広島市地域子育て支援拠点事業(公募型常設オープンスペース) 設置・運営団体募集に係る質疑及び回答 広島市こども未来局こども・家庭支援課 [1 提出書類及び申請書の記載方法について] Q1 申請団体の概要書(様式 1) 「担当者氏名」は、団体の担当者とひろばの担当者のどちら を記入すればよいか。 A1 いずれでも構いませんが、本市からの応募申請書類に関する問い合わせに対応可能な方 の氏名を記入してください。 Q2 様式 1 の「活動目的」 「主な活動範囲」 「活動実績」とは、事業が多分野にわたる法人の 場合、保育事業関係の内容で記載して良いか。 A2 保育事業に関係のある活動について記載してください。 なお、法人全体の事業概要がわかる資料を添付してください。 Q3 法人でいくつかの部門に分かれているが、公募要領P4『第4-1 提出書類』の『⑪ 法人又は団体代表者の経歴書』の「代表者」とは、法人の代表者になるのか、あるいは部 門長、それとも実際に運営する部署の責任者ということになるのか。 また、 『⑫役員名簿』の「役員」とは法人役員なのか、それとも部門や実際に運営する部署 の役員ということになるのか。 A3 代表者は法人の代表者、役員は法人役員になります。 なお、実際の運営を担当する部門・部署名及びその代表者、役員名がわかる資料につい ても添付をお願いします。 Q4 「子育てアドバイザー」の経歴は拠点責任者分という考えで良いか。また、やむをえな い事情により書類提出後の変更は認められるか。 A4 子育てアドバイザーは、公募型常設オープンスペースの事業に従事する専任者を言い、 公募要領のP2『第 2-3 運営要件』において、常時2名以上配置することとしていま す。 1 そのため、 「子育てアドバイザー経歴書」については、責任者分だけでなく、ひろばで の従事を予定する全ての者を対象として提出をお願いします。予定を含んだ「子育てア ドバイザー経歴書」の提出ですので、従事者の変更はできます。 Q5 収支計画書(様式7)の支出項目の「光熱水費」について、申請時点では、どのくらい かかるのかが想定できないが、どのように記載すればよいか。 A5 申請時点での予定として記載していただければ構いませんが、事業開始後の執行額が当 初予算とかけ離れてしまうと、運営が厳しくなる可能性があります。 必要に応じて、事業者に問い合わせるなど、出来る限り実態に即した額を計上するよう に努めてください。 [2 運営団体について] Q6 運営団体について、法人格もなく、規約などもなく、メンバーも2人しかいないのだが、 申請は可能か。 A6 法人格を持たない任意団体の場合でも、規約、会則等の定めがあり、責任者及び団体の 意思が明確であれば、申請自体は可能です。 Q7 新規の団体を作って申請したいと思っている。その場合、旧団体の活動実績等も引き継 がれるのか。 A7 団体が異なる以上、旧団体の活動実績等が当然に引き継がれるものではありません。 ただし、旧団体の活動ということを明記した上で、申請団体の概要書(様式1)の「こ れまでの主な活動実績」に記載していただくことは可能です。 [3 運営要件について] Q8 「開設時間5時間」は10時から15時の設定でよいのか。また、担当職員の休憩時間 は5時間の中で交代により取るのか。 A8 運営時間に関しては、設置地域の実情に応じて、ニーズの高い時間帯を勘案して設定し てください。また、専任者の休憩時間についても、人員配置等を考慮した中で設定いただ いて構いません。 2 なお、休憩時間取得のために利用を制限する時間帯がある場合や、運営要件として示さ れている「2名以上の専任者(うち1名は保育士資格を有する者)」が確保できない時間 帯がある場合には、当該時間帯は運営時間に含まれませんのでご注意ください。 [4 施設要件について] Q9 施設面積について、利用者の使用場所に限るのか、事務スペースも含めて考えるのか。 また、様式2『2-⑸-② 施設の要件(40~50 ㎡)以上のオープンスペースを確保する ことへの対応』について記載するよう求められているが、どのような対応を指すのか。 A9 公募要領のP2『第 2―4 施設要件』の⑴は、10組程度の乳幼児とその保護者が一 度に集える交流スペースとして、概ね 40~50 ㎡程度の広さを確保することを求めてい ます。 施設内に事務スペースを設けること自体に問題はありませんが、上記施設要件の趣旨を 踏まえ、補助事業を実施するうえで支障のない物件を選んでください。 このほかにも、授乳コーナーやベビーベッドの設置スペース、相談や助言のできるスペ ースなど、利用者の快適性に配慮したスペースが必要と見込まれますので、これらの設置 に向けた対応についても併せて記載してください。 