
18.56
0.89
16.65
18.56
▲ 1.91
15.85
15.28
0.57
1.65
1.43
0.22
32.78
32.43
0.34
9.43
8.36
1.07
18.92
17.21
1.71
11.31
—
—
—
—
—
3.06
2.97
0.09
29.98
30.69
▲ 0.71
30.24
30.69
▲ 0.45
13.37
12.28
1.09
9.84
9.46
0.38
25.09
23.54
1.56
17.31
17.37
▲ 0.06
ファンド
国内株式口
ベンチマーク
パッシブ型
超過収益
ファンド
外国株式口
ベンチマーク
パッシブ型
超過収益
ファンド
短期資金口 ベンチマーク
超過収益
0.70
0.59
0.11
0.62
0.50
0.12
0.13
0.05
0.07
23.86
23.82
0.04
28.94
28.99
▲ 0.05
0.12
0.05
0.07
18.31
18.56
▲ 0.25
32.45
32.43
0.02
0.10
0.04
0.06
30.62
30.69
▲ 0.07
23.56
23.54
0.03
0.09
0.03
0.05
総合口
第2総合口
債券総合口
国内債券口
国内株式口
1型
国内株式口
2型
外国債券口
為替ヘッジ
外債口
外国株式口
新興国
株式口
1Q
2Q
2015年度
3Q
4Q
年率
換算前
累計
3.02
2.30
0.72
1.86
—
—
—
—
—
0.14
0.20
0.06
6.84
5.84
1.00
6.67
5.84
0.84
0.23
0.67
0.44
3.81
3.49
0.32
3.09
2.28
0.82
3.12
2.87
0.25
▲ 6.78
▲ 6.53
▲ 0.26
1.27
—
—
—
—
—
0.81
0.74
0.06
▲12.43
▲12.78
0.36
▲13.08
▲12.78
▲ 0.30
▲ 0.26
▲ 0.82
0.56
2.25
2.07
0.18
▲ 8.80
▲ 9.96
1.16
▲19.38
▲19.53
0.15
5.17
4.58
0.59
▲ 0.08
—
—
—
—
—
1.13
1.00
0.14
10.47
9.83
0.64
10.37
9.83
0.53
▲ 1.58
▲ 1.35
▲ 0.23
▲ 0.49
▲ 0.46
▲ 0.03
5.31
5.74
▲ 0.42
0.59
1.18
▲ 0.58
▲ 6.13
▲ 4.29
▲ 1.84
1.09
—
—
3.48
—
—
4.05
3.81
0.25
▲12.85
▲12.04
▲ 0.81
▲12.61
▲12.04
▲ 0.57
▲ 0.36
▲ 1.25
0.89
3.59
3.18
0.41
▲ 7.74
▲ 6.18
▲ 1.56
▲ 0.88
▲ 1.19
0.31
▲ 5.19
▲ 4.28
▲ 0.91
0.40
—
—
3.48
—
—
5.93
5.40
0.52
▲ 9.92
▲10.82
0.90
▲10.57
▲10.82
0.25
▲ 1.97
▲ 2.74
0.78
1.39
1.18
0.21
▲ 8.65
▲ 8.64
▲ 0.01
▲17.10
▲17.24
0.14
5.65
5.84
▲ 0.19
2.27
2.28
▲ 0.00
0.03
0.01
0.02
▲12.71
▲12.78
0.07
▲ 9.91
▲ 9.96
0.05
0.02
0.01
0.01
9.80
9.83
▲ 0.03
5.78
5.74
0.04
0.03
0.01
0.02
▲11.96
▲12.04
0.07
▲ 6.18
▲ 6.18
0.00
0.01
0.00
0.01
▲10.86
▲10.82
▲ 0.04
▲ 8.56
▲ 8.64
0.09
0.09
0.03
0.06
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
注1)各ファンドの収益率はユニット価格伸び率です。
注2)総合口のベンチマークは年度基本ポートフォリオの構成比で加重した計算値(複合ベンチマーク)です。
注3)過去3年の累計は2013年度から、過去5年の累計は2011年度から2015年度までの累計実績です。
注4)為替ヘッジ外債口、新興国株式口は2011年10月より運用しているため、2011年度は10月以降の伸び率を記載しています。
注5)第2総合口は2014年4月、債券総合口は2016年1月より運用しています。
20
過去3年の累計
年率
インフォメーション
換算後
レシオ
29.55
28.26
1.28
—
—
シャープ
レシオ
年率
換算前
過去5年の累計
年率
インフォメーション
換算後
レシオ
シャープ
レシオ
9.84
9.17
0.67
39.86
38.19
1.67
35.87
38.19
▲ 2.32
28.77
25.89
2.87
13.21
12.33
0.88
51.72
49.46
2.26
6.41
5.25
1.16
9.00
8.64
0.36
—
—
—
—
—
—
3.17
2.96
0.21
11.82
11.37
0.45
10.75
11.37
▲ 0.62
8.78
7.97
0.81
4.22
3.95
0.27
14.89
14.32
0.57
2.09
1.72
0.37
0.27
—
—
—
—
—
—
—
—
1.52
—
—
0.29
—
—
▲ 0.49
—
—
1.46
—
—
0.64
—
—
0.28
—
—
0.24
—
—
0.87
—
—
—
—
—
—
—
—
1.71
—
—
0.65
—
—
0.62
—
—
1.02
—
—
1.12
—
—
0.93
—
—
0.12
—
—
54.98
53.86
1.12
—
—
—
—
—
—
16.95
16.56
0.40
72.80
72.12
0.69
68.29
72.12
▲ 3.83
58.25
55.61
2.64
—
—
—
99.22
93.74
5.48
—
—
—
9.15
8.99
0.16
—
—
—
—
—
—
3.18
3.11
0.07
11.55
11.46
0.09
10.96
11.46
▲ 0.50
9.60
9.24
0.37
—
—
—
14.76
14.13
0.64
—
—
—
0.14
—
—
—
—
—
—
—
—
0.40
—
—
0.04
—
—
▲ 0.45
—
—
0.57
—
—
—
—
—
0.34
—
—
—
—
—
0.86
—
—
—
—
—
—
—
—
2.02
—
—
0.61
—
—
0.60
—
—
1.04
—
—
—
—
—
0.83
—
—
—
—
—
37.76
38.19
▲ 0.43
49.66
49.46
0.20
0.27
0.10
0.17
11.26
11.37
▲ 0.12
14.37
14.32
0.05
0.09
0.03
0.06
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
71.83
72.12
▲ 0.28
94.15
93.74
0.41
0.52
0.20
0.31
11.42
11.46
▲ 0.04
14.17
14.13
0.05
0.10
0.04
0.06
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
■インフォメーションレシオ・・・リスクを加味した超過収益の尺度で、超過収益獲得の効率性を示します。
計算式:ファンドの超過収益÷超過収益の標準偏差(トラッキングエラー)
■シャープレシオ・・・リスク調整済みリターンを計測する手法で、ポートフォリオにおける超過リターンがポートフォリオの
リスクに占める割合を示します。
計算式:(ファンドの収益率-安全資産)÷ファンドの標準偏差
*アクティブファンド(短期資金口を除く)についてインフォメーションレシオ、シャープレシオを表示。
算出にあたり、全て年率換算後の数値を使用しています。
受託実績の推移
(単位:百万円、件)
2005
年度末
718,177
(2,415 )
164,312
( 256 )
27,265
( 49 )
165,980
( 244 )
20,935
( 17 )
77,891
( 247 )
23,057
( 81 )
58,844
( 172 )
15,054
( 313 )
553,338
( 313 )
2006
年度末
745,243
(2,311 )
168,196
( 244 )
38,059
( 66 )
164,751
( 236 )
20,663
( 14 )
89,877
( 244 )
25,862
( 82 )
71,047
( 163 )
12,677
( 302 )
591,132
( 302 )
2007
年度末
640,576
(2,199 )
160,038
( 239 )
30,990
( 69 )
119,860
( 233 )
16,860
( 13 )
77,218
( 236 )
16,092
( 82 )
58,102
( 159 )
20,140
( 305 )
499,299
( 305 )
2008
年度末
473,834
(2,002 )
148,464
( 246 )
21,933
( 69 )
78,736
( 231 )
18,778
( 20 )
70,391
( 241 )
14,763
( 83 )
41,039
( 162 )
35,239
( 319 )
429,342
( 319 )
2009
年度末
489,780
(1,715 )
185,455
( 257 )
30,857
( 81 )
92,156
( 219 )
26,608
( 29 )
77,440
( 242 )
22,560
( 85 )
51,486
( 162 )
29,786
( 330 )
516,348
( 330 )
2010
年度末
414,596
(1,393 )
169,202
( 251 )
37,755
( 90 )
86,429
( 210 )
28,104
( 32 )
69,637
( 244 )
24,884
( 79 )
57,831
( 167 )
25,774
( 320 )
499,615
( 320 )
2011
年度末
358,800
(1,174 )
179,493
( 246 )
32,481
( 78 )
74,423
( 198 )
23,313
( 33 )
66,604
( 236 )
3,104
( 12 )
20,855
( 75 )
55,079
( 162 )
4,531
( 19 )
41,547
( 307 )
501,429
( 307 )
2012
年度末
357,137
(1,056 )
205,742
( 267 )
34,529
( 70 )
86,053
( 210 )
32,471
( 36 )
71,431
( 251 )
20,167
( 71 )
22,870
( 78 )
70,651
( 178 )
7,664
( 68 )
44,348
( 318 )
595,927
( 318 )
2013
年度末
335,555
( 984 )
222,807
( 266 )
32,181
( 68 )
75,734
( 198 )
47,854
( 49 )
84,895
( 261 )
30,439
( 101 )
28,355
( 75 )
91,053
( 186 )
9,038
( 85 )
64,994
( 323 )
687,350
( 323 )
2014
年度末
306,262
( 852 )
88,161
( 205 )
186,828
( 210 )
33,322
( 58 )
63,885
( 159 )
44,460
( 39 )
80,412
( 213 )
29,956
( 79 )
28,056
( 63 )
95,221
( 153 )
7,768
( 64 )
107,161
( 282 )
677,069
( 282 )
2015年
6月末
303,630
( 831 )
136,716
( 289 )
172,780
( 194 )
29,038
( 49 )
57,647
( 141 )
50,664
( 43 )
76,399
( 195 )
30,302
( 72 )
24,397
( 55 )
94,540
( 143 )
7,422
( 56 )
69,807
( 258 )
612,996
( 258 )
2015年
9月末
283,046
( 811 )
153,760
( 338 )
166,620
( 190 )
26,421
( 49 )
49,761
( 139 )
43,869
( 44 )
71,973
( 192 )
27,310
( 67 )
22,450
( 54 )
84,389
( 141 )
6,184
( 53 )
82,122
( 254 )
581,099
( 254 )
2015年
12月末
275,270
( 785 )
170,249
( 378 )
158,806
( 179 )
26,169
( 43 )
51,450
( 130 )
40,767
( 44 )
65,485
( 181 )
23,695
( 65 )
23,543
( 53 )
80,288
( 134 )
6,210
( 51 )
66,924
( 249 )
543,338
( 249 )
2016年
3月末
251,832
( 774 )
188,943
( 403 )
12,197
(
7)
156,772
( 173 )
24,029
( 41 )
43,960
( 127 )
33,141
( 42 )
60,108
( 172 )
27,447
( 64 )
21,373
( 51 )
66,957
( 128 )
7,222
( 51 )
28,498
( 236 )
469,507
( 236 )
特 別 勘 定 特 約 合計
1,271,515
(2,715 )
1,336,375
(2,602 )
1,139,875
(2,491 )
903,176
(2,303 )
1,006,128
(2,030 )
914,212
(1,703 )
860,230
(1,470 )
953,065
(1,362 )
1,022,905
(1,297 )
1,071,491
(1,275 )
1,053,341
(1,289 )
1,017,904
(1,304 )
988,856
(1,305 )
922,478
(1,295 )
一
定
4,942,261
5,166,167
5,243,864
5,192,275
5,130,960
5,071,553
5,150,164
5,152,602
5,285,259
5,304,912
5,207,799
5,200,090
5,201,628
-
DIAM アセットマネジ メン ト( 株)
4,487,823
4,925,239
4,063,776
3,155,841
3,755,659
3,620,071
3,802,226
4,638,491
6,429,603
8,532,198
8,738,953
7,837,090
8,797,903
-
総
合
口
第
2
総
合
口
債
券
総
合
口
国
内
債
券
口
国 内 株 式 口 1 型
国 内 株 式 口 2 型
国内株式口パッシブ型
外
国
債
券
口
為 替 ヘ ッ ジ 外 債 口
外
国
株
式
口
外国株式口パッシブ型
新
短
興
国
期
株
資
式
金
口
口
投 資 対 象 別 口 合 計
般
勘
注1)受託額はファンド全体の時価残高、( )内は受託件数です(特別勘定第2特約は含めておりません)。
注2)国内株式口パッシブ型、外国株式口パッシブ型は2003年4月、為替ヘッジ外債口、新興国株式口は2011年10月、第2総合口は2014年4月、債券総合口は2016年1月より運用を開始しています。
注3)一般勘定については責任準備金を記載しています。DIAMアセットマネジメント(株)については、国内年金の受託実績(時価残高)を記載しています。
注4)2016年3月末時点での一般勘定、DIAMアセットマネジメント(株)の実績は、当報告書発行時点で判明していないため、非掲載としています。
注5)2016年3月末時点での特別勘定受託額および受託件数は、当報告書発行時点で判明している速報値です。
21
特別勘定の運用体制(意思決定プロセス)
■ 執行体制について
当社では、特別勘定運用部に売買執行を専門に行うトレーダー・チームを配置しています。国内債
券、国内株式、外国債券、外国株式につき、それぞれ担当のトレーダーが執行を行います。
■ 最良執行の考え方
最良執行とは「お客さまの利益の最大化を目的とした適切な売買の執行」であるとの認識に立ち、
ポートフォリオマネジャーによる投資意思決定を受けたトレーダーは、売買手数料のみならず売買執
行にかかわる総合的なコストを勘案しつつ、迅速かつ効率的に売買執行するよう努めます。
■ 売買執行プロセス
株式・発注先については、信用リスク、情報提供能力、売買執行能力、売買委託手数料、事務処
理能力などを総合的に勘案して決定しています。また、これらの選定項目について、定期的
に評価を行い発注に反映させています。
・取引執行コストについては、売買委託手数料のような直接コストに加え、執行に係わるその他
の間接コストも含めた総合的な管理を行っています。
債券・発注先については、信用リスク、情報提供能力、売買執行能力、玉の保有状況、事務処理
能力などを総合的に勘案して決定しています。
・執行に際しては、複数社へのヒアリングを基本とし、価格・金利条件の最も有利な証券会社と
約定を行います。
■ ソフトダラー取引について
当社特別勘定においては、原則としてソフトダラー取引を行いません。(当社特別勘定では、ソフト
ダラーを証券会社への有価証券の売買発注と引き換えに、当該証券会社または第三者から提供され
る有価証券の売買以外のサービスと定義しています。)但し、調査レポートなど投資意思決定を行うた
めに必要なリサーチサービスであって、商品化されていないものについては、売買発注と分離して別
途料金を支払って提供を受ける方法が現実には存在していないという実態を勘案し、ソフトダラーとは
みなしません。
第一生命
(株)第一生命経済研究所
・・・経済調査
特別勘定運用部
運用企画部
運用環境分析
基本シナリオ策定
の連携
団体年金事業部
リスク管理統括部
特別勘定の売買執行体制等
資産保全
DIAMアセットマネジメント(株)
・・・運用にかかる投資助言
■ 生命保険会社の更生手続における責任準備金の取扱い
団体年金保険の特別勘定特約は、その運用成果が損失を含めてご契約者に帰属する商品でありま