Q10 子供用のトイレは大人用の便器の補助具を設置する、もしくは用意しておくという対応 で良いか。子供用のトイレを改修工事までしてする必要がないという認識で良いか。 A10 乳幼児が利用しやすい設備であれば、大人用の便器に補助具(幼児用便座等)を設置 する方法でも構いません。 [5 設置・運営について] Q11 2名以上の子育てアドバイザーの配置について、午前の者、午後の者など複数人による ローテーションでの対応は認められるのか。また、これに伴う人件費については、時給に よる支払及び精算が認められるのか。 A11 公募要領のP2『第 2―3 運営要件』の ⑵専任者の配置については、午前、午後の 分割等によるローテーション勤務が可能です(また、人件費の時給による支払及び精算も 可能です。 ) 。 ただし、利用者に対し、安定的な対応が図れるよう、曜日や午前・午後の配置について は、出来る限り一定した勤務体制を図ってください。 3 Q12 子育てアドバイザーの配置にあたり、専任者として雇用保険等の手続きが必要か。 A12 子育てアドバイザーの配置は、運営団体との雇用契約に基づくものであることから、 それぞれの雇用形態及び条件等を確認し、雇用保険等を所管する公共職業安定所等に手続 き内容等の詳細を確認した上で、必要な措置を行ってください。 Q13 すでにある建物内のスペースの一部をオープンスペースとして使用する予定としてい るが、光熱水費は使用する施設面積に応じて配賦してよいのか。 A13 オープンスペースで光熱水費の加入契約が個別に行えない場合、基本的には御質問の とおり、使用面積に応じて経費を按分していただく必要があります。 ただし、既存施設の規模や用途によって、按分額が実態が大きく異なる場合には、配分 方法を検討していただく場合があります。 Q14 自宅でオープンスペースを開設した場合の開設場所の賃料について、団体と個人間での 賃貸借契約に基づき、妥当な金額の設定することで賃料として計上することは可能か。 A14 一般的に妥当と認められる金額で賃貸借契約を交わしている場合は可能です。 Q15 補助対象経費のうち、消耗品費(運営費補助)と備品購入費(開設時経費補助)は何に より区分すべきなのか。 A15 運営費補助の対象となる「消耗品」は、使用により消費・滅失するものを想定してい ます。複数年にわたり、その使用に耐えられる物品については、 「備品」となります。 また、金額による基準として、本市では、一品の取得価格が2万円以上のものを備品と 市、2万円未満のものを消耗品としています。 なお、備品購入費は、開設時経費として初回のみ補助します(運営費補助の対象となっ ておりません)ので、開設時以降、2万円以上の備品については、原則としてリース又は レンタルでの対応を検討してください。ただし、購入する以外の方法がないと認められる 場合に、本補助金以外の収入(利用料等の自主財源)からの支出は可能です。 Q16 施設用に携帯電話を新規に購入し使用したいと考えているが、補助対象経費に含めるこ とができるのか。また、経費の分類はどのようになるのか。 4 A16 オープンスペースの代表電話として専用で使用される場合に、毎月必要な経費(基本 料や通話料)は運営費補助(通信費)の対象となります。ただし、母体団体やオープンス ペース責任者個人の使用と併用される場合は、対象外となります。 また、購入時に一括で支払う経費(端末購入代金等)については、開設時経費補助の対 象となります。 なお、携帯電話の契約形態が多様ですので、一時的に必要となる経費でも、保証金のよ うな解約時に返還される性質の経費については、対象外となります。 Q17 新規に施設を借り受ける場合には敷金が必要となるが、敷金は補助対象経費になるの か。 A17 公募要領のP3『第 3-1 補助の種類と補助対象経費』の家賃補助及び開設時経費補 助のいずれも対象になりません。 施設の賃貸借に伴う「敷金」については、最終的には借主に返還される経費になります ので、対象としていません。自主財源等による対応をお願いします。 Q18 授乳スペースを設ける予定としているが、施設に授乳スペースとしてカーテンで仕切る 場合の施工費について、開設時経費に含められるのか。 A18 施設の一部を授乳スペースにするため、カーテンで仕切るための経費は、開設時経費 補助(居室等設営費)の対象となります。 [6 その他] Q19 販売管理費は見込んでよいのか。また、どのレベルで利益を出してはならないのか。 A19 販売管理費といった経費は、どの補助対象区分にも該当しませんので計上できませ ん。