すが、平成18年4月1日より、生命保険会社が経営破綻した時の更生手続きに関しては、団体年金保
険の特別勘定特約について責任準備金を削減しない取扱いが可能となりました。
■ 根拠法令
平成18年4月1日より施行された「保険業法等の一部を改正する法律(平成17年法律第38号)」にお
いて、「金融機関等の更生手続の特例等に関する法律」第445条第3項が新設され、「※運用実績連動
型保険契約に係る債権について、その他の保険契約に係る債権に比して有利な条件を定めることを
妨げるものと解してはならない」と明記されています。
※「運用実績連動型保険契約」の定義については、保険業法施行規則の中に明記されており、これは
一般勘定部分と特別勘定部分を合わせた契約全体を指しますが、更生計画において有利な条件を
定めることが可能になるのは、このうちの特別勘定部分になります。
■ その他の法令など
平成18年4月1日施行の保険業法施行規則において、運用実績連動型保険契約のうち特別勘定に
属する財産については厳格な分別管理を行うことが義務づけられています。
また、運用実績連動型保険契約の更生手続きの見直しに合わせて、その特別勘定部分は、生命保
険契約者保護機構の補償対象外となります。
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)
リスク管理
・・・投資手法の研究・開発
特別勘定資産の運用については、DIAMアセットマネジメント(株)、(株)第一生命経済研究所及び
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)と連携しています。
※上記内容は、資料作成時点におけるものです。
22
「日本版スチュワードシップ・コード」に関する取組
「責任ある機関投資家」の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)に関する当社の取組方針
当社は、「責任ある機関投資家」の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)の原則1から7について、以下のような方針で取り組んで参ります。その他の方針等に
ついては次の当社HPをご参照ください。 スチュワードシップ活動方針: http://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/investment/pdf/ssc_001.pdf
議決権行使基準の概要: http://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/pdf/index_001.pdf
対話活動への取組: http://www.dai-ichi-life.co.jp/dsr/investment/pdf/ssc_003.pdf
原則1 スチュワードシップ責任を果たすための方針の策定・公表
■第一生命は、「日本版スチュワードシップ・コード」の趣旨に深く賛同し、「スチュワード
シップ活動方針」を制定し、それに従うことによって機関投資家としての責任を果たしま
す。
原則6 顧客・受益者への定期的報告
■当社ホームページを通じ「スチュワードシップ活動方針」「議決権行使基準の概要」
「議決権行使結果」を定期的に報告します。
原則7 スチュワードシップ活動を適切に行うための実力の具備
原則2 利益相反管理方針の策定・公表
■投資先企業やその事業環境等に関する深い理解に基づいたスチュワードシップ活
動を行うため、専門性の高い人財の育成に努めます。
■また、常に高いレベルのスチュワードシップ活動を目指すため、社会の動向等を踏ま
え、スチュワードシップ活動方針の定期的な見直しを行っていきます。
■議決権行使等、スチュワードシップ活動を行うにあたって、当社株主や保険契約者等
の利益が不当に損なわれることがないよう、以下の方針を定めます。
・議決権行使にあたっては、社内規程に則り、投資執行所管のみが投資先企業の株式価
値維持向上・ガバナンス向上の観点から議案への賛否判断を行う(※)。
・当該社内規程の制定・改定は、投資執行所管のみが行う。
2014年7月~2015年6月株主総会 議決権行使結果(一般勘定・特別勘定合計)
※子会社・関連会社・特定投資株式(戦略的提携先)等を除く
原則3 投資先企業の状況の的確な把握
2014年7月~2015年6月に株主総会が開催された国内上場企業のうち、当社
の議決権行使の対象となった企業数は2,206社、議案数は10,419議案(会社提
案10,267議案、株主提案152議案)でした。当社では、社内規程に基づき議案を
精査し、以下の通り議決権を行使しました。
■投資先企業の状況を的確に把握し、課題の共有を行うため、投資先企業の経営状況
について定期的な確認を行い、日常的な対話を行うよう努めます。
■経営状況の定期的な確認と日常的な対話では、短期的な企業業績のみならず、当該
企業の事業戦略・中期経営計画・株主還元策等、非財務面についても幅広く調査・把
握し、中長期的な利益成長性の評価を行います。
合計
議決権行使の対象企業数
原則4 「目的を持った対話」を通じた投資先企業との認識共有および問題改善への努
力
■中長期的な視点から投資先企業の株式価値向上を促すため、事業戦略・財務戦略・
株主還元方針等について、投資先企業と建設的な「目的を持った対話」を行うよう努め
ます。
■当社は、このような建設的な「目的を持った対話」を特に重視しており、継続的に対話を
行うことによって、投資先企業と認識を共有し、問題の改善に努めます。
■なお、当該対話は未公表の重要事実を受領することを目的とするものではありません。
万一、受領した場合には、社内規程に基づく適切な管理を行います。
議案項目
1 . 会社提案
①剰余金処分
②取締役選任
③監査役選任
④定款一部変更
⑤退職慰労金支給
⑥役員報酬額改訂
⑦新株予約権発行
⑧会計監査人選任
⑨再構築関連 ※1
⑩その他の会社提案 ※2
(うち買収防衛策)
2. 株主提案
1. および2. の合計
原則5 議決権行使の方針と行使結果の公表
■社内規程に基づき議決権を行使し、その結果を集計表形式で公表します。
2,206
合計
10,267
1,612
2,237
2,040
2,715
536
642
165
25
43
252
102
152
10,419
会社提案
に全て
賛成
1,903
賛成
9,940
1,606
2,225
1,881
2,713
425
642
156
25
43
224
77
0
9,940
会社提案
に1件以上
反対
302
反対
単位:社
会社提案
に1件以上
棄権
1
単位:議案
棄権
326
6
12
159
2
111
0
8
0
0
28
25
151
477
※1:「再構築関連」には、合併、営業譲渡・譲受、株式交換、株式移転、会社分割等を含む
参考:投資先企業の議決権に係る権利確定日をまたぐ貸株取引は原則として行っていません。
※2:「その他の会社提案」には、自己株式取得、法定準備金減少、第三者割当増資、資本減少、
株式併合、買収防衛策等を含む。
23
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1
2
<主な反対の事例>
○内部留保の水準が高い
にもかかわらず配当性向
が著しく低い場合の剰余
金処分
○業績の著しい低迷が長期
に亘って継続しており、回
復が見込めない場合の取
締役選任(経営トップの再
任)
○ 長 期 在 任 監 査 役 ( 12 年
超)の選任
○監査役に対する退職慰
労金の贈呈
○監査役に対するストックオ
プションの付与
○金員交付の可能性のある
買収防衛策の導入・更新
企業年金受託業務に係る内部統制報告書に係る外部監査の対象及び結果の概要
当社では、お客さまの企業年金に関する内部統制の評価にご利用いただくために、当社の内部統制の有効性についてご報告する「企業年金受託業務に係る内部統制報告書」(以下、「内部統制報告
書」)を作成しております。当社の「内部統制報告書」の外部監査の対象及び結果の概要は以下のとおりです。※
※平成25年7月より改正「保険業法施行規則」の施行に伴い、運用報告書に以下の記載が求められております。
<<外部監査の対象及び結果の概要>>
1.保証報告書及びその対象となっている受託業務の方針と手続(以下「システム」という。)に関する記述書の名称:
企業年金の受託業務に係るシステムの記述書ならびに内部統制のデザインおよび運用状況に係る報告書
2.保証業務の対象期間 : 2015年1月1日から2015年12月31日
3.外部監査人の名称 : 新日本有限責任監査法人
4.対象業務 : 特別勘定に係る年金資産の運用・管理業務および退職給付会計計算の実施に係る業務
5.外部監査人の意見の内容:以下のそれぞれの点に関する外部監査人の意見(無限定意見)
(1)受託業務のシステムに関する記述書(以下「記述書」という。)の適正な表示
記述書は、2015年1月1日から2015年12月31日までの期間にわたってデザインされ業務に適用されているシステムを、すべての重要な点において適正に表示している。
(2)記述書に記載された統制目的に関連する内部統制の適切なデザイン
記述書に記載された統制目的に関連する内部統制は、2015年1月1日から2015年12月31日までの期間にわたって、すべての重要な点において適切にデザインされている。
(3)記述書に記載された内部統制の有効な運用
記述書に記載された統制目的の達成について合理的な保証を提供するために必要なものとして、運用評価手続を実施した内部統制は、2015年1月1日から2015年12月31日までの期間にわたって、
すべての重要な点において有効に運用されている。
留意事項:
当社において整備・運用する受託業務の方針と手続(以下「システム」という。)に関する記述書(以下「記述書」という。)及び「記述書」に記載された統制目的に関連する内部統制を対象として、外部監査
人である新日本有限責任監査法人が独立の立場から行った検証について、当社が、業務の対象と結果の概要を要約して記載したものです。
外部監査人からは、この運用報告書をご覧になる皆様に、以下のような業務の特質を十分にご理解いただくことが必要となる旨の説明を受けております。
 上記の意見は、運用報告書に記載された財務数値それ自体を保証するものではありません。
 上記の意見は、内部統制の固有の限界を前提として表明されており、内部統制のデザイン及び運用において誤謬又は脱漏を完全に防止又は発見修正していることを保証するものではありません。
 上記の意見は、運用報告書に記載された財務数値の適正な表示を確保するためのすべての重要な内部統制を必ずしも対象とするものではなく、「記述書」に当社が重要と考えて記載したシステム及び
統制目的に関連する内部統制のみを対象として表明されています。したがって、「記述書」は、運用資産の一部に係るシステム及び内部統制のみを対象としております。また、当社が他者に運用を再委
託している資産に係るシステム並びに内部統制のデザイン及び運用状況については対象としておりません。
 「保証報告書」には、業務の前提や「記述書」の範囲について誤った理解に基づく利用を防止するために、当社に業務を委託している会社とその監査人のみが利用する旨が記載されております。
なお、上記の保証業務の概要の記載を適切に理解いただくために、その記載の基礎となった「記述書」及び「保証報告書」を直接ご参照いただき、そこに記載された業務の前提及び対象とする個別の内
部統制の範囲について、十分にご理解いただくことが必要であると考えられます。
当社においては、上記の外部監査人である新日本有限責任監査法人との合意の下、当社が各種企業年金保険の特別勘定特約を受託しているお客さま、退職給付債務等の計算業務を受託しているお
客さまを対象に、インターネットで報告書を閲覧できるサービスを提供しております。サービス利用方法の詳細につきましては、当社担当者あてお問い合わせください。
※ご参考※
金融商品取引法(日本版SOX法)において、上場企業は、財務報告に係る内部統制の経営者による評価と公認会計士等による監査が義務づけられています。当報告書は、企業年金受託業務に係る内部
統制の有効性について、独立監査人より米国公認会計士協会保証業務基準書第16号(SSAE16*)、国際監査・保証基準審議会国際保証業務基準3402(ISAE3402**)、日本公認会計士協会監査・保証実
務委員会実務指針第86号(86号*** )に基づく検証を受けており、お客さまの外部委託(アウトソーシング)業務の内部統制の検証のためにご利用いただけます。
* 「Statement on Standards for Attestation Engagements No16」(米国公認会計士協会保証業務基準書第16号)の略称
**「International Standard on Assurance Engagements 3402」(国際監査・保証基準審議会国際保証業務基準3402)の略称
***日本公認会計士協会監査・保証実務委員会実務指針第86号の略称
企業年金制度管理業務につきましては、同業務のアウトソース先であります企業年金ビジネスサービス株式会社(CPBS)にてモニタリングを実施しており、また、CPBSにおいても同様の内部統制報告書を
作成しております。
有価証券管理業務につきましては、同業務のアウトソース先であります資産管理サービス信託銀行株式会社(TCSB)にてモニタリングを実施しており、また、TCSBにおいても同様の内部統制報告書を作成
しております。
24
独立監査人の財務諸表監査及び内部統制監査に係る外部監査の対象及び結果の概要
当社では、会社法および金融商品取引法に基づき当社と特別の利害関係のない監査法人の監査証明を受けております。
当社の「財務諸表監査及び内部統制監査」の外部監査の対象及び結果の概要は以下のとおりです。※
※平成25年7月より改正「保険業法施行規則」の施行に伴い、運用報告書に以下の記載が求められております。
<<外部監査の対象及び結果の概要>>
1.財務諸表監査の概要
(1)監査人の名称:新日本有限責任監査法人
(2)財務諸表監査の対象事業年度:第113期(2014年4月1日から2015年3月31日)
(3)監査意見の類型
・会社法第436条第2項第1号および第444条第4項に基づく会計監査人監査:無限定適正意見
・金融商品取引法第193条の2第1項に基づく財務諸表監査:無限定適正意見
2.財務報告に係る内部統制監査の概要
(1)監査人の名称:新日本有限責任監査法人
(2)財務報告に係る内部統制の監査の対象事業年度:
第113期(2014年4月1日から2015年3月31日)
(3)監査意見の類型
金融商品取引法第193条の2第2項に基づく内部統制監査:無限定適正意見
25
リスク管理基準
※各資産毎に特別勘定運用部が一次的なリスク管理を行います。
※二次的なリスク管理はリスク管理統括部が担当し、以下のルールにより日次もしくは月次で管理しています。
※毎月1回開催される特別勘定資産運用リスク管理会議において、運用全般にわたるリスク状況を確認し、必要があれば対応措置をとります。
■ リスク管理ルール
総合口および投資対象別口
第2総合口
信用リスク・市場リスク
国内債券
信用リスク・市場リスク
円建外債、金融債及び事業債(新株予約権付社債を除く)については、外部格付がBBB-
以上のものを対象とし、外部格付がBB+以下の銘柄については、原則として投資は行わない
ものとします。
ただし、ベンチマークの採用銘柄に外部格付がBB+以下の銘柄が含まれる場合、上記に関
わらず、当該銘柄に対する投資を行うことがあります。
先進国債券
先進国株式
新興国債券
修正デュレーション[総合口] [国内債券口]対ベンチマーク比 70~130%
新興国株式
原則、ベンチマーク採用銘柄に投資を行います。
ベンチマーク採用銘柄以外の外貨建公社債については、原則、外部格付機関のいずれかに
よりAA-以上を取得している銘柄に投資を行います。
発行体、残存期間などについて、適切な分散化を図ります。
為替ヘッジ
外債
REIT
先進国国債
グローバル社債
推定トラッキングエラー [総合口]0.5~6%
[国内株式口]0.5~6% (国内株式口1型)
0.5~3% (国内株式口2型) 、0~0.5% (国内株式口パッシブ型)
組み入れ比率の上限を10%に設定します。
組み入れ比率の上限を5%に設定します。
組み入れ比率の上限を80%に設定します。
組み入れ比率の上限を10%に設定します。
組み入れ比率の上限を30%に設定します。
共通
信用リスク・市場リスク
国内債券
同一の発行体が発行した債券(国債、地方債および特別の法律により法人の発行する債券で
金融債以外のものを除く)への投資は、ファンド内の円貨建公社債の時価残高の10%を上限と
します。
国内株式
同一の発行体への投資は、原則として、ファンド内の円貨建株式の時価残高の10%を上限と
します。
上記『為替ヘッジ外債』と同じ。
推定トラッキングエラー[総合口] [外国債券口]0~3%
対象国、通貨、業種、銘柄などについて、適切な分散化を図ります。
(なお、総合口については、収益機会の多様化の観点から、外国株式の一部としてアジア新興
国株式を組み入れます。)
外国債券
為替ヘッジ
外債
外国株式
推定トラッキングエラー [総合口] 0.5~5% (外国株式)、 0.5~8% (アジア新興国株式)
[外国株式口] 0.5~5% (外国株式口)、0~0.5% (外国株式口パッシブ型)
新興国株式
組み入れ比率の上限を10%に設定します。
信用リスク・市場リスク
業種、銘柄などについて、適切な分散化を図ります。
外国債券
組み入れ比率の上限を30%に設定します。
目標リスクを参照ベンチマークの推定リスクの範囲内とします。
債券総合口
通貨別構成比 [総合口] [為替ヘッジ外債口]
対ベンチマーク比
(北米) ±20% (ユーロ) ±25% (その他) ±15%
修正デュレーション [総合口] [為替ヘッジ外債口]対ベンチマーク比 70~130%
新興国国債
国内株式
目標リスクの上限を7%とします。
外国株式
対象国、通貨、業種、銘柄などについて、適切な分散化を図ります。同一の発行体への投資
は、ファンド内の外貨建株式の時価残高の10%を上限とします。
※現物株式以外の上場投資信託(ETF) ・預託証券(DR)を含めて管理します。
短期資金
先物等の
デリバティブ
取引
推定トラッキングエラー [新興国株式口] 0.5~6.0%
26
同一の発行体が発行した債券(国債を除く)への投資は、ファンド内の外貨建公社債の時価
残高の10%を上限とします。
同一の発行体への投資は、ファンド内の外貨建株式の時価残高の10%を上限とします。