事業の運営に当たり、公募要領のP1『第1―2 事業内容』の実施は、営利を目的と していません。 Q20 年度末に会計監査などはあるのか。 A20 設置・運営団体に選定され、補助金の交付を受けた場合は、年度末に当該事業に係る 収支決算書や支出の根拠となる領収証書等の帳簿書類の提出が必要です。 5 Q21 「会費」とは登録料、 「利用料」とは施設利用料のようなイメージで良いか。 A21 お見込みのとおりです。 事業実施に必要な経費の一部について、利用料や会費として徴収することは可能です。 ただし、金額の設定は実費相当額の範囲内とし、利用者への過度な負担とならないよう 配慮をお願いします。 参考として、既存の公募型常設OSは、いずれも1日1家族100円の利用料(運営協 力費)を徴収しています。そのほか、講座を実施する際などに、利用者から実費(材料費 等)を徴収している施設があります。 Q22 子育て支援の一環として付加的事業( 「一時預かり事業」等)を実施した場合、補助対 象となるか。 A22 公募要領P1『第1-2 事業内容』に記載しておりますが、広島市地域子育て支援拠 点事業等補助金交付要綱第4条第2項では、「基本事業」に加えて、一時預かり事業等の 「付加的事業」が実施できる旨定めておりますが、付加的事業の実施に対しては、基本事 業を継続的かつ安定的に実施している既存の実施団体を対象として、実施を決定していま す。 そのため、「付加的事業」の実施については、今回の募集及び補助の対象とはなりませ んのでご注意ください。 なお、補助事業と収支を明確に区分するなど、一定の条件を守っていただいたうえであ れば、実施団体の自主事業として実施することは可能です。条件については、自主事業の 内容により相違しますので、予め本市と協議してください。 基本的には、次の事項に留意してください。 ・運営時間外に実施すること ・実施方法、内容等について、補助事業の目的・趣旨に沿うこと ・自主事業について、ホームページやチラシなどのPRについて、広島市の地域子育て 支援拠点事業と混同、誤認するような広報、周知を行わないこと ・収支を明確に区分して管理すること 特に光熱水費の管理に関しては、区分が困難になることが予測されるため、広島市と の十分な協議を要すること ・利益、収益を目的とした自主事業は制限されること Q23 オープンスペース実施場所を、開催時間外に貸し出すことは可能か。 また、その場合、開催時間外の収支は、どのようにすればよいか。 6 A23 オープンスペース開催時間外に設置運営場所を利用する場合は、オープンスペースと 同一の場所であることから、市民の方々から見て補助事業の信頼性を失う又は事業に支障 を及ぼすことのないよう留意してください(自主財源づくりは不可) 。 また、物件を貸し出す場合は、賃貸人との賃貸借契約においても問題がないか、十分に 確認を行っていただく必要があります。 以上を前提として、子育てサークル等の子育て支援に関わる団体の活動促進等、地域に おける子育て支援を目的として設置運営場所を貸し出す場合は、可とします。 ただし、貸し出しに伴い、利用料を徴収する場合は、施設の借上げに係る経費に対して 家賃補助を実施していることに十分留意し、利用料の設定についても、あくまで施設管理 に必要な人件費や光熱水費等の実費相当額(利益を伴わない金額)の範囲内としてくださ い。 詳細については、設置運営団体として選定された後、本市と協議を行ってください。 なお、以上のような条件を満たしたうえで、オープンスペース開催時間外に実施団体等 が実施する自主的な事業については、補助事業とは明確に区分した自主事業として、オー プンスペースの収支とは切り分けてください。 Q24 オープンスペース実施場所で障害者地域作業所のパンなどを売りたいと考えている。そ うした物販は行っても良いのか。 A24 オープンスペース事業の趣旨・目的、事業内容に沿うものであれば、物販等を行い、 売り上げを収入にしていただくことは可能ですが、特定の商品を利用者に勧誘するなど、 営業行為と誤解されかねない販売は認められません。実施にあたっては、事前に相談して ください。 Q25 オープンスペース実施場所において、利用者が手作り食品を作ったりすることは問題な いか。 A25 「子育て及び子育て支援に関する講習」として実施する分には営業行為には当たらな いと考えられますが、衛生管理面での不安があるため、必ず事前に保健所など本市関係機 関にお問い合わせください。 7
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