コールローン、預金などの運用先については、一定の社内基準を満たした金融機関に限定し
ています。
組入比率100%の範囲内での活用とします。
要因分析の見方
各種情報発信のご案内
■年金通信WEB
2013年7月1日より第一生命オフィシャルホームページの団体年金部分を一部改定し、年金通
信専用のサイト(以下『年金通信WEB』)を新設いたしました。これにより迅速な情報開示が可
能となり、用語検索機能なども付加したことで、利便性が大幅に改善されました。
また、Eメール通知サービスを併用いただくことにより、お客さまに必要な情報をタイムリーにお
届けいたします。サービス詳細につきましては下段のご案内をご覧ください。
■ ファンド収益率
厳密法による時間加重収益率です。ファンド全体の合計はユニット価格伸び率です。
■ ファンド構成比
測定期間内の日々時価平均残高構成比です。
■ ベンチマーク収益率
国内債券(総合口) ・国内債券口・・・・・・・・・・NOMURA-BPI 総合
国内株式(総合口) ・国内株式口・・・・・・・・・・TOPIX (配当込み)
外国債券(総合口) ・外国債券口・・・・・・・・・・Citigroup - WGBI (除く日本、円ベース)
為替ヘッジ外債(総合口)/
為替ヘッジ外債口・・・・・・・・・・・・・・Citigroup - WGBI (除く日本、円ヘッジ・円ベース)
外国株式(総合口) ・外国株式口・・・・・・・・・・MSCI-KOKUSAI (円ベース、配当再投資、GROSS )
アジア新興国株式(総合口)・・・・・・・・・・・・・・・MSCI - EM ASIA(円ベース、配当再投資、GROSS)
新興国株式口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・MSCI - EM(円ベース、配当再投資、GROSS)
短期資金口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コールレート(有担保、翌日)
注)NOMURA-BPI 総合 短期(1年以上3年未満)、中期(3年以上7年未満)、長期(7年以上)
は、野村證券株式会社が公表している指数で、その知的財産権は野村證券株式会社に帰属し
ます。なお、野村證券株式会社は、対象インデックスを用いて行われる当社の事業活動・サービ
スに関し一切責任を負いません。
■第一生命オフィシャルホームページ上での情報提供
( http://www.dai-ichi-life.co.jp/legal/dantai_tokubetsu/index.html )
特別勘定の運用体制・方針、商品内容、運用実績、またお客さまの年金資産(積立金)の運用
状況等をご確認いただけます。
■四半期ごとのご報告
「特別勘定資産運用状況報告書」(お客さま、各ファンドの運用状況報告書)、「特別勘定運用の
ご報告」(経済・市場概況、運用概況、経済・市場見通し、運用方針等の詳細な内容)を四半期
ごとに行っています。
■運用報告会の開催
北海道・東京・名古屋・大阪・九州で定期的に運用報告会(※)を実施しております。
※特別勘定の運用報告に加え、企業年金を取り巻く環境についての説明や、当社グループ
会社である(株)第一生命経済研究所のエコノミストによるマーケット見通し等の講演会
■ ベンチマーク構成比
『年金通信WEB』のご案内
総合口
測定期間内の日次平均構成比より算出しています。
「年金通信WEB」では、団体年金関連の情報提供誌(以下年金通信)をご覧いただけま
す。また、Eメール通知サービスにご登録いただきますと、新しい年金通信が発行される
たびに更新案内をお届けします。
■ 各種効果の見方
ファンド全体(総合口)
資産配分効果 ・・・基本ポートフォリオと違った構成にすることによる効果
個別資産効果 ・・・各資産毎のベンチマーク対比での効果
複合効果 ・・・・・・・資産配分と個別資産によって同時に生ずる効果
なお、各効果は日々計算したものを累積しており、時価の変動が大きい場合は複合効果が大
きくなることがあります。
◆年金通信 発信内容
<マーケット情報>
●特勘☆Market Report-weekly- (週次)/-special- (臨時)
<ファンド情報>
●特勘☆ユニット価格速報
(月2回/ユニット価格の実績速報および月次マーケット情報)
<その他情報>
●特別勘定☆NEWS (臨時/特別勘定に係るお知らせ全般)
<制度情報>
●年金トピック(臨時/年金制度に関する情報提供)
●数理室だより(臨時/年金用語解説)
なお、Eメール通知サービスのご利用に関しましては、「年金通信WEB」から直接ご登
録いただくか、当社担当者宛お問い合わせください。
27
特別勘定特約に関する重要なお知らせ
※本お知らせは保険業法第300条の2に準用される金融商品取引法第37条に基づき、特別勘定特約に関して表示すべき広告等規制に関して記載するものです。
特別勘定特約の特徴
責任準備金等の削減について
• 特別勘定特約を付加した契約は、保険業法第300条の2に定める「特定保険契約」に該当し
ます。
• 特別勘定における資産運用の成果がご契約者の期待どおりでなかった場合でも、当社また
は第三者がご契約者に何らかの補償、補填をすることはありません。
• 特別勘定での運用は、ご契約者が特別勘定の特徴を十分理解したうえで、ご契約者の判断
と責任において行っていただく必要があります。
• 確定給付企業年金保険、 厚生年金基金保険(Ⅱ)の一般勘定(主契約)の責任準備金(保
険料積立金)を財源とした特別勘定への資金振替を行う場合には、資金振替に伴う一般勘
定の責任準備金の減少額に対し、振替調整金を一般勘定より徴収させていただきます(保
険料入金・受託金融機関間の移受管において一般勘定を経由して当社所定の日に特別勘
定へ振替られる場合を除きます)。
• 振替調整金については、「ご契約のしおり・約款」をご参照ください。
• 生命保険会社の業務または財産の状況の変化により、責任準備金および給付金等の削減
など、ご契約にあたってお約束した契約条件が変更されることがあります。
• 生命保険契約者保護機構の会員である生命保険会社が経営破綻に陥った場合、生命保険
契約者保護機構により保険契約者保護の措置が図られることがありますが、この場合にも、
ご契約にあたってお約束した条件が変更されることがあります。詳細については、生命保険
契約者保護機構までお問い合わせください。
(問い合わせ先)生命保険契約者保護機構 電話03(3286)2820
月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時~正午、午後1時~午後5時
ホームページアドレス http://www.seihohogo.jp/
契約内容の一部変更について
• 生命保険会社は、金利水準の低下その他の著しい経済変動などこの契約の締結の際に予
見しえない事情の変更または確定給付企業年金法もしくは同法にもとづく命令の改正また
は厚生年金保険法もしくは同法にもとづく命令の改正により特に必要と認めた場合には、保
険業法および同法にもとづく命令の定めるところにより主務官庁に届け出たうえで、保険料、
解約返戻金および責任準備金の計算の基礎を変更することがあります。この場合、変更日
の2か月前までにご契約者にその旨を通知します。
特別勘定特約のお申し込みに際して
• 特別勘定特約の申込みを行うに際しては「ご契約のしおり(契約締結前交付書面)」に記載さ
れている商品の仕組み・特徴・ご契約者の負うリスク等、保険契約者として理解しておくべき
内容について説明を受け、その内容について十分ご確認いただき、ご不明な点等は、必ず
当社担当者にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
保険契約の締結と生命保険募集人の権限
損失発生リスクとその発生理由
• 当社の担当者(生命保険募集人)は、お客さまと当社の保険契約締結の媒介を行う者であり、
保険契約締結の代理権はありません。したがいまして、保険契約はお客さまからの保険契
約のお申込みに対して、当社が承諾したときに有効に成立します。
• 特別勘定特約は、一般勘定(主契約)の責任準備金(保険料積立金)の一部を特別勘定で
運用し、この運用実績を直接、責任準備金(保険料積立金)に反映させる仕組みの商品です。
• 特別勘定は、国内外の公社債、株式等を運用対象とするため、「株価の下落」「金利の上昇
による債券価格の下落」「円高による外貨建資産価値の下落」等といった投資対象資産の価
格下落リスクは責任準備金(保険料積立金)の下落要因となります。資産運用の結果は、そ
の損失も含めてご契約者に帰属します。
• 経済情勢や運用成果のいかんにより高い収益を期待できる反面、元本(特別勘定に投入さ
れた保険料の合計額)の保証はなく、運用実績が元本を下回ることがあり、損失を生じる可
能性があります。
• 確定給付企業年金保険または厚生年金基金保険(Ⅱ)に、「市中金利に応じた解約調整金
等の計算に関する特則」が付加されている場合、振替調整金の額は市中金利に応じて変動
します。この場合、振替調整金は、10年利付国債の応募者利回りを指標として、「解約等申
し込み時の応募者利回り」が「過去5年間の平均応募者利回り」を上回る場合(金利上昇局
面等)に発生します。このため、適用時の金利状況によっては元本割れとなる可能性があり
ます。
共同取扱契約について
• 複数の生命保険会社による共同取扱契約の場合、当社は、当社の受託した積立金額に対
して保険契約上の権利を有し義務を負い、他の受託生命保険会社と連帯することはありま
せん。
当資料に関する留意事項
• 当資料に記載の年金制度、会計の取り扱い等の情報については、特に断りのない限り、
2015年10月現在の法令等にもとづいたものであり、将来的に変更されることがあります。
• 当資料におけるシミュレーションは、一定の前提条件にもとづく概算計算であり、計算結果を
お約束するものではありません。
• 当資料に関する権利は当社に帰属し、当資料の一部または全部の無断複写・複製、第三者
への開示を禁じます。
• 当資料は制度運営ご担当者さま向けに作成されたものであり、一般従業員さま(団体構成
員さま)へのご提示を目的としたものではありません。
• 当資料は当該商品の運用スタイル・運用手法に関するご説明を目的としたものです。
特別勘定資産保全措置について
• 特別勘定特約を付加した団体年金保険契約は、保険業法第118条第1項に定める運用実績
連動型保険契約に該当します。この保険契約の特別勘定にかかる部分については、生命保
険会社破綻時の更正手続きにおいて責任準備金を削減しない更正計画を作成することが可
能です。(実際に削減しないか否かは個別の更正手続きの中で確定することになります)。ま
た、この保険契約の特別勘定にかかる部分については、生命保険契約者保護機構の補償
対象契約からは除外されます。
28
手数料等
• 特別勘定特約に関する手数料(付加保険料)は、当社が引受けるご契約者の年金資産 (責
任準備金)のうち特別勘定部分の経過責任準備金を各口ランクごとの金額に分け (円貨建
株式口は1型・2型を通算)、それぞれに所定の手数料の率を乗じて得た金額の合計額を毎
年ご負担いただきます。以下の手数料率表については、経過責任準備金ランクの上限およ
び下限のみ記載しております。
• 手数料表において、経過責任準備金は保険契約ごとに下表のとおりとなります。
商品
確定給付企業年金保険特別勘定特約
厚生年金基金保険特別勘定特約
厚生年金基金保険(Ⅱ)特別勘定特約
経過責任準備金
特別勘定運用部分(各口)の月始時価平均残高
特別勘定運用部分(各口)の月央時価平均残高
■手数料率表
※手数料=各口の(経過責任準備金の各ランクに当たる金額×所定手数料率)の合計
※消費税は別途申し受けます。
※左記のほか、資産運用の過程で売買の際に発生する売買委託手数料や、売買委託手数料に関する消
費税に相当する金額、先物取引・オプション取引等に要する諸費用を運用費用の一部として間接的にご
負担いただきます。なお、売買委託先、売買金額等によって手数料率が変動する等の理由から、これら
の計算方法は表示しておりません。
※運用効率の観点等から投資信託による運用を行う場合、投資信託に係る信託報酬を運用費用の一部と
して間接的にご負担いただきます。なお、信託報酬については投資信託の運用会社や投資対象資産に
よって手数料率が異なる等の理由から、計算方法を表示しておりません。ただし、第2総合口および債券
総合口における私募投資信託の手数料については、私募投資信託の概要(後述)をご覧ください。
※左記の手数料には、一般勘定(主契約)の付加保険料、制度管理等にかかる各種業務委託費、年金数
理人費は含まれておりません。
●確定給付企業年金保険
●厚生年金基金保険(Ⅱ)
総合口
第2
総合口
債券
総合口
円貨建
公社債口
円貨建
株式口
1・2型
円貨建
株式口
ハ ゚ ッシフ ゙型
外貨建
公社債口
外貨建公
社債口為
替ヘッジ型
外貨建
株式口
外貨建
株式口
ハ ゚ ッシフ ゙型
外貨建
株式口
新興国型
短期
資金口
手数料上限 (1,000万円以下の部分)
0.600%
0.600%
0.590%
0.450%
0.700%
0.400%
0.750%
0.750%
0.800%
0.500%
0.800%
0.050%
手数料下限
0.220%
0.220%
0.210%
0.155%
0.230%
0.110%
0.230%
0.230%
0.240%
0.210%
0.240%
0.050%
総合口
第2
総合口
債券
総合口
円貨建
公社債口
円貨建
株式口
1・2型
円貨建
株式口
ハ ゚ ッシフ ゙型
外貨建
公社債口
外貨建公
社債口為
替ヘッジ型
外貨建
株式口
外貨建
株式口
ハ ゚ ッシフ ゙型
外貨建
株式口
新興国型
短期
資金口
(500億円超 の部分)
●厚生年金基金保険
手数料上限
(10億円以下の部分)
0.440%
0.440%
0.430%
0.330%
0.520%
0.400%
0.550%
0.550%
0.600%
0.500%
0.600%
0.050%
手数料下限
(500億円超 の部分)
0.220%
0.220%
0.210%
0.155%
0.230%
0.110%
0.230%
0.230%
0.240%
0.210%
0.240%
0.050%
「厚生年金基金保険特別勘定特約」について、1997年3月31日までに特別勘定特約が付加されている契約で、かつ1997年4月1日以降においても総合口(従来の特別勘定特約)のみで運用を行う場合
においては、特別勘定特約の1997年3月31日以前の従前の手数料体系が適用されます。ただし、総合口以外での運用を開始した場合は、その時点から総合口部分も含め、 上記の手数料体系が適用さ
れることとなります。
<厚生年金基金保険特別勘定特約の1997年3月31日以前の従前の手数料体系>
特別勘定特約の固有の保険事務費(手数料)は、以下の(1)(2)の合計額となります。
(1)掛金比例部分: 当社に払い込まれた主契約協定書に定める基本保険料のうち、特別勘定特約に係る基本保険料に0.5%を乗じて得た額。
(2)年金資産比例部分: 生命保険会社全体の経過責任準備金を下表の各ランクごとに対応する率を乗じた金額の合計額に、生命保険会社全体の経過責任準備金のうち当社の総合口部分の経過責任準
備金の割合を乗じて得た額。
※左記には消費税は含まれておりません。
生命保険会社全体の
年金資産比例部分の
※左記には主契約の固有の保険事務費は含まれておりません。
経過責任準備金ランク
各ランクごとに対応する率
※生命保険会社全体の経過責任準備金には一般勘定資産を含み、経過責任準備金の評価基準は一般勘定資産は
10億円以下の部分
0.370%
月央元本残高、特別勘定資産は月央時価残高としております。
10億円 超
50億円以下の部分
0.320%
50億円
100億円
500億円
1,000億円
2,000億円
超
100億円以下の部分
超
500億円以下の部分
超
1,000億円以下の部分
超
2,000億円以下の部分
超の部分
0.270%
0.220%
0.190%
0.170%
0.150%
29
<ご参考>確定給付企業年金保険、厚生年金基金保険、厚生年金基金保険(Ⅱ)における一般勘定(主契約)の付加保険料について
(1)確定給付企業年金保険
確定給付企業年金保険における一般勘定(主契約)に関する手数料(付加保険料)は、次の金額となります。
当社が引受けるご契約者の年金資産(責任準備金)のうち一般勘定部分の経過責任準備金(月始元本平均残高)をランクごとの金額に分け、それぞれに所定の手数料の率
(上限:0.575%、下限:0.150%) を乗じて得た金額の合計額。
(2)厚生年金基金保険
厚生年金基金保険における一般勘定(主契約)の手数料(付加保険料)は、次の①②の合計額となります。
①当社に払い込まれた主契約協定書に定める基本保険料のうち、一般勘定に係る基本保険料に0.5%を乗じて得た額。
②生命保険会社全体※の経過責任準備金に所定のランクごとに対応する率(上限:0.150%、下限:0.100%)を乗じた金額の合計額に、生命保険会社全体の経過責任準備金
(月央元本平均残高)のうち当社の一般勘定部分の経過責任準備金(月央元本平均残高)の割合を乗じて得た額。
※生命保険会社において、固有の保険事務費の算出を自社の主契約または特約の残高のみで行っている部分の資産は除きます。
(3)厚生年金基金保険(Ⅱ)
厚生年金基金保険(Ⅱ)における一般勘定(主契約)に関する手数料(付加保険料)は、次の金額となります。
当社が引受けるご契約者の年金資産(責任準備金)のうち一般勘定部分の経過責任準備金(月央元本平均残高)をランクごとの金額に分け、それぞれに所定の手数料の率
(上限:0.575%、下限:0.150%) を乗じて得た金額の合計額。
※消費税は別途申し受けます。
※上記の手数料には、制度管理等にかかる各種業務委託費、年金数理人費は含まれておりません。
30
特別勘定特約 第2総合口の投資対象について
第2総合口では、リスク分散を高度に行うために新興国国債、新興国株式、REIT(不動産投資信託証券)を投資対象とするため私募投資信託を用いて運用を行います。詳細は以下の通りとなります。
※以下記載の私募投資信託は、勧誘を目的としたものではありません。
ファンド名
運用方針
エマージング債券リスク抑制型(適格機関投資家限定)
①主としてエマージング債券パッシブ・マザーファンド受益証券に投資し、JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円換算ベース・為替ヘッジ
なし)の動きを概ね捉える投資成果を目指して運用を行います。
②原則として、マザーファンド受益証券の組入比率は高位を維持します。
③実質組入債券は、当初組入時において、S&PもしくはMoody‘sの外貨建て長期格付がBB-格もしくはBa3格以上を取得している債券とします。但し、両社が格付
を付与している場合には、どちらか低い方の格付を基準とします。また、当ファンドが実質的に保有する債券の格付が上記基準未満となった場合は、当該債券を速やか
に売却するものとします。
④実質外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
⑤信託財産の効率的な運用ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、有価証券先物取引等、スワップ取引、外国為替予約取引、金利先渡取引
および為替先渡取引を行うことができます。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
新興国国債
マザーファンド(ファンド名:エマージング債券パッシブ・マザーファンド)では以下の運用方針に則り運用を行います。
①主として新興国の債券に投資し、JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円換算ベース・為替ヘッジなし)の動きを概ね捉える投資成果を
目指して運用を行います。
②原則として、新興国の債券の組入比率は高位を維持します。
運用方針
【マザーファ ン ド】
③組入債券は、当初組入時において、S&PもしくはMoody’sの外貨建て長期格付がBB-格もしくはBa3格以上を取得している債券とします。但し、両社が格付を付
与している場合には、どちらか低い方の格付を基準とします。また、当ファンドが保有する債券の格付が上記基準未満となった場合は、当該債券を速やかに売却するも
のとします。
④外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
⑤信託財産の効率的な運用ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、有価証券先物取引等、スワップ取引、外国為替予約取引、金利先渡取引
および為替先渡取引を行うことができます。
⑥ファンドの資金動向、市況動向等に急激な変化が生じた場合、ならびに純資産総額が運用に支障をきたす水準となった場合等、やむを得ない事情が発生した場合に
は、上記のような運用ができない場合があります。 ファンド名
新興国株式
エマージング株式ダイバーシファイド・インカム・プラス・ファンド(適格機関投資家限定)
①主として海外の金融商品取引所に上場している株式に投資し、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)を上回る運用
効率(リスク調整後リターン)にて信託財産の成長を図ることを目的として、積極的な運用を行います。
②運用にあたっては、独自の定量モデルを活用した投資対象のインカム面での魅力度を測定し、最適化手法によりポートフォリオを構築することで、安定的な収益の獲
得をめざします。
③ポートフォリオの構築にあたっては、地域、業種、銘柄等の分散を行います。
運用方針
④株式の組入比率は、原則として高位を維持します。ただし、市況動向の急激な変化が生じたとき等やむを得ない事情が発生した場合には、株式組入比率を引き下げ
る場合があります。
⑤外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
⑥信託財産の効率的な運用ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、有価証券先物取引等、スワップ取引、金利先渡取引および為替先渡取引
を行うことができます。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
31
ファンド名
REIT
運用方針
グローバルリート・ダイバーシファイド・インカム・プラス・ファンド(適格機関投資家限定)
①日本を含む世界各国の金融商品取引所に上場する不動産投資信託証券に投資し、S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)を上
回る運用効率(リスク調整後リターン)にて信託財産の成長を図ることを目的として、積極的な運用を行います。
②運用にあたっては、独自の定量モデルを活用し投資対象のインカム面での魅力度を測定し、最適化手法によりポートフォリオを構築することで、安定的な収益の獲得
をめざします。
③ポートフォリオの構築にあたっては、地域、銘柄等の分散を行います。
④不動産投資信託証券の組入比率は、原則として高位を維持します。ただし、市況動向の急激な変化が生じたとき等やむを得ない事情が発生した場合には、不動産
投資信託証券の組入比率を引き下げる場合があります。
⑤外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
⑥信託財産の効率的な運用ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回避するため、有価証券先物取引等、スワップ取引、金利先渡取引および為替先渡取引を
行うことができます。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
信託報酬
ファンド監査
発行会社
販売会社
受託銀行
共通事項
ファンド
関係者
各ファンドの純資産総額に対して、年率0.0648%(税抜0.06%)
(内訳) 委託会社 年率0.0108%(税抜0.01%) 販売会社 年率0.0108%(税抜0.01%) 受託会社 年率0.0432%(税抜0.04%) ※消費税率:8%で算出 PwCあらた監査法人 DIAMアセットマネジメント株式会社
みずほ信託銀行株式会社
みずほ信託銀行株式会社 (再信託受託会社:資産管理サービス信託銀行株式会社)
①DIAMアセットマネジメント株式会社 住所:東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
役割:信託財産の運用指図、基準価額の算出等
資本関係:関連法人等 人的関係:有(役員等:2人、左記以外:0人)
②みずほ信託銀行株式会社 住所:東京都中央区八重洲一丁目2番1号 役割:販売の取扱い、信託財産の保管・管理等
資本関係:無 人的関係:無
③資産管理サービス信託銀行株式会社 住所:東京都中央区晴海一丁目8番12号
役割:みずほ信託銀行株式会社より、信託事務の一部を受託
資本関係:関連法人等 人的関係:無
*資本関係、人的関係は当社との関係を記載しており、2015年8月末時点のものです。資本関係は、保険業法等で規定される記載事項について、併せて人的関係は、
当社職員の中でファンド関係者にて兼務している役職員を記載しております。なお、役員等は、取締役(社外取締役除く)、会計参与、監査役、執行役、会計監査役を表 評価方法
します。
①価格の算出方法
信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た信託財産の資産総額から
負債総額を控除した金額を、計算日における受益権口数で除して算出します。外貨建資産(外国通貨表示の有価証券、預金、その他の資産をいいます。)の円換算に
ついては、原則としてわが国における計算日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算します。予約為替の評価は、原則としてわが国における計算日の対顧客先物売
買相場の仲値によるものとします。
②報告頻度・・・日次(営業日)
③報告方法・・・株式会社野村総合研究所のFundWeb Transfer から自動配信
32
特別勘定特約 債券総合口の投資対象について
債券総合口では、リスク分散を高度に行うために先進国国債(日本含む)、新興国国債、グローバル社債を投資対象とするため私募投資信託を用いて運用を行います。詳細は以下の通りとなります。
※以下記載の私募投資信託は、勧誘を目的としたものではありません。
ファンド名
運用方針
高格付グローバル債券スマートインカム戦略ファンド(適格機関投資家限定)
①主として、「高格付グローバル債券スマートインカム戦略マザーファンド」受益証券への投資を通じて、各国の国債に実質的に投資します。
②マザーファンドの投資比率は、原則として高位を維持します。
③実質外貨建て資産については、原則として為替をヘッジします。ただし、ファンド資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
マザーファンド(ファンド名:高格付グローバル債券スマートインカム戦略マザーファンド)では以下の運用方針に則り運用を行います。
①各国の国債への投資を通じて、インカムゲイン及びキャピタルゲインの獲得を目指します。
・ 日本国債および格付けがAA-格以上の日本を除くシティ世界国債インデックス構成国の国債を投資対象とします。
・ ただし、利子等に源泉徴収税が課される国および、通貨規制がある国は投資対象から除く場合があります。
②組入れ銘柄比率は以下の手順で決定します。
・ 上記対象国の国債をDIAMが独自に決定した年限ゾーンに分け、各年限ゾーンで各国の「投資魅力度」(※1)を算出。
先進国国債
運用方針
【マザーファ ン ド】
・ 各年限ゾーン内にて、各国の「投資魅力度」をもとに、国別配分ウェイトを算出。
・ 各年限ゾーンの「投資魅力度」をもとに、各年限のウェイトを決定。
(※1)「投資魅力度」とは、DIAMが独自に計算する指標です。具体的には、利回り、ロールダウン収益、金利変動等を基準として計算します。
③投資対象国及び国別年限別配分比率は原則として月に一回見直しを行います。但し、保有する債券の信用リスクが高まった場合や、投資対象としての流動性等が大
きく低下したと判断される場合には、上記にかかわらず配分比率を見直す場合があります。
④外貨建て資産については原則として対円での為替ヘッジを行います。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
ファンド名
エマージング投資適格債券ファンド(為替フルヘッジ)(適格機関投資家限定)
①主として、米ドル建て新興国国債への投資を行います。
・ J.P.モルガンEMBIプラス・投資適格インデックスを構成する新興国国債を投資対象とします。
・ 当初債券組入時において、債券格付けがMoody’s社、S&P社のいずれか一社でBaa3またはBBB-以上の格付けを有する債券を投資対象とします。なお、保有期間中
に上記格付け条件を満たさなくなった場合には、原則として速やかに売却します。
②新興国国債の投資比率の決定にあたっては、原則としてJ.P.モルガンEMBIプラス・投資適格インデックスのうち投資対象とする国の構成比率に応じて投資比率を決定
新興国国債
運用方針
します。
・ ただし、信用リスクが高まる兆候にある国については、CDSフィルタリング(※)を適用することで投資対象から除外します。
※ CDSフィルタリングとはDIAM独自の定量モデルであり、CDSの水準が一定の基準を上回った銘柄を投資対象から除外するものです。
③新興国国債の組入比率は、原則として高位を保ちます。
④新興国国債等の運用にあたっては、DIAM U.S.A.,Inc.に運用の指図に関する権限の一部を委託します。
⑤外貨建て資産については、原則として為替フルヘッジを行います。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
33
ファンド名
運用方針
グローバル投資適格社債ファンド(為替フルヘッジ)(適格機関投資家限定)
①主として、「米国投資適格社債ファンド・マザーファンド」受益証券、「欧州投資適格社債ファンド・マザーファンド」受益証券およびアジア通貨建て社債への投資を通じ
て、欧米およびアジアの投資適格社債に実質的に投資します。
・ アジア通貨建て債券に投資する場合、原則として社債への投資を行いますが、アジア通貨建ての国債、政府機関債、国際機関債等に投資する場合もあります。
・ アジア通貨建て債券に投資する場合、当初債券組入時において、債券格付けがMoody’s社、S&P社、Fitch社のうち、少なくともいずれか一社でBaa3またはBBB-以上
の格付けを有する債券を投資対象とします。なお、保有期間中に上記格付け条件を満たさなくなった場合には、原則として速やかに売却します。
②マザーファンドおよびアジア通貨建て社債等の投資比率は、原則として高位を維持します。
③実質外貨建て資産については、原則として為替フルヘッジを行います。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
マザーファンド(ファンド名:米国投資適格社債ファンド・マザーファンド)では以下の運用方針に則り運用を行います。
①主として、米ドル建て社債への投資を通じて、中長期的な信託財産の成長を目的として、積極的な運用を行います。
・ 原則として社債への投資を行いますが、米ドル建ての国債、政府機関債、国際機関債等に投資する場合もあります。
・ 当初債券組入時において、債券格付けがMoody’s社、S&P社、Fitch社のうち、少なくともいずれか一社でBaa3またはBBB-以上の格付けを有する債券を投資対象と
します。なお、保有期間中に上記格付け条件を満たさなくなった場合には、原則として速やかに売却します。
グローバル
社債
運用方針
②ボトムアップ・リサーチに基づく個別銘柄選択とマクロ経済分析に基づくトップダウン・アプローチによる業種ウェイト判断を通じて、超過収益の確保を目指します。
③社債等の組入比率は、原則として高位に保ちます。
④社債等の運用にあたっては、DIAM U.S.A.,Inc.に運用の指図に関する権限の一部を委託します。
⑤組入外貨建て資産については、原則として対円での為替ヘッジは行いません。
⑥バークレイズ米国クレジット・インデックス(円ベース、為替ヘッジなし)を上回る投資成果をめざします。
⑦ポートフォリオ全体の加重平均デュレーションは原則としてベンチマーク対比±0.5年以内とします。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
【マザーファ ン ド】
マザーファンド(ファンド名:欧州投資適格社債ファンド・マザーファンド)では以下の運用方針に則り運用を行います。
①主として、ユーロ建てもしくは英ポンド建て社債への投資を通じて、中長期的な信託財産の成長を目的として、積極的な運用を行います。
・ 原則として社債への投資を行いますが、ユーロ建てもしくは英ポンド建ての国債、政府機関債、国際機関債等に投資する場合もあります。
・ 当初債券組入時において、債券格付けがMoody’s社、S&P社、Fitch社のうち、少なくともいずれか一社でBaa3またはBBB-以上の格付けを有する債券を投資対象と
します。なお、保有期間中に上記格付け条件を満たさなくなった場合には、原則として速やかに売却します。
②ボトムアップ・リサーチに基づく個別銘柄選択とマクロ経済分析に基づくトップダウン・アプローチによる業種ウェイト判断を通じて、超過収益の確保を目指します。
③社債等の組入比率は、原則として高位に保ちます。
④社債等の運用にあたっては、DIAM International Ltdに運用の指図に関する権限の一部を委託します。
⑤組入外貨建て資産については、原則として対円での為替ヘッジは行いません。
⑥バークレイズ汎欧州クレジット・インデックス(ユーロおよび英ポンド建てのみ、円ベース、為替ヘッジなし)を上回る投資成果をめざします。
⑦ポートフォリオ全体の加重平均デュレーションは原則としてベンチマーク対比±0.5年以内とします。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
34
信託報酬
ファンド監査
発行会社
販売会社
受託銀行
共通事項
ファンド
関係者
各ファンドの純資産総額に対して、年率0.0648%(税抜0.06%)
<内訳> 委託会社 年率0.0108%(税抜0.01%) 販売会社 年率0.0108%(税抜0.01%) 受託会社 年率0.0432%(税抜0.04%)
※消費税率:8%で算出
PwCあらた監査法人 DIAMアセットマネジメント株式会社
みずほ信託銀行株式会社
みずほ信託銀行株式会社 (再信託受託会社:資産管理サービス信託銀行株式会社)
①DIAMアセットマネジメント株式会社 住所:東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
役割:信託財産の運用指図、基準価額の算出等
資本関係:関連法人等 人的関係:有(役員等:2人、左記以外:0人)
②みずほ信託銀行株式会社 住所:東京都中央区八重洲一丁目2番1号
役割:販売の取扱い、信託財産の保管・管理等
資本関係:無 人的関係:無
③資産管理サービス信託銀行株式会社 住所:東京都中央区晴海一丁目8番12号
役割:みずほ信託銀行株式会社より、信託事務の一部を受託
資本関係:関連法人等 人的関係:無
*資本関係、人的関係は当社との関係を記載しており、2015年8月末時点のものです。資本関係は、保険業法等で規定される記載事項について、併せて人的関係は、
当社職員の中でファンド関係者にて兼務している役職員を記載しております。なお、役員等は、取締役(社外取締役除く)、会計参与、監査役、執行役、会計監査役を表 します。
①価格の算出方法
評価方法
信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た信託財産の資産総額から
負債総額を控除した金額を、計算日における受益権口数で除して算出します。外貨建資産(外国通貨表示の有価証券、預金、その他の資産をいいます。)の円換算に
ついては、原則としてわが国における計算日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算します。予約為替の評価は、原則としてわが国における計算日の対顧客先物売
買相場の仲値によるものとします。
②報告頻度・・・日次(営業日)
③報告方法・・・株式会社野村総合研究所のFundWeb Transfer から自動配信
当資料の運用商品に関する記載は、確定給付企業年金保険特別勘定特約、厚生年金基金保険および厚生年金基
金保険(Ⅱ)の特別勘定特約の概要を記載したものであり、ご契約にかかるすべての事項を記載したものではありま
せん。ご契約の際には「ご契約のしおり」、「約款」を必ずお読みください。